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【ご質問】第一打を成功させる習慣

2024.05.08
kondo2

From:近藤雅彦
神田のカフェより、

おはようございます。
近藤です。

 
ゴールデンウィークも過ぎましたが、
ゆっくり体を休められましたか?

 
ゴールデンウィーク後半は
関東地方も天気が良く、

さすがにゴルフ場も道路も
かなり混んでいました!

 
もし連休中にラウンドで
自分の弱点や課題を見つけられた方は、
なるべく早い内にそれを練習で克服し、

連休中は予定が詰まっていて
ゴルフへ行けなかった、、、
という方は、

これからのラウンドへ向けて
万全の準備を整えておきましょう!

 
さて、本日はゴールデンウィーク中に
ラウンドで思うような結果が出ず、

あるお悩みを抱えている
ゴルフライブ読者の方からのコメントに
お答えしていていきます。


お名前:
細谷様

 
いつもメールマガジンを
参考にさせてもらいながら
練習をしています。

ラウンドについて
1つご相談なのですが、

最近、朝一からの前半数ホールにかけて
なかなかギアが入りにくく、

特にティーショットで
スライスやOBの確率が高くなって
悪い出だしが続いています。

 
前半にダブルボギー、トリプルボギーが続くと
そのあと調子を取り戻しても
なかなかリカバリーしきれず
困っています。

 
もちろん朝の練習時間に
ドライビングレンジでドライバーもしっかり打っていますが、

朝から最高のスタートを切るための
準備やオススメの練習があれば教えてください!


 

なるほど…

 
確かに朝一というのは
プロでも緊張しますし、
体もしっかり準備していないと
筋肉も強張って動きづらいもの。

 
ただし、あれこれ考えるとかえって体が硬くなり
ショットの失敗に繋がってしまうので、

やるべき事を明確に・シンプルに設定して
朝一のティーショットの成功率を上げる
とっておきの習慣についてお話します!

朝のウォーミングアップと準備

まずは体の準備、
ウォーミングアップについてですが、

今のように暖かい季節ではスタート前に
軽くアキレス腱を伸ばす程度で済ませている、
なんて方もちらほら見かけますが…

 
たとえ気温が暖かくても
ウォーミングアップで内から体を温め
筋肉の柔軟性を上げることは必須です!

