From:服部コースケ
東京の自宅より、、、
おはようございます、
服部コースケです。
・トップスイングを大きくすれば
助走距離が伸びて飛距離も伸びる?
・コンパクトなスイングより、
大きなスイングのほうが飛びそう、、、
もしあなたが、
こんなことを考えたことがあるなら、
それは飛距離アップには逆効果なので、
やめたほうがいいと思います。
それはなぜかというと、とても単純。
ざっくりいうと、
スイングを大きくすればするほど、
軌道のブレ幅も大きくなるから。
たしかにトップスイングの位置を大きくすれば、
インパクトまでの距離、つまりヘッドの助走距離が伸びて、
ヘッドスピードが速くなるかもしれません。
遠心力が大きくなるので、
インパクトでの衝撃も強くなり、
ボール初速が上がるかもしれません。
ですが、
そのわずかのヘッドスピードアップのために
オーバースイングでスイングの再現性、つまり、
ミート率を下げては元も子もありません。
一般的にボール初速は、
ヘッドスピードにミート率を掛けて算出されます。
ヘッドスピード40m/s、
ミート率1.3でボールを打ち出すと、
ボール初速は52m/sです。
これを、オーバースイングで
ヘッドスピードが42m/sに上がったとしても
ミート率が1.2に下がってしまったなら
ボール初速は50.4m/sと
飛距離も伸びるどころか
逆に飛ばなくなってしまうことが分かります。
ヘッドスピードを上げることよりも、
・ミート率を上げる
・スイングの再現性や安定性を高める
ということに集中したほうが
飛距離アップにつながるというわけです。
以前、動画でも解説したことがあるので
詳しくはこちらのビデオをご覧になってください。
↓
スマホの方、動画が見れない方はこちら
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。
必要以上に振りかぶってしまうことを
「オーバースイング」と言うのですが、
これはご説明の通り、
スイング軌道が安定しなかったり
ミート率が下がってしまったりと、
一般的には
“良くないスイング” です。
プロゴルファーが意図的に
トップスイングを大きくすることがありますが、
基本的にはオーバースイングにならないように
必要以上に振りかぶらないほうがいいでしょう。
ですが、
オーバースイング気味な方の中には
ご自身で「オーバースイングだ」と、
気付いていないこともあります。
無意識のままオーバースイングで
ミート率と飛距離をロスしないよう、
上でご紹介したドリルで
適切なトップスイングの高さを
チェックしてみてください。
飛距離に伸び悩んでいた方が、
スイングをコンパクトにしたことで
ミート率が上がり、
ヘッドスピードが落ちたにもかかわらず
飛距離アップに成功した事例もありますので
ぜひ、あなたも確認してみてくださいね。
服部コースケ
追伸:
今日のトップスイングの話もそうですが
本当に細かい部分をサクっと直すだけで
飛距離が少し伸びることがあります。
私はそれを「無駄を省く」と表現するのですが
ドライバースイングのあらゆるポイントで
無駄を少しずつ省いていくのが大事です。
1つの無駄につき1yの飛距離アップだとしても
無駄が10個あったら飛距離は10y伸びます
しかもこれは筋トレやスイング改善と違い
比較的短時間で実現できる飛距離アップ法です。
あなたもスイングの無駄をそぎ落とし
しなやかで効率の良いスイングをしませんか?
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