ピンが手前のアプローチを簡単に寄せる方法

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2021.12.07
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「ピンが手前のアプローチを簡単に寄せる方法」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

たとえば、ピンまで残り20ヤード。

そしてピンがエッジから5ヤード以内に切ってある。

こんな状況であったなら、
あなたはどのように攻めますか?

言葉もむなしく…

ご想像の通り、このようなグリーン手前にある状況では
グリーンの端にあるピンの手前には転がすスペースが
十分にありません。

そんな時に、ピンを狙って果敢にショットをするも
 

 「止まれ! 頼む、止まってくれ。。。」
 

という必死の思いもむなしく、
ボールがピンを通り過ぎてコロコロと
向こうの反対側まで転がっていってしまった。。。
 

そんな経験、あなたも何度かされたことは
あるのではないでしょうか?
 

そしてそんな時に、もしかしたら
 

 「ああ、ロブショットで行けばよかった。。。」
 

そんなふうに思ったかもしれません。

ですが、そんな難しいロブショットよりも
(ロブショットが打てるかという問題はひとまず横に置いておいて)
もっと良い方法があるんです。

スコアが100前後の方の特徴として

私の感覚として、スコアが100前後の方というのは
どうしてもピンを狙っていきやすい傾向にあります。
 

ですが、20ヤード先のピンの根元に
ピタッと止める球なんて。。。
 

そうそう打つことはできないのではないでしょうか?
 

そんなあなたに、覚えておいて欲しい言葉があります。
それは。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 無理に「空中戦」で行かず「地上戦」に持ち込むこと
 

つまり、球を空中に浮かさず、
地上を転がしていきましょう、ということです。
 

先ほどの状況に戻りましょう。

想像してみてください。
ピンまで残り20ヤード。ピンがエッジから5ヤード。

グリーンの端にあるピンの手前には
転がせるスペースが十分にありません。
 

 「江連さん、そんなアプローチ無理です!」
 

そんなふうにサジを投げないでくださいね。

そもそも、球をグリーン上に直接
落とさないといけないという決まりはないわけです。

「地上戦」での戦い方

つまり、そのような時は
 

 グリーンの手前に
 1クッションか2クッションさせて、
 転がしてあげれば良い

 

ということです。

もちろんこの方法は手前にハザードや
深いラフがある時に使うことができないのは
言うまでもありません。

ですが、上に上げて止めるのではなく、
手前から転がすという選択肢もあることを
頭においておくのは、得策でしょう。

上げるよりも転がしのほうが向いている場面かどうかを
判断する基準としては
 

 ・ピンが近いのに、グリーンが速い

 ・アプローチのライが悪くて、球を上げられない

 ・グリーン奥からのアプローチで、ピンが近い

 ・グリーンに直接落とすと、球が止まらない
 

こういった場合には
手前から転がすことを考えるとよいでしょう。
 

このような状況は、プロでも直接グリーンに落として
ピンに絡めるのは難しいので、
 

 「まずは、転がすことはできないか?」
 

まずは手前から転がすという選択肢を
考えるようにしてみましょう。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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江連忠
江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。
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カテゴリー: アプローチ, メルマガ, ロブショット, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
江連忠

江連忠 について

江連忠ゴルフアカデミー(ETGA) 所属 1968年東京都生まれ。 中学高校と故・棚網良平プロに師事。アメリカの3大コーチのひとりであるジム・マクリーンの元で学び日本初のマスターインストラクターを取得。 プロを教えるプロとして日本の第一人者となる。 教えたプロは片山晋呉、伊沢利光、星野英正、諸見里しのぶ、上田桃子など、賞金王やツアー優勝プロを含むツアープロが多数。1996年に、ゴルフダイジェスト社のレッスン・オブ・イヤー受賞。「江連忠ゴルフアカデミー(ETGA)を主宰し指導にあたっている。 2016年、長年のゴルフ界への貢献が認められ、皇室から賜る宮賞「日本三大賞」のうちの一つである「東久邇宮記念賞」を受賞。

 

ピンが手前のアプローチを簡単に寄せる方法」への1件のフィードバック

  1.  やっちゃん

    やはり、転がしですね。ロブショトは難しい。いつも転がしです。

    返信

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