【ビデオ】重り揺らしでスイングの真髄を体験

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2020.09.06
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「重り揺らしでスイングの真髄を体験」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

両手に重りを持って左右に揺らすだけで、
スイングの真髄に直結する動きを体験できます。
どういうことか?

(続きはビデオにて)

重り揺らしでスイングの真髄を体験

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200906/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ちょどよい重さと形状の重りを揺らす

それで登場するのが、水を入れたペットボトルとか
練習場のボールを少し入れたボール籠です。

軽すぎると遅れて付いてくる感じをつかみにくいし、
重すぎると負担がありすぎて気持ちよく動かせません。

また、形が悪いと脚などに当たりそうになるので、
余計な力を入れてしまいます。

そこで、1番のおすすめが、1リットルぐらいのペットボトルに
水を満杯に入れたものを2本用意して、それぞれ両手に持って振ることです。

ゴルフのセットアップのイメージで、
少し前傾して重りを持った両腕を紐になったつもりで
だらりと垂らします。

そこから、最初は小さな揺れをつくります。

ほんの少し体全体を横に揺らせば良いです。

そこから、ブランコを漕ぐときのイメージで、
両脚を曲げ伸ばしします。

ブランコでは最上止点では足を伸ばして重心を高くしていますが、
最下点では脚を曲げて重力と遠心力に耐える体勢にします。

この耐える体勢を整えることが、スイングの「間」そのものです。

そして、脚に圧力を一番感じたあたりから
脚を伸ばす力を出して振りあげます。

重り揺らしでも、脚が伸びた最上止点から重りの重さを感じて
重りに引っ張られるように下に落ちてきて、
最下点で脚への圧力を感じたら脚を縦に伸ばそうとして耐えます。

軽い状態のものにパワーを加えてもなかなかエネルギーは伝わりませんが、
ちょうど良い重さになったところでパワーを出せば効率よく伝わります。

それが、最下点で脚への圧力を感じたタイミングです。

そして、重りの動きに対して下半身を先行して動かすことで、
重りにパワーを伝えようとします。

これが、まさに「間」をとってタイミングを見計らってから、
パワーを伝えている状態となります。

ここで大切なのは横向きの力を加えて振ろうとしないで、
地面に対して縦に脚を伸ばして
遠心力に対応することだけに集中することです。

まさに、遠心力で潰されそうになることに耐えるイメージで、
脚を骨格に対して縦に伸ばすことだけです。

そして、練習場で練習していてふとやってみようと思うなら、
ボール籠の大きさで異なりますが
だいたい籠にボールを4分の1程度入れたぐらいで重りにするとちょうど良いです。

