心理テスト。あなたはどう考える?

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2012.12.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 

おはようございます、小原大二郎です。

 
今日はちょっとしたクイズ、、、というか、心理テストです。
このテストにどう答えるかで、あなたが100を切れるか、
90を切れるか、シングルになれるかがわかってしまうかもしれません。
とはいえ、解決策もちゃんと後で用意していますので、
変に構えずに、気軽な気持ちでお読みください。

 
■1.5mのパット。あなたは?
さて、あなたに質問です。
・・・想像して下さい。あなたはラウンド中です。

 
パー4のホール。
グリーンに乗りました。距離は10m。
しっかりラインを読んで、10mのロングパットを打ちました。

 
が、、、入りませんでした。

 
しかも、カップまでの残り、1.5m。

 
※シングル、80台ぐらいの人であればパーオン、
90台、100が切れていないぐらいの人であれば、
ボギーオンでグリーンに乗った、と思っておいて下さい。
つまり、3パットすればボギー(あるいはダブルボギー)です。

 
さあ、残り1.5mのパットが残りました。
外す可能性だって十分にあり得る距離です。
(プロでもこれぐらいの距離はしょっちゅう外します)

 
さて、この時あなたはどのようなことを考えますか???



↓(考える時間です)



↓(えーと、ちゃんと考えてくださいよ~)


 
もしかしてあなたは、

 
A「ああ、よりによってこの距離残しちゃったか、、、次外したらイヤだなあ。。。」
B「くっそぉ~ 次絶対入れてパー(あるいはボギー)取ってやる!」

 
AかB、どちらかで考えていませんか?

 
Aは不安でいっぱいですね。
Bは、、、非常にアグレッシブな考え方で、
考えようによってはいいかもしれません。
でも、、、もしあなたがこんなふうに考えたのなら、
ちょっとだけ、考え方を変えたほうがいいかもしれません。

 
■私ならこう考える
もちろんこれは人の気質によって適不適があると思うので、
一概には言えないのですが、、、

 
私個人としては、どちらも心理的には
「いっぱいいっぱい」
という印象を受けます。あなたもそう思いません?

 
他のプロはどのように考えるかはわかりませんが、
私ならこのような1.5mぐらいの距離を残してしまった場合、

 
「ああ、もうボギーだな、このホール」

 
と、とりあえず考えると思います。

 
え、ちょっと意外に思いましたか?

 
でもきっと、そう考えると思います。

 
ただ、くれぐれも誤解しないで欲しいのですが、
「ボギーだな」と思っているからといって、
別に悲壮感を漂わせているわけではありません。
また、次の2パット目でヤル気を出さないのとも違います。
もちろん、そのパットを捨てるのではなく、
ボギーかもしれない、でもチャレンジしよう、という気持ちですね。

 
■「入ること前提」で考えてしまうと・・・プレッシャーが強くなる
「次外したらイヤだなあ。。。」
「次絶対入れてやる!」
という考え方と、
「ボギーだな、このホール」
という考え方。

 
この二つの考え方、何が違うかというと、
前者は「入ることが前提」で考えられていますよね。
しかし後者は、、、確率的に入るかもしれないし、
もしかしたら入らないかもしれない、という前提で考えています。
でも、ちょっと考えてみて下さい。
実際の世界は、明らかに後者の
「入るかもしれないし、入らないかもしれない」
という確率の世界が、現実の世界ですよね。

 
プロだって、1.5mぐらいのパットは平気で外すのです。

 
それなのに、アマチュアゴルファーの方が、入ることだけを前提に
考えてしまうというのでは、思考を狭めてしまいます。
実は、その思考の狭まりが余計にプレッシャーを強めてしまうのですね。

 
■次のホールに引きずらないのはどっち?
しかも、ここで大切なのは、この2パット目を打った後です。

 

もちろん、入れは結果オーライ。
でももし、外してしまったとしたら、、、
「次外したらイヤだなあ。。。」 → (入らない) → 「ああ、ダメかあ…」

「次絶対入れてやる!」 → (入らない) → 「くっそ~外した。悔しい!」
こう考えてしまうはずですよね。

 
しかし、「ボギーだな、このホール」という頭で入っていれば、、、
「ボギーだな」 → (入る) → 「うわ、入っちゃったよ。ラッキー♪」

「ボギーだな」 → (入らない) → 「うん、想定内。想定内」
心の準備ができているので、どちらに転んでも
自分のメンタルのレベルが落ちることはありません。
たとえここでカップに2パットで入らなくても、
次のホールで引きずらないですみます。

 
しかも、どんなにゴルフの調子がよくても、
この世界で起こる確率としては、パターを外す可能性はゼロではないのです。
それが現実です。
車に乗れば事故にあう可能性がゼロではないのと同じです。
別にこれはパターだけではなく、
ティーショットなどのショットでも同じです。
OBは誰でも打ちます。
それなのに、、、なぜか「入ることだけ」を前提で考えてしまうというのは、
ちょっと「謙虚さ」が足りないのではないかな、と思ったりもします。

 
もちろん、この考え方にはきっと賛否があると思います。
「悪いイメージを一切抱いてはいけない」という方もいます。
ですが、ゴルフというスポーツが、18ホールのトータルスコアを競う
スポーツであり、確率論的にパットを外す可能性がある以上、、、
常に複数の可能性を想定して、メンタルの波をより小さく保つことが、
結果としていいスコアにつながるのではないかと、私は思っています。

 
1.5mのパットが残った時の考え方で、あなたの技量がわかります。
「もう入らないな」とさらりと思えれば、あなたは相当のレベルです。
(もちろん、全力でそのパットを打つことは前提ですが)
「ロングパットは入れる気持ちで打て」

「ショートパットは外す気持ちで打て」
これが、プレッシャーから開放されてゴルフに集中する方法だと私は思います。

 
またメールします。
小原大二郎

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小原 大二郎
1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。
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カテゴリー: メルマガ, メンタル, 小原大二郎 | 投稿日: | 投稿者:
小原 大二郎

小原 大二郎 について

1976年2月生まれ  ジャパンゴルフツアープレイヤー兼レッスンプロ 「100切り・最短シングル専門レッスン」を提唱。18歳で初めてゴルフを経験し、殆どの時間を練習場で過ごしながら26歳でプロデビューを果たすという異例の上達を遂げる。その経験とこれまでの指導経験、海外での研究経験を元に「5ラウンド以内に100を切る」「半年でシングルを達成する」わかりやすいレッスン内容と、温厚で頼りがいのある人柄が人気を呼び、運動神経に自信がない女性や高齢、80台に到達できないアマチュアから絶大な支持を得る。また実践レッスンには芸能人をはじめ、連日多くのアマチュアから問い合わせを受ける。

 

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