From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
前回、ボールの方向性を決める「9ボールルール」について
お話をさせていただきました。
今回はその話の続きで、
“「9ボールルール」を上達に活かす方法”
について、お話ししたいと思います。
■9ボールルールの復習
はじめに9ボールルールについての復習ですが、ボールというのは
「飛び出す方向」が3つ
「曲がる方向」が3つ
の、3×3の合計9つのパターンがあります。
ボールの飛び出していく方向は、
A.ターゲットよりも左に飛び出す
B.真っ直ぐ飛び出す
C.右に飛び出す
の3つのパターン。
そしてボールの曲がる方向は
1.左に曲がる
2.真っ直ぐ飛ぶ
3.右に曲がる
の3つです。
■ボールの軌道でスイング、フェースの向きがわかる
おそらくあなたがゴルフの練習をする時は、9ボールルールの
「B.真っ直ぐ飛び出す」+「2.真っ直ぐ飛ぶ」
の弾道を打とうと練習しているはずです。
もしあなたがこの「B.真っ直ぐ飛び出す」+「2.真っ直ぐ飛ぶ」
のボールを打とうとしていたとしましょう。
その時、打ったボールの軌道がどうなるかを見れば、
自分の今のスイング軌道、フェイスの向きがどうなっていたかが
分かるということです。
これが分かれば、自分はスイングの中でどこを直せばいいのかもわかります。
たとえば、「B.真っ直ぐ飛び出す」+「2.真っ直ぐ飛ぶ」のボールを
目指していて左に飛び出しているのなら、スイングの軌道に問題があることになります。
ですので、スイング軌道、すなわちシャフトの向きを
ストレートで打てるように調整していく必要があります。
また、「B.真っ直ぐ飛び出す」+「2.真っ直ぐ飛ぶ」のボールを打とうとして、
飛び出す方向が狙った先で左に曲がったり右に曲がったりするとしましょう。
その場合、インパクト時にフェースがストレートを打つ方向を
向いていないことになります。
■ボールのコントロールがゴルフ上達のカギ
100を切れていない人も、80台、70台を本気で目指している人も、
この9ボールルールを理解し、ボールの弾道をコントロールできるように
なるかどうかが、今後のゴルフ上達を考える上で重要になります。
「スイングの軌道」「フェイスの向き」この2つのうち、
最初にやらなければいけないのはスイングの軌道です。
スイングの軌道をコントロールできるようになってから、
次にフェイスのコントロールを考えましょう。
この2つを同時にやろうとすると、なかなか理解することが出来ませんし、
どっちもできない、ということになりやすいので注意して下さい。
しかし、2つを分けて練習を重ねていくと、
だんだん両方が同時にできるようになるわけですね。
繰り返しになりますが、アドレスはゴルフにおいて一番重要なパートです。
ここでお伝えした9ボールルールと照らし合わせて、
どんなアドレスをしているとどんなボールが出るのかということを確認して、
スイングの確認ができるようになってください。
次回はまた別のお話をしたいと思います。
またメールします。
小原大二郎
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9ボールルールが少しづつ理解できるようになりました。今、シングルプログラムで腰から腰のスイングの練習をしています。スイングの軌道、フェイスの向き、この2つは同時に練習し、まあまあ出来るようになってきました。練習場でもB-2のようなボールが出ます。フェイスの向きは基本通りのグリップにすることで解決しました。スイングの軌道はあまり修正する必要はありませんでした。これからはもっと完璧なインパクトを作るためアドレスの姿勢が大切だと感じています。