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【ビデオ】無駄なことなんて、何一つない

2018.08.14
近藤kondou

From:近藤雅彦
千葉の自宅より

あなたはこれまでの人生で
どれくらい挫折を経験しましたか?

期待しても夢が叶わなかった。

死ぬほど努力しても
報われないこともありますよね。

僕自身小さい頃からの夢を
諦めた経験があります。

「こんなに頑張ったのに報われなかった」

そのときの裏切られたショックで
自暴自棄になった時期がありました。

どうせ期待しても無理だ。

期待しなければショックを受けない。

そんな風に挑戦することから
目を背けている時期がありました。

でも・・・

ある時、僕の人生を変える出来事がありました。

ほんの些細な事でした。

しかし、あの日以来僕の人生は
180度まるっきり変わってしまったのです。

あなたにも見ていただきたく
この動画をお送りしました。

2年ほど前の講演会での動画ですが
この時の気持ちに1ミリもブレはありません。

あなたのゴルフ人生を心から応援しています。

近藤雅彦

<ライバルに勝つ方法>

ライバルと同じような方法で
ライバルと同じような上達法を
実践しているにも関わらず、、

ライバルより”いいスコア”が
出るはずがありませんよね、、

”その他大勢と同じメソッド”
から脱出し、場所にとらわれず、
効率よく、周りのゴルファーと
自分を完全に区別する方法はこちら

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孟子に学ぶ・打たれ強いゴルファーの知恵

2018.08.13
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「孟子に学ぶ・打たれ強いゴルファーの知恵」
 

について、お話ししたいと思います。

以前から私のメールマガジンをお読みの方ならご存知でしょうが
久しぶりの「中国古典シリーズ」のお話です。

孟子の話と聞いても、なじみが薄く感じるかもしれませんが、
内容はとても本質的なので、理解することは難しくありません。

その点は、どうぞご安心下さい。
もちろん、ゴルフに役立つ内容です。

過去の「中国古典編」バックナンバー

せっかくですので、以前に「中国古典編」として
取り上げた話を一部、こちらにご紹介しておきます。

お時間ありましたら、こちらもどうぞ。
 
 

ゴルフで「自分がみじめだ」と感じた時は…

http://g-live.info/click/151123_nikkan/

 
 

射(しゃ)は君子に似たるあり

http://g-live.info/click/170626_yuukan/

 
 

離る可(べ)きは道にあらざるなり

http://g-live.info/click/170724_yuukan/

 
 

孔子・中庸に学ぶゴルフ上達の知恵

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天のまさに大任を降さんとするや

天の将に大任をこの人に降(おろ)さんとするや、

必ず先(ま)ずその心志(しんし)を苦しめ、

その筋骨(きんこつ)を労し、

その体膚(たいふ)を餓(う)えしめ、

その身を空乏(くうぼう)し、

そのなす所を払乱(ふつらん)せしむ。

心を動かして性に忍び、

その能くせざりし所を益(よ)くせしめんがためなり。

人恒(つね)に過(あやま)ちて、

然(しか)る後に能(よ)く改(あらた)む。

心を困(こん)し、慮(りょ)を衡(はか)りて、

而(しか)る後に作る。

色を徴(ちょう)し、声を発して、

而(しか)る後に喩(さと)る。

(『孟子』 告子章句下 十五)
 
 

現代語訳は、こんな感じです。
 
 

(現代語訳)

天が地上の人に大任を下そうとするときには、

必ずまずはその人の心を苦しめるものだ。

肉体を苦労させ、餓えに苦しませ、

しようとすることをしくじらせる。

こうやってその人の心をゆさぶって

忍耐強い性根を築かせ、

それまでできなかったことまでもできるように

力をつけさせるのだ。

人というものは大抵過ちを犯すものだが、

そうした後はじめて自分を改めることができるのだ。

心苦しみ、いろいろ思案をめぐらせて、

そうした後はじめて発奮することができるのだ。

苦悩が顔に表れ、声を発するようになって、

そうした後はじめて悟ることができるのだ。

苦しみは不可思議ではなく、啓示

ちなみに、これとほぼ似たようなことを
アイルランド出身の詩人・作家・劇作家であった
オスカー・ワイルドも、自著『獄中記』の中で言っています。
 
 

この二、三か月の間に、

わたしは、おそろしい困難と苦闘のすえ、

苦しみの底に隠されている教訓がいくらかわかるようになった。

牧師や、智慧なくして言葉を操る人々は、

時に、苦しみを不可思議として語る。

それは、本当は、啓示である。

人はそれまでまったく気づかなかった事柄に気づく。

歴史の全体が、異なった見地から見えてくる。

(オスカー・ワイルド『獄中記』)
 