 
首や手首はゆっくり、ぐるぐる回すことで
ショットに関わる筋肉をしっかりほぐし、

肩・背中のまわりも動的ストレッチで
しっかりほぐすことも忘れずにしてください。

 
体がほぐれたら動的ストレッチの一環として、
連続素振りもオススメです。

 
リズム・テンポを一定に意識しながら
連続でスイングを行うことで、
リラックス効果とともに全身の筋肉を起動できます。

 
連続素振りも延々とやる必要はありません。
10回程度を1セットでOKです。

ドライビングレンジでは・・・

ドライビングレンジなどで、
とにかくフルショットばかりを多く打って
練習している方も見かけます。

ドライバーや長距離のショットに不安があると
どうしてもそうなってしまう気持ちはわかりますが、

最初はビジネスゾーンの練習をしてください。

 
まずは正しいインパクトのイメージを持って、
その後にその感覚の延長でフルショットへと
繋げるようにすることが理想です。

そうすることで毎回が一か八かのショットにならず、
明確な目標とする感覚を体に覚えさせて
再現性の高いショットを当日に発揮できます。

ショットの際に考えるのはコレだけ

いざティーショットの時になったら、
技術的な事や余計なことを考えるのはやめて、
2つの感覚的なことだけを意識してください。

まずは
リズムとテンポだけを意識してください。

そして、もう一つ感覚的に意識するのが
フィニッシュでバランスを崩さないこと。

 
もちろんフルショットはしてもOKなのですが、
フィニッシュでバランスが崩れるというのは
明らかに振りすぎてミスが出やすい状態。

特に第一打目は気合が入って無意識に力が入りがちなので、 
フィニッシュのバランスを意識することで
無意識の力みを抑えて、成功率を上げられます。

メンタルコントロールでより成功率を高く

精神的に成功しやすい状態を作ることも
スポーツにおいてはオーソドックスな攻略法です。

 
ラウンド前に、ほんの1分だけでも
瞑想などを行って体を適度に弛緩させたり、

「第一打だし、まずはフェアウェイに乗れば上場かな」

というように、
遠くに飛ばす!絶対にフェアウェイ!という気持ちではなく、

ハードルを下げることで体の緊張を抜くことも
メンタルコントロールとして大切です。

 
もしどうしてもミスのイメージがぬぐえない場合、
ロング・ミドルホールであっても関係なく、
最初のショットをドライバーやFW以外の
成功率の高いクラブに変更するのも良いでしょう。

 
心にもスイングにも余裕が出てきて
成功のイメージをつかめて来たら、
自信をもって使ってみてください!

 
本日の内容は、
どれもそんなに時間がかからず実践でき
効果も高い内容なので、

次回ラウンドの際に
ぜひ実践してラウンド攻略に役立ててください!

近藤

  

<本日のオススメ>

ツアープロ達の中には、
ラウンド当日の朝に

特別な道具を用いて
スイングの感覚を
調整している方も
多くいらっしゃいます。

つい先日、米国ツアーで
初のトップ10入りを果たした
男子の蝉川泰果プロは、

スイングの体重移動の感覚がイマイチな時に
練習前に足に「とあるアイテム」を装着して
スイングを調整し、安定したパフォーマンスを
発揮しているそうですが…

 
そのアイテムと同じ体重移動の役割だけではなく
自然とスイングを「感覚的に」最適化し、

スイングから余計なものをそぎ落としてくれる
『引き算の考え』のとっておきの練習アイテムが、
限定入荷しました。

 
賞金王・賞金女王たちにも実践させていた、
プロが認めるスイング調整の万能アイテム。

 
このアイテムは
ゴルフライブで去年取り扱った
練習器具で最大の販売数を誇り、

あっという間に完売してしまったアイテムなので
どうかご確認はお早めに。

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スライスに悩むならコレ(引っ掛けも解消OK)

2024.05.07
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「スライスに悩むならコレ(引っ掛けも解消OK)」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日お伝えすることは
過去にもお話ししたことでもあるんですが、

やはり多くの方からお悩みとして聞くことですので
再度取り上げることにしました。

まずはスウィングの基本をおさらい

まずは、前提となるところということで
理想的なスウィングの基本をおさらいしておきます。
 

 ・トップでは右ひじが体の幅から外れず

 ・その右ひじが地面を指した状態になる
 

フェースコントロールをするためには
まず、これが理想になってきます。
 

たとえば引っ掛けが出ているのであれば、
 

 ・トップで緩みが出て

 ・右ひじが体の外側に向いて

 ・体の幅から外れている
 

こうしたことが起こっている可能性が高いです。
 

右ひじが外れるとフェースが開いたり、
振り遅れたりしやすくなります。

ですがそのままだとスライスになってしまうので、
そこで無意識に手を返す結果、
引っ掛けが出てしまうというわけです。

引っ掛け、スライスを直すドリル

ということで、
こうした引っ掛けやスライスを直すための
最強ドリル=練習アイテムがあります。
 

 ・ゴムチューブを用意し、
  その両端を輪っかにして結ぶ

 ・そのゴムチューブの両端の一方の輪を
  右足の土踏まずの辺りにセットし

 ・もう一方には右腕を通し
  右ひじに輪がくるようにセットする

 

たったこれだけです。
 

そして、これを身体に着けた上で
このようなドリルをやってみて下さい。
 

 ・まずは、チューブを付けたまま
  クラブを持たずにスイングの形で素振りをします

 ・このスイングの形の素振りで
  トップ、ダウンスウィングを繰り返します

 ・これをある程度行なってから
  続けてクラブを持って実際にボールを打ってみます

 

