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もう悩まない!グリーン周りのクラブ選び3選

2020.08.05
morisaki

From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、

こんにちは森崎です。

「スコアーの70%は
 ピンから120ヤード以内で打たれるだから、
 アプローチとパットを重点的に練習すべきだ。」

これは、
アメリカが生んだ男子ゴルフ界の帝王
ジャック・ニクラウスの名言の1つです。

・ドライバーショット
・アイアンショット
・アプローチショット
・パッティング

様々あるゴルフスイングの中で
最も大事なスイングはなにかと聞かれたら
多くの方が「パッティングだ」と答えます。

確かに、スコア100前後のゴルファーの
平均パット数は40打と言われているので、

トータルスコアが100の場合の、
スイング別にショット数を計算してみると、

パッティング :40打
アプローチ :18打
ドライバーショット :14打

残りのウッドやアイアンショットが「28打」となり、
圧倒的にパッティングの回数が多いので、

パッティングが上達すれば簡単に
1打、2打と減らしてスコアアップすることが
出来るのも事実です。

でも考えてみてください。

ロングパットの成功率を上げることと、
グリーン周りのアプローチのベタピン確率を上げ、
パッティングの難易度を下げることでは、

どちらがスコアアップにつながると思いますか?
また、どちらが “気楽に” 上達できると思いますか?

