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[Video] バック&ダウンスイングは2つの直線

2017.09.11
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「バック&ダウンスイングは2つの直線」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

バックスイングというのは、2つの直線でできています。

そしてそれと同様、ダウンスイングも
2つの直線で考えればよいのです。

今回の合言葉は「1、2、3、4!」というカウントです。

何はさておき、まずはビデオを見ていただくのが
一番手っ取り早いと思います。

(続きはビデオにて)

「1、2、3、4!」

まず、バックスイングが「1、2」の直線で行くのであれば
ダウンスイングでは「3、4」という直線と回転です。

「1、2、3、4!」のイメージをどう作るのか。
まずは下記をご覧になってみてください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

そしてもう一つ重要なのが、4のところに入る回転です。

決して手を使うのではなく、回転です。

そのためには、回転で打つところが百発百中でいけるように
することが大切になってきます。

恥ずかしい話…

2017-0911_1
 

2017-0911_2
 

サウナで外国人の横にキーが落ちていたので
 

 「your key?」
 

と、尋ねたら。。。
 
 

流暢な日本語で
 

 「スミマセン!!」
 

と、答えられた。
 
 

バツ悪かった。
 

ちなみに、落ちていたのではなく置いていたそうです。

恥ずかしかった。
 
 

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

この「マグネティック・パッティング」を
実践することで、100を切れていないゴルファーであれば
10打は軽く縮めることが出来ます。

しかも、一度身につけたらその効果は
半永久的に持続します。
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サボりゴルフのススメ

2017.09.11
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

こんにちは小原大二郎です。

最近、
とある撮影スタジオにお呼ばれして
あるビデオを撮影しました。

私のスマートフォンには
普段だったらひっきりなしに、

生徒さんからの連絡や
店舗スタッフからの業務連絡が
「ピロン!」と入るのですが、

撮影なので、
スマートフォンの電源もオフにして
鞄の中にしまっていたので

見ることさえ出来ません。

緊急の電話がかかってきたとしても
もちろん通じません。

周りでは、
プロデューサーさんが
「そろそろ撮影始まるのでおねがいしまーす!」

と私を呼ぶ声がします。

段々と不安になってきました。

私が普段365日24時間
連絡が取れていたはずの
スマートフォンの電源が切れているというだけで

「何か大きいトラブルがあったらどうしよう」

「スタジオは問題なく回っているだろうか」

「生徒さんから何か問い合わせがあったらどうしよう」

と、なんともなしに
変な想像をしてしまって

勝手に不安になってしまいました。

こどもの頃を考えると
ネットどころか、携帯電話もありませんでした。

ですので昔に戻っただけだと思うのですが
すごく不安になります。

しかし、

ドキドキしているのも
ほんの30分くらいのものでした。

電話やLINEやメールが通じない。

「うわ〜!気楽だな〜!」

と少し楽しくなってきました。

周りのカメラマンやプロデューサーさんは
撮影に夢中なので、自分だけスマホをいじるわけにもいかず
撮影後もしばらく、電源は切りっぱなしにしていました。

思った以上にこの
常に誰かから連絡があるかもしれない

ということに
ストレスを感じていたみたいです。

この経験から、
『息抜き』って大事なんだな。

ということに気が付きました。

でも、よくよく考えたら
息抜きってあんまりできていないですし、
生徒さんにも伝えてこなかったことに気が付きました。

私たちレッスンプロは、
生徒さんの上達を望んでいるので、

「常に頑張れ!」「ガンバレ!」

と伝えがちです。

仕事でも、

頑張れ!ガンバレ!

