【ビデオ】スイングを簡単にするシャットあげって何?

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2020.04.26
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スイングを簡単にするシャットあげって何?」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

シャットあげとは、フェースを閉じながら
バックスイングすることです。

多くのゴルファーがやっている、
私が気持ち悪く感じる動きがあります。それは。。。

(続きはビデオにて)

スイングを簡単にするシャットあげって何?

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200426/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

私が気持ち悪く感じる動き

それは、バックスイングで
フェースを開きながらあげる動きです。

大型ヘッドドライバーになってから、
バックスイングでフェースを開く動きが入るほど
ボールヒットでフェースを閉じる動きが難しくなりました。

その逆のフェースを閉じながらあげるシャットなら、
実は簡単にフェースをセットアップの向きに戻すことができます。

その理由は、バックスイングでもボールヒットに向かっても、
ヘッドが置いていかれるようにするだけにできるからです。

実際にはどうやってバックスイングすれば良いのか

では、シャットにあげるためには、
実際にはどうやってバックスイングすれば良いのかを
見てみましょう。

まずは、脚を使って腰から首の付け根である
体幹をターンさせます。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら
右膝と右股関節も伸ばし、右脚を長くする動きで
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ただし右股関節は、上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないままです。

左脚は左股関節から先の神経をプッツンと切るイメージで、
単なる鉄の重い鎖のつもりで右斜め下である右足つま先方向へ向かって
落ちる左腰の動きを加速します。

そうすれば、骨盤は前傾角度を維持しながら
楽に右にターンしてきます。

このような体幹の右ターンに連動して、
手元は円軌道を描くようにインパクトの面に対して
インサイド寄りに動きます。

そして、ヘッドは振り出し方向に対して
まっすぐ後方へ動くようにします。

このようにバックスイングで
脚を使い切ったときの上半身の形を維持したまま、
下半身をセットアップのところに戻してみます。

そうすると、手首が親指側へ折れるコックもしっかり
入っていることが分かります。

ゴルフは体の動きは出来るだけコンパクトな中で、
ヘッドがたくさん動くほど精度とパワーを両立できます。

その要となるのが、コックです。

そのコックもバックスイング開始から少しずつ入れていくことで、
ヘッドの勢いでトップまでいくことができて、
手よりも再現性の高い脚の動きでトップをつくることができます。

その時、右脚を伸ばしきるまでは
ヘッドはボールを向いたままにします。

そうすると、フェースは開かないで、
むしろ閉じる感じにできます。

しっかり脚を使ってバックスイングで体幹をターンさせながら、
シャットあげ&コック入れを同時にやってみましょう。

スイングが簡単になり、ゴルフがどんどん楽しくなります。

歴史的背景

アイアンや昔のヘッドが小さかった頃のドライバーなら、
フェースを開いて閉じる動きがあっても
それなりに戻すこともできました。

ところが、大型ヘッドドライバーになってからは
ヘッドは回転しずらくなっているため、
フェースは開かないほどスイングは簡単になります。

シャットあげの傾向

女子ツアープレーヤーにはシャットあげは多いのですが、
その中でも穴井詩選手はかなりしっかり閉じています。

男子ツアー選手の中でも、シャットあげといえば
ダスティン・ジョンソン選手です。

シャットあげは力の弱い女性向きとも言われることもありますが、
男性であっても自ら力を出す無駄な動きが少なくできて
スイングが簡単で再現性が高くなります。

ヘッドの重心がシャフトから離れている影響

ヘッドの重心はシャフトから離れていますが、
それがどんな影響を与えているのでしょうか。

バックスイングではフェースが閉じられる方向に力がかかり、
ダウンスイングではフェースが開かれる方向に捻られます。

ヘッドの重心がシャフトから離れていることへの対処

また、筋肉は伸ばされながら収縮しようとする「伸張性収縮」の状態のほうが、
自ら力を出そうとして筋肉を縮めながら収縮させる「短縮性収縮」よりも
倍以上大きな力を出せます。

そのため、バックスイングではフェースが閉じられることに
少し負けながら動き、ダウンスイングではフェースが開かれることに
耐えるようにすると楽にコントロールできます。

