From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
おはようございます、小原大二郎です。
「なんで練習の成果が出ないんだろう、、、」
「ちゃんと練習しているつもりなんだけどなあ、、、」
最近、私が教えている生徒さんから立て続けにこんな質問を受けています。
ちゃんと練習しているはずなのに、ぜんぜん上達しない。
ひどい場合は、むしろ練習した後のほうがショットが悪くなったという話も、、、
せっかく時間を取って練習しているのに、成果が出ていないわけですから、
これではやる気もなくなってしまいますよね。
もしあなたが週に合計して1時間をゴルフに費やしているとして、
月に4時間、年間で48時間。
最悪、丸二日という貴重な時間をムダにしてしまうかもしれないのです。
■練習の成果を出す7つの工夫
練習の成果が出るかどうかは、ゴルフ上達の生命線です。
では、どうすれば「練習の成果が出ない!」という事態を防ぐことができるのでしょうか?
この対策としては、たくさんの方法がありますが、
とりあえずはこの7つを日頃から実践しましょう。
◆1.定期的に練習する
1日5分でも10分でもいいです。
毎日定期的に練習することを心がけましょう。
あまりに練習の間隔があきすぎてしまうと、
同じ練習をしていても「あれ?」「こんな感覚だったっけ?」となってしまいます。
定期的に練習をしていないと、積み重ねたものがどうしてもムダになってしまいます。
今までの時間を無駄にしないためにも大切なことです。
◆2.練習した日時と練習内容を記録しておく
毎日練習していないと、
「あれ、この前何を練習したっけ?」
となってしまうことはけっこう多いです。
前回の練習内容を覚えていないと、
今日はその続き、という意識になりにくくなってしまいます。
「前回練習したことの続きをやる」
という意識をして、連続性のある練習をするのがベターです。
小さなノートでもいいので、練習内容を記録しておくことをおすすめします。
こんなことを書くと「めんどくさいなあ、、、」と思われるかもしれませんが、
慣れてしまえば、練習の記録は30秒ぐらいでできてしまうものです。
◆3.シンプルな練習を積み重ねる
上達するための練習というと、
ものすごく工夫された高度なことをしなければいけないと思うかもしれません。
しかし、プロゴルファーでさえ、やっている練習はものすごくシンプルです。
決してトリッキーな練習をしているわけではなく、
誰もがやっているようなことを継続してやっているものです。
「あれ? こんな練習だったっけ?」となってしまうような
自分でもやり方がわからなくなってしまうような複雑な練習はしないようにしましょう。
複雑な練習を1日だけやるより、シンプルな練習を1週間、
少しずつやったほうが成果は確実に上がります。
◆4.メニューに迷ったらアプローチとパターの練習を
練習場に行くと、ドライバーばかりを練習している人をよく見かけますが、
ドライバーは1回のラウンドで最低14回しか振らないクラブです。
しかも、ドライバーで大振りの練習ばかりしていると、
せっかくうまくいっているスイングも乱れてきてしまいます。
せっかくわざわざ練習場に来て、時間とお金を使っているのに、
それではもったいないですよね。
ですので、練習に迷ったら、まずはアプローチの練習をしましょう。
まずは自分のアドレスやスイングが乱れていないかをチェックして、
その上で30yのアプローチ練習から始めればよいでしょう。
◆5.疲れたら無理をしない
せっかく練習時間が取れたからと、
その日に根をつめて練習してしまうことがあります。
しかし、疲れた身体と心で無理をして練習をしても、成果は出ません。
身体がつらくなってきたら、一休みする。
あるいは、明日に持ち越す。
それぐらいの余裕を持って練習をするようにしましょう。
無理をしたからといって上手くなるわけではありませんから。
◆6.うまくいっているかを常にチェックする
基本中の基本ですが、練習をしたら、その成果をチェックしましょう。
一番結果がハッキリ出るのはラウンドすることですが、
なかなかラウンドに行けないという人も多いと思います。
そのような人は、月に1回、自分の成果をチェックする日を作ります。
たとえば、
・30y、50y、100yのアイアンチェック
・フェアウェイウッドの飛距離チェック
・ドライバーの飛距離チェック
これらを練習場で行うのです。
あるいは、練習場で「仮想のホールを回る」という方法もあります。
よく覚えているゴルフ場の、●番ホールをイメージして、
ティーグラウンドからグリーンに乗せるまでをシミュレーションしながら打つのです。
そういうホールを頭の中に数ホール用意しておいてラウンドして、
そのスコアで成果を確認する、というわけですね。
◆7.結局は客観的な目
なんだかんだ言いましたが、一番いいのはゴルフが分かっている人間に
スイングをチェックをしてもらうのが一番です。
自分で考えて練習をしていても、自分ではわからないことの方が多いです。
ですからプロもコーチをつけているのですから。
自分を客観的に見てくれる人というと、友達やゴルフ仲間に見てもらうという人もいますが、
どんなに上手い人でもあなたの全てを見てくれるわけではないので、
やはりそこは、プロのコーチに見てもらうのが近道です。
6つ目のチェックのところと似ていますが、もし見てくれる人がいないのなら、
自分の技術の基準値のようなものを作っておいて、
基準とどれぐらいずれているのかを測れるようにしておくといいと思います。
・ドライバーのフェアウェイキープ率は?
・アプローチで5m以内に寄る率は?
・1mのパットの成功率は?
これは人によって違いますが、自分の技術の基準値となる
バローメーターを作っておくのです。
以上7つのポイント。
ゴルフ上達には、実のある練習ができているかどうは生命線です。
練習の7つのポイント、改めてチェックしてみてくださいね。
またメールします。
小原大二郎
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