と言い続ける上司はたくさんいると思います。
(そんな風に愚痴を言うサラリーマンの友達がいます)

逆に

「休め!」

と言われることってほとんどありませんよね。

心身ともに頑張り続けては、
ゴルフでもいつか身体か心が
壊れてしまいます。

同時に、

「息抜きが下手な人は一流にはなれない」

一流の結果が残せないと思います。

18Hという長丁場を乗り越えるメンタル

18H約5時間の長丁場。

しかし、人間の集中力は
1時間くらいしかもたないそうです。

18Hずっと緊張しっぱなしでは
後々疲れが出て、パットやショットのミスが
後半に出てきてしまいます。

リラックスが上手なプレーヤーは
しゃきしゃき歩かずに、

いいショットを打ったときは
ダラダラと歩いている姿も見ます。
(表現は悪いかもしれません)

しかし、ボールに近づくに連れ、
キリッとした顔つきに変わっていき
また集中状態に戻ります。

リラックスが下手なゴルファーは、
ショット後も、ホール間も
ずっと緊張しっぱなしだったりします。

「前のホールなんでダボ叩いたんだろう」
「次のホールはどうしよう」
「あれっ?クラブ置いてきてないよな?」

みたいに。

頭の中でショットを打った後も
ぐるぐる考えっぱなしの状態が続きます。

私は、集中力を高めるために
ショットを打つ度にクラブに話しかけていました。

「今のはナイスショットだったよ!」
「なんで左飛ばしちゃうかな~!」
「機嫌悪くしたの?」

ちょうどよく気持ちが抜けて
次のショットにスムーズに進むことができます。

プロ野球の巨人 原辰徳元監督も

「長期的なジンクスと短期的なジンクスがあるんです。
長期的なのは、高校時代からやってるんですけど、
ユニフォームを着る前にユニフォームに向かって「よろしくおねがいします」って言うんです。

短期的なのは、車の運転の時に 10 時 10 分の位置でハンドル握った時に勝てたら
次の日も 10 時 10 分で握るんです。」

なんて言っていまして
ちょっと親近感を覚えました笑

結論として、
ゴルフが18H安定して回れる人は
リラックスの仕方や、自分のリズムを守ることが上手いのだと思います。

あなたは18Hを全力で
回ってしまっていませんか?

それとも、
「息抜きタイム」を
定期的に取り入れていますか?

私たちはゴルフ上達してほしいからこそ
あなたにもしっかり休んでほしいと思います。

故障するほど、クラブを振ってしまっていませんか?
練習をしすぎてしまっていませんか?
ラウンドでの緊張しすぎていませんか?
身体を壊すほど仕事をしていませんか?

頑張る技術も大事ですが、
『息を抜く技術』を手に入れて
18Hを気持ちよく回る術を掴んでみてください。


追伸:
集中力と言えばパッティングですよね。

・ラインの読み方
・ストロークの出し方
・ボールの置き方

など、うまくいくときはいいのですが、
ダメなときは3パットの連続…

悪いときはバーディチャンスからの4パット
なんてこともあると思います。

もし、あなたがパターで悩んでいれば
こちらのプログラムを見てみてください。

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※本日までの限定だそうです

_

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飛距離アップに一番重要な筋肉は?

2017.09.10
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

「服部さん飛距離を伸ばしたいです、、、」

本当に多くの生徒さんから相談されることですが
「そのためにどうしたら良いと思いますか?」
と聞くと大抵の方は下のどちらかを答えます。

・練習してとにかく技術を磨く

・最新のドライバーを買う

確かに2つとも飛距離アップには重要ですし
必要なことですが優先順位は1位ではありません。

飛距離がほしいと思って今すぐに
あなたが取り組まなければいけないこと

それは、、、

「筋力トレーンングです。」

飛距離は掛け算です。


技術✕筋力✕道具=飛距離
 

これが飛距離になります。

つまり筋力トレーニングを行ったほうが
はるかに早く目標飛距離にたどり着けるのです。

「筋力トレーニングっていっても
どんなことをしたらいいかわからない、、、」

そんな方も大勢いらっしゃると思います。

今回飛距離アップだけに特化した
筋力トレーニングを紹介していきます。

では質問です。
飛距離を伸ばしたいという時に
どこ鍛えたら一番近道になると思いますか?