バックスイングでフェースを開く動きは、
自ら力を出してフェースを開く「短縮性収縮」です。

そして、バックスイングで開いたフェースをダウンスイングで閉じる動きも、
頑張って力を出そうとする「短縮性収縮」となります。

そのため、ボールヒットに向かってフェースを閉じようとする力を
出さなければならなくなります。

ところが、バックスイングでフェースを閉じる動きなら、
フェースが閉じられる動きに耐える「伸張性収縮」ですから楽です。

さらに、ダウンスイングでもフェースは開かれることに任せながら
開きすぎないように耐える「伸張性収縮」ですから、
これも力としては楽に出しやすい動きです。

また、ヘッドの重心がシャフトから離れていることで、
人はフェースの向きを感じることができます。

もし、センターシャフトでヘッドの重心がシャフトの真ん中にあったら、
フェースの向きを感じにくくなります。

グリップの向きも簡単なスイングのために重要

一般的には95%ぐらいのゴルファーが、
グリップの上で手が左まわりにずれているウィークな状態です。

そして、ウィークなグリップでは、
セットアップではヘッドをターゲットに向けていたとしても、
遠心力で引っ張られたときにフェースはターゲットに対して開いてしまいます。

そうなると、ボールヒットでフェースが軌道に対して開いて当たって、
打ち出されたボールは右に曲がるスライスボールなどとなります。

そのため、ウィークなグリップでは、思った球筋を出すためには
ボールヒットに向かって前腕を左に捻る力を使って
無理やりフェースを閉じなければならなくなります。

ボールヒットでできるだけ無駄な力を使わないで
清々と振り切れるためには、セットアップで遠心力で引っ張られたような形を
作っておくことが効果的です。

まさにクラブが遠心力で引っ張られたときの左腕の形を確認すると、
正しい左手のグリップの形を理解することができます。

ヘッドを引っ張ったときに、前腕を捻る力を入れなくても
ヘッドの向きが変化しないグリップが正しいグリップです。

ヒトの腕は骨格に対して筋肉や腱が真っ直ぐに付いているわけではなく
斜めに付いているため、腕が伸ばされたり腕を突き出すなど
伸ばしたときに内側に捻れます。

遠心力で腕が引っ張られたときの形をセットアップから
すでに作っておくことで、ボールヒットでの余計なコントロールを排除できて
清々と振り切ることができます。

その左腕が遠心力で引っ張られたときの左手の親指と人差し指でできる
Vの字がどんな方向を向いているかと言うと、
首の右端と右肩の端の真ん中を向きます。

そのため、セットアップから左手Vの字が
首の右端と右肩の端の真ん中を向くようにしておくことで、
自然なスイングが可能となります。

そして、グリップの向きが正しければ、
自分から見て左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが見えて、
小指の付け根である4つ目のナックルは見えません。

3つ目のナックルが見えなければウィークすぎで、
4つ目のナックルまで見えてしまったらストロングすぎとなります。

アームローテーションの勘違い

ボールヒットに向かっては、
アームローテーションしろと言われたりします。

ゴルフでアームローテションと言えば、ボールヒットに向かって
前腕を左に捻ってフェースを閉じることです。

ボールを飛ばすなら、アームローテーションが
必要などと勘違いしていませんか。

しかし、女子のツアーの中でも飛ばし屋である穴井詩選手は、
グリップも正しくセットしていてシャットあげです。

シャットで閉じてあげたフェースを、むしろ開かさせられながら
ボールヒットするような動きでボールを楽に飛ばしています。

アームローテーションしなくてもボールは遠くまで飛ばせるというか、
むしろ難しい調整をしながらボールヒットするより
清々と振り抜いたほうが飛ばせます。

男性のヘッドスピードの平均は40m/sですが、
これを時速にするとなんと144km/hです。

こんなにも高速に走っているヘッドの向きを、
きっちりセットアップのときの向きに戻すなんて
人間業とは思えません。

しかし、案外ヒトの能力は高いもので、
前腕を捻りながらもそこそこフェースの向きを
セットアップの向きに戻すことができます。

とはいえ、余計な動きは少ないほど
ヘッドを加速することに集中できて、
ボールを遠くまで飛ばすことができます。

ショートゲームでも効果あり

シャットあげは
ショートゲームでも、効果があります。

私は、練習場ではよくターゲット当てをやります。

そのとき、シャット気味にあげるようにしています。

そのほうが、断然左右のブレが少なく
ターゲットに当たる確率がアップするからです。

また、フェースの向きが安定する分、
バックスピンもかけやすくなります。

ぜひ練習場でシャットあげを試してみましょう。

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では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: スイング, ダウンスイング, バックスイング, ビデオ, 新着ビデオ, 飛距離 | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

