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「スプーンの方が飛ぶ」って本当?

2021.01.20
morisaki

From:森崎 崇
新宿四谷店の事務所より、、、

こんにちは森崎です。

私からの本年初のメールマガジンです。
今年も宜しくおねがいします。

皆様のゴルフに役立つ情報を
発信できるように、
2021年も精一杯努めてまいります。

さて、年明け一発目ということで、
新年 特別企画です!

皆さん、他の講師の方の
メルマガを見てくれていれば
既にお気づきかと思いますが、

昨年 一番人気だった
ビデオレッスンを再放送します!

2020年、私のビデオレッスンで
最も反響をもらった
栄えある第一位は、

【ドライバーの飛距離を最大化のためのポイント】



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。


ドライバーの飛距離アップのポイント。いかがだったでしょうか?

やはり皆様もドライバーや飛距離が気になっている方が多いのですね。

ドライバーよりスプーンのほうが飛ぶ

最近ではそういう方もいらっしゃいます。

これは半分正しく、半分間違っています。

スプーンやクリークは、
ティーショットで使うという選択肢も
もちろんありますが、

芝の上からも使うことも
想定して設計されています。

つまり、

ソールを滑らせゴルフボールを下から
拾い上げるようにインパクトが出来るので
優しく高弾道が打ててキャリーが出るのです。

それに対してドライバーでは、
ティーアップをしないいわゆる“直ドラ”なんて
滅多にしませんし、出来ないと思います。

ドライバーとスプーンを比べると、
設計段階からロフト角などの「ボールの上げやすさ」
という点で大きな違いがあるのです。

よく、スプーンを選ぶ際に、
「ドライバーと同じ感覚で打てるように」という
選び方をされる方がたくさんいると思いますが、
ドライバーとスプーンの打ち方は全然違います。

そこが、意外と見落とされがちな、
ドライバーの飛距離をロスしている
ポイントでもあるのです。

本日ご紹介した動画では、
ドライバーでしっかりと球を上げ飛距離を稼ぐ
簡単なチェックポイントをご紹介しているので、

今一度ご自身のドライバーショットを
確認してみるのも良いかと思います。

ぜひ、参考にしてみてください。



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このピンチ、乗り越える方法ある?

2021.01.20
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

ある日のラウンドにて。

気持ちよくプレーを進めていたら、
なんと、ボールの目の前に大きな木が。

しかも綺麗にグリーン方向を塞ぐ位置

まっすぐグリーンを狙うのは絶望的

本当ならグリーンを直接狙って
バーディーか、悪くてもパーを掴み取る
絶好の大チャンスだったのに…

1打ロス覚悟で左右に打ち出し、
そこから再度アプローチするしかない。

普通のゴルファーの方ならこう考えますよね。

ですが、、、

このメルマガをお読みの
ゴルフが大好きなあなたには、

こんな最悪な状況からでも、
果敢にグリーンを狙ってスコアアップに
チャレンジしてほしいと思います。

そこで、


今回のようにグリーン方向に
大きな障害物があるときに役に立つのが、
あえて、意図的に曲げるショット

専門用語で
「インテンショナルショット」というのですが、

わざとボールにフックやスライスといった
変化をかけるショットになります。

インテンショナルショットを使えば
たとえ真正面に障害物があったとしても、

その障害物を避けるように左右に打ち出して、
大きく曲がりながらグリーンを狙えるわけです。

「意図的に曲げるなんて難しい!」

と思われがちな、
上級者向けのテクニックというイメージが強い
インテンショナルショットですが、

いつものあなたのスイングはそのまま、
ゴルフクラブの握り方を変えるだけで
簡単に曲げることができてしまいます。

普段どおりスイングするだけで
左右に自由自在に曲げることができる…

インテンショナルショットを習得すれば、
より攻めたコースマネジメントが可能になり、
スコアアップのチャンスが広がります。

本日はそんなインテンショナルショットを
障害物を避けながら解説して打っていきますので、
どうぞコチラから動画をご覧ください。



スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



今回ご紹介したのは、
右方向に打ち出して、グーンッと左に曲がっていく
『インテンショナルフック』というショットでした。

ビデオの中でもしっかりと、
ボールがカーブしていく様子が確認できて
僕もホッとしましたが、

クラブフェースを閉じた状態で、
アドレスした時にフェースがターゲット方向を向くよう、
身体を右に回転させます。

つまり、
右に打ち出すことになるわけなのですが、
たったこの2つのポイントだけで、

上級者向けで難しいと思われていた
ボールを意図的に曲げるインテンショナルショットを
いとも簡単に打ててしまいます。

もちろん、

どれくらいフェースを閉じればいいのか?
どれくらい身体を右に回転させればいいのか?

