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【ビデオ】スイングを簡単にするシャットあげって何?

2020.04.26
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「スイングを簡単にするシャットあげって何?」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

シャットあげとは、フェースを閉じながら
バックスイングすることです。

多くのゴルファーがやっている、
私が気持ち悪く感じる動きがあります。それは。。。

(続きはビデオにて)

スイングを簡単にするシャットあげって何?

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf200426/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

私が気持ち悪く感じる動き

それは、バックスイングで
フェースを開きながらあげる動きです。

大型ヘッドドライバーになってから、
バックスイングでフェースを開く動きが入るほど
ボールヒットでフェースを閉じる動きが難しくなりました。

その逆のフェースを閉じながらあげるシャットなら、
実は簡単にフェースをセットアップの向きに戻すことができます。

その理由は、バックスイングでもボールヒットに向かっても、
ヘッドが置いていかれるようにするだけにできるからです。

実際にはどうやってバックスイングすれば良いのか

では、シャットにあげるためには、
実際にはどうやってバックスイングすれば良いのかを
見てみましょう。

まずは、脚を使って腰から首の付け根である
体幹をターンさせます。

右足母指球の少し後ろで地面を踏みながら
右膝と右股関節も伸ばし、右脚を長くする動きで
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ただし右股関節は、上半身の前傾角度を保つ程度には
伸ばしきらないままです。

左脚は左股関節から先の神経をプッツンと切るイメージで、
単なる鉄の重い鎖のつもりで右斜め下である右足つま先方向へ向かって
落ちる左腰の動きを加速します。

そうすれば、骨盤は前傾角度を維持しながら
楽に右にターンしてきます。

このような体幹の右ターンに連動して、
手元は円軌道を描くようにインパクトの面に対して
インサイド寄りに動きます。

そして、ヘッドは振り出し方向に対して
まっすぐ後方へ動くようにします。

このようにバックスイングで
脚を使い切ったときの上半身の形を維持したまま、
下半身をセットアップのところに戻してみます。

そうすると、手首が親指側へ折れるコックもしっかり
入っていることが分かります。

ゴルフは体の動きは出来るだけコンパクトな中で、
ヘッドがたくさん動くほど精度とパワーを両立できます。

その要となるのが、コックです。

そのコックもバックスイング開始から少しずつ入れていくことで、
ヘッドの勢いでトップまでいくことができて、
手よりも再現性の高い脚の動きでトップをつくることができます。

その時、右脚を伸ばしきるまでは
ヘッドはボールを向いたままにします。

そうすると、フェースは開かないで、
むしろ閉じる感じにできます。

しっかり脚を使ってバックスイングで体幹をターンさせながら、
シャットあげ&コック入れを同時にやってみましょう。

スイングが簡単になり、ゴルフがどんどん楽しくなります。

歴史的背景

アイアンや昔のヘッドが小さかった頃のドライバーなら、
フェースを開いて閉じる動きがあっても
それなりに戻すこともできました。

ところが、大型ヘッドドライバーになってからは
ヘッドは回転しずらくなっているため、
フェースは開かないほどスイングは簡単になります。

シャットあげの傾向

女子ツアープレーヤーにはシャットあげは多いのですが、
その中でも穴井詩選手はかなりしっかり閉じています。

男子ツアー選手の中でも、シャットあげといえば
ダスティン・ジョンソン選手です。

シャットあげは力の弱い女性向きとも言われることもありますが、
男性であっても自ら力を出す無駄な動きが少なくできて
スイングが簡単で再現性が高くなります。

ヘッドの重心がシャフトから離れている影響

ヘッドの重心はシャフトから離れていますが、
それがどんな影響を与えているのでしょうか。

バックスイングではフェースが閉じられる方向に力がかかり、
ダウンスイングではフェースが開かれる方向に捻られます。

ヘッドの重心がシャフトから離れていることへの対処

また、筋肉は伸ばされながら収縮しようとする「伸張性収縮」の状態のほうが、
自ら力を出そうとして筋肉を縮めながら収縮させる「短縮性収縮」よりも
倍以上大きな力を出せます。

そのため、バックスイングではフェースが閉じられることに
少し負けながら動き、ダウンスイングではフェースが開かれることに
耐えるようにすると楽にコントロールできます。