 

 「苦しみは不可思議ではなく、啓示」
 

これは全くもって、その通りだと思います。

ゴルフでも苦しめば苦しむほど、
ゴルファーとしてのあなたは磨かれます。

そして、それとともにあなたはより深く
「ゴルフの真髄」のようなものに
近づけるようになるわけです。

厳しいことですが、
苦しみや悲しみを乗り越えることなしに
ゴルフの真実を味わうことはできないと思います。

それは人生においても、同じように。。。
 

あなたは今、ゴルフにおける「啓示」を
きちんと受け取れているでしょうか?
 

もしそうなら、あなたのゴルフ人生は
今後明るいものとなるに間違いありません。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

「シニアと呼ばれる年齢になっても
 それを言い訳にすることなく
 むしろ年齢をバネに出来る方法を考えたい」

そんなふうにポジティブに考えるあなたのために
ゴルフライブの人気コーチ、大森睦弘コーチは
この「年チャン」プログラムを作りました。

詳しくはこちら

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※本日8/13(月)まで
 

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スタッフのクラブフィッティング体験記

2018.08.13
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、
小原大二郎です。

前に私がラウンド中に叱ったゴルフライブのスタッフのこと覚えてますか?

どうも、私のメルマガをしっかりチェックしてくれているようで
私のクラブフィッティングの重要性も気づいてくれたようなんです。

そして、、、

なんと知らぬ間に
秋葉原で徳嵩さんのフィッティングを受けて
自費でクラブを買ってくれたそうなんです。

IMG_5295

購入したのは、ほぼすべてのクラブ。フルセット。
結果的に、全て買い換えてくれました。

徳嵩さんと実際にフィッティングを受けたスタッフから、このことについて詳細を聞いたので
許可をもらって紹介させてもらいます。あなたの参考になればな、と思いました。

フィッティングの流れ

これは、
彼のフィッティング受講前のスペックシートです。

徳嵩さんのフィッティングでは、
クラブフィッティングの実施前に
まず、すべてのスペックの測定から始まります。

スクリーンショット 2018-08-10 14.35.24

そのときに、重要視する指標の一つがこの
重量とクラブの長さ。

14本を交互に使うゴルフという競技だからこそ
1本のバランスが間違っているだけでも
すべてのクラブの振り心地がおかしくなってしまう。

なるべくすべての番手が同じ色の帯の中にあると
同じバランスのセッティングになっているということ。

シートの斜線がガタガタしていたり
いろんな色に入ってしまっていると
クラブのスペックが軽かったり、重かったりバラバラになっているということ。

彼のスペックの場合、
ウェッジ〜アイアンはまだいいのですが
ウッド類がバラバラでした。

スクリーンショット 2018-08-10 14.35.24
(左の緑色の枠内にあるのがウェッジ〜アイアン、右の青から右にあるのがウッド)

フェアウェイウッドは特に軽く
それにくらべてアイアンは重いので
ラウンド中にこの、クラブ毎にスイングを変えなければなりませんでした。

傾向としては、ウッド系は軽いので捕まりすぎるか、トップが多い。
アイアンは、右方向に流れる。

これは、ウッドとアイアンのバランスが悪いことが原因だったんですね。

IMG_4984
(とあるお客様のクラブのスペックシート)
人によっては、これくらいスペックがまばらになっている方もいらっしゃるそうです。
これでは、ほぼすべてのクラブで振り心地が違うので、毎回スイングのイメージを変えなくてはいけません。

その他にも、適正なシャフトフレックス
スイングやミスの傾向、などを加味して出来上がったのが
先程のクラブセットです。
IMG_4986
(フライトスコープで弾道等のデータ確認)

本人はいいものを使っているつもりだった

フィッティングを受けたスタッフにフィッティングの感想を聞いてみると

「今まで中古クラブなど
 たくさんのクラブを見てきましたし
 自分でネットでもたくさん調べてきました。

 
 徳嵩さんのメルマガを見たり
 色々とネットで検索したりしながら自分で14本を選んできましたが
 やっぱり自分でなんとかしようとするには限界があったようです。

 タイトリストや、テーラーメードの名器を中古で安く手に入れられて
 1本毎の性能には完全に満足していました。

 しかし、ミスが出る。
 全て自分の責任。スイングだけが悪いと思ってやってきました。

 なのに、フィッティングを受けたところ
 アイアンは今までにないくらいいいあたりが出るし
 ウッドもマン振りしても引っかからなくなりました。

 次のゴルフが非常に楽しみです。」

と教えてくれました。

そうです。

1本毎の性能がいいのはどのメーカーも間違いありません。
個性があって、いろんな特色が出ています。

しかし、重要なのは14本のバランスがよく
コースで使ったときに結果が出せるということ。

その観点で言えば、
今回のフィッティングで
実際にスコアにつながる武器を手に入れたスタッフが
今後どんなスコアで回ってくるのか楽しみです。

スイングの上達も重要ですが
ゴルフクラブなど総合的な上達を
あなたには提供していけたらと考えています。

スタッフのゴルフ上達については
少しずつ成長日記をお伝えします(笑)