    

 飛距離に必要な筋肉は、、、

正解は、、、

「スクワット」
下半身なんです。

筋力トレーニングというと
多くの方は腕立て伏せをやったり
胸や腕を鍛えるイメージをすると思います。

ですが実は人間の筋肉の70%は
下半身に集まっているのです。

数ある飛距離アップの
ためのトレーニングの中で
トレーニングの王様スクワットが一番効率よく
筋肉を鍛えられ飛距離アップへの最短ルートです。

本日覚えていただきたいのはスクワット。
ご存知の通り足を鍛えるトレーニングです。

この4箇所を同時に鍛えることができるのでオススメです。

・大臀筋(お尻)
・大腿四頭筋(太もも前)
・ハムストリングス(太もも裏)
・内転筋(太もも内側)

下半身は鍛えることによってバネが手に入ります。
   

正しいフォームを身につける

オススメするのは道具を使わない
家でもできる自重のみで行うスクワットです。

写真の女性を見てください。

hattori

画像の引用元  
https://dorishofer.com/en/the-truth-about-squats/


まず脚を肩幅程度に開き、
つま先を軽く外側に向ける。足は逆ハの字の状態です。

手は頭の上か、胸の前にクロスしておく

後ろの椅子に腰掛けるイメージで体を下げる

膝が床と平行になるまで沈めたら、元の位置まで戻る

この動きを大体10回から15回繰り返して下さい。
それを3セット、動きはできるならゆっくり行ってください。

この時以下の3点に注意してください。

※背中を丸めない
※つま先が膝より出ないようにする
※膝は伸ばし切る手前で止める

         

あなたの伸びしろは?

実際にスクワットを毎日やるだけで
10yの飛距離アップは簡単にできます。

それほどゴルファーにとって下半身が大事だからです。

今までトレーニングをしてこなかった
という方はとくに伸びしろが大きいので

やればやるだけ筋肉はつくので
是非一度取り組んでみてください。

筋力トレーニングは
あなたの飛距離の土台を底上げするので

飛距離の平均値自体を
上げてしまうとても強烈な方法です。

今後は他の部位の
トレーニングなども紹介していきます。

継続的に取り組んでいただいてて
技術面、ギア面と組み合わせていただくことで

圧倒的な飛距離アップを実現させましょう。


<本日のオススメ>
ゴルフが上手くないたいけど
具体的な方法がわからない、、、

練習する時間はないが
とにかく良いスコアを出したい、、、

一度でもこんなことを思ったことがあるなら
ぜひこのプログラムを試して下さい。

あなたはすぐに100切りを
達成することができます。

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「技」飛びと方向性を生むグリップエンドの向き

2017.09.10
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・飛びと方向性を生むグリップエンドの向き」

というお話をさせていただきます。

私は「頓服的な技」はあまりお伝えすることはないのですが、
今回は、即効性のある、

 「飛ばしと方向性のための特効薬」

をお伝えします。

普段私のメールが長いと毛嫌いしているあなたにも
今日だけはぜひ、読んでいただきたい内容です。

さて。。。その「特効薬」とは?

と、本題に入る前に

業務連絡です。

一つ目。私のワンデーレッスン会、
9月(大阪、岐阜)の募集を引き続き行っています。

すでに満席となっている日程もございますので、
ご希望の方はお早めにお申込み下さい。
 

大阪(大阪市東淀川区)
9/12(火)のみ 残席わずか
10:00~17:00


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岐阜(岐阜県各務原市)
9/17(日)・9/18(月・祝)・9/19(火) 残席わずか
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どの日程も定員に達し次第終了となりますので、
ご希望の方はお早めにどうぞ。
 
 

では、話を戻します。

腕とクラブを真下に落とす

ダウンスイング開始でグリップエンドを打ち出し後方へ向けたまま、
腕とクラブを真下に落とすイメージです。

これは、あくまでもイメージですから、
本当にグリップエンドを打ち出し後方へ向けたままで
ダウンスイングする必要はありません。

グリップエンド打ち出し後方の意識で発生すること

グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままにするつもりで
ダウンスイングするということでは、
どんなことが発生するのでしょうか。