やることは、たったこれだけです。
思いのほか良い当たりが出るはずです。

オンプレーンに加え、ヘッドスピードUPも

ツアープロたちであっても、
トップでほんのわずかに右ひじが外れる傾向を
示すことがあります。

外れるといっても、
シャフト1本分か0.5本分程度のズレなのですが、
その小さなズレが引っ掛けを生んでしまうのです。

ご承知の通り、ひっかけはコントロールが効かないため
プロたちはとっても嫌がります。

それを矯正するためのシンプルな道具が
このゴムチューブ、というわけです。
 

このゴムチューブを付けての練習をすることで、
右ひじが外れるのを防ぐことができます。

更に右ひじが体に近い所に下りてくるので、
クラブがオンプレーンを描き、ヘッドスピードも上がります。

そして何より、正しい軌道や体の動きの感覚を
自然に体感できます。
 

このゴムチューブは、今回ご紹介した使い方以外にも
他の使い方もたくさんあるんですが、

いいことづくめのこのゴムチューブのドリル、
ぜひ、あなたも試してみて下さい。

追伸:そんなゴムチューブをご紹介中

と、そんなゴムチューブを
ゴルフライブと共同で開発したのがコチラで

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 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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体の軸を安定させてダフリトップを根本的に解消

2024.05.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
ゴルフをはじめたての方も
長年ゴルフをされている方も関係なく、

 
多くのゴルファーの悩まされているダフリとトップ。

 
今回はコースでダフリトップにより
スコアが崩れてしまうという方へ
アドバイスをさせていただきたいと思います。

 
まずダフリとトップの最も大きな原因。

 
その原因の一つとして、
体の軸ブレがあげられます。

軸の安定=スコアの安定

スイング中、
背骨が右へ左へ大きくブレて、

 
ボールよりも右に背骨がズレた瞬間に
インパクトを迎えるとダフリを引き起こします。

 
逆にボールよりも左に背骨がズレた瞬間に
インパクトを迎えるとトップを引き起こしてしまいます。

 
体の軸ブレでさらに厄介なのが
大きなスイングになればなるほど、

 
体の軸ブレも大きくなり、
ボールへの影響も大きくなることです。

 
というのもクラブは、
ゴルファーの体を軸に振り子運動で動いています。

 
クラブを振り下ろしたとき、
地面に最も近くなる位置を最下点と言いますが、

 
体の軸そのものがブレてしまうと、

 
振り子運動をしているクラブの最下点も
本来の位置よりズレてしまうことになります。

最下点が安定=ボールも安定

そこでそもそもミスを引き起こしている
根本的な軸ブレを安定させることができれば、

 
最下点が安定しボールも安定してくる
ということなんです。

 
そこで、この根本的な原因である
体の軸ブレを解消するためにおすすめなのが、

 
両足をぴったりとつけた状態で
スイングを行う練習方法です。

 
両足をピッタリとくっつけることで
体の軸を強制的に一本の軸として固定させた状態で
体の軸ブレを抑えたスイングを行うことができます。

軸ブレを防ぐ顔の動き

 
体の軸が安定することで
再現性の高いスイングが生まれ、
ショットも安定します。

 
足を閉じてスイングしながら、
体の軸を保つ感覚を掴めるようになるまで、
繰り返し練習してみてください。

 
この練習方法をしていただく際に、
もう一つ意識してもらいたいのが顔の向きです。

 
よくスイング中に
顔を左や右へ傾いてしまう方が多いのですが、

 
軸ブレを解消するためには
できるだけスイング中の顔の動きを抑えていただくと、

 
不必要な体の動きを最小限に抑え、
軸の安定を体感していただきやすくなります。

 
ラウンド中、ダフリやトップで苦い経験した方は
このスイング軸を安定させる練習方法を
ぜひ取り入れてみてくださいね。

 


