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接客サービスとゴルフの上達の関係?

2013.02.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、あるお店での接客サービスから
ゴルフの上達について考えたいと思います。
 「ん? 何の関係があるの?」
と思った人にこそ、読んでほしい内容です。

■あるホームセンターにて
私が家の近くのホームセンターで買い物をしていた時のこと。
行ったお店は品揃えはいいのですが広すぎて、
どうしても目当ての商品が見つかりません。
実は「ドアストッパー」を探していたのですが、
見つからないので、近くにいた店員さんに聞いてみたんですね。
そこで近くにいた店員さんに声をかけました。
 「すみません、ドアストッパーはどこですか?」
ここでもし、あなたが店員だったとしたらどうしますか?
当然、ドアストッパーを売っている棚のところまで
案内するのではないでしょうか?
おそらくそれが「一般的な当たり前の接客」だと思います。
でも、その店員さんは違ったんですね。
 「ああ、そこを右に曲がったところの棚にありますよ」
 え? あれ?
 案内とかは、、、してくれないんですかね。。。?(汗)
釈然としないまま、言われるがままにその場所に行ってみたら、
実際にそこにあったので、まあ、いいといえばいいのですが。。。

■本当に当たり前?
もちろん状況によっては、
このような接客のしかたが正解の場合もあるかもしれません。
「普通は」売っている棚のところまで案内する。。。
それがまあ「当たり前」ですよね?
でも、人間というのはどうしてなのか、
その「当たり前」ができなくなることが多いんですね。
ゴルフでもそうかもしれません。
自分に合ったスイングを手に入れることが、
ゴルフ上達の近道だというのは「当たり前」なのに、
そこをすっ飛ばしてしまったとしたら。。。
それはおそらく、さっきの「そこを右に曲がったところの…」
と答えている店員さんと大差ないことをしているのかもしれません。
そして、、、結果として上達できない。
でも、こうしたことは意外と多くのところで
まかり通っているような気がします。
というのも、もしスイングを大切にしているのであれば、
アマチュアゴルファーは全員「ビジネスゾーンの大切さ」
を、ちゃんと知っているはずです。
でも実際は。。。悲しいことに、そうなってはいません。

■徹底して考えるしかない
では、上達するためにはどうすればよいのでしょうか?
そのためにはまず、月並みではありますが、
ゴルフが上達するにはどうすればいいのかを、徹底的に考えることです。
ゴルフというのはある意味つかみどころのない
とても難しいスポーツのように見えますが、スイングが安定すれば、
それが自然とスコアに反映されます。
ですから、一刻も早くスイングをとことん安定させて行けばいいのです。
「とことん」なんて言うと、難しいと思ってしまうかもしれませんが。。。
ゴルフ上達にはスイングしかないのであれば、それだけをやればいい。
他のことが何か効果があるように思ってしまうから、
集中ができていないだけなのです。
すぐには結果が出ないかもしれません。
でも、スイングをとことんやって、結果が全く出なかったという例を、
少なくとも私は知りません。

またメールします。
小原大二郎

追伸
実は、ドアストッパーはゴルフレッスンのために買ったんです。
飛距離アップの必須アイテムですよ、ドアストッパー。

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やりたい練習が多いのは危険

2013.02.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、練習している人でも上達できる人とできない人がある、、、
そんな話をしたいと思います。
これからお話しする二人のうち、あなたはどちらのタイプの人ですか?

■ある二人のゴルファーの物語
ある二人の男性が、ほぼ同時にゴルフを始めました。
始めた動機は、仕事で得意先とゴルフをする接待があり、
上司に言われて始めたのでした。
はじめは乗り気ではなかったものの、
やっているうちにゴルフの魅力に引き込まれて、
二人は日々コツコツと自宅で練習するようになりました。
週末はゴルフの打ちっぱなしに行き、あるいは友人とラウンドをして。。。。

そして、1年の歳月が流れました。
二人ともゴルフのことは変わらず好きだったのですが、
一点だけ、違うことがありました。それは、、、
一人はすでにスコア100を切って、次は90切りを目指して練習を続けています。
そしてもう一人は、始めた頃のスコアからほんのすこしだけよくなったものの、
110~120のあたりをウロウロしています。

一体なぜ、このようなことが起こってしまったのでしょうか?