私は後者の、
「グリーン周りのアプローチでベタピンを狙う」
という方が大事だと考えています。

性格の問題かわかりませんが、
パッティングの練習、しかも入る確率が低い
ロングパットの練習をするのが苦手です。

それよりは、
5y、10y、15yと決めた距離を
様々な弾道で打ち分ける練習の方が
楽しく続けることができます。

なので、もしあなたが、
「ロングパットは苦手だし練習も続かない」
という風なお悩みをお持ちなら、

ロングパットの練習よりも、
ロングパットを打たなければいけないような
状況に持ち込まないためにも

グリーンの形状にあったアプローチで
ベタピンを狙うことをオススメします。

そこで本日は、
グリーン周りの状況別にどんな弾道で
ベタピンを狙うのが良いのか、

パター、7番アイアン、ウェッジの
3本の弾道を実際に確認しながら
詳しく解説していこうと思います。

もちろん、パッティングが得意な方でも、
グリーン周りのアプローチを打ち分けられるようになれば

パッティングの難易度をグッと下げて
スコアを劇的に改善することが出来るので、
ぜひ参考にしてみて下さい。



スマホの方、動画が見れない方はこちら



パター、ウェッジ、7番アイアンでアプローチしたときの
弾道は動画で確認してもらいたいのですが、

今回打ち分けた3本のクラブの
ストロングポイント(メリット)と
ウィークポイント(デメリット)を
簡単にまとめておきます。



・サンドウェッジ
 ボールを一番上げやすいクラブ

【ストロングポイント】
ボールがフワッと上がってブレーキが掛かる
下り坂のグリーンなどでカップに寄せやすい

【ウィークポイント】
スイング幅を大きくする必要があるため、
ミスの幅も大きくなる



・7番アイアン
 キャリーは控えめにランでピンを狙うクラブ

【ストロングポイント】
スイング幅が小さくて同じ距離に届くために
ミスが大きくならない

【ウィークポイント】
7番アイアンでアプローチ経験が少ないので
ある程度の練習が必要



・パター
 正確なランだけでピンを狙うクラブ

【ストロングポイント】
トップしたりダフったりしないのでミスに強く
上手くヒットさせることが出来る

【ウィークポイント】
グリーンに乗るまでにどれくらい転がるか
予測するのが難しい



アプローチでどのクラブを使うか
ということに正解はありません。

グリーン周りとグリーンの状況によって
最適なクラブは変わってきますし、

自分の得意不得意や、
その日のコンディションによっても変わってきます。

なので、選択肢として、
ウェッジ以外でのアプローチも練習しておけば、
いざというときに強みになるかもしれません。

アプローチの打ち分けは、
特にパターが苦手な方にオススメですので、
ぜひ習得してみてください。



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シャンクにトドメを刺す3つのポイント

2020.08.05
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

タイトルから察するに、
このメールを開いたあなたは、
シャンクに悩まされている方、

もしくは、過去に悩まされていて、
もう二度とあの苦痛を味わいたくないと
強く願っている方でしょう。

数あるミスショットの中でも、
おそらく最も精神的なダメージが大きい
ゴルファーの天敵「シャンク」

気持ちよくラウンドしていたら、
突然嫌なインパクトの音とともに、
斜め45度に飛び出していくボール…

平均60台でまわるツアープロでさえも、
突然シャンクに襲われることがあります。

そして、スコア100を
切ったゴルファーなら誰しも、

 「しっかり打っているのに!」
 「いつも通り打っているのに!」
 「シャンクするはずないのに!」

そう心で思いながらも、
何発打ってもシャンクが止まらず、
ありえないほどスコアを崩した
経験があると思います。

実際に私も、
ツアープロを目指していた現役時代に
突然、止まらないシャンクに襲われ
悩まされていた時期がありました。

しかし、ゴルフパフォーマンスの
レッスンプロになった今ではほとんど、
シャンクに悩まされることはありません。

それはなぜか?

現役時代の僕を苦しめた病、
シャンクに “トドメ” を刺して…

完全にシャンクを “克服” し、
そしてシャンクが再発しないように
“予防” しているからです。

そう、シャンクは
突然襲ってくるゴルファーの病ではなく、
「克服」することもできれば、

シャンクを打たないように
「予防」することもできるんです。

本日は動画レッスン形式で、
私が実際に苦しみながら体感した

 「シャンクにトドメを刺し
  克服するための3つのポイント」

を、ご紹介していこうと思います。

あなたが今、
シャンクに悩まされているんだとしたら、

もしくは、

過去にシャンクを経験して、
もう二度とあの苦しみを味わいたくないと
強く願うのなら、

今からご紹介する
3つのポイントは必見です。


スマホの方、動画が見れない方はこちら


近藤



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低く出てキュキュッと止まるアプローチ

2020.08.04
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「低く出てキュキュッと止まるアプローチ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

テレビ中継などで、ツアープロの
ショットを見ている時に。。。

ロースピンボール

低く飛び出して、バックスピンで
キュキュッとブレーキがかかるアプローチ。。。

この、いわゆる「ロースピンボール」を、
 

 「ぜひ、身に着けたい」

 「一度でいいから、決めてみたい!」

 「こんなショットができたら、かっこいいだろうな。。。」
 

と、ツアープロのテレビ中継で見ている時に
思わず妄想したこともあるかもしれません。
 

ですが、その一方で
 

 「それにしても、こんなスーパーショット、
  一体どうやったら身につくんだ!」

 

そんなふうにも、思っているかもしれませんね。
 

ゴルフ歴が長くなってくると
目が肥えてくるのが普通なので、

それによって理想がどんどん高くなってしまうのは
ある意味当たり前といえば当たり前、かもしれません。

まあ、この「ロースピンボール」は
うまく行けばひたすらにカッコいいですしね。

ロースピンボールはいつ使うか?

とはいえ、このロースピンボールは
一体どんな場面で使えばいいのでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