<本日のおすすめ>

発売開始から新モデル登場まで
世界中で愛されてきたゴルフウォッチ
「Approach S62」

ゴルフを有利に楽しむ機能は
十分搭載されていながら、

最新もモデルよりも
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さらに、
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ゴルフライブでは、

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【ビデオ】クラブの重さで最高のバックスイング

2024.05.05
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「クラブの重さで最高のバックスイング」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

クラブはヘッドの重心がシャフトから離れているという意味で
偏重心になっています。

この偏重心特性を上手く利用してバックスイングすると、
トップやダウンスイングでも悩むことの少ない
簡単なスイングになります。

では、どんなふうにクラブの重心を利用したらよいのか
見てみましょう。

(続きはビデオにて)

クラブの重さで最高のバックスイング


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240505/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

シャットあげに貢献

バックスイング開始で手首の力を抜くと、
ヘッドの重心がシャフトから離れていることで
ヘッドの重さでヘッドは閉じる方向へ動きます。

左右両手首の力を抜いておくだけで、
ヘッドは閉じますからそれに任せましょう。

シャットあげはスイングを簡単にする

ちなみに、ヘッドを閉じながらあげることを
シャットあげと言います。

このシャットであがってトップに向かうと
好都合なことが多いです。

第一にはトップでヘッドを軌道方向へ向けることがやりやすくなって、
スイングはシンプルで楽になることです。

ヘッドが軌道を向けばシャフトをヘッドの方向へしならせることができ、
さらにダウンスイングの加速中に
ヘッドの向きのコントロールは不要となります。

これなら楽に飛距離アップの可能性を高めることに直結です。

さらに、シャットあげはスイングパワーアップのために
ものすごく大切な動きをやりやすくしてくれます。

それは、上半身のしなりを深くする動きです。

トップでは左脇を開けて両肩のラインに対して
左腕が少しだけ斜め上にあるポジションが、
上半身のしなりを大きくできるポジションです。

トップでヘッドを軌道方向へ向ける

そして、スイングを簡単にするなら、
トップですでにヘッドが軌道を向くと楽です。

そうなると、しなりやすいポジションに入るためには
左腕を右に回転させることになるので、
それを相殺できればよいことになります。

それが、バックスイングで手首の力を抜いて
ヘッドの重さで手首を左回転させるシャットあげです。

リラックスしてもヘッドが開かないために

また、クラブの偏重心特性ではトップに向かって減速すると、
ヘッドは開こうとする力を受けます。

それを力で制するのではなく、
リラックスさせた中でクラブの偏重心特性での
開きを抑える方法があります。

それは、手首が親指側へ折れるコックを入れることです。

そのコックも力で入れようとするのではありません。

バックスイングで腰から上の体幹が右回転することに
手元も追従させてインサイド寄りに動かす中で、
ヘッドを振り出し後方へ向かって真っ直ぐに動かします。

そうすると、コックを入れている感じはしないまま、
コックが入ってくれます。

そして、手元とヘッドが腰の高さぐらいまであがってきたところから、
それまでのクラブの重心の勢いでクラブはワイパーのように動きます。

ワイパーと言うのは、右手を軸にして
クラブの重心が左から右に動こうとすることです。

そして、手首の回転に関係する前腕の回転である
回外と回内の可動域は90度ぐらいで、