というのは、
練習して覚えていってもらいたいのですが、
インテンショナルショットが打てるようになると、
コース戦略の幅が広がり、

ゴルフがより楽しく、そして、
スコアだって伸びていくことでしょう。

とても効果的で面白いショットですので、
ぜひ、遊び心を持って練習してみてください。

 
近藤



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次回案内は未定です。

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低重心で力強いスウィングを作る桃子ドリル

2021.01.19
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「低重心で力強いスウィングを作る上田桃子ドリル」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「スウィングでは重心を低くする」
 

というキーワードを見たり聞いたり
したことがある方は多いと思います。

このドリルは以前、上田桃子プロが
私の所で練習していた時に。。。

「もっとスウィング中に重心を下げろ」

そのように桃子に伝えたのですが、
何度言っても重心が下がらないことがありました。
 

そこで私は考えて、あるドリルを提案したところ。。。
 

なんと、それを始めた一球目から
顕著に重心が下がったのです!
 

このことで私も、これの効果を確信したわけですが。。。
 

さあ、それは一体、どんなドリルでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(せっかくなので、ちょっと考えてみてください)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

はい、上田桃子プロがやったドリルは。。。

「バーベル腹巻」ドリル

このドリルによって、重心の低いスウィングを
あなたも体感できることができてしまいます。
 

以下、そのドリルをご紹介します。
(非常にシンプルですが、ケガだけには十分ご注意下さい)
 

用意するもの:

 ・トレーニング用のバーベルプレート(2-3キロ程度)1枚

 ・ゴムチューブ
 

準備:

 ・市販のバーベルプレートを、チューブで丹田
  (たんでん:お腹・へそ下9センチ)に結びつける。

 ・バーベルが落ちてケガをしないように、しっかり結ぶ。

 ・上記のバーベルを身に着けた上で、
  脚を使って、ゆっくりスウィングをする。
 

たったこれだけです。

 

重心は「重力で下げる」もの

いくら足を使って、上体がリラックスして
股関節に乗ったスウィングができたとしても。。。
 

最後の最後に「腹が据わる」ようにならないと、
ショットというのはブレてしまうものです。
 

実は重心というのは「形で下げる」ものではありません。

物理的な力、つまり「重力で下げる」ものなのです。
 

ということで、このドリルを行う上でのポイントは、

 ・バーベルの重さを背中と足で感じ取ること

 ・そして、バーベルの重さに意識を集中させながら。。。

 ・足を使ってゆっくりとスウィングすること
 

この三点です。
 

 「でも江連さん、このドリルはちょっと
  プロ向けのドリルなのでは???」

 

いいえ、そのようなことはありません。
(お腹に巻いたバーベルを落とさないようだけ、注意して下さい)
 

このドリル、アマチュアゴルファーのあなたには
特にどんなメリットがあるかと言えば。。。
 

第一に、アドレスが格段に良くなります。
 

膝を深く曲げただけの
「重心が低いつもり」のアドレスから。。。

股関節のしっかり入った
「腹の据わった」アドレスになります。

これが、最大のメリットですね。
  

このドリルを行うことによって、
自然と低重心スウィングのコツを
マスターできるでしょう。

ぜひ、上田桃子プロ級の
低重心の力強いスウィングを手に入れてくださいね。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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理想的なドライバーショットを手に入れろ!

