【ビデオ】しなりは動く順番で決まり

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
2019.07.21
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「しなりは動く順番で決まり」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

体やシャフトをしならせてそのしなり戻りを使うことが、
気持ち良くスイングする要です。

そして、体をうまくしならせるためには
なにが必要かというと。。。

(続きはビデオにて)

しなりは動く順番で決まり

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190721/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

セットアップの準備

体をうまくしならせるためには、
セットアップで色々準備することが大切です。

そのため、しなりのためにはまずは
セットアップでチェックするべきことをしっかり頭に入れておいて、
必ず確認したいものです。

今回はセットアップでしなる形をつくることができたとして、
スイングで動き始めたときにどうすれば
しなりを手に入れやすくなるのかを詳しく見てみたいと思います。

手ではなく脚を使って動き始める

体だけではなくシャフトもしならせるためには、
動く順番を意識することがかなり重要です。

同じ硬さの物でも、長くなるほどしなりやすいです。

そして、実はヘッドから足元までは
サンド・ウェッジでも3mぐらいはあります。

ゴルフは前傾しているので分かりにくいのですが、
思ったよりもかなり長いと思いませんか。

ドライバーではもっと長くなります。

こんなに長いものなら、端から動けば全体がしなってくれます。

手先で動くほど、体はしなることはできません。

そういった意味でもバックスイング開始で
足の裏から動くぐらいのつもりで、手ではなく脚を使って動き始めることは
良いしなりを簡単につくるための要です。

脚を使って動き始めるための具体的な動き方

バックスイングでは右足の母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
骨盤の前傾角度を維持する程度に右股関節を入れたまま
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込むみます。

右脚を長くする動きで腰の右サイドを斜め上にあげ、
左脚は力を抜いて重りにして左腰が右斜下に向かって落ちてくるようにすれば、
腰から上は前傾角度を維持して右ターンします。

まさに、バックスイング開始で左股関節で
神経がプッツンと切られたイメージで、
左脚全体を重りにすることで右脚の動きが助長されます。

セットアップでは両脚で地面を踏んでいた状態から、
左脚で地面を踏めなくすることで右脚は体が下に落ちてしまわないために
地面を縦に踏んで支えようとします。

そうすることで、自然に右脚が上手く地面を踏む動きができます。

結果として、右股関節は前傾角度を保つ程度には入れたままですが、
右膝が伸びきる頃にはクラブはここにしかこないというところに運
ぶことができます。

まずは、バックスイングでしっかり下半身から動くようにしてみましょう。

そうすれば、ヘッドが置いていかれることで
上半身はバッチリしなり始めます。

切り返しまでの上半身の動き

バックスイング開始から切り返しで
上半身はどうしていれば良いかとなると、コックだけは意識的に入れますが
後は単に下半身の動きを受けてそれに従うだけです。

下半身から動いたバックスイングができれば、
骨盤から上の体幹が回転します。

体幹が回転すれば、体幹にくっついている腕や
その先のクラブが振られます。

そして、腕とシャフトという長い物の先にあるヘッドが、
まあまあの勢いで動き始めます。

後は、ヘッドの重さにつられるようにヘッドの動きを
できるだけじゃましないことをイメージして、
腕の動きを使ってヘッドの動きをサポートします。

セットアップで右肘の内側であるえくぼが上を向くように、
右肘を少し曲げて余裕を持たせます。

そして、バックスイングで上半身が自ら出す力は
親指側へ折れるコックだけで、あとはクラブがおいていかれないで
それに耐える「受ける力」だけす。

下半身を使い切ってからは、ヘッドの勢いで右肘が曲げさせられてきます。

腕で右方向へクラブを振らなくても、
コックを曲げヘッドの勢いで右肘が曲げさせられれば
骨格の構造でクラブは勝手に右肩の斜め上方向へ動きます。

その骨格の構造にまかせるだけにすることが、
スイングを簡単な動きにするために重要です。

切り返しでは、腕とクラブが重力で下に落とされる力に任せます。

そうすることで、手首のコックが
胸の高さ辺りまで深くなりながら降りてきます。

ここまでの動きができれば、エネルギーをじっくり溜めて
それを一気に吐き出す最高に飛ばすための準備ができたことになります。

そして、ここまでにコック以外は上半身では
クラブの動きを支える以外の力を、
まったく使っていないことがお分かりでしょうか。

クラブを支える力というのは、
セットアップではセットしたクラブが倒れてしまわない程度の力、
動き出したクラブを動きたい方向へ支えてあげる程度の力です。

どこへクラブを持って行こうとするのではなく、
下半身の動きで振られ始めてクラブが動きたい方向へ動けるように、
少しだけサポートしてあげる感じです。

この感じは、ヘッドが一番最後に動くようにすると
わかりやすくなります。

ボールを打たなくても良いので、
本気でヘッドが一番最後に遅れて動き出すバックスイングを
やってみましょう。

ヘッドが動き始めてからは上半身は下半身の力を受けて
ヘッドの動きをサポートするだけで、
自らは何もしないイメージが最高のショットを生みます。

それを真逆でバックスイングではクラブをここにこう引こう、
トップではクラブはここにあげようでは
本当の体のしなりを使ったショットなんてできるはずはありません。

さらに、上半身の動きを頭で考えてああしようこうしょうとするほど、
下半身はその反作用で動けなくなることはさることながら、
意識も下半身から離れていってしまいます。

