From:徳嵩力一
千葉の自宅より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
前回のメールマガジンで、
こんな質問をいただきました。
> 何故、カーボンシャフトの方が
> 直進性に優れているのですか?
このような質問が出てきたのは、
自分がこんなことをビデオでお伝えしたからです。
前回のメールマガジンで
ちなみに、前回のメールマガジンはこちらです。
(ビデオでご説明しています)
[ビデオ] 本当?歳とったらカーボンシャフト
↓
http://g-live.info/click/180816_nikkan/
その中で先週、自分はこんなことをお話ししました。
| (カーボンシャフトの)メリットとなるのが
| まず球の上がりやすさです。
|
| カーボンの方が、スチール比べて
| 同じヘッドをつけた場合でも球が上がりやすいです。
|
| そして、球が曲がりづらいですね。
|
| 直進性に優れているという感じになると思うんですけれども
| カーボンは、そういう特徴があります。
これに対しての
「何故、カーボンシャフトの方が直進性に優れているの?」
という、お客様からの質問だったわけですが、
結論から申し上げてしまいますと。。。
これについて実は
科学的根拠のようなものはないんです。
(自分の知る限りですが)
なんて言ったらいいのでしょうか、
こんなことを言ったら、怒られるかもしれませんが
「カーボン=曲がらない」は
自分の感覚的なところなんです。
昔は確かに「スチールのほうが曲がらない」と
言われることがありました。
もしかしたら、質問をいただいた方は
そのへんのことを念頭に置きつつ
コメントをいただいたのかもしれません。
カーボンかスチールか、それ以前に…
その逆に、昔は
「カーボン=軽くて曲がる」と思われていました。
ですが、スチールかカーボンかということ以前に
シャフトの重量が合っていること
こちらのほうが、クラブとしてははるかに重要で、
それによって安定した球を打つことができます。
その点を押さえつつ、なぜカーボンのほうが
直進性が高いのか、ですが。。。
スチールシャフトとカーボンシャフトを比べると
カーボンはシャフトのしなり戻りがスチールより早い。
そのためインパクト、フェースコントロールが安定しやすい。
これについては「科学的どうなの?」って言われてしまうと
何とも言えないところなんですが。。。
ですが自分の体感として、
カーボンは「復元率」が高いのでよくしなる
↓
そのためスイングのタイミングが取りやすく、
インパクトでフェース面が狂いづらい
↓
結果、入射角が安定して真っ直ぐ飛び曲がりづらい
というのは、かなりの部分で
当たっているんじゃないかと思っています。
じゃあ、なぜスチールが選ばれるの?
じゃあ、みんなスチールじゃなくて
カーボンを使えばいいじゃないか、ということに
なってしまうかもしれません。
ですが、カーボンとは逆に
スチールは「上からつぶす」みたいな打ち方がしやすい
これもあくまでイメージ的なものになるんですが
スチールは逆に、いわゆる押さえ気味に打つ球が
打ちやすくなります。
いわゆる「ラインを出す」(=ライン出し)
と言われるようなショットですね。
こうした「上から押さえつける」
「上から打ち込んでいく」という打ち方は
カーボンだとしなりが大きいので
どうしても、やりづらいと感じます。
(これもあくまでイメージレベルなのですが)
ということで、プロが比較的スチールを好むのは
・方向性重視のライン出しショット
・フェースコントロールでボールを曲げるショット
こうしたことを、アイアンで自由自在にしたいから、
というわけですね。
以上、これで答えになったでしょうか?
少しでもお役に立てたのならうれしいです。
ちなみにもちろん、カーボンシャフトだからといって、
全く曲がらないとか、そういうわけではないですよ!
(当たり前ですが。。。)
その点は、どうぞ勘違いしないでくださいね。
それでは、また次回。
徳嵩力一
<本日のオススメ>
たとえ、スコアが良かったとしても
「もっと飛ばせたら良いのにな」
とか考えたこともありませんか?
ゴルフは飛距離の勝負ではありませんが、
飛んだほうが総合的に絶対に「得」します。
では、何をどういう方法でスタートさせれば
最もリスクが低く、確実に飛ばせるのか?
それが、小原大二郎プロが提唱する
この飛距離アップ法です。
↓
http://g-live.info/click/od_b1808/
期間限定ですのでお急ぎ下さい