2021.01.18
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

先週は千葉にあるゴルフ場で
レッスン会がありました。

真冬にも関わらず最高気温が17度と、
つかの間のゴルフ日和でした(^^)

天気のいいゴルフ場でのゴルフはやはり最高です。

中には「今日が打ち初めです!」なんて、
嬉しそうにお話してくださった方も。

今年1年も素晴らしいゴルフライフが送れるようにと、
お役に立てるようしっかりレッスンをさせていただきました。

打ち初めとなる初ラウンド。

グッと構えて、パーンっと振り切る。

まっすぐ、まっすぐ飛んでいくボールを
ティーグラウンドからじっと眺める…

そんな打ち初めを迎えたい。

できることなら打ち初めだけでなく、
これからもずっと理想的なティーショットを
かっこよく決めたいですよね。

ただ理想とは裏腹に、

現実はそうもいかないんですよね…

特にティーグラウンドからのドライバーショット。

冬場は寒さで体が硬くなり
いつものようなゴルフができない。

夏や秋に比べて、
芝は枯れてアプローチでダフったり。

グリーンは凍って「スコーン」なんて音を立てて、
ワンバウンドしてOB。

こんなのは冬場のゴルフでは
珍しい光景ではありません。

そんな1打も無駄にできない状況なら、
尚更ティーショットはばっちり決めて
距離を稼いでいきたいところですよね。

まずは基礎の基礎



・芯に捉えられない…
・芯に当たっても真っ直ぐ飛んでいかない…

季節に限らず、
こういったお悩みを抱えていらっしゃる方が
たくさんいらっしゃいます。

そういった方にお伝えしたいのが…

「いきなりフルスイングでの練習はしないでください」

ということです。

フルスイング=一番大きなスイングなので、
それだけボールにうまくヒットする難易度も上がっていきます。

大きく振れば振るほど、
クラブヘッドが描く円も大きくなっていきますので、

ボールに当てるのが難しくなっていってしまいます。

ドライバーでも4時8時、腰から腰、肩から肩

そして最後にフルスイングといったように
小さなスイングから少しずつ当たるスイングの幅を

広げていってください。

ミスの連鎖を断ち切ってドライバーを安定させるには



もしこの小さなスイングから大きなスイングも
完璧にマスターして練習場では問題なく
ドライバーショットができている

のに…

コースではなぜかミスショットが連発してしまう。

そんな方は力みによって
飛距離を損してしまっているかもしれません。

目に見えない力みは、
無意識にあなたのゴルフに大きな影響を及ぼしているんです。

というのも、

スイングの再現性が悪くなったり、
スライスやダフリ・トップなどのミスを誘発します。

そこで力みを取るために
おすすめなのが…

スプリットハンドドリル

です。

通常グリップは手と手をくっつけて
グリップをしますよね。

このスプリットハンドドリルというのは、
読んで字のごとく…

手と手を離してグリップしていただいて、
スイングをしていただくというものです。

このドリルをやっていただいた際に、
もしクラブがグラグラ揺れてしまう

という方は力んでいる可能性が高いです。

最後に・・・



この時期は普段と違った状況下での
プレーを強いられてしまいますよね。

冬の間はゴルフを控えていらっしゃる方も多いと思います。

ただこの時期にしっかりと練習を積み、
冬のシチュエーションに慣れておけば

その分、春のシーズンになった際には
見違えるような上達を叶えることができます。

ぜひ今日お伝えしたポイントを参考にしていただいて、
春のゴルフシーズン向けて、

オフシーズンといわれるこの時期も
上達につなげていっていただけたらと思います。

応援していますね。


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【ビデオ】地面からの反動で学ぶ脚のパワーの出し方

2021.01.17
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「地面からの反動で学ぶ脚のパワーの出し方」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ダウンスイング後半では、
地面を捉えた左脚の地面からの反動で蹴ることで。。。

脚が最高に効率良く正しくパワーを発揮できる
体の使い方を学ぶことができます。どういうことか?

(続きはビデオにて)

地面からの反動で学ぶ脚のパワーの出し方

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf210117/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ドライバーも50yのショットも同じ