まずは、セットアップからクラブをやっとで支える力だけを使って
手首と肩をリラックスさせて、しっかり下半身の動きを意識しましょう。

そうすれば体がしなるという感じをショットでも感じられる日も、
もうすぐそこに見えてきます。

切り返しでの下半身の動き

次にヘッドがトップに向かう切り返しの最中に、
下半身はどのように動けば良いしなりのための
下半身の先行動作ができるのか見てみましょう。

トップに向かう切り返しでも、バックスイング同様下半身から動きます。

ところが、下半身から動こうとして
いきなり腰をまわそうとしては良いことはひとつもありません。

ここが重要です。

脚が動いていないとしっかり脚を動かそうとすると、
ほぼ次のような動かしかたになります。

ダウンスイング開始で腰をいきなり回そうとして、
右膝が体の正面方向へ出る右膝外回りになります。

誰でも腰を水平に回そうとすると、
右腰を体の正面方向へ動かそうとします。

それが、右膝が体の正面方向へ出てしまう動きを誘発します。

右膝外回りでは地面に対して横方向への力を出すことになるため、
大きなパワーを発揮できません。

そして、トップからいきなり腰が左にターンすることで、
手元がボール方向へ出ます。

そうすると、インパクト面に対して手元が浮いた形となり、
インパクト面に手元とヘッドが乗るタイミングが遅れます。

そしてさらに悪いことに、ヘッドスピードが速くなったタイミングで
ヘッドをインパクト面に乗せる難しい作業が必要となります。

トップに向かう切り返しで両脚で地面を踏もうとするとか、
左膝をセットアップのところに戻そうとすれば
自然に下半身先行ができます。

両脚で地面を踏む動きは、両脚ジャンプする体勢をイメージして
しっかり両脚で地面を踏もうとすれば良いです。

ここで、無理に力を出して何かしょうとする必要はありません。

パワフルなスイングためには、まずは下半身でパワーを地面に対して
しっかり伝えることができる体勢を、
切り返しからダウンスイング序盤で作ることが大切です。

そうすればヘッドを早い段階でインパクト面に乗せることができて
スイングが簡単になるばかりか、ボールヒットに向かって
下半身で最高にパワーを発揮できます。

また、この両脚で地面を踏める体勢に入るためには、
それほど力を使う必要はありません。

重力が仕事をしてくれます。

バックスイングでは体のターンで背骨の前側の重い内臓や両腕、
トータールでは何十キロもある重さの部分が右斜め上にあがってきています。

それを、ただ単に下に落としてセットアップのポジションに戻そうとすれば、
腰から上は自然にゆったりと左にターンしてきます。

重力が加勢してくれて、腰は勝手にセットアップのポジションまで
戻ってくれることを信じましょう。

また、この切り返しのタイミングで
上半身から目一杯クラブを振ろうとしてしまうと、
重力は感じられなくなります。

上半身の動きの反作用で下半身の動きは邪魔されてしまい、
下半身は両脚で地面を踏める体勢を作る正しい動きが
できなくなってしまいます。

本能は下半身を正しく動かす方法を知っているのに、
本当にもったいないばかりです。

力ではなく動く順番と重力などを最大に利用することで、
体とクラブを下半身の動きでしならせる準備が整います。

まずは1回のスイングを20秒以上かけて行う、
ゆっくりシャドースイングでセットアップの確認から
ダウンスイング序盤での両脚で地面を踏むところまでやってみましょう。

追伸:『大森睦弘の飛ばし道場 技・二八〇』公開中

私の新プログラムが、期間限定で公開中です。

詳細はコチラをクリック!

飛距離アップの教材となりますが、
まさに今日、しなりでご紹介していることを
詳細にお伝えしています。

ですのでもし、今日の話が
イマイチ飲み込めていないのであれば。。。

7/24(水)までの期間限定の公開ですので、
どうぞこの週末、今日のうちにご覧になっておいてください。

今だけの特別プレゼントもご用意しています。

続きはコチラをクリック!
 
 

では、また。
 

The following two tabs change content below.
大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
カテゴリー: セットアップ, トップ, バックスイング, ビデオ, 新着ビデオ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

コメントを書く

投稿コメントの反映までは、3営業日ほどお時間がかかる場合がございます。

おすすめ商品

Z3 SOFT クラウドファンディング発 Z3 SOFT

20%OFFゴルフライブ限定
¥3,610定価¥4,480
複数購入で特別割引・税込3,971円

ARK ゴルフ特化型偏光サングラス ARK サングラス

63%OFFゴルフライブ限定
¥12,800定価¥35,000
税込14,080円

e-PuttGate 小原プロ開発の飛距離+ミート率アップのスイング改善特化アイテム

25%OFFゴルフライブ限定
¥16,280定価¥21,780
(税込・送料無料)

PIN STRIKER PIN STRIKER - ピンストライカー -

ゴルフライブ限定
¥17,800定価¥21,780
税込19,580円