From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします!
今日なんですが、あなたに
「シニア用クラブってどんなモノ?」
という話をしたいと思います。
その本題に入る前に、あなたに一つだけ質問です。
そもそもゴルフの「シニア」って、
あなたは何歳からだと思いますか?
シニアの定義って?
実は以前、お客様から
「シニアゴルファー向けのギアのアドバイスが欲しい」
という質問がありました。
ご存知かと思いますが、
プロゴルファーのシニアは50歳から。
そしてアマチュア競技ゴルファーのシニアですと
55歳からというのが普通です(女子シニアは50歳から)。
ですが、アマチュアでも60歳ぐらいで
競技ゴルファーではない方に「シニア」とか言ったら、
怒られることもあるかもしれません。
「オレはまだシニアじゃない!」って。。。(苦笑)
ちなみに上記の質問を下さった方は、
70歳前後の方でした。
正直、自分の個人的な考えとしては、
・男性-女性
・シニア-シニアじゃない
こうした垣根は初めから作らないようにしています。
なぜかというと、そうした垣根を決めると、
視野が狭くなってしまうからです。
見た目、年齢では決めない
実際に交流ラウンドやフィッティングでお客様と接すると、
70歳ぐらいの方で「私は年金生活者です」と言っている人でも、
まだぜんぜん元気だと感じます。
80歳を超えても、元気にレッスンやイベントに
いらっしゃる方もいらっしゃいます。
ですので、公平な一プレイヤーとして見るようにしています。
そうでなければ、その人の可能性を摘んでしまう可能性があるからです。
また、女性ゴルファーのお客様だからと言って、
女性の試打クラブだけから選ぶようなことはせず
いろいろなクラブを打っていただいています。
ですので「シニアだから」とおっしゃるお客様であっても、
軽いクラブヘッドやシャフトからのみ選ぶことはせず
フラットな目で広くチョイスをしています。
たとえば、会員さんで80歳を超えていらっしゃる
「K様」というお客様がいますが、以前のイベントで拝見したときでも、
10歳、20歳ぐらい年下のゴルファーと遜色ないぐらい飛んでいました。
レッスンの成果もあるでしょうが、フィッティングの効果もあって
おそらく以前より20ヤードぐらいは飛んでいると思います。
「シニアだから」という目で見てしまうと、
一般的には重めと感じられるような重さのクラブを
フィッティングすることもできなくなります。
ですが「年だからクラブを軽くする」という選択では、
このような結果はおそらく出せなかったはずだと、自負しています。
「自分はシニアだから」と言ってしまったら、
選択肢も自然と狭まるし、可能性も潰してしまいかねません。
だから、そういう目では見ないようにしているんですね。
そうでないと、フィッティングを受けていただく意味もないので。
「こんな重たいのつかってのんかよ」
それで、私がフィッティングを担当したお客様から
後日よく言われるのが、
「この前、徳嵩さんにフィッティングしていただいた
クラブを仲間に見せて持たせたら、
『お前、こんな重たいの使ってるのかよ』
って言われたんですけど。。。。。」
というものです。
実は、女性ゴルファーの方からも同様のことを言われます。
それがすでにわかっているので、
「『こんな重いもの使ってんのか』と
誰かに言われることがあるかもしれませんが、
気にしないで下さいね。」
と、事前にお客様には伝えるようにしています。
先程もお話ししたとおり、女性の方にも
メンズものを使っていただいています。
まあ、そこを信じていただけるかどうかは
まさにご本人次第なんですが。。。
自分で枠を決めないこと
シニアの話に戻しますが、ですので「シニア」だからといって
シニア用のクラブしか選択しないの、
もったいないと思っていただきたいのです。
お客様にクラブの軽い、重いから受ける印象を聞くと、
・軽い=ポジティブ
※振りやすい、距離が出る、やさしい
・重い=ネガティブ
※振りにくい、飛ばない、難しい
こういった答えが返ってきます。
じゃあ、何をもって「軽い」のか、「重い」のか?
誰に対して「重い」のか、「軽い」のか?
そこまで突き詰めなければ、
この議論はできないのではないでしょうか?
もちろん、シニア用のクラブがうまくはまることもあるでしょうし、
その選択を否定するつもりはありません。
ただ、同じ70歳でも、一日家にいる人もいれば、
毎日畑で鍬(くわ)を振るっている人もいます。
後者のような方であれば、他の同世代の方に比べれば
力もあるだろうことは間違いありません。
自分がここで言いたいのは、自分から枠を決めてしまって、
「年齢」というくくりがされたものの中だけからクラブを探すのは、
あまりにもったいないですよ、ということです。
高いお金を払うのなら、買い替えた時に
ちゃんと機能するものを選んでいただきたい。
これが自分の根底にある考えです。
ゴルフクラブは決して安い買い物ではありませんので、
「買い替えて、よかったな」というものを
手に入れていただきたいな、と思っています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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