特にサンド・ウェッジで50y以下のショットでは、
ダウンスイングでは脚は使わされるだけのイメージで
スイングしていますか。

上半身で振りにいくことは論外だとしても、
下半身もがんばろうとすると余計に難しくなります。

特に50y以下なら、ダウンスイングしてきて
両脚で地面を捉えたときの左脚への地面からの反動を使えば、
脚は十分パワフルに動いてくれます。

私の場合、実はドライバーでも
フェアウェイにボールを置きたいだけなら、
50yショットの感じとあまり変わりません。

どんな感じで脚を使うのか

では、いったいどんな感じで脚を使うことで、
最良のショットとなるのでしょうか。

それは、特にダウンスイング序盤での
左脚がキーとなります。

トップの形では背骨の前側の重い内臓が右を向いた分、
右脚に多くの体重がかかっています。

まさに、左脚でジタバタしても、
地面に対して何もできない体勢です。

そこからというかトップに向かう切り返しから、
まずは両脚で地面を捉えようとします。

右脚はトップの感じのまま、
左脚で地面をつかみにいくことをかなり強く意識します。

両脚で地面を踏もうとすれば、
普段の生活の中で地面に立っていることと
同じ状態にすることになります。

そうすると、地面にまっすぐに立つ動きは
小脳にしっかり刻まれているので、
誰でも簡単に地面を捉えることができます。

まさに、トップに向かう切り返し前には左脚は伸びた形で、
背骨の前側にある重いお腹は斜め上にあがっています。

そこから、お腹をセットアップのポジションに戻そうとして、
左脚で地面を捉えようとするとすれば良いです。

そのとき左脚にはだんだん地面からの圧力がかかってきて、
股関節や膝は曲げさせられる方向へ力を受けます。

この地面からの力に耐えようとすれば、
普段地面にまっすぐに立っているときと同じように
左脚は勝手に地面を押す力を出しはじめます。

出そうとしなくても、勝手に脚のパワーが発揮されます。

普段はあまり感じないかもしれませんが、
重力に耐えようとして支える力は想像を絶するほど
大きな力です。

慣れとは恐ろしいもので、日常生活で体を支えるために
使っている受ける力は感じないものです。

ダウンスイングでは、それを使えば良いだけです。

左脚が自動的に蹴る力の源

左脚が自動的に蹴る力の源は、
動き方としては普段地面にまっすぐに立とうとする動きが
小脳にプログラムされていることと、もうひとつ脊髄反射です。

筋肉には長さに反応するセンサーがあり、
伸ばされるとその伸ばされた信号は脊髄に伝達されます。

そうすると、脊髄では伸ばされた筋肉を縮めようとする信号が
その筋肉に向かって発せられます。

これを伸張反射と言います。

この反応は、筋肉が切れないための防衛反応であるとともに、
姿勢制御のための仕組みでもあります。

このように、体の色々な仕組みがありますから、
それが活躍できるようにすれば良いです。

そのためには、余計な力を出さないようにすれば良いだけです。

下半身は地面をしっかり捉えようとするだけです。

そして、上半身はリラックスできていれば、落ちてきます。

そうすると、それまで脚は上半身の重さを支えていた分を、
腰のターンに向けることができます。

体が反応して、地面からの反動で左脚が勝手に蹴ってくれる方向を
左の後ろポケット方向へ向けようとするだけで腰はターンできます。

このパワーは案外大きいですから、それを信じれば
大脳からの考えた動きではなく、小脳による洗練された動作で
正しくタイミング良く脚のパワーを出せます。

飛ばしたいなら下半身は目一杯と言うけれど

飛ばしたいなら下半身は目一杯、上半身はリラックスです。

しかし、下半身もメチャクチャがんばって使おうとするのは、
精度を多少犠牲にしても遠くまで飛ばしたいときだけです。

もう一つあるとするなら、遠い距離からバックスピンで
グリーン上の狙いどころに止めたいときです。

バックスピンは、ヘッドスピードが速いほど、
加速が大きくてフェースの上でボールが潰れている時間が長いほど、
ロフトが大きいほど多くかかります。

そして、ヘッドの軌道も下から上よりも、上から下のダウンブローなほど
ヘッドの加速も大きい状態でヒットしやすくなりますから、
しなりを溜めてダウンブローもきつめにします。

しかし、自ら出そうとする力でがんばろうとするほど精度は落ちるので、
結局はターゲットに止めたいなら無理に乗せることを
決断することは少ないです。

遠いと思ったら、グリーンセンターに30y以内の多少ブレても大丈夫で、
次のプレーが楽になるところを狙ったほうが結局は良いスコアであがれます。

ということは、本当はそれほど
がんばらなければならないシチュエーションは、
そんなには多くはありません。

伸張反射は高速

ところで、神経の伝達速度を見ると、ざっとした分類になりますが
大脳からの運動神経伝達速度 15〜40m/sに対して、
伸張反射伝達速度 70〜120m/sとなっています。