腕が肩に対して回転する内旋と外旋可動域は80度前後です。

ここで、左手のグリップが正しいポジションなら、
親指半個分右にズレたまさに10度ぐらい手首が右回転しています。

そうすると、バックスイングで両手首と左腕の力を抜いておけば、
トップでは手首と腕の回転が相殺し合って
ヘッドはほぼ軌道方向を向きます。

トップでヘッドが軌道を向けば、
あとはクラブの重心を引っ張り続けるだけでクラブに目一杯パワーをかけても
ヘッドの向きは変わらないままインパクトです。

左腕と左右両手首の力を抜くだけで、
スイング全体は簡単でしなりのパワーをためやすく
飛距離アップにも直結です。

上半身をしなりやすくする

真っ直ぐに立ってクラブを持って
左右往復素振りをやってみます。

手で振るのではなく、下半身から動いて
上半身はそれについてくるようにリラックスさせます。

とはいえ、上半身は全部リラックスではなく、
体幹と右腕は力を入れて固めます。

それはそうです、全部力を抜いたら
下半身の動きに連動できなくなります。

体幹と右腕は力を入れて固めていたとしても、
特に左肩から左腕全体と左右両手首はだらんだらんに
力を抜いておきます。

そうやって左右往復素振りで右に振ったところで止まってみます。

そうすると、左肩から先はどうなっていますか?

左腕は右回転して左脇が開いていませんか?

この位置が上半身の中でも最も大きく薄い、
まさにしなりやすいことで大きなエネルギーをためやすい構造の
広背筋を自然に伸ばしてくれます。

左腕が右に回転するのは、
広背筋は腕では上腕の内側につながっているからです。

ワイパー動作前のシャットあげのご利益

ところで、ワイパー動作の前までに
しっかりシャットになっていることで、
右手の平が振り出し後方を向く感じになります。

そして、ワイパー動作でクラブの重心は右上方向へ移動することで、
手元も上に持っていかれます。

そうすると、クラブの重心の軌道に対してヘッドは引っ張られ、
クラブの重心が減速することでの偏重心特異性によるヘッドが開かされる
シャフトの回転力は発生しません。

それによって、手首の形としては
閉じたヘッドを開く方向へ持っていかれないまま
トップまで行くことができます。

クラブの重心を引っ張ればヘッドの向きは安定

いずれにしても、クラブの重心を引っ張れば
ヘッドの向きは安定したままです。

指でグリップエンドをつまんで、
クラブを振り子のイメージで揺らしてみましょう。

まさに、グリップエンド方向に力を使って
手元を少し左右に揺らすように
回転の中心に向かってグリップエンドを引っ張ります。

このときに、いくら大きく強く振ったとしても、
ヘッドの向きは変わりません。

これは偏重心特性と言ってもそれはシャフトに対して
クラブの重心がずれていることから発生することなので、
クラブの重心に対しては偏りはないからです。

ここが偏重心特性のあるクラブを操るためのキーです。

シャフトに対して横方向の力を使ってクラブを振るのではなく、
クラブの重心を引っ張り続けることでクラブを加速することが大切です。

そういった意味でも、バックスイング開始からできるだけ手首の力を抜いて、
クラブの重心を引っ張りやすい動きを徹底して行なって
楽なスイングをゲットしましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

もしあなたが、

 「練習はしているのに、
  なかなかスコアに結び付かない」

そんなふうに思っているのであれば、
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難しい理論も技術も必要なく…

理想のスウィング感覚を
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身長が高いほうが有利?いやいや…

2024.05.04
hattori

From:服部コースケ
沖縄の自宅より、、、

おはようございます。
服部コースケです。

いつもメールマガジンを
ご愛読いただきありがとうございます。

本日も、
あなたに役立つ情報発信できればと思っておりますので、
どうぞよろしくお願いします(^^)

