From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
今日は「ゴルファーにとって一番怖いもの」についてお話しします。
「一番怖いもの」。。。それは何だと思いますか?
■あるゴルファーのひとりごと
私が教えている生徒さんで、
とても結果を出されている方がいらっしゃいます。
その方、仮に「Aさん」としておきましょうか、
40台の男性なのですが、なんとハンデ「3」。
いわゆる片手シングルと呼ばれる方ですね。
お仕事で忙しい中でも、日々練習を欠かさず行なっていらっしゃいます。
Aさんにはたくさんのゴルフ仲間がいらっしゃるそうなんですが、
あるとき、たまたま一緒に回った方が(それほど上手ではなかったそうですが)
こんなことをおっしゃったそうなんですね。
「ゴルフでうまくなる必要があるんですか?
そこそこでやっていてもゴルフって楽しいんだから、
別にいいじゃないんですかね???」
もしかしたら、その時のスコアがあまりよくなかったことで、
負け惜しみでAさんにそんなことを言ったのかもしれませんが。。。(苦笑)
■「成長が止まること」が一番怖い
もちろん、ゴルフというスポーツはすそ野の広いスポーツですから、
「楽しければいいじゃん」でやるのも、決して悪いことではありません。
でも、Aさんはその話を私にしてから、こんなふうにおっしゃいました。
「確かにその人にとっては『たかがゴルフ』なのかもしれません。
でも、せっかくゴルフに時間もお金も使うんだったら、
『されどゴルフ』という楽しみ方をしたいですし、
うまくなりたいという気持ちを無くしたくはありませんよね。
仕事でもゴルフでも『成長が止まること』が一番怖いです」
おそらく仕事でも、とてもやる気があって、限られた時間の中で
最大の成果を出す為の工夫をしながら働いている人、
「早く終業時間にならないかなぁ~」と仕事中ずっと考えていて、
仕事が終わってもいないのに、時間が来たらすぐに帰ってしまう人、、、
そんな2種類の人がいるかもしれません。
この二人の違いは、一体何から来ているのでしょうか?
生まれつきの気質の問題なのでしょうか?
それとも、モチベーションの問題なのでしょうか?
■息を吸って吐くのと同じ
ありきたりな答えかもしれませんが、私が思うに、
その違いは「ゴルフが好きか?」「夢中になっているか?」だと思います。
Aさんのようなタイプの人は、根っからのゴルフ好きです。
大好きなゴルフをしているのだから、うまくなろうとすることが、
息を吸って吐くのと同じくらいに自然なことになっています。
好きだから、もっともっとやりたいし、もっともっとがんばりたい。
その一方、Aさんと一緒に回った人先ほどの人は、、、
こういう言い方は失礼かもしれませんが、別にゴルフでなくてもいいのでしょうね。
でもまあ、周りもやっているし、
テキトーにやってもそこそこ楽しいから、やっている。
ですから、うまくなることにガツガツしなくてもいいじゃん。。。
そんなふうに思ってしまうのでしょう。
Aさんのようなタイプの人は、仕事の日も休みの日も関係なく、
決められた練習をするでしょう。
そして、ラウンドのときには、自分の実力を出せるように精一杯やるし、
もちろん目一杯ゴルフを楽しみます。
このメールを読んでいる人の中にも、
「『楽しければいいじゃん』でいいじゃん」という人もいるかもしれません。
「その方が気負いせずにゴルフを楽しめるでしょう?」という言い分ですね。
もちろん、そうしたスタンスでやっても楽しいのが、ゴルフの魅力でもあります。
でも私はゴルフコーチとして、ゴルファーの一人として、
「ゴルフで成長が止まることが一番怖い」と答えるAさんのような方を
これからも支援していきたいなあと思っています。
あなたはどちらのタイプですか?
またメールします。
小原大二郎
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