【ビデオ】飛距離の限界へ!? スピネーション

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2024.07.14
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「飛距離の限界へ!? スピネーション」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

究極的に飛ばしたいのであれば、
今日お伝えする、この技術が効きます。
それは。。。?

(続きはビデオにて)

飛距離の限界へ!? スピネーション


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240714/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

スピネーション技術とは?

究極的に飛ばしたいならちょっと難しいというか、
なかなか意識されていないダウンスイング序盤での
スピネーション技術
が重要となってきます。

スピネーションとはクラブをシャフトを軸にして
回転させること
です。

では、ダウンスイング序盤での
スピネーションのやり方となぜそれが限界までの
飛距離アップのために重要となるのか見てみましょう。

ダウンスイング序盤でのスピネーション

ダウンスイング開始でスピネーションするとは、
次のような動きです。

まずは、ダウンスイング開始では
グリップエンド方向へクラブの重心を引っ張ります。

それと同時に右手首の動きを使って
シャフトを軸にして左に回転させることで
ヘッドを軌道方向へ向けます。

実はさらに正確に言うなら、シャフトではなく
クラブの重心とグリップエンドを結んだ軸に対して
左に回転させてヘッドを閉じます。

これは、ほぼシャフトを軸に回転させる動きと
同じようなものですが、
実は大きな違いがあります。

クラブの重心を感じる

それは、シャフトを軸にして回転させると、
クラブの重心を感じにくくなるからです。

まさにクラブの重心をグリップエンド方向へ引っ張っている最中に、
クラブの重心とグリップエンドを結ぶ軸に対して回転させます。

そうすれば、クラブの重心を感じたまま
グリップエンド方向へ引っ張り続けることができます。

回転の軸がクラブの重心から離れるほど
引っ張る力はクラブの重心から離れてしまい、
手首への負担が増えます。

できるだけ楽にクラブの重心を引っ張り続けることができるためには、
まさにクラブの重心を感じてそれを引っ張りながら
クラブの重心と手元を結ぶラインを軸として回転させます。

手首には思った以上の負担がかかりますから、
できるだけその負担を減らすことが
飛距離アップのために大切です。

クラブに加える力の方向の重要性

ここで、クラブに加える力の方向は非常に重要となります。

それは、グリップエンド方向へ引っ張る力を使うことであり、
シャフトに対して横方向への
まさにヘッドを振ろうとする方向への力を使わないことです。

その最大の理由はシャフトに対する横方向への力は
ヘッドを走らせるためにはそれほど貢献できないからです。

クラブは振られると遠心力を受け
その反対向きに耐えるように力を使いますが、
それを向心力といいます。

遠心力はかなり大きくかかってくることは
実感できていると思いますが、
向心力の大きさも大きな力となります。

そして、シャフトの横方向へ力を使って
ヘッドを振ろうとする力に比べて大きな向心力を
素直に使い切れば最高のスイングになります。

10度ぐらいハンドファーストなら向心力のクラブの
重心軌道に対する接線方向成分は18%ぐらいなので、

通常のドライバーショットでの向心力30kgの18%は
5.4kgにもなります。

向心力ならこんなにも大きな力で
クラブの重心は加速されます。

これをもしクラブの重心あたりにぶら下げてみたら、
水平な状態でグリップを持つ手では
支え切ることはできません。

まさに、クリップに対する
横方向への力でヘッドを振ろうとしても
がんばった割にヘッドは加速できないことを実感できます。

やはり、ヘッドを振ろうとしないで、
左脚で地面を支えて大きな遠心力に耐えるように
グリップエンド方向へクラブの重心を引っ張りながら
ヘッドを回して軌道に向けましょう。