ゴルフが本当に上手くなる

このフィッティングは
彼にとって本当にいい経験になったと思います。

なぜなら、彼は
今後一生、クラブに悩むことがなくなるからです。

クラブが原因のミスがなくなるからです。

自分はクラブにまったく責任を持たなくていいのです。
流行り物のクラブに、目を奪われたり
どのメーカーの、どのモデルがいいかな、なんて考えなくて済みます。

自分のスイングや判断に求めることができて
あとは自分が上達し、さえすればいいからです。

そのため、
フィッティングを受けると
上達しやすくなります。

==

そういえば、、、
今までアピールできていなかったかもしれませんが、
このフィッティング。

私のゴルフパフォーマンスの会員さんは
全員無料で受講することができます。

その理由は、
ゴルフクラブも
上達にとって、とても大きな要因になるからです。

なので、レッスンの会員になってから
フィッティングを受けると少しお得です。

追伸:
フィッティングについてご興味をあなたにも
まだ受けたことがない方にも持っていただけたら嬉しいです。

秋葉原・弁天町・千葉の3箇所で実施中です。
ただ、現在かなり混雑しているので9月頃までお待たせしてしまうかもしれません。

フィッティングの詳細はこちらです。

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[要チェック]最近、飛距離が落ちてきた人へ

2018.08.12
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

最近ティショットの調子はいかがですか?

だいぶ暑い日が続いたり、台風が迫ってきたりと
ゴルフをするには厳しい天候が続いていますね。

この暑さ、日本だけじゃなくて
世界的に見て異常気象みたいです。

私は、暑い中のゴルフは苦手なので
室内でのトレーニングとレッスンに勤しんでいます。

特に、この季節は日差しが厳しいので
目が弱い私には、サングラスなしでは過ごせません。

さて、、、

あなたは自分の飛距離にこう感じたことはありませんか?

「200yも飛ばせれば十分だな」

「大体、世のゴルファーの平均飛距離は230yらしい。
 だから、僕の飛距離は十分出ているんだな」

「250yも飛ばせれば、もうこれ以上は望む必要はないだろう」

そう、
けっこう周りの人の飛距離と比較して
自分がそこそこ飛んでいれば現状満足してしまうこと。

ですが、ゴルフという競技で言えば
周りの人と戦う上では
最終的には、飛ばせれば飛ばせる人ほど有利なのは間違いありません。

ドラコンでも同じですよね。
平均飛距離では、ドラコンは取れないわけです。

一番じゃないといけない。

それは、ゴルフが周りの人との競争もあるからです。

逆に言えば、
周りの人の飛距離が上がったり
クラブがどんどん進化して、飛距離が伸びてくると

あなたは急に自分の飛距離が落ちたのではないかと不安になるかもしれませんね。

ビジネスでも一緒のことが言えるかもしれません。
同業種の大手が一気に台頭してきて
他の会社が一気にやられてしまう。

そこそこ、やれているからいいか、
と現状満足してしまうと
足をすくわれる事にもなりかねません。

だからこそ、
飛距離も現状では満足せずに
常に進化させていこうと思ってほしいのです。

では、飛距離を伸ばすためにどうしたらいいのでしょうか。

お盆中ということでお時間がある方はぜひ試してみてほしいのですが、、、

重たいバットを振る

試してもらいたいのはこの一つだけです。

野球のバットや、マスコットバット
ゴルフ用の練習バットだと理想です。

飛距離アップの根幹にあるもの、それは
ヘッドスピードでも、
スイングの技術の話でも
クラブの話でもありません。

あなたがどれだけ、重いものを振る力があるのか、ということです。

振る力が鍛えられれば
どんどん、飛距離が出るスイングや
重たい飛距離の出るクラブを使うこともできます。

身体は使わなければ衰えていくばかり。
だからこそ、現状に満足せずに
トレーニングを積んでてみてほしいのです。

誰よりも飛距離を出せるよう鍛えていってください!