(ちょっと考えてみてください)
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

このロースピンボールが一番使われるのは、
 

 ・とても速いグリーン

 ・ピン奥からのアプローチ

 ・砲台グリーンでピンが手前
 

という時があげられます。
 

こうして見ると、一般的なコースで
必要になる場面はあまりなさそうですが。。。

ですが、いろいろな球を練習しておくと
ボールコントロール力がアップしますから、
挑戦することは決して悪いことではありません。
 

ということで、このロースピンボールの
アプローチの練習を早速進めたいのですが。。。

ちょっと待って下さい。

そもそもスピンをかけるには
技術と道具の両方が重要なのですが、

道具の方が重要度が高い

このロースピンボールを身につけるには、
実は道具の重要度の方が、比率が高いのです。
 

 ・クラブ

 ・ボール
 

この2つの道具です。
 

◆1.クラブ

スピンをかけたい場合、SWはロフト58度以上で
フェース面がメッキ処理していない物を選びましょう。

また溝の形状でもスピン量が変わるので、
ショップで相談すると良いでしょう。
 

◆2.ボール

ボールは「ディスタンス系」ではなく、
「スピン系」の物を選びましょう。

「ディスタンス系」「スピン系」の別については
箱の裏にも書いてありますし、
ツアープロの使用球を参考にするのも良いでしょう。
 

このロースピンボールは、
まずは上記の二つの条件を前提として満たしていないと、
かなり難しいかもしれません。

ですのでこの条件はまずクリアできるように
しておきたいものです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

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 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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[募集]レッスン動画見逃し配信

2020.08.03
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

ついに8月になってしまいました!

なってしまった、というのも
おかしな表現ですが、

気持ちとしては
本当に”なってしまった”なんです(笑)

最近は出張やレッスンで
ばたばたしていて、

慌ただしい日々を送っていました。

とはいえ、

長梅雨で天候が不安定な中、
レッスンに来てくださる方や、

ゴルフに行けなくても
メルマガを読んでくださる方がいることが、

私のモチベーションです!

こういった方々の存在が
私のエネルギーの源なので

灼熱の暑さを迎える
8月以降もビシバシやっていきますね!

ところで…


7月は新企画として対談形式の動画
毎週お届けしていたのですが、
いかがでしたでしょうか?


以前からコメントやアンケートで
もっとレッスン動画を見たい!といった
お声をいくつもいただいていたので、

今回はメルマガ読者様から
いただいた質問に答える形で

7月は試験的に
毎週動画での配信をしてみました。


ただ…


あなたも動画を見てくださっていたら
お気づきかもしれないのですが、

進行役のスタッフさんの声が聞き取りづらい…

コメントでもちらほら
そういったお声を頂いてしまいました。

実は、

撮影を担当してくれた
別のスタッフから撮影当日…


撮影スタッフ:

「小原さん、すみません…

どうしても
マイクがもう1つ見つからなくて…

今回は小原さんだけ
マイクをつけさせください…

どうにか編集します…

すみません…」


私も編集後のデータをみて思わず


「ちいさっ!(笑)」

と、思ってしまったのですが、


先程も言ったとおり
先月はレッスンや出張が立て込んでしまい、

なかなか再撮影の予定を組めなかったので

どうにか字幕やテロップを
差し込んでもらいました。


さて今回の撮影には
こんな裏話的トラブルがあったんですが…

今後メルマガを
動画メインで配信するか、

これまで通りのスタイルで
配信していくか、

決めかねているところです…

私のメルマガをいつも読んでくださっている、
あなたの声を第一に

これからのメルマガのあり方を
決めていきたいと思っているので

もう一度、

見逃してしまった方や復習を兼ねて
先月公開した動画を載せておきます。

感想やご意見、
次回撮影してほしい動画のテーマがありましたら、
ぜひ聞かせてくださいね。

(ちなみにマイクは購入していただくことになりましたので
今後の動画ではクリアな声をお届けできると思います(笑))


スマホの方、動画が見れない方はこちら


スマホの方、動画が見れない方はこちら


スマホの方、動画が見れない方はこちら

追伸:

実は今日はもう一つ、
お知らせしたいことがあります。

というのも…

私やメルマガ講師の近藤プロが驚愕させられた
今までの常識を覆す革命的なクラブ

その名も〈ベノックパター〉

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【ビデオ】ダフるならコックを意識

2020.08.02
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「ダフるならコックを意識」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

アプローチなど、特に小さな振り幅のショットでダフりたくないなら、
手首を親指側へ折るコックを意識的に入れましょう。

コックは単に手首が折れることだけではありません。

正しくコックを入れているなら、
コックが深く入るほど上半身のしなりは大きくなります。
どういうことか?