それは、次の3つの飛ばしのためのキーとなることを誘発します。

(1)腕でいきなり振りにいかなくなる

(2)腕とクラブを真下に落としやすくなる

(3)コックのリリースが遅くなる

腕でいきなり振りにいかなくなる

腕でいきなり振りに行くことは、
かなり多くのゴルファーで問題となっている悪い動きです。

そして、トップからの打ち急ぎは、
がんばってクラブを振っているのに、飛ばない、曲がるという
悩みの根源となってしまっています。

さらに、トップからの満身の力が入ったショットは、
ヘッドの軌道もアウトサイド・インのスライスを誘発する軌道となります。

アウトサイド・インでは、打ち出し後方から見て、
インパクトのときのシャフトのラインに対して、
外側から入って内側に抜けながらボールヒットします。

そして、アウトサイド・イン軌道では、
上半身をしならせにくく、基本的には飛ばしにくい軌道です。

ドローは飛ぶ

クラブは基本的には少しインサイドから振るほうが、
上半身のしなりを作りやすく、その分鋭くクラブを振ることができます。

ターゲットの少し右に出てターゲットに戻るボールをドローと呼びますが、
ドローが飛ぶ最大の理由は、インサイドから振ることで強く振ることができるからです。

そして、体もクラブもしなりやすいため、
ロフトが減った状態でボールヒットしやすいことでも、
バックスピンが減って飛距離が伸びやすくなります。

体がしなれば、ボールヒットでの右手甲側に折れるヒンジも
セットアップよりも深く入った状態になるので、
ボールヒットでの実質ロフトが減ります。

腕とクラブを真下に落としやすくなる

クラブをしなりで振るためには、インサイドから振らなくても、
トップからできるだけ早い段階で手元とクラブを
インパクトの面に乗せるだけでもかなり効果的です。

ダウンスイングのできるだけ早い段階でインパクトの面に乗れば乗るほど、
上半身はより大きくしならせることができます。

そして、インパクト面に素早く乗せるための極意が、
腕とクラブを真下に落とすことです。

さらに、インパクト面ににクラブが一旦乗ってしまえば、
後はコントロールするというよりも、そのまま振り切ることに専念できます。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けようとするイメージは、
まさにクラブを真下に落とすことを誘発してくれます。
 

では、また。
 

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「もし、マグネティックパッティングがなかったら、
 一度も100切りできずに人生終わってたと思う…」

そう語る佐藤さんが、
今のような楽しいゴルフを出来るようになった、
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※残り31セット。お早めに
 
 
 
 

「大森さん、
 今日は珍しく即効ドリルなんて、どうしちゃったんですかーー!」

 