■二人の違いを生んだ決定的なこと
上記の二人のアマチュアゴルファーのように、
 「ゴルフの上手い下手を分けるものは何だろう?」
そんなふうに、あなたは思ったことはありませんか?
この二人の違い、、、
それは別に、生まれつきの運動神経や才能ではありません。
練習する時間もほとんど変わらずに同じでした。
また、ゴルフに対する熱意でもありません。
1人は成功を望み、もう1人は成功を望まなかった、というわけでもありません。
あるいは、スコアの悪い人は朝からクラブハウスでビールを飲んでから
ラウンドをしていたからでもありません(笑)。
二人の差、、、それは、練習のしかただったのです。
スコア100を切ったゴルファーは、
練習することを極力絞って、その練習だけを続けました。
たとえば、私の紹介している練習で言えば
腰から腰のビジネスゾーンや、ティーの連続打ちなどですね。
それ以外の他のことには、一切やらなかったのです。
もう一方の、結果の出ないゴルファーは、
とにかくいろいろな方法に手を出しました。
そして、1回や2回ですぐに結果が出ないと思って、
すぐにやめてしまって、他の練習に手を出す。。。
これの繰り返しだったんですね。

■練習の選択肢が多いことが足かせに?
たとえば、ゴルフの雑誌などを読んでいると、
今までにないやり方の練習が載っていたりして、
 「これ、ちょっと試してみたいなあ」
という誘惑にかられるかもしれません。
もちろん、そうした練習の中にも、あなたのゴルフをガラリと変えてしまうような、
そんな練習が眠っているかもしれません。
しかし、こういった「新しい練習」は、危険な側面もあります。
それはどういうことかというと、、、
新しい練習に取り組んでしまうと「継続すること」ではなく、
「練習の方法」にフォーカスしてしまうということです。
特にスイングの練習というのは、一定の「数稽古」「量稽古」をしなければ、
自分の技術として浸透し、自分のものになることはありません。
しかし「私が上達しないのは方法が悪いからだ」とだけ思っていると、、、
(この「だけ」というのは重要です。実際にやり方が悪いこともあるので)
一つのことを続けなくなってしまうのですね。
これが、同じ量の練習をしていても、
上達できる人とできない人がいることのカラクリです。
新しい練習に次から次へと飛びつくのは、
「隣の青い芝生」をうらやましいと思うのと同じこと。
まずは地味なことでもコツコツと続けることところから始めたほうが、
早く結果にたどりつけるはずです。

またメールします。
小原大二郎

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ダウンスイング(腰から腰)におけるシャフトの向き

2013.02.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“腰から腰におけるシャフトの向き”
について、お話ししていきます。

■胸の向きなどがひと通りクリアされているか
腰から腰のダウンスイングにおけるシャフトの向きも、
肩から肩の時と同様、ここまでのダウンスイングの項目が
一通り整っていることを前提とした話になります。
シャフトの向きがターゲットラインの方向と平行なのが「オンプレーン」
平行よりも内側に傾いているのが「インサイド」
外側に傾いているのが「アウトサイド」です。

ダウンスイングでシャフトの向き、腰の位置まで降りてきた
シャフトの向きを正しくする前提条件として、
まず胸の向きがとても大事になってきます。
頭部の軸、頭の動きももちろん大切ですが、
胸の向きがスクエアの右斜め45度になっているかどうかを、
シャフトの向きを確認する前にしっかりおさらいしておきましょう。
胸の向きなどの項目がひと通りクリアされているという前提で、
シャフトがターゲットラインと平行であればオンプレーンと判断します。
この腰から腰のダウンスイングもバックスイングと同じで、
ターゲットラインと平行の位置に降りてくるのが基準になります。
インサイドからクラブが下りてきた場合、
当然9ボールルールの右方向にボールが飛び出して、
ドロー
プッシュアウト
プッシュスライス
これらの弾道のいずれかになります。

