スイング良ければ全て良し…ではない

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2019.05.01
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

おはようございます、近藤です。

ゴルフの場合は、その人がやっている練習と
その人の実力のレベルは比例しないことをご存知ですか?

どういうことかというと、例えばゴルフ始めたての場合は
「徐々にスイングの振幅を大きくしていく」
というのが一般的なのですが、

実際にそのゴルファーの実力を見てみると
やはりずっとビジネスゾーンを実践している
ゴルファーのほうが、

フルスイングをしているゴルファーよりも
実力が上というのはよくあることです。

ゴルフの上達には何が必要?

ゴルフ上達という点から見ると、
一体どんな能力が必要なのか?

思いついたままに書き出してみると、

・テクニック(意図的に曲げたりする力etc…)
・環境適応能力
・ミスなくスイングする力
・ミスをリカバリーする力
・ミスに動じないメンタル

以上のような能力が求められます。
(恐らくもっとありますが、、、)

ただ、これはあくまで能力なので、

・自分自身のエネルギー量を増やす筋トレ
・能力を発揮、時には助けてもらう道具選び

も考慮すれば、様々な
スキルが求められます。

ゴルフはものすごくスイングが
綺麗なことが上手なことではない

日本は歴史的に見ても「技術」で
大きな発展を遂げた国ですよね。

「made in japan」はやはり
伊達じゃありません。

なので、どうしても感覚的に
「技術」や「テクニック」
という言葉になびきやすいんですね。

ですが、あなたに
思い出してほしいことがあります。

今から13年前のトリノオリンピックで
フィギュアスケートで荒川静香さんが
金メダルを取りましたよね。

そこで、有名になったのが「イナバウアー」。
流行語大賞も取りました。

ただ、あなたもご存知かも知れませんが、
あの技は選ばれた天才にしか出来ない
技ではありません。

むしろ4回転ジャンプの方が
よっぽど選ばれし天才にしか
出来ない技です。

このように、技術やテクニックというのは
あるに越したことは無いけれども、
なきゃいけないわけではありません。

ゴルフはスイングの精度を競うのではなく
最終的なスコアを競う競技ですので、
目的と手段を間違えてしまうと上達出来ません。

同じベストスコアの3人、、、

かつて私がレッスンしていた生徒さんに
ベストが同じゴルファーが3人いました。

仮にAさん,Bさん,Cさんとしましょう。

この3人は
全員ベストが102で、
100切りまであと一歩。

先に結論を言うと、この中で
Cさんだけが100切りを達成したんですね。

では、このCさんが他の
2人よりも何が優れていたのか。

それは、「切り替えの早さ」と
「コースを読み取る力」です。

ハッキリ言ってスイングの精度は
AさんBさんよりも悪かったです。

その代わり、コースに合わせて
攻略法を変える見極めと
ミスからの立ち直りは抜きん出ていました。

このCさんは今でも私のレッスンを
受けてくれていますが、今ベストは87。

すごく上達しています。

まとめ

ゴルフには求められる能力が
たくさんあります。

しかし、その中でも
技術以外の能力は
あまり注目はされません。

ただ、技術以外の能力でも
上達に直接結びつくものは
たくさんあります。

今一度、自分は今後
何を伸ばしていくのが良いか
考えてみてはいかがでしょうか?

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近藤 雅彦
東京都出身。立教大学を経て、茨城、千葉県内のゴルフ場をベースにツアー出場を目指し経験を積む。プロキャディ経験も豊富にあり、ゴルフに対する知識と経験は人並み外れた量をもつ。JPGAティーチングプロを取得し、本格的にレッスンプロとして活動してからは1日でスライスを解消させるなど、ミスショット矯正のスペシャリストとしてメディアでも話題に。ゴルフパフォーマンスのトップコーチとしてコーチ育成にも精力的に取り組んでいる。近藤コーチのレッスンを受けるために、沖縄や北海道からわざわざ通うファンも多い。
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カテゴリー: アウトサイドイン, ビジネスゾーン, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
近藤 雅彦

近藤 雅彦 について

東京都出身。立教大学を経て、茨城、千葉県内のゴルフ場をベースにツアー出場を目指し経験を積む。プロキャディ経験も豊富にあり、ゴルフに対する知識と経験は人並み外れた量をもつ。JPGAティーチングプロを取得し、本格的にレッスンプロとして活動してからは1日でスライスを解消させるなど、ミスショット矯正のスペシャリストとしてメディアでも話題に。ゴルフパフォーマンスのトップコーチとしてコーチ育成にも精力的に取り組んでいる。近藤コーチのレッスンを受けるために、沖縄や北海道からわざわざ通うファンも多い。

 

スイング良ければ全て良し…ではない」への3件のフィードバック

  1. 半ボケのクマゴロー

    ゴルフは自分が狙った所に球を運びグリーン上のホールにボールを入れるゲーム。
    スイングは狙った所に打つ為の手段。 スイングを究極的に考えるとクラブのソールが
    ボールは当たってはなれるまでが全て。 当たってはなれるまで(インパクト)の練習を
    するのがのがビジネスゾーン。だからビジネスゾーンが1番大事。これでスイングの殆どが決まる。
    次に大事なのはビジネスゾーンへ入る前のゾーンと出た後のゾーン。 何故か、
    ビジネスゾーン再現性の為である。 そう考えれば重要度は低くなるがトップもフィニッシュも
    大事という事になりその結果、スイングは大事という事になる。 だが、重要度が全く違う。
    どんな個性的なスイングだろうが、みっともないスイングだろうが、ビジネスゾーンでの
    再現性があれば狙った方向にボールは飛び、自分のプラン通りのゴルフが出来ると考えています。
    飛距離に関してはビジネスゾーンを練習すればミート率は上がるがヘッドスピード(含む加速度)
    を加味していないので多少は飛ぶと思うが決め手ではないと思います。 以上が私なりに考えたビジネスゾーンとスイングの関係です。 小原プロ著「ザ、ビジネスゾーン」飽きるほど読んだ結論です。
    自分勝手な解釈と展開なので多分間違えていると思います。ご指導の程をお願いします。
     

    返信
    1. 近藤 雅彦近藤 雅彦 投稿作成者

      半ボケのクマゴロー様

      ビジネスゾーンについての考察ありがとうございます。お考えいただいた通り、ボールを狙った所に運ぶにはミート率の向上が不可欠ですから、そのためにビジネスゾーンの練習は最適です。ヘッドスピードについては、個々人の年齢や筋力などに依存する部分もありますので同仕様も出来ない部分もあります。そのため、まずはビジネスゾーンでスイングの再現性を高めていただければと思います。応援しています。

      返信
  2. YAYASU

      スキルアップ以外にも洞察力が、先生のご指導で87のスコア達成。大変参考になりました。
     有難うございました。

    返信

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