From:近藤雅彦
神田のドトールより
おはようございます、近藤です。
「近藤さんのスイングを見せてください!」
レッスンをしていますと、
1日1回は言われる気がします。
私のスイングから学んでいただけることがあるなら
いくらでも見ていただきたいですし何度でも打ちますが、
スイングには正しいパクリ方があります。
これを見過ごしてしまうと
あなたの体に合わないスイングが作られて
ラウンドで成果を発揮することが出来ません。
今日はプロゴルファーのスイングを
正しくパクる方法をお伝えします。
「丸ごと」パクってはいけない
これはスイングを参考にする時の
最も重要な項目です。
例えば、今世界で最も飛ばすといえば
やはりダスティン・ジョンソンでしょうか。
彼のスイングはとても特徴的ですよね。
トップで極端にクローズにすることで
開きやすい現代のクラブに対応。
特徴的ではあるのですが、
よく見ると非常に理に適った
シンプルなスイングです。
本当はもっと見るべきポイントがありますが、
確かに彼のスイングは飛びます。
でもそれはダスティン・ジョンソンが
自分専用にカスタマイズして自分が最も振りやすい
スイングを構築したからです。
「ダスティン・ジョンソンのスイングが
飛ぶらしいから真似しよう」
で真似するのはとても危ないです。
ゴルフのスイングは十人十色なので、
2つと同じスイングはありません。
プロのスイングのパクリ方
それにダスティン・ジョンソンは
身長190cmくらいあるので、
身長が高ければその分飛びます。
その点、ローリー・マキロイは身長170cmながら
300ヤード超えていますから参考にするには
良いかもしれません。
では、本題というかもはや結論ですが。
プロのスイングは本当は真似してはいけません。
それよりもプロがなぜそのスイングを
しているのかを考察しましょう。
プロゴルファーはアスリートですので、
体の柔軟性から筋肉量まで
一般人とは大きく異なります。
そんなプロだから出来るスイングを
一般人が真似したらそれはケガします。
だからこそ、私はプロスイングの
感想戦をおすすめします。
例えば先程話に出たローリー・マキロイは
身長170cmでも飛距離は世界トップレベルです。
これなぜだと思いますか?
マキロイは他の選手に比べて、
捻転差がスゴイです。
小柄な選手はリッキー・ファウラーなどもそうですが、
捻転差を少し大きく取ることで遠心力を
最大限使おうとします。
そしてその遠心力を最大限引き出すには
右足をギリギリまで粘らすことによって
インパクト後に引っ張り合う形をつくっています。
では、右足を粘りを作るには
どんな練習をすればいいのか…
というのが一連の流れです。
こうやってプロのスイングを
自分なりに分析して、一番の長所を
どうやって取り込むことが出来るのか。
そうすることで良いスイングを
自分のものにすることが出来ます。
最後に
今日はプロのスイングについて
お話しました。
プロのスイングを真似ることは
本当に難しいことです。
なので、丸ごと真似るのではなく
良いところを見つけて、それを
自分流に解釈して取り込む。
是非、プロのスイングを見るときは
参考にしてみてください。
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