【ビデオ】スイングを簡単にするシャットあげって何?」への6件のフィードバック

  1. stampylake

    大森コーチ殿、
      前のコメントの追加分です。(すみません。)
     そこで質問です。P風と上体完全固定の両打法とも、グリップは両手指が白くなるくらい強く握るとあり、ベランダで素振りの練習を588SWで行っています。
    Q1:両打法とも、握る強さ・度合い は同じようにと意識するものですか?
    Q2:特にP風の場合、グリップを強く握ると両肩まで力が入ってしまいます。これを低減するには何が必要でしょうか?
    Q3:また、P風で10回を目標に最速で連続素振りを行うと、5回目くらいから、Q2の現象の為か、ティーの上空を通過して空振りになります。実際のラウンドでも9Iは自信をもってクリーンヒットできるのですが、588SWはこれが怖くて使えないのです。何をどうすれば、588SW連続素振りで、ティーの上端にクリーンヒットさせて、シュパッという音をだせるようになるか、アドバイス頂けるとありがたいです。この現象は、上体完全固定打法の場合は、何故か、頻度がすくなく、キツネにつままれています。
    Q4:P風の場合、アドレスでシャフトは垂直にと述べられていますが、これは正面から見た時のことですよね?後方からの映像では垂直ではなく、両腕方向と同一方向にセットされていますので。
     このWEB動画は、実にコーチのこれまでブログに記載されたエッセンスの全てが凝縮されている傑作だと感じております。大森打法を学ぶ者にとって絶対に欠かせなコンテンツと思いました。実際の打法の動画例と結び付けて解説がおり、絶対に視聴すべきものです。本当に良い動画を有難うございました。今後のさらなる進展を期待しております。」

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      色々コメントとかご質問、ありがとうございます。ご質問に対する答えも、多少長めになっていますが、同じような疑問をお感じの方々と共有させていただこうと思い、理解を深める意味で補足説明も追加しています。

      また、私は毎日インスタとフェースブックに記事をアップしていますので、そちらもお楽しみいただければと思います。どちらも「大森睦弘」で検索していただければ見つかります。

      「新定義・3種の神器}を3回も通して見ていただき、うれしいばかりです。見るたびに新しい発見があることと思います。私も3年以上の歳月を費やして、私ができる限りを尽くしてコースの上での撮影なども、惜しむことなく行った採算度外視の作品です。そういった意味では、単に100y以内の攻略法ということにどどまらず、全てのショットのための基本についてもご理解いただけるのではないかと思っています。

      では、ご質問にお答えしておきます。

      Q1:「パッティング風も上半身完全固定でも、握る強さ・度合い は同じようにと意識?」

      はい、どちらも動かす部分は大きな意味で一箇所です。パッティング風では肩甲骨のみ、上半身完全固定では下半身のみです。そして、そのどちらも成功の要は、グリップを指が白くなるほどきつく握ることです。

      Q2:「特にパッッティング風の場合、グリップを強く握ると両肩まで力が入ってしまいます。これを低減するには何が必要でしょうか?」

      その現象は想像できます。グリップを強く握った影響を肩に伝えないためのコツは、手首と肩周りなどの体の各部分を別の部品だとイメージすることです。通常のスイングでも、腰から首の付け根までの体幹はしっかり固めておいて、手脚を自由に動かします。そんなときの動きのコツも、体の各部品を独立してコントロールする意識です。

      そのためにも、自重を利用する体幹トレーニングを行うと良いです。私は、自分の股関節を手術しなければならない状況から、これまでに約7年手術しなくても大丈夫になっていますが、その要が体幹トレーニングです。そして、それをやってから、自分の体の各部分を独立して動かすことがはっきりと分かるようになりました。例のJSNXという私のDVDにある体操です。ネットでも色々ありますから、試してみましょう。

      Q3:「パッティング風で10回を目標に最速で連続素振りでティーの先端に正確にヒットしようとする、ティーの上空を通過して空振りになるが、どうすれば良いか?」

      問題の原因は、下半身が不意に動いているとか、体幹が不安定だったり、肩甲骨だけをスライドさせるように動かしたいのに腕の動きが入っているとかの可能性が高いです。

      下半身も体幹も腕も手先も、ガッチリ力で固めて完全に固定して別の部品として強く意識して、両肩甲骨だけをスライドするよう強く意識してやってみましょう。

      C:「上体完全固定の場合は、ティーの上端にクリーンヒットでは問題なくティーに対して同じところにヒットできている。」

      下半身の動きが良くなっていると、腰から上は完全に動かないように固定しているとスイングが簡単になります。腰から上を全部固定するのは、確かに腕や体幹を固定して肩甲骨だけを動かすよりも、塊で固定できる分やりやすいのかもしれません。