いや、せっかくこうして毎回一生懸命書いているので
できれば少しでも多くの方に読んでほしいと思っただけです。

ですが、もう少し「硬派な」内容が欲しいという人のために、
もうちょっと補足的な内容を書いてみます。
 

というわけで、続きをどうぞ。

柱にグリップエンドドリル

さて、そこで グリップエンドを打ち出し後方へ向けたまま、
胸の高さまで落ちてくる感覚を確認するために、
是非やってみると良いことがあります。

それは、トップの形を作ってから、柱などにグリップエンドをくっつけて、
ゆっくりダウンスイングする「柱にグリップエンドドリル」です。

グリップエンドが柱から離れないで、
柱に沿ってまっすぐに下に向かって降りてくるようにしてみます。

できるだけ細い柱などが、よりまっすぐに下に落とせるのでお勧めです。

柱に真下に伸びるラインを書いて、
そのラインをはずれないようにグリップエンドをたどらせると良いです。

さらには、細めの円柱状の柱などを上から下に向かてたどらせれば、
最高のドリルになります。

円柱では少しでもグリップエンドが左右にずれると感覚でわかりますから。

そして、全身の可動域が許すところまで、
グリップを柱づたいに下に降ろしてみてみましょう。

グリップエンドが膝の高さぐらいまで降りてくるまで、
グリップエンドが柱から離れないようにできたら最高です。

下半身の動きについては、グリップエンドが胸の高さ辺りまでは、
通常のショットでのトップに向かう切り返しから、
一旦両股関節を入れる動きと同じになります。

まさに、トップに向かう切り返しでの「間」の動きとなります。

さらに、胸の高さから膝の高さ辺りまで降ろして来てみると、
下半身は通常のショットではありえない動きとなりますが、
上半身にとっては最高の動きの感じがつかめます。

コックのリリースが遅くなる

グリップエンドを打ち出し後方へ向けようとするイメージは、
まさにコックを深くしながら腕とクラブを真下に落とす動きです。

このトップから胸の高さ辺りまで、
コックがさらに深くなるようにダウンスイングできたなら、
絶対に手で振りに行っていないことになります。

さらには、下半身もまだパワーを出していないことになります。

どっちみちトップでは右脚に多くの体重がかかっているので、
左脚をほとんど使えない状態です。

そのため、トップ近くでは無駄に力を使い果たすのではなく、
地面に対してパワーを伝達しやすくなるための準備を行ったほうがお得です。

トップに向かう切り返しでは、
下半身では単に両脚で地面を踏もうとすれば、
最高の下半身の動きとなります。

下半身は両脚で地面を踏もうとしながら
上半身ではコックをさらに深くしようとすることで、
リリースのタイミングが全体にボールヒット側にずれます。

また、一般的に、ボールヒットではヘッドが加速しているほど、
ヘッドがボールに当たり負けしにくくなります。

当たり負けが少ないほど、
ヘッドスピードの割にボール初速は速くなり飛びます。

さらに、フェースの向きも当たり負けで変化しにくく曲がりにくくなります。

いわゆるミート率がアップします。

女子プロがヘッドスピードの割に飛距離が出るのは、
このミート率が良いからです。

そして、ミート率は単にヘッドの芯にボールを当てるだけではなく、
ヘッドを加速させながらボールヒットすることで良い数字になります。

ところが、ヘッドが加速中にボールヒットするということは、
ヘッドスピードが最大となる手前でボールヒットすることになりますから、
なんだかもったいない気はします。

しかし、ヘッドスピードと、加速度での当たり負け防止の、
総合的な効果の結果としては、加速度がプラスのときにボールヒットすることで
ミート率が良くなります。

ヘッドが加速状態でボールヒットするためには、
まさにリリースしている最中にボールヒットさせれば良いです。

ということで、リリースを遅らせるほど、ボールヒットでの加速度はアップできます。
ミート率を高くすることができ、ボールが飛んで曲がりにくくます。

大型ヘッドドライバーではリリースは早め?

ところで、大型ヘッドドライバーでは、リリースは早めにすると言われます。

そして、よく勘違いしてトップからいきなりリリースさせようとして、
飛ばなくなっているケースをよくみうけます。

ドラコンチャンピオンでしっかり体をしならせて
ショットしているケースを見てみると、
胸の高さまではリリースを遅らせています。

前腕の力で飛ばしている場合はそうでもありませんが。

ドラコンでは長尺で、
しかも大型ヘッドのルール限界のクラブを使っているわけですから、
リリースのタイミングは参考になります。

世界ドラコン連続チャンピオンのジェイミー・サドロウスキー(Jamie Sadlowski)は
柔軟性を最大の武器として飛ばしていますが、まさに胸の下でコックが最大です。