<本日のオススメ>
50代以上の方必見
お盆休みでスコアを10打縮めるならこちらをご覧下さい。

今すぐご覧いただけます。

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【ビデオ】ボールヒットで飛ばなくなる間違った動き

2018.08.12
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ボールヒットで飛ばなくなる間違った動き」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールを飛ばすためには、ボールヒットで静かな動きになります。

「え、それは嘘でしょ」と言っている姿が目に浮かびます。

ボールヒットに向かっては、上半身は下半身の動きで目一杯しならせて、
そのしなりがまさに戻りかけた辺りでヒットです。

ボールヒットではまだまだボールを強く押せる構えです。

リリースが進んでセットアップに近い
もしくはさらにリリースしていては、
ボールコントロールはおろか飛距離も出ません。

そこで、ボールコントロールや飛距離を落とす原因の中で、
ボールヒットで行ってしまっている間違った動きの中の
上位3つを見てみます。

(続きはビデオにて)

ボールヒットで飛ばなくなる間違った動き

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf180812/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ボールヒットでの間違った動き・上位3つ

(1)右腕を伸ばす

(2)前腕を左に捻る

(3)上半身を左に捻る
 

(1)の右腕を伸ばすことと、
(2)の前腕を左に捻ることは共にクラブのリリースを早めてしまい、
ボールヒットに力を集めることができず飛ばなくなります。

(3)の上半身を左に捻ることは、同時に両腕を左に振るとか、
左肘を体の左方向へ振ろうとすることにつがなり、
さらに飛ばなくなります。

誰でもボールを飛ばしたいと思うと、
ついつい上半身の捻りや腕でクラブを振り回そうとしてしまいます。

しかし、それでは意識的に脳の司令で筋肉を動かすことになります。

最高のパフォーマンスを発揮するためには
脳の直接的司令で筋肉を縮めるのではなく、しなりと神経の反射を利用します。

しなりで飛ぶ

体をしならせてしなり戻すことで、
エネルギーをボールヒットに集めることができて
爆発的なパワーをボールに伝えることができます。

しなり戻りでは脳からの指令ではなく、
最高のパフォーマンスを出すための体の特別な反応が使われます。

体には「伸張短縮サイクル」と呼ばれる、
パワーと正確性のためのしくみが隠されています。

このことについては、後で見てみることにしますが、
「伸張短縮サイクル」では意識的に出そうとしたパワーの
倍以上のパワーが発揮できます。

そのためクラブを振る動きに、
しなりを入れなければボールは本来の能力の限界まで飛びません。

単に体が回転してヘッドをボールに当てようとするだけでは、
たいして大きなエネルギーをボールヒットに集めることはできないからです。

さらには、ボールヒットではヘッドがまだまだ加速しているようにします。

加速していなければ当たり負けでフェースの向きが変化しやすいばかりか、
ボール初速もあがらず飛ばなくなります。

ボールヒットの体勢としては、まだまだヘッドを強くボールを押せる形が
ボールを飛ばすためにはなくてはならない要です。

そのため、右腕が伸びた形でボールヒットしていては、
すでにリリースが終わってヘッドが減速しながらの
ボールヒットとなってしまいます。

そして、さらに悪いことに右腕を伸ばそうとして
右肘が伸びてしまった形では、右腕が支えになりません。

何の支えかと言うと、それはテコの支点としての支えです。

テコの仕組みでヘッドが走る

ヘッドを走らせる本当のしくみはテコの動きです。

手首で振り回したり、腕を左に振ったり、
体の回転でヘッドが走るわけではありません。

ここで、ボールヒットでのテコとはクラブをテコとして使い右腕を支点、
グリップエンドを力点、ヘッドを作用点とすることです。

そして、体をしならせてそのしなり戻りでテコの力点を動かすことで、
ヘッドが高速に動きます。

しなり戻りでテコを動かせば、
最高のパフォーマンスが発揮できてボールが飛びます。

下半身の動きで左肩甲骨をスライドさせる形でしならせ、
そのしなり戻りでテコを動かしてヘッドを加速してボールヒットです。

これならボールヒットでは体の動きはコンパクトで精度良く動く中で、
ヘッドは加速しながらボールを打ち抜き飛距離が出ます。

そにためにも、右腕を伸ばしたり、