      Q4:「パッティング風の場合、アドレスでシャフトは垂直にと述べられていますが、これは正面から見た時?」

      はい、そうです。ま、正面からも正確には垂直という表現は、何に対して垂直なのかなど、本来は正確性のない表現なのですが、実際のコーチングなどで長ったらしく説明することを端おるために、垂直といつも表現していてい誤解がないので、垂直と、一言で済ませています。

      実際には、体の正面から見たときにシャフトが傾斜に対して垂直に見えるポジションにセットするという表現が、ある意味正確な言い方になります。そして、DVDでは割愛していますが、完全にそうなるばかりではない状況もあります。それは、さすがに傾斜がきつすぎると、楽に立てる形は平らに対する体の形とは同じにならないからです。しかし、細かいことは別としても、基本的にはパッティング風では傾斜に対してシャフトを垂直にしようとする気持ちが、再現性の高いタッチのためには大切です。

      返信
      1. stampylake

        大森コーチ殿、
         本来であれば、直接お会いしたレッスンなどで伺うべき内容の事柄に対して、おおまけ?していただいて詳細な解説をいただき、本当に有難うございます。アドバイスいただいた内容も、以前と異なり予想外ではなかったのが少し進歩があったかと感じています・・・・・。
         今後のブログでは、股関節の動かし方の徹底解説、ヒンジ度合いが深く出来ないロートル(自分もその一人です)の場合のトップの作り方のコツ、などをお願い申し上げます。前者は卓効ある「柱掃除ドリル」編で、スタンスがドラスタンスでは、うまく動かせない、左脚が鎖にならず抵抗感が生ずるなどのへの対策を盛り込んでいただければと願っております。」

        返信
  2. stampylake

    大森コーチ殿、
     今回の動画での「シャット上げ」という言葉遣いは、2014年からのコーチの動画群の中にはなかったか、あるいはごく一部分の取り上げだったように記憶しております(間違いかもですが???)。テークバック初期のクラブフェースは「ボールに向けたまま飛球線後方に”直線的に1Mほど”引かれ」且つグリップは、股関節の向きに「追随して右後ろ」に動き、その結果コックが自然に入ってくる というような動き だと教わったと思います。
     実際に「何年も」練習してようやく自ら力を出して動かす小脳プログラムからの”入れ替えができたかな”と感じた頃に、確かにそのように動けている事を実感している昨今です。もうすぐ傘寿になるのですが、やはり言われたとおりに体が反応する若年期がうらやましいですね。実際のところ、SW15YCの練習で、かなり長い間シャットに上げている感覚は違和感バリバリでしたが、結局「慣れ」が解消してくれました。ただ、後方から撮影した動作を見ると、うまくシャットに上げられているシャフトの動きの”許容範囲”はかなり厳しいものがあることも、自分では感じております。いいかげんには上げられないのだと・・・・
     ところで、本ブログの主題とは直接関係ないのですが、4月に発売されたWEB動画「新定義・3種の神器}11Disc分について、既に3回ほど投資て視聴いたしております。1-30Y,30-50Y,50-100Yを実践でどのように考えて攻めるのか、実に含蓄のある解説と実際のコーチのお手本動画を堪能しており、Wuhan Virus騒動後のラウンドが楽しみで一杯です。

    返信
  3. やっちゃん

      おはようございます。
      先生の以前からのご指導で練習は、右足を長く・右お尻ポケット方向を意識しています。
     本日はシャットあげするご指導でしたが、何となく違和感がありました。(シャドースイング・・・室内で)
     練習場で実施することで、試してみます。
      ありがとうございました。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      C:「シャットあげは、何となく違和感がありました。」

      そんなにパワーがないながら飛ばし屋の穴井詩プロは、かなり強烈なシャットあげです。女子プロには多いあげ方ですが、フェースコントロールが楽になるので一般ゴルファーにとってもありがたいと思っています。

      おっしゃるようにゆっくりシャドースイングで感じを確認して、通常スピードで素振りしてみながら、練習場で色々ボールも打ってみましょう。そのご利益がジワジワと実感できるものと思います。

      返信

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