逆にアウトサイドから降りてくると、
9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなって、
プルフック
プル(引っ掛け)
フェード
これらのいずれかになります。

■感情が間違った動作を生みやすい
実際はトップでできた手の形を何も変えずに自然と下半身のリードで
降ろしてくれば、腰から腰のダウンスイングでは
自然とオンプレーンに降りてくるはずなのです。
しかし、必要以上に力が入りすぎたり、必要以上にボールを高く打ちたい、
遠くに飛ばしたい、低く打ちたいなどの感情が入ったりすると、
間違った動作を生み、シャフトの向きがオンプレーンから外れてくるので気を付けましょう。
練習方法としては、繰り返し素振りで腰から腰のダウンスイングの位置まで
クラブを下ろしてくる練習を繰り返ししていると、
正しいイメージを身体に覚え込ませやすいです。
素振り等で腰の位置まで下ろす練習をしていると、
正しい動きを習得しやすくなります。
シャフトの向きというのは、ボールの飛び出しの方向を決定づけます。
当然のことながらドローボールを打ちたい人は、若干インサイドから降りてきて
インサイドアウトのスイング軌道にすることで、ドローを打つことができます。
フェードボールを打ちたいなら若干アウトサイドから降りてくるような
イメージを持つことで、自分の思い描いた球筋を打てるはずです。
しかし、ノーマルな状態、すなわちストレートプレーンは
あくまでもターゲットラインと平行であるということを理解してください。
ストレートボールのスイングを目指すのであれば、
まずはターゲットラインと平行な位置にクラブシャフトを
下ろしてこられるように練習をしましょう。

次回も、腰から腰のダウンスイングについてお話しします。

またメールします。
小原大二郎

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ドラえもんにダマされるな!

2013.02.04
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は
 「ドラえもんにダマされるな!」
という話をします。

■海外でも大人気
日本が生んだ国民的マンガ、ドラえもん。
あなたももしかしたら読んだことがあるかもしれません。
たとえ読んだことはなくても、
あなたのお子さんやお孫さんがテレビで見たりしているのを、
見たことはあるかもしれません。
海外でも、アジアを中心に人気があるそうですね。
そんなドラえもんですが、いつもぐうたらしたなまけ物の
「のび太」を、秘密の道具で助けてあげています。
 ・のび太がジャイアンにいじめられる。
  あるいはスネ夫に自慢をされる。などなど。。。
 ・その後、のび太はドラえもんに泣きつく。
 ・ドラえもんはしぶしぶ、のび太を助ける道具を出す。
 ・その道具のおかげで、のび太は満足。
 ・しかし、、、それでのび太は調子に乗って大失敗。。。

まあ、おおまかなストーリーとしては、こんな感じでしょうか。
このある意味わかりやすいストーリーが、
もしかしたら海外でウケている理由なのかもしれませんね。

■根本で何も学んでいなければ。。。
のび太はどんなひどい状況であっても「道具」のおかげで
うまくいったように見えて、最終的には調子に乗って失敗。
結局のび太には学びが一切ないように見えます。
(いや、もしかしたら、実はあるのかもしれませんが。。。)
でも、このストーリー展開って、
ちょっとゴルフにも似ているところがあるかなあ、なんて思います。
ゴルフが上手くいかなくて、
 「簡単にできる方法」
に飛びついて、やってみてよさそうに見えたのに、
スイングの根本が変わっていないから、結局は元のまま。
何かイレギュラーな力に助けられて得たものというのは、
所詮それがなくなってしまえば、元のまま。
結局、スイングが改善されて、自分の力になっていなければ、
何をやったところで、全く意味がないのです。

■大切なのは一発逆転ではない
 「これをやるだけで、うまくいくようになった」
確かにそういう現象というのはあります。
実際、私の生徒さんの中でも
 「ティーの連続打ちをやるだけでスコアが10縮んた」
 「ビジネスゾーンの練習をしただけでOBがなくなった」
というような話もよく聞きます。
しかし、こうしたことが起こるのは、
これらの練習が小手先の方法ではなくて、
スイングそのものを改善するために有効な方法だからです。
上達を目指すゴルファーのあなたにやっていただきたいのは、
まず、スイングを作るための練習をすることです。
そうした練習法というのは、いわゆるドラえもんが出す
「ひみつ道具」のような「一発逆転」ではありません。
しかしその分、あなたのスイングを安定させて、
あなたのゴルフを大きく変えるものになるはずです。
ということで、ドラえもんは子どもたちのヒーローですが、
ゴルフではあまり頼りにしてはいけないヒーロー。。。
なのかもしれませんね(笑)。