実際のスイングでは

実際のスイングではトップに向かって脚の動きでバックスイングして、
ヘッドが下半身の動きに対して付いてくるようにします。

脚を使い切った後はそれまで動いたヘッドの勢いと、
手元が肩の高さより高くなるスイングでは
ヘッドの重さでシャフトが倒れることまで利用してトップに向かいます。

そのヘッドがまだトップに向かって動いている最中に、
両脚で地面を踏もうとします。

これがスイングの「間」をつくっている瞬間です。

その後、腕とクラブが落下することで手元もクラブも、
インパクト面に乗せることができます。

そして、両脚で地面を踏めて大きなパワーを出せる体勢が整ったところで、
パワーをかけることでヘッドが置いていかれて
上半身をしならせることができます。

水入りペットボトルなどの重りを見つけて、
まずはやってみましょう。

最初は案外動きがぎこちなかったりしますから、
やるべきドリルだったことを実感できます。

飛距離はパワーを加えやすい体勢とタイミングが勝負

楽に遠くまでボールを飛ばすための要は、
上半身とシャフトをしならせてそのしなり戻りを使うことです。

そして、下半身の動きで上半身を上手くしならせることが
最初に手に入れるべきコツです。

上半身を正しくしならせることができれば、
シャフトをしならせることも簡単になります。

そのしならせる真髄とは、
出来るだけ大きなパワーを加えられる体勢を整えて
しならせたいものよりも先行して動くことです。

しならせたいものが遅れて付いてくるなら、
しならせることができます。

クラブの先端にあるヘッドは重いですから、
下半身の動きを先行させてこの重いヘッドを遅らせて動かします。

そうすれば、そのヘッドと下半身の間に挟まれた上半身や
シャフトは簡単にしなります。

そして、パワーを加えやすい体勢を整えて、
これからパワーを加えるタイミングをつくることを
スイングの「間」と言います。

この「間」が実感できれば最高のスイングができますが、
それがなかなか分からなくて多くのゴルファーが悩みを抱えています。

そもそも「間」すら知らないゴルファーが多すぎます。

「間」が理解できずにしならせられない原因

「間」が理解できずにしならせられない原因があります。

それは、自ら力を出してクラブをコントロールしようとしすぎて、
余計な力を色々なところに入れていることです。

それなら、自分が出している力に対して重めのものを動かせば、
「間」とか、重りを遅らせてくる動きが体験できるのではないかと思いませんか。

重り揺らしの後は

重り揺らしでなんとなく感じがつかめたと感じることができたなら、
クラブを重りの代わりに左右に連続で揺らしてみましょう。

両手に一番重いクラブから2本持ちます。

サンド・ウェッジとピッチングを持てば良いです。

そこで、最初から大きく揺らそうとしないことが、
うまく正しい動きができるためのキーです。

最初は、重りを揺らしたときのように、
小さな揺れ幅から動かします。

その揺れ幅を少しずつ大きくするように「間」をつくりながら
最下点で遠心力で下に引っ張られることを感じて、
それに耐えるように脚を伸ばすようにします。

両手に持ったクラブ同時がガチガチぶつかるようでは、
横向きの力を入れている証拠です。

まさに、両腕は紐でクラブが飛んでいかないように、
支えているだけに徹します。

それができる範囲の揺れ幅でやってみることが、
素早くうまく正しくできるために大切です。

トップで手元が腰の高さぐらいで十分ですから、
無理しないでその高さまでやれば良いです。

ゆっくりシャドースイングで「間」を再現

そして、1回のスイングを20秒以上かけて行う
ゆっくりシャドースイングで、「間」を再現してみましょう。

トップからは腕とクラブを真下に落として素早くインパクト面に向わせ、
同時に両脚で地面を踏もうとすることが重要です。

両脚で地面を捉えてパワーを地面に伝達しやすい体勢ができたときには、
手元とクラブ全体がインパクト面に乗っているなら
その後は簡単になります。

そこからは、下半身を先行させて左足母指球の少し後ろで地面を踏んで、
上半身の前傾角度を変えない程度には
左股関節を伸ばしきらないまま左脚を長くします。

そして、左のお尻を左後ろポケット方向へ押し込みながら
両腿をキュッと締めれば、腰は鋭く左にターンして
腰から首の付け根までの体幹を左ターンさせることができます。

そうすれが、左肩甲骨を胸の方向へスライドさせる形で
上半身をしならせることができます。

この一連の動きを、ゆっくり流れる時間の中で感じながら
クラブと一緒に動いてみましょう。

そうすれば、通常のスピードでのスイングでも、
「間」ができてきて見違えるようなショットが
連発できるようになってきます。
 

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: スイング, スイング理論, ドリル, ビデオ, 下半身, 新着ビデオ | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

【ビデオ】重り揺らしでスイングの真髄を体験」への6件のフィードバック

  1. stampylake

    大森コーチ殿、いつも視聴させていただき有難うございます。体調の為漸く数カ月振りで練習開始です。今回の「重し揺らし」は必ず行ってから打球練習としています。又SW2本もって揺らすドリルも板についてきました。以下変な質問もありますがアドバイスよろしくお願いします。

    Q1:練習ボールを50個程度入れた籠揺らしの持ち方は、両手で籠の両端をそれぞれ握って行っていますが、映像の様に握る個所を取っ手の一か所にした方が何か良い点はありますか?

    Q2:SW2本をそれぞれ手に持って「前傾角度を維持したまま」揺らす時、シャフトの軌跡は通常シショットのシャフトライン上に沿って動くものでしょうか?

    Q3:コーチの上半身ガチ固定ショット映像で、SWでフルスイングする場合のテークバック時のことですが、グリップの軌跡、シャフトの軌跡、あるいはクラブヘッドの軌跡は、通常ショットの場合とほとんど同じ軌跡なるのが正常?なのでしょうか?50YCくらいの距離の場合です。自分の映像を見ると、ノーマルショット時いなるとかえってどこかに力が入っておかしいです・・・・・。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      Q1:「籠揺らしの持ち方は、両手で籠の両端をそれぞれ握って行っていますが、映像の様に握る個所を取っ手の一か所にした方が何か良い点はありますか?」

      これは、腕を紐のように使うことを確認するためです。両手で両端を握るということは、手の動きで籠をコントロールできることになります。そのような手のコントロールをゼロにしても、籠や重りが腕を遠心力で引っ張るだけで、まったく問題なく揺らせることが、ゴルフのスイングに直結する腕や手の使い方となります。