これは伸ばされている筋肉が「伸張反射」で収縮しようとする場合は、
自ら力を出して筋肉を縮めようとするよりも
2倍以上ぐらい高速に伝わることを示しています。

このような違いは、そもそも「伸張反射」は
筋肉が切れないための防衛反応だったり、
姿勢制御のための仕組みだからです。

また、「伸張反射」が起こす動きは、
大脳が関係していないので力を出している感じがしません。

受ける力は強い

さらに大きなパワーを発揮することにプラスされる、
体のすごい仕組みがあります。

筋肉の使い方の違いで、伸ばされながら収縮しようとすることを
「伸張性収縮」、縮みながら収縮することを「短縮性収縮」と言います。

具体的な体の使い方でいうなら、
受ける力で伸ばされながら耐えている状態が「伸張性収縮」、
自ら出そうとする力で体を動かすのが「短縮性収縮」です。

そして、「伸張性収縮」の状態では「短縮性収縮」よりも
2倍以上のパワーを発揮できます。

筋肉が伸ばされることでエネルギーが蓄積され、
さらに強く速く伸ばされることで「伸張反射」が発生し、
伸ばされながら縮もうとする「伸張性収縮」となります。

この「伸張反射」と「伸張性収縮」のダブルパンチで
筋肉は単なる「短縮性収縮」で自らがんばって
力を出そうとしているときよりも、2倍以上の大きな力を発揮します。

さらに、「伸張反射」と「伸張性収縮」による大きな力で、
筋肉が骨につながるところにある通常は筋肉よりも
硬い腱までもが伸ばされて、腱にも大きなエネルギーが溜められます。

そして、最後に急激に伸びとしてのしなりを強めてそれがピークを過ぎると、
筋肉と腱がしなり戻ろうとする力が一気に解放されます。

この伸びて縮むことで大きなパワーを発揮する仕組みが、
「伸張短縮サイクル」です。

さらに、弱い筋肉でも、より大きな筋肉で伸ばされることで
「伸張短縮サイクル」的に使えば、弱い筋肉に律速されない
体の使い方ができます。

ゴルフなら下半身の動きで上半身をしならせて、
そのしなり戻りを使うことがまさにその仕組みです。

下半身でも、左脚が地面を捉えた瞬間に
股関節や膝が曲げさせられる力を受けますから、
このとき曲げの反対である脚を伸ばす筋肉が「伸張性収縮」状態となります。

そのため、脚で蹴っているつもりはなくても、
脚を伸ばす方向には思った以上に大きな力が発揮されます。

コントロールの容易さや力の大きさを考えても、
出来るだけ受ける力で体を制御できたほうが良いことが納得できます。

小脳の働き

ところで、誰でも食事で箸を使うときに、
指をどう使おうかとか考えません。

繰り返し行われる動きは自動化して、
意識にあがってこなくなっています。

これが、小脳に動作がプログラムされた状態です。

車の運転や自転車の乗り方なども、
まさに小脳プログラムされています。

一生懸命練習してきたことは、大脳からは命令だけで、
あとは小脳が具体的な動きやタイミングを制御します。

大脳からの動きでは、ギクシャクします。

しかし、小脳からの制御だと、
なめらかで洗練された動きになります。

動作が小脳に完全に刻み込まれるためには1万時間ともいわれますが、
私の実感では1000時間とか3か月という感じである程度自動化されます。

これらの様々な体の機能を信じれば、普段の訓練次第で
脚は思った以上に上手くパワフルに活躍してくれます。

そのためにも、余計な力を入れようとする呪縛から逃れてみませんか。

まずは、小さな振り幅のショットでそれを感じるようにしましょう。

脚をしっかり使ったサンド・ウェッジで
15y程度キャリーさせるショット(SW15yC)などは、
まさに脚の正しい使い方を定着させてくれます。

追伸:健康な身体と飛距離アップが可能なプログラム

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もともと、このJSNXは、私がスキー時代に痛めた後
「股関節変形症」になり、それをこのJSNXによって克服したという
経験から生み出されました。

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手に入れるだけではなく、飛距離アップが可能になります。

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まだご覧になったことのない方はぜひ
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では、また。
 

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