(続きはビデオにて)

ダフるならコックを意識

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200802/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

テコの原理

コックを入れていくときに
右腕が支点となってシャフトを支えるように使えば、
ヘッドが力点でグリップエンド側が作用点となるテコとなります。

そうすると、コックが入るほどグリップエンドは左肩から遠く離れるので、
そこに左手を引っ掛けておけば左腕が引っ張られて
左肩甲骨が胸の方向へスライドする形でしなります。

そして、しなるほどヘッドは地面から浮きます。

さらに、ボールヒットでもしなり戻っている最中なほど、
地面に対してヘッドは高い位置でヒットできます。

コックの入れ方

ところで、ゴルフのスイングで前傾していると、
上半身の動きは複雑に見えます。

しかし、本当はそんなに複雑ではありません。

上半身は下半身の動きに対して遅れて付いてくるようにすれば、
ほとんどがヘッドが置いていかれないギリギリの力で耐えるだけで
良い動きになります。

そして、スイング中に上半身が自ら行う動きは、
親指側に折れるコックを入れることだけです。

バックスイングで下半身の動きで、手元が右にターンして
円軌道を描くようにインサイド方向に入ります。

そのときに、ヘッドが振り出し後方へまっすぐに動いて
フェースがボールの方向を向いているようにすれば、
ちょうど良い割合でコックが入ってきます。

コックは入れようとするのではなく、
この下半身に引っ張られてヘッドが動く方向を意識すれば良いです。

コックはヒンジに変化する

そして、ダウンスイングでは腰から首の付け根にかけての体幹が
下半身の動きで左にターンすることで、ヘッドが置いていかれます。

そうすると、それまでコックとして曲げられていた手首は、
右手甲側へ折れるヒンジに変わってきます。

何かしようとしなくても、ヘッドが置いていかれることに
自然に任せれば良いだけです。

そして、ヒンジでもヘッドは浮く方向になります。

また、ヒンジもコックと同じように、
上半身のしなりに直結しています。

ボールヒットに向かって自ら出そうとする力で
ヒンジをリリースしようとか、右腕を伸ばしてクラブを振ろうとすると、
このしなりが戻りすぎてダフります。

ヘッドが置いていかれることに身を任せてヒンジが戻り切らないで
ボールヒットすれば、ダフりにくくなります。

そもそもダフりの原因は

ダフらないために考えるべき第一のことは、
下半身先行でスイングしてリリースを遅らせて
重心がボールの先にある状態でボールヒットすることです。

そもそも、ダフりの第一の原因は
リリースのタイミングが早すぎることです。

セットアップに対してボールヒットに向かっては、
遠心力でクラブが腕を引っ張ります。

そうすると、腕などが伸びてヘッドは
セットアップのときよりも地面に近づきます。

そして、自ら出そうとする腕の力でクラブを振ろうとして
リリースが早くなればなるほど、
ボールヒット前にセットアップの形になります。

そうなると、セットアップでヘッドを浮かしておかなければ
ダフることになります。

また、ヘッドの最下点は重心位置になりやすいので、
ボールヒットで重心がボールの先にあればダフりにくくなります。

アイアンで地面にボールを置く通常ショットなら、
ボールの先10cmぐらいに重心がある状態でヒットしたいものです。

特にボールを地面に置くショットでリリースが早くて
ボールの手前にヘッドの最下点があると、
軌道は上昇しながらボールに近づくすくい打ちとなります。

そうなると、下降軌道であるダウンブローに対して
クリーンヒットできるスペースも狭くなり、
ダフりばかりかトップにもなりやすくなります。

その理由は、ダフりを感じると本能で起きあがろうとして
起きあがりすぎるからです。

ダフりを防止する動きの基本

そこで、ダフらないための具体的な動きは、
上半身をしならせてそのしなりが戻りきらないうちに
ボールヒットさせることです。

そのためには、下半身を上半身に対して先行させて、
しっかり使わなければなりません。

下半身を使ってしっかり左にターンして
重いお腹を振り出し方向へ向けるようにして、
重心がボールの先に移動したタイミングでボールヒットさせます。

そのためにも、フィニッシュでは腰は
振り出し方向を向くフルターンをさせましょう。

リリースを抑えるドリル

リリースを抑えるドリルとして、
サンド・ウェッジで腰の高さ程度の振り幅の15ヤードキャリーショット
(SW15yC)で「ヒンジホールドショット」を徹底的に練習します。

