From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、今回は、
「年末に受け取った悲しいニュース」
というテーマで、お話ししたいと思います。
実は昨年末、悲しいニュースが飛び込んできました。
キャシー・ウィットワースさん、死去
年末のクリスマスに、米男女ツアー最多の
「88勝」を挙げたキャシー・ウィットワースさん
(Kathy Whitworth)が亡くなったというニュースがありました。
もしかしたら、キャシー・ウィットワースさんのことは
あまりご存知ない方も多いかもしれませんが、
・女子で活躍していたアニカ・ソレンスタムが72勝
・ベン・ホーガンが69勝
と言えば、その88勝という数字がいかにすごいかが
わかるのではないでしょうか。
なんというか「巨星、墜つ」という言葉が
しっくり来るような年末の悲しい出来事でした。
ご存知の通り、私はレジェンドたちのゴルフの歴史や
スウィングを研究することが大好きなわけですが、
こうした方々のおかげで、今のLPGAツアー、
PGAツアーの隆盛、進化があるわけです。
キャシー・ウィットワースさんは亡くなられましたが
その偉業の上に、ゴルフはさらなる発展を
遂げていくことを確信しています。
国内女子選手たちの活躍
その米国LPGAには、ご存知の方も多いとは思いますが、
日本から勝みなみプロが参戦することが決定しました。
渋野日向子プロの2019年の全英オープン優勝に始まり、
2021年には笹生優花プロの全米女子オープンの優勝と。。。
海外での日本女子選手の活躍は
本当に目ざましいものがあります。
そうやって女子が海外に出て行ったとしても
また新たな選手が日本国内では次々と
出てくるでしょうから。。。
すぐに国内女子ツアーが空洞化するようなことは
きっとないと思います。
以前にもお話ししたことがありますが、
米国のツアーに日本人が10人以上
出場するようになれば、メジャーで勝てる
これが実現しつつある女子については、
本当に、今後が楽しみですね。
国内男子も見逃せない逸材が
一方、男子についてですが、昨年末に行われた
男子・女子・シニアツアーの団体戦
『Hitachi 3Tours Championship 2022』
などを見ていますと、
「JGTOチーム」(男子)の選手たちが
なかなかいいプレーをしていたという印象です。
若い勢いといいますか、
小柄でも持ち前の正確なショットで賞金王になった比嘉一貴プロや
パワーあふれる飛ばし屋の河本力プロなど。。。
各選手たちのキャラクターも
いい感じで濃くなってきていると感じます。
そういう彼らが世界に挑戦するようになれば、
かつての男子ツアーの活気を取り戻して、
新たなファン層も取り込めるのではないでしょうか。
しかも、昨年12月のニュースにあったように
PGAとJGTOが協定を結んだことで、
JGTOの賞金ランキングの上位3人までが
「DPワールドツアー」(欧州ツアー)
の出場資格を得られることが決まりました。
これもおそらく、年末に少しお話しした
「リブゴルフ対策」とも言えるかもしれませんが、
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理由はともあれ、若い選手たちにそうした門戸が開かれることで
日本の男子ゴルフ界もますます活性化していくのではないかと思います。
ということで、2023年も楽しみなゴルフ界に目を向けながら
読者であるあなたに、有益な情報をお届けしてまいります。
改めまして、本年もどうぞよろしくお願いいたします。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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