ただし、胸の下からは大型ヘッドになるほどリリースは早めになります。

これをやればリリースが遅れても大丈夫

ただし、ここで大型ヘッドでリリースを胸の高さまで
抑えることを成功させるために大切なことがあります。

それは、まずはバックスイングで前腕を力で右に捻って
フェースを開かないようにすることです。

手首が親指側に曲がるコックがはいることで、
軌道に対してフェースは少し開きます。

そして、コックが適正に入って前腕を右に捻る力を使っていなければ、
腰の高さあたりでヘッドのリーディングエッジは
上半身の前傾角度と垂直の真ん中より寝ています。

腰の高さでのリーディングエッジの角度をチェックすることで、
バックスイングで前腕を右に捻る力を使ってフェースを開いたかどうかわかります。

そして、バックスイングで前腕を右に捻ってフェースを開かないようにすれば、
ダウンスイングでコックのリリースを胸の高さまでキープしても大丈夫です。

バックスイングで前腕を右に捻る力でフェースを開かなければ、
ボールヒットではフェースがセットアップの向きまで戻りやすくなります。

また、バックスイングでのリーディングエッジの傾きをチェックしなくても、
前腕を右に捻る力を入れないようになるコツがあります。

それは、バックスイングの出だしの1mぐらいは、
ヘッドが打ち出し後方へまっすぐに動くようにしながら、
フェースをボールに向けておくようにすることです。

ただし、やり過ぎは禁物です。

バックスイングでリーディングエッジが
セットアップでの上半身の前傾角度よりも倒れることをシャットあげといいます。

シャットになってしまうと、右肘が体の右横に外れやすくなり、
振り遅れを誘発してしまいますから注意しましょう。

普段スライスを打っている場合

普段スライスを打っている場合に、
グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままのダウンスイングのイメージで
変化する点を見てみましょう。

スライスするということは、手の力でトップからいきなり振りに行こうとすることで、
軌道はアウトサイド・イン軌道傾向となっていることが多いです。

そこで、グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままのダウンスイングのイメージによって、
いきなり手の力で振りに行く程度が小さくなります。

そうすると、軌道はストレートに近づくことになります。

それだけで、スライスしにくくなり、
さらにはアウトサイドから振る程度が少なくなることで、
上半身もしならせてショットしやすくなり、強くボールを叩けるようになります。

普段フックを打っている場合

普段フックということは、右に出て左に曲がるとか、
最初から左に出て左に曲がるなど、いろいろありますが、
基本的には前腕を左に力で捻っているパターンは多いです。

ところが、リリースをするタイミングが遅くなることで、
前腕を力で左に捻るタイミングも遅くなり、
結果として前腕の捻りによる悪影響は減る方向になります。

前腕を左に捻るつもりはなくても、
右腕を伸ばしてクラブをリリースしょうとすることで、
前腕は左に捻られてしまいます。

右腕を体の前に突き出してパンチを出そうとしてみてください。

そうすると、右腕は左に捻られながらパンチを出したほうが、
より力強くパンチを出すことができます。

これは、筋肉が捻じれて腕に付いているからです。

そのため、右腕でクラブを振り回そうとして右腕を力で伸ばそうとすると、
同時に右前腕は左に捻られます。

ということは、リリースが遅れるほど、前腕は左に捻られないことになり、
前腕を力で左に捻ることでフックになってしまう程度が少なくなります。

ボールヒットで右肘がまだ曲がっていて、
右手甲側に折れるヒンジもセットアップよりも深いほど、
前腕が左に捻られる程度も少なくなります。

ドラコンチャンピオンのスイングでは、
ボールヒットで右腕が伸び切っている人は、私が知る限りではゼロです。

まだまだしなりが大きく残っていて、
強くボールを押せる体勢でボールヒットすることが、
遠くまでボールをまっすぐに飛ばすために大切だということがわかります。

ということで、フックでお悩みの方にとっても、
グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままダウンスイングするイメージは朗報です。

コックとヒンジを正しく理解する

コックとヒンジを正しく理解することは、
良いショットのためにはものすごく重要です。

コックとは手首が親指側に曲がることです。

ヒンジとは、右手甲側に折れることです。
コックもヒンジも右腕が支点となって、
左肩甲骨が胸の方向へスライドすることで曲がりが大きくなります。

そして、前腕を右に力で捻っていなくても、
骨格の構造でコックが曲がるほど軌道に対してフェースは開きます。

まっすぐに立ってコックを作ってみるとわかります。

まっすぐ立った状態で、グリップを作ってシャフトを水平にして
ヘッドのリーディングエッジが垂直になるようにします。

ヘッドのリーディングエッジはヘッドの向きに直角となりますから、
リーディングエッジを見れば、
体が回転したときにヘッドがたどる軌道に対するヘッドの向きがわかります。