「ヒンジホールドショット」とは、ヒンジを解放させないショットです。

トップからダウンにかけて手首と左肩を柔らかく使って、
だんだんヒンジを深くしながら最もヒンジが深い状態で
ボールヒットさせます。

SW15yC程度の振り幅のしなりの大きさとスピードでは、
筋肉が伸ばされるときに脊髄反射で伸ばされた筋肉が縮もうとする
「伸張反射」がほとんど発生しません。

そのため、下半身の動きでしならされた上半身の形は
ボールヒットはもちろん、フィニッシュまでキープされるのが
正しい上半身の動きです。

そして、たかが15y飛ばすとしても、
フィニッシュでは腰はフルターンです。

フィニッシュして左足の上に静かに左脚一本で立つ中で、
おへそが振り出し方向を向いているようにすれば良いです。

その静かなフィニッシュでボールが止まるまでの間、
右手の平が振り出し方向に対してだいたい45度向いて、
右肘の曲がりが残っていることを確認しましょう。

右手の平と右腕をチェックすれば、ヒンジや右腕のリリースを
自ら出そうとする力で行なったかどうかが誰でも自分で判断できます。

まずは、このように振り幅の小さなショットで、
自ら出そうとする力でクラブを振らないことを
徹底して身につけましょう。

フルショットのトップ近くでのコック

そして、フルショットで肩幅ぐらいまでスタンスの幅まで広げると、
下半身で動いていればスタンスの幅に連動して振り幅は大きくなります。

スタンスの幅が肩の幅ぐらいまで広がることによって
下半身の可動域が増加して、下半身を使い切ったら
手元は胸の高さ辺りまできます。

そこからは、そこまで動いてきたヘッドの勢いとシャフトが
垂直をすぎてからはクラブの重さで倒れることで、
コックと右肘が曲げさせられながらトップに向かいます。

そのとき右肘はテコの支点でヘッドが力点となり
作用点としてのグリップエンドが左腕を引っ張ることで、
左肩甲骨が胸の方向へスライドしてきてコックが深く入ります。

バックスイングの出だしだけではなく、
トップ近くでもコックが深く入るならさらにダフりにくくなります。

ダフり防止はもちろんバックスピンのためにも重要な打点

ところで、サンド・ウェッジやアイアンなどで、
フェースのどこにボールをヒットさせていますか。

フェースの形状の真ん中にヒットさせようとしていませんか。

それではダフリやすいばかりか、
バックスピンでボールを止めたい状況で
バックスピンが安定的にかかりません。

ズバリ言って、フェースの溝であるスコアラインの
下から2本目を中心にボールをヒットさせましょう。

その打点なら、ヘッドの重心より下になります。

その結果、当たり負けによってフェースが被りながら
ボールがフェース面から離れていくので、バックスピンが増えます。

このように当たり負けで、フェースの回転とは反対方向の回転が
ボールにかかることをギア効果といいます。

このギア効果でボールにバックスピンをかけるように、
ヘッドはつくられています。

普段、練習でヘッドの真ん中にヒットさせようとしていると、
重心よりも上に当たることになってギア効果で
バックスピンは解ける方向になります。

無理やり手の動きでダウンブローを強めて
バックスピンをかけようとしなくても、打点さえ意識してショットすれば
安定した良いバックスピンを手に入れることができます。

そして、リリース直後ぐらいでのヒットでは、
ヘッドの加速度が大きいのでその分ヘッドはボールを強く押せます。

さらに、ボールはフェース面で潰れる時間が長くなることも加わり、
スピンはかかりやすくなります。

そして、ヘッドの形状の真ん中とスコアラインの下から2本目では
高さにして2cmぐらいの差があります。

そのため、スコアラインの下から2本目でのヒットを狙うだけでも、
ダフりにくくなります。

コックをバックスイングから正しく入れ、自らはリリースしないで
ボールを強く押せる体勢でスコアラインの下から2本目でヒットさせて、
ダフりからさよならしましょう。
 

では、また。
 

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