「仲間の中でも小柄な私は、
 いつもティーショットで置いて行かれるんですよ」

これは、ある生徒さんから言われたこと。

カウンセリングを兼ねたレッスンで
私に悩みを打ち明けてくれたのですが、

彼は170cmに満たない
いつもゴルフをする4人の
仲間の中では一番小柄で、

彼自身ドライバーショットの練習を
頑張っているのだけど、どうしても他の3人には
ティーショットで遅れを取ってしまうそうです。

多くのスポーツで、
“高身長”というのは
アドバンテージですよね。

例えばバスケットボールだと
身長が高ければダンクシュートが出来たり、
バレーボールだと守備範囲が広がったり、

ゴルフでも身長が高いとそれだけ
遠心力を生かしたパワフルなスイングができ、
飛距離で有利なように感じます。

確かに、高身長な方は体が大きい分、
筋肉量が多くなるので飛距離は出やすいです。

でも、だからと言って、
「小柄な方は飛ばせない」
というのは大きな間違いです。

その代表格が、ローリー・マキロイ。

身長が175cmのマキロイは
平均身長180cmのライバルを差し置いて
314.2ヤードという圧倒的な飛距離で
PGAでの中でも屈指の飛ばし屋と呼ばれています。

ライバルの中では小柄なマキロイが、
なぜそんなに飛ばせるのか?

マキロイのスイングはドラコン譲り

マキロイのスイングは
ドラコン選手のような要素があります。

バックスイングが上がっていくとともに
体の重心が上がり、切り返しで左下方向に
下がりながら強く踏み込んで、

手首のタメ動作を強く入れることで、
大きなエネルギーを生み出しています。

そして腰を高速回転するために
地面からのエネルギーをもらって
両足が伸びていきます。

これは以前詳しくご紹介した
「地面反力」を回転動作として使っている
典型的なスイングです。

ですが、普通のゴルファーが
これだけ強烈に振ってしまうと
ボールのコントロールを失ってしまいますが、

マキロイのスイングの場合は、
フェースが閉まって下りてきているから
ボールも曲がらず大きな武器になっているのです。

マキロイはドラコン選手のスイングを
競技レベルに持ち込むことに成功したのです。

そしてもう一つ、
マキロイのスイングの大きな特徴は
理想のXファクターにあります。

Xファクター(X-factor)とは、
上半身(肩)と下半身(腰)の“ねん転差”のことで、
ゴルフレッスンではよく「左肩を深く入れる」
と表現します。

なぜこれを、“Xファクター”と言うのかというと、

トップのポジションを頭の真上から見ると、
両肩のラインと腰のラインが、ちょうど“X”の
文字のようにクロスしているように見えるのです。

仮に、
肩のラインがアドレスの状態から90度回っていたとしても、
腰も一緒に90度近く回してしまったのでは、

ねん転差であるXファクターはほとんどなくなり、
パワーの蓄積のないトップになってしまいます。

マキロイはこのXファクターを、
腰がアドレスから45度回転し、肩は90度回転
つまり45度で作り上げています。

この角度が理論的にも
もっとも理想のXファクターに
なっているのです。

マキロイに憧れて…

小柄なのに世界で一番の飛距離を誇る
マキロイは世界中のゴルファーの憧れです。

つい数年前までは、
身長が高くてガタイが良いプレイヤーの方が
飛ばすというのは当たり前のことでした。

でも、マキロイが世界一を取ってから
その常識が大きく覆されたのです。

なぜあれだけ体の小さいマキロイが
体格に恵まれたゴルファーを差し置いて
世界一の座をもぎ取れたのか。

世界のトッププロ、ゴルフ研究家たちが
こぞってマキロイのスイングに注目したのをキッカケに、
PGAツアーの選手たちが
劇的に飛距離を伸ばしています。

これは、最新のスイング解析によって
マキロイがとても効率よく「地面反力」を
使っていることが明らかになったからです。

今まで小柄なゴルファーは
ドライバーは不利だと思われていましたが、
地面反力を使えばビックリするくらい
飛距離を伸ばすことができます。

だからもし、あなたが今、
周りとの体格の差に悩んでいるなら…

「地面反力」を鍛えるトレーニングを
練習メニューに加えてみてはいかがでしょうか?

本来は専用のスイング解析器を用いて
最適な力の掛け方を分析するのが良いですが、
「地面反力」を鍛えることは決して
無駄なことではありませんよ。


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本日も最後までご購読いただきありがとうございました。

服部コースケ

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