シャフトを水平にした状態から、コックを曲げて行ってみましょう。

そうすると、リーディングエッジは少し右に倒れてきます。

ようするに、コックでフェースが軌道に対して開きます。

となると、コックを入れたままでは
フェースは軌道に対して開いた状態となります。

しかし、ダウンスイングでコックが胸の高さ辺りまでは深くなったとしても、
左肩と手首の力を抜いておけば、コックは右手甲側に折れるヒンジに
勝手に変化していきます。

それは、体の回転でヘッドが置いて行かれようとする力を受けるからです。

そして、右手甲側に折れるヒンジはいくら入っていても、
軌道に対してフェースは真っ直ぐに向いています。

まっすぐに立った状態でシャフトを水平にして、
右手甲側に折れるヒンジを入れてみればわかります。

ヒンジはいくら深くしても、リーディングエッジは垂直を保てます。

そして、ダウンスイングで左肩と手首をリラックスできていれば、
リリースが遅くなったとしても、コックがヒンジに変化して、
ボールヒットでフェースは開きません。

コックとヒンジの区別をしっかり行なうことで、
リリースを遅くしても大丈夫だということを頭で理解して、体でも納得したいものです。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けたままでダウンスイング序盤を過ごすイメージ、
やってみると今までのスイングのイメージが大きく変わります。

クラブって、力で振り回すのではなく、
体がしなってしなり戻ることで強く振られるという感覚が目覚めてきます。

グリップエンドを打ち出し後方へ向けるイメージで、
しなって、しなり戻ることをしっかり明確に行なうことで、
飛距離と方向性を手に入れましょう。
 

私のレッスンでは、今日お話ししたような
即効性のある話についてもお伝えしています。

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ご希望の方はお早めにどうぞ。
 
 

これで、今日は本当のおしまいです。

では、また。
 

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(画像付き)ゴルフ質問回答&正しいグリッピング解説

2017.09.09
kameko

From:亀子充温

こんにちは、、、
いつもメルマガをお読み頂きありがとうございます。

前回メルマガでのプレゼントに沢山のご応募&コメントを戴き
ありがとうございました。

皆さんからのコメントは、熟読しました。
そのコメントの中に沢山の質問がありました。
その中から質問の多かった事についてお答え致します。

先ず
Q1:グリッププレッシャーの適度な強さを教えて下さい?

A1:ゴルフクラブを持ち上げられる程度の力で握って下さい。
ゴルフクラブを下から持ち上げてソフト&リラックスしてにグリッピング・・・
強いグリッピングは、腕や体が硬直しテイクバックの始動がスムーズに行えません。

前回説明した小指~中指でグリップを握る【自然に腋が締まる】グリッピングを体得して下さい。
アドレス→テイクバック→トップまでは・・・
ゴルフクラブを持ち上げられる程度の力でグリッピング

トップからの切り返し→ダウンスイング→インパクトでは・・・
グリップを握る手にも自然に力が入り、強いインパクトに成ります。

Q2:楽しい練習方法を教えて下さい?

A2:皆さんの技量にもよりますが・・・

僕のオススメは、練習の初めに・・・

(1)ハーフショット(ミドルアイアンで)=
インパクトでのフェイス面をスクエアに意識して
①ストレート
②ドロー
③フェード
を打ち分けて下さい。

(2)アプローチショット(9番アイアン~ウェッジで)=
①低弾道のピッチエンドランランランの打球
②中弾道のピッチエンドランの打球
③高弾道のボールが止まる打球

*(1)(2)は、ボールコントロールの練習になります。
ガムシャラにただボールを打つのではなく、出来なくても構わないので
ボールコントロールを意識した練習をしてみて下さい。
出球の方向性も管理でき、何かが掴めるキッカケになり、貴方のゴルフの意識が変わります。

Q3:ラウンド中は、ナイスショットの距離でクラブ選択したした方が良いですか?