前腕を左に捻るとか上半身を左に捻る動きは、徹底して排除しましょう。

ゴルフでしなる部分

ゴルフのスイングでは左肩甲骨の胸の方向へのスライドが
しなりの要となります。

トップに向かう切り返しからボールヒット直前まで、
左肩甲骨は胸の方向へ向かってスライドする形で
エネルギーを溜め始めます。

その切り返しからダウンスインにおいて
じっくりしならされてきた左肩甲骨が、ボールヒットに向かって
しなり戻りとして背中側へ戻ります。

そして、左肩甲骨のしなり戻りで左腕が引っ張られて
グリップエンドを引き上げます。

左肩甲骨周りは上半身でも最大級の筋肉がつながっていて、
かなり多いな力を発揮できます。

それがいっきにしなり戻り、
クラブのテコを動かすことでヘッドが走ります。

爆発的なパワーを発揮する「伸張短縮サイクル」

ここで、爆発的なパワーを発揮する「伸張短縮サイクル」を理解しておくと、
ゴルフでも最高のパワーを発揮できるようになります。

意識的に出せる力には、脳のリミッターがかかっていて
100%の筋力は出せません。

まさに、火事場の馬鹿力と言われるように、
パニックになって脳が通常状態ではない状況になってはじめて
すべての能力が発揮されます。

しかし、ヒトの体には脳のリミッターが影響しないしくみがあります。

それは「伸張短縮サイクル」です。

筋肉には長さに反応するセンサーが付いていて、
筋肉が伸ばされるとセンサーが反応してその信号を脊髄に送ります。

脊髄では筋肉が切れるかもしれないための反応として
伸ばされた筋肉に収縮を促す信号が発せられます。

そして、伸ばされる速さが速いほど脊髄からの反応も大きくなります。

ここには脳が介入しませんから、脳のリミッターもかかりません。

持っている能力の限界まで発揮されます。

筋肉が切れないように収縮すると、通常は筋肉は腱よりもやわらかいですが、
腱よりも硬くなり腱を伸ばし始めます。

腱は筋肉と骨をつなぐ部分です。

通常は硬くて伸びにくい腱まで伸ばされると、
かなり大きなエネルギーが蓄積されます。

伸ばされることでゴムのようにエネルギーが溜まると、
当然縮もうとします。

そして、元々の筋肉を伸ばしていた力よりも
筋肉と腱が縮もうとする力が臨界点を超えると、
筋肉と腱は一気にしなりもどります。

これが、伸ばすことでじっくりエネルギーを溜め
それを一気に開放する形で勝手に収縮して
エネルギーを集中的に放出する仕組みです。

この体の仕組みを「伸張短縮サイクル」と呼びます。

このように体を使うことで、本来の能力の限界まで発揮することができます。

それを、自ら意識で筋肉を縮めようとしていては、
脳のリミッターがかかった状態の範囲でしか動けず、
能力の半分ぐらい活用できません。

ボールヒットでは静か

ボールヒットでは自ら動かそうとする体の動きとしては静かです。

弓を思い起こしてみましょう。

弓を射る瞬間、まさに静寂の中にあります。

それを、一生懸命にクラブを振らなければと思って
上半身や腕でクラブを自ら力を出して振ろうとすると、
正確性とパワーの両方を失います。

忘れられやすい肩甲骨

肩甲骨はものすごく大切な働きを行ってくれるのに、
ほとんど忘れられています。

そのあげくの果てに、四十肩、五十肩と言われる
肩甲骨を動かさなかったために発症する肩周辺の炎症や
腱の断裂が発生することすらあります。

肩甲骨は上半身のなかでもかなり大きく強い筋肉で動かされています。

しかし、肩甲骨を動かそうとしないと、その代わりとしては
肩甲骨の上に乗っている肩関節を代用するようになります。

ところが、肩関節を動かす筋肉の多くは小さくてか弱い筋肉です。

肩甲骨を動かしている強い筋肉の代わりに肩関節の弱い筋肉を使ってしまうと、
その代償動作として使われた筋肉や腱のには過度な負担がかかります。

そうなると、程度によりますが筋肉に疲労が蓄積して硬くなったり、
さらには腱が力の大きさに耐えきれず切れてしまうことにもなります。

これが、四十肩、五十肩の原因です。

そこまで病的にはならないとしても、肩甲骨は忘れ去られやすい骨です。

そして、肩甲骨が使われないために
全身のパフォーマンスを出し切れなくなっているケースがあまりにも多いです。
 

是非、肩甲骨を意識してショットしてみましょう。

テーブルの端を手で持って、ゴルフスイングのイメージで
ボールヒットに向かって左脚を伸ばしながら
体幹を左にターンさせようとしてみてください。

左腕が左肩甲骨を引っ張ってスライドさせる形で
上半身のしなりがつくられることを強烈に実感できます。

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では、また。

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