      また、片手の指だけで籠を支えて揺らす映像も入れていますが、この場合は、両手で籠の取手の同じところを引っ掛けるより、腕と手はもっと何もできなくなります。両手で揺らしても片手でも、同じように籠をゆらせられたら良いです。

      Q2:「SW2本をそれぞれ手に持って「前傾角度を維持したまま」揺らす時、シャフトの軌跡は通常シショットのシャフトライン上に沿って動くものでしょうか?」

      この両手持ち揺らしでは、親指側へ折れるコックも入れないので、まさに腰から首の付け根までの体幹のターンにだけ従ってクラブが振られます。そのため、振り出し後方から見たセットアップでのシャフトのラインであるシャフトラインに、大体ですが沿っていれば腕や手の余計な力を使わなかったことになります。

      Q3:「コーチの上半身ガチ固定ショット映像で、SWでフルスイングする場合のテークバック時のことですが、グリップの軌跡、シャフトの軌跡、あるいはクラブヘッドの軌跡は、通常ショットの場合とほとんど同じ軌跡なるのが正常?なのでしょうか?」

      上半身完全固定では上半身はコンクリートで固まった状態にするので当然コックが入らない分、ヘッドは通常より低い位置に来ます。通常の上半身をリラックスした場合のショットでは、手元が腰の高さぐらいまでは手元は体幹のターンに従って円軌道を描きながらシャフトラインとセットアップでの振り出し後方から見たヘッドとシャフトの付け根と右肘の下側を結んだラインであるライトエルボーラインの間ぐらいを通過します。理想としてはシャフトラインですが、少しはヘッドに引っ張られて手元も浮きます。いずれにしても、手元は上半身完全固定に近いところを通過しながらも、ヘッドを振り出し方向へほぼ真っ直ぐに動かすことで、それだけでコックが入ります。まさに、コックだけが変化するという感じです。ま、これは理想的な場合ですが。

      返信
      1. stampylake

        大森コーチ殿、
        丁寧な解説、いつものことながら、本当に役に立ちます。有難うございました。
        ボールをいれた籠の握り方ひとつとっても、なかなか奥が深いですね。
        また、スイング軌道の件、小生の課題は
        >「少し」はヘッドに引っ張られて手元も浮き
        >まさに、コック「だけ」が変化するという感じ
        に問題点を見つけることが出来ました。この課題を克服が出来れば視界が開ける予感がします。なにしろ15YCショットは体幹で打っている感覚というか、ヘッドが勝手にボールに当たってくれています!!!!

        返信
        1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

          C:「問題点を見つけることが出来ました。この課題を克服が出来れば視界が開ける予感がします。なにしろ15YCショットは体幹で打っている感覚というか、ヘッドが勝手にボールに当たってくれています!!!!」

          原点に立ち返って、正しくあるべきことをしっかり考えてみることで、無駄のない動きを確信できるものです。

          私のコメントで問題点を見つけることができて、嬉しいです。

          また、サンド・ウェッジでの15yキャリー(SW15yC)で、ヘッドが勝手にボールに当たる感覚が出てきたことは、何よりも良い成果です。ドライバーショットでも高速にヘッドが動いている最中にコントロールを入れなければならないほど、ヘッドを走らせることにエネルギーを注ぎ込めませんし、ハイスピードで移動中のフェースの向きなどのコントロールそのものが人間業を超えてしまいます。ですから、クラブのリリースが始まる前に全ての準備を整えておいて、後は筋肉と腱、そして、シャフトのしなり戻りに任せることが理想となります。

          返信
  2. やっちゃん

     いつも大変お世話になっております。
     ペットボトルを使用して、下半身を使い母指球・ポッケにおしり・両ひざ・左肩甲骨。
    上半身はしならせる。小生は以前より上達しましたが、60点程度です。
     先生にお願いがございます。今回の動画のように「呼吸法」のご指導です。
    いまだに上手く実行ができません。やはり、小生にとっては動画です。
     宜しくお願い致します。

    返信
    1. 大森 睦弘大森 睦弘 投稿作成者

      C:「呼吸法かんなかなか上手く実行できないので、動画で説明して欲しい。」

      【「ビデオ】外見に現れないセットアップでやっている大切なこと」
      https://g-live.info/?p=40727

      この中で、「 (1)呼吸で体幹を安定化」として、動画で解説させていただいていますが、見ていただけていますでしょうか。

      返信

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