そうすれば、手元の動きはそれほど大きくなくても、
想像を超える大きな力がヘッドを加速してくれます。

偏重心特性の影響

また、ヘッドの重心はシャフトから離れている
偏重心構造です。

この偏重心では、シャフトを横から押すと
ヘッドは押された方向に対して開く力を受けます。

ということは、ヘッドを振ろうとして
シャフトに対して横方向の力を加えるほど、
ヘッドは閉じにくくなります。

まさに、ヘッドを振ろうとしたら
スピネーションでヘッドを閉じることが
難しくなります。

グリップエンド方向へ引っ張るならスピネーション可能

そして、グリップエンド方向へ引っ張るなら
スピネーションは楽にできます。

グリップエンドを指でつまんでクラブをぶら下げた状態なら、
クラブの重心とグリップエンドを回転軸として回転させることは
指の小さな力でも楽にできます。

まさに、グリップエンド方向へクラブの重心を引っ張っているなら、
偏重心特性の悪影響を受けずに
楽にヘッドを閉じることができます。

ダウンスイング開始ではグリップエンドを強く意識して
体重と腹筋でクラブの重心を引っ張りながら、
右手首の動きでヘッドを閉じようとしてみましょう。

そうすれば、ヘッドを簡単に軌道方向へ向けることができて、
パワー全開で狙った方向へボールを打ち出すことができます。

向心力の大きさ

ところで、ヘッドを最大限に加速してくれる力は、
クラブの重心が振られることによる遠心力に対抗する
その反対方向の力である向心力です。

そして、向心力のクラブの重心が描く軌道に対する接線方向成分が、
まさにクラブの重心を走らせる力となります。

遠心力はヘッドスピード40m/sでは
30kgの重りが引っ張っているぐらいの大きさになります。

こんな重いものは持てないと感じますが、
それは筋肉を短くしながら収縮させる
「短縮性収縮」で持とうとした場合です。

しかし、力に対して耐える使い方である
筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」なら別次元となります。

「短縮性収縮」によるよりも
1桁以上もの大きな力で支えることができます。

いずれにしても、そんなにも大きな力に対応しようとして
引っ張っている力である向心力は
想像を絶するほど大きな力です。

クラブに加える力

そして、バックスイング開始から脚から動いて
クラブの重心に勢いをつけておいて、

そのクラブの重心の勢いで引っ張られるなら
クラブの重心を感じやすくなります。

さらに、バックスイング開始では
ヘッドは開くよりも閉じるほうが手首の力を抜くことができて
クラブの重心を感じやすくなります。

そして、トップに向かう切り返しでも下半身から動いてきて
グリップエンド方向へ体重と腹筋で引っ張り続けながら
ヘッドを軌道方向へ向けましょう。

そうすれば、曲がり幅の狂いは小さくなるばかりか、
ヘッドを走らせることに専念できて
大きな飛距離をゲットできます。
 

では、また。
 

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大森 睦弘
大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。
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カテゴリー: スイング, スイング理論, ダウンスイング, バックスイング, ビデオ, 新着ビデオ, 飛距離 | 投稿日: | 投稿者:
大森 睦弘

大森 睦弘 について

大学卒業後、世界でも有数な大手電機メーカーに勤務。社内の中央研究所や外部機関の客員研究員(東京大学)など、研究開発に従事。その類まれな分析力と強靭なメンタルは、ビジネスでの成功だけにとどまらず、スポーツでも発揮。国民体育大会アルペンスキーで優勝など、その競技力と長年の指導実績から、神奈川県アルペンスキーコーチとしても活躍。 その後、会社を早期退職し、ゴルフのインストラクターを養成するコースを卒業。卒業と同時に、コーチとして、プロ、ジュニアや一般の方々へのコーチング、ツアーキャディーなど、幅広い層に対するコーチングを行った。特にメンタルテストで「トップアスリートとして通用するレベル」と診断され、その強いメンタルを作りあげた経験を元に、メンタル面のサポートも行う。 現在、フリーのコーチとして独立。一般の方の本当の気持ちになって、どんなことでもとことん説明するなど、今まで納得できなかったと言われたことにも、やさしく解説することを信条としている。さらに、分析能力の高さを生かしてコーチングの仕事に従事するかたわら「ゴルフでのからだの使い方」をやさしく紐解くことで、ゴルフを普及させる活動を行なっている。

 

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