A3:一口にナイスショットと言ってもその人のパワーなどにより飛ぶ距離も様々ですが・・・

貴方が納得するナイスショットの距離で各クラブを選択して下さい。
ミスショットを考慮して保険をかけながらの練習は、あまり意味がないと思います。

7番アイアンのナイスショットなら・・・
150~155ヤードとか、ご自分のナイスショットを5ヤード以内でお考えになると良いと思います。

*因みに太一郎の場合:
8番アイアンでストレートボールの場合=
160~165ヤード(キャリー158~163ヤード+ラン2ヤード)

掴まえたドロー=
170ヤード前後 抜いたフェード=155ヤード前後・・・
こんな距離を頭に入れてキャディーをします。

また、一般的な女子プロの場合:
同じ8番アイアンでも男子と違いヘッドスピードが遅く、
スピン量が少ないのでキャリー135ヤード+ラン5ヤード=140ヤードくらいが標準です。

他にも質問は、ありましたが・・・また、折を見て

さて、前回は、【自然に腋が締まる】グリッピングについて語らせて戴きました。

なぜ、腋が締まる事が重要なのか???

腋が締まる=
力やコントロールがしやすくなる

クラブが体の近くを通りプレーンが安定する

カット打ちがなくなりスライスが軽減される・・・

などなど、ゴルフやテニス、はたまた相撲や柔道でもとても重要だからです。

今回のメルマガは、もう少しグリッピングを掘り下げます。

グリッピングには、2種類の項目があります。

握る手の形状で3種類(握り方)
★オーバーラッピング
★インターロッキング
★テンフィンガー

手の平の向きにより3種類
★ウィークグリップ
★スクエアグリップ
★ストロンググリップ

上記の組合せが基本ですが・・・
他にもクロスグリップやスプリットグリップなどがあります。

僕は、その人にマッチしたグリッピングでボールを飛ばせ&コントロール出来れば・・・
どんなグリッピングでも構わないと思っています。

ただ、これだけは譲れない必須条件があります。
それは・・・・

インパクトでクラブフェイスがターゲットにスクエアに成るグリッピングです

何故、必須条件か?と言えば・・・
インパクトでクラブフェイスがターゲット方向にスクエアにヒットしない限り、
ターゲット方向にボールが飛ばないからです。

これを簡単にチェックする方法があります。
(1)貴方は、ゴルフクラブを持ち、いつも通りのグリッピングする
(2)その状態からヘソの前辺りに両手を伸ばしゴルフクラブを持ち上げ、シャフトを地面と平行にする
(3)誰かに貴方と正対して立って貰い、その人にクラブのネックに人差し指を引っ掻けて貰い→お互いに引っ張り合う

引っ張り合った時に、クラブフェイスが貴方の体に対しスクエアに成れば・・・
インパクトでも貴方の打球はターゲットに飛ぶ正しいグリッピングです。

2017-09-07 22.10.21-min

このグリッピングチェックでフェイスが閉じたり(クローズ)、開いたり(オープン)したら・・・
スクエアに成る様にグリッピングを調整して下さい。

2017-09-07 22.10.04-min

2017-09-07 22.10.43-min

グリップは、ゴルフクラブと貴方を繋ぐ唯一の接点です。
正しいグリッピングを身につける事は、とてもとても重要です。

例えば
フェイスを閉じた(クローズ)グリッピングでターゲット方向にボールを打ち出せた場合、インパクトで手の位置が過剰にハンドファーストに成ってフェイスを開いてスクエアにしています。
これがクセになると安定したスイングが身に付きません。

スコアが伸び悩んでいる方
打球方向が安定しない方
是非、初心に帰りグリッピングから見直してみて下さい。

腋が自然に締まるグリッピングと共に!!!

正しいグリッピングが出来るとこんな事が出来ます。
【2本スイング】
左右のグリッピングが正しく出来れば・・・
シャフトが同じ軌道を通り、フェイス管理が容易になり、ショットが安定します。

右手に9番アイアン  左手に8番アイアン スローなスイングで
スイング中、なるだけシャフトは平行に

1-min

2 (1)-min

4-min

5-min

6-min

7-min

次回は、太くて短いグリップ:短く硬く重いシャフト:
マッスルバックで3本のスコアラインのヘッド

僕が立案し、江連さんのアドバイスを受けながら1年の歳月をかけて作った片手打ち用の練習アイアン【ワンハンドグリップアイアン】についてお話しします。

2017-09-07 23.20.05-min


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