またメールします。
小原大二郎

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大切なのはアマチュア視点

2013.02.03
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は「大切なのはアマチュア視点」という話をします。
ここが欠けてしまっている上達法というのは、
アマチュアゴルファーの方がどんなに練習時間をかけても
効果が薄い、あるいは、効果がないということになってしまうのです。

■とある有名プロに受けたレッスンが。。。
私が教えている生徒さんの話なのですが、、、
その方がとあるコンペに参加したときに、プロゴルファーの方がいらしていて、
ちょっとしたレッスンを受ける機会があったそうなんですね。
ツアーにも出ていらっしゃる方だったそうです。
その生徒さん、仮に「Sさん」としておきますが、
Sさんは平均スコアはだいたい100前後、スライスが大きな悩みで、
そのことをプロの方に聞いたそうなんですね。
スライスの対処法を聞いて、その場でちょっとやってみたそうなですが、
あんまりうまくいかなかったようで。。。
「うーん、できるようになるまでにはちょっと時間かかるかなあ。。。
まあ、あきらめずに根気よくやってみて下さい」
プロの方からはそのような言葉をもらって、
ちょっとやってみたそうなんですが、、、
それでもやっぱりうまくいかなくて、
レッスンの時に私に相談が来た、というわけです(笑)。

■やはり大切なのは「発し方」よりも「受け取り方」
正直言って、Sさんが受けたそのアドバイスというのを
じっくり聞いてみたのですが、
「うーん、言いたいことはわかるんだけれど、
こういう言い回しをアマチュアの人が聞いたら、
ちょっと誤解するかもなあ。。。」
という印象でしたし、実際にSさんも誤解をなさっていたようで、
そのせいでうまく「噛み合ってない」感じでした。
もちろん、そんなプロから受けたアドバイスですから、
アドバイスを聞いてやる気になる、なんていうこともあると思います。
実際、そういうことがモチベーションになることもありますが。。。
しかし、アマチュアゴルファーに教える場合は、
受け取り手がどう受け取るかを考えながら教えないと、
思わぬ誤解をさせてしまうのですね。
私は大人になってからゴルフを始めたこともあって、
「できない人の気持ちが全くわからない」ということはなかったものの、
それでも初めの頃は苦労しました。
しかし、ある程度の指導経験を積んできて、
「ああ、アマチュアの人はここがそもそもわかってないのか」
「そういえば、自分もこういうところでつまづいたよな」
そんなことが頭の中にストックされていくにつれて、
どうすれば上手く生徒さんに受け取ってもらえるのかが、
少しずつわかってきました。
やはり大切なのは「発し方」よりも「受け取り方」なんですね。

■それでもプロから学ぶべきことはある
そうした「アマチュア視点」で教えられるようになってからは、
私のティーチングも変わりました。
さらに、ゴルフそのものに対する考え方もかなり変わったと思っています。
だからといって、そうしたプロから学ぶことが
全く何もないわけではありません。
実際、ツアーで活躍している方の中でも、
教え方が上手なプロというのもいると思います。
ちなみに誤解しないでほしいのですが、
私は別に、Sさんにアドバイスしたプロの方の教え方について、
どうこう言うつもりはありません。
そのプロの方は、間違ったことは言っていなかったのですから。
話はそれますが、そういうプロの方から学ぶべきなのは、
「何をやるのか」ということよりもむしろ
「当たり前のことを当たり前にやっている」という、その姿勢です。
プロというのは、やっている練習自体は本当に地味なものです。
しかし、その地味な練習ができているからこそ、
プロとして戦っているわけで、そうした点を
アマチュアの方には大いに学んで欲しいと思います。

またメールします。
小原大二郎

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