2018.11.14
From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、
こんにちは森崎です。
ゴルフコースは1ホールごとにそれぞれ
そのレイアウトになった意味があります。
中でも、錯覚を用いたコース設計は
コース設計の基本とも言えます。
そういう時にキャディさん付での
ラウンドだと、全部教えてくれますが、
セルフだとそうもいきません。
そこで、今日は設計家問わず、
ゴルフ場でよく見られる
コースレイアウトの罠をご紹介します。
ちょっとしたことですが、
知っていると知らないとでは
大きな差が生まれます。
是非、参考にしてください。
まず、、、
1、ティーグラウンドは罠だらけ!
誰だってティーショットで
ミスするのは嫌ですよね。
スライス、フック、チョロ、テンプラ、、、
ティーショットでの目的は、
こういったミスをせずに、2打目を
打ちやすい場所にボールを運ぶことが
スコアを作る上で重要となります。
ただ、、、
そんなことはゴルフ場も承知です。
その上で色々な罠を仕掛けてくるのですが、
じつはティーグラウンドは平らではありません。
フェアウェイと同様に、
傾斜が存在します。
なので、左側は平らなのに、
右側に立つと若干左足下がりになっていて、
打ちづらい。。。
なんてことは、人工芝の
ティーグラウンドでもない限り、
ほぼ全ホールがそんな状態です。
また、ティーマークの向きにも
要注意です。
多くのゴルファーは両端のティーマークと
平行になるようにアドレスします。
ですが、そもそもティーマークの
向きを信用していいのでしょうか?
本当にフェアウェイセンターに向かって
マークは設置されているのでしょうか?
もしかすると、バンカーに向かって
打たせるように向きを意図的に
操作しているかもしれません。
ティーショットは2つのティーマークの
外側の先端を直線で結んだラインよりも後方、
2クラブレングス以内から打てば、反則ではありません。
ですから、ティーショットは打つときは、
打つ場所の傾斜、そして自分がどこを向いているかを
必ず確認してくださいね。
2、コースの高低差に要注意!
コースは少なからず、高低差がありますよね。
上っていくホールもあれば、
下っていくホールもあります。
そして、人間の動きは目線につられやすいです。
車でカーブを曲がる時に、
目線はカーブの出口を見るようにと言いますが、
それくらい、人の体は目線に影響されます。
ということは、上っていくホールでは
目線が上を向くと同時に、体も起きやすくなり、
下りのホールはその逆です。
こういう時は、
「今グリーンに向かって上ってるから、
体が起きやすくなっているぞ」と、
自分に言い聞かせながら自制するようにしましょう。
3、グリーンそばのバンカーに注意!
グリーンそばのバンカー。
絶対に入れたくないですよね。
ただ、言い方は悪いですが、コース設計者は
ゴルファーに入れてもらえるように
グリーン周りに巧みに罠を配置します。
例えば、グリーンのそばにはあるが、
グリーンを狙うショットにはそこまで
悪影響ではないバンカーがけっこうあります。
じつは、あれはゴルファーの距離感を
錯覚させるために設置されてるんです。
人は景色に変化があると、
距離を近くに感じます。
そうすると、その罠に掛かってしまった
ゴルファーは、1番手小さいクラブを握り、
グリーンを外してしまうんです。
「見た目遠そうだけど、じつは近い」
「見た目近そうだけど、じつは遠い」
こういった錯覚はコース設計者の
腕の見せ所ですので、随所に設置しています。
なので、こちらも惑わされないように
グリーンそばに近づいたらキチンと
状況判断をするようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
何も考えずに、適当に家を
建てる建築家がいないように、
ゴルフコースというのは、
18ホール全てにおいて、
設計者が意味を持って設計しています。
向こうの思惑通りにならないように、
こちらも設計者の意図を読みながら、
ゴルフを楽しんでみてください。
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