バックスイングでフェースを開く動きは、
自ら力を出してフェースを開く「短縮性収縮」です。

そして、バックスイングで開いたフェースをダウンスイングで閉じる動きも、
頑張って力を出そうとする「短縮性収縮」となります。

そのため、ボールヒットに向かってフェースを閉じようとする力を
出さなければならなくなります。

ところが、バックスイングでフェースを閉じる動きなら、
フェースが閉じられる動きに耐える「伸張性収縮」ですから楽です。

さらに、ダウンスイングでもフェースは開かれることに任せながら
開きすぎないように耐える「伸張性収縮」ですから、
これも力としては楽に出しやすい動きです。

また、ヘッドの重心がシャフトから離れていることで、
人はフェースの向きを感じることができます。

もし、センターシャフトでヘッドの重心がシャフトの真ん中にあったら、
フェースの向きを感じにくくなります。

グリップの向きも簡単なスイングのために重要

一般的には95%ぐらいのゴルファーが、
グリップの上で手が左まわりにずれているウィークな状態です。

そして、ウィークなグリップでは、
セットアップではヘッドをターゲットに向けていたとしても、
遠心力で引っ張られたときにフェースはターゲットに対して開いてしまいます。

そうなると、ボールヒットでフェースが軌道に対して開いて当たって、
打ち出されたボールは右に曲がるスライスボールなどとなります。

そのため、ウィークなグリップでは、思った球筋を出すためには
ボールヒットに向かって前腕を左に捻る力を使って
無理やりフェースを閉じなければならなくなります。

ボールヒットでできるだけ無駄な力を使わないで
清々と振り切れるためには、セットアップで遠心力で引っ張られたような形を
作っておくことが効果的です。

まさにクラブが遠心力で引っ張られたときの左腕の形を確認すると、
正しい左手のグリップの形を理解することができます。

ヘッドを引っ張ったときに、前腕を捻る力を入れなくても
ヘッドの向きが変化しないグリップが正しいグリップです。

ヒトの腕は骨格に対して筋肉や腱が真っ直ぐに付いているわけではなく
斜めに付いているため、腕が伸ばされたり腕を突き出すなど
伸ばしたときに内側に捻れます。

遠心力で腕が引っ張られたときの形をセットアップから
すでに作っておくことで、ボールヒットでの余計なコントロールを排除できて
清々と振り切ることができます。

その左腕が遠心力で引っ張られたときの左手の親指と人差し指でできる
Vの字がどんな方向を向いているかと言うと、
首の右端と右肩の端の真ん中を向きます。

そのため、セットアップから左手Vの字が
首の右端と右肩の端の真ん中を向くようにしておくことで、
自然なスイングが可能となります。

そして、グリップの向きが正しければ、
自分から見て左手の薬指の付け根である3つ目のナックルが見えて、
小指の付け根である4つ目のナックルは見えません。

3つ目のナックルが見えなければウィークすぎで、
4つ目のナックルまで見えてしまったらストロングすぎとなります。

アームローテーションの勘違い

ボールヒットに向かっては、
アームローテーションしろと言われたりします。

ゴルフでアームローテションと言えば、ボールヒットに向かって
前腕を左に捻ってフェースを閉じることです。

ボールを飛ばすなら、アームローテーションが
必要などと勘違いしていませんか。

しかし、女子のツアーの中でも飛ばし屋である穴井詩選手は、
グリップも正しくセットしていてシャットあげです。

シャットで閉じてあげたフェースを、むしろ開かさせられながら
ボールヒットするような動きでボールを楽に飛ばしています。

アームローテーションしなくてもボールは遠くまで飛ばせるというか、
むしろ難しい調整をしながらボールヒットするより
清々と振り抜いたほうが飛ばせます。

男性のヘッドスピードの平均は40m/sですが、
これを時速にするとなんと144km/hです。

こんなにも高速に走っているヘッドの向きを、
きっちりセットアップのときの向きに戻すなんて
人間業とは思えません。

しかし、案外ヒトの能力は高いもので、
前腕を捻りながらもそこそこフェースの向きを
セットアップの向きに戻すことができます。

とはいえ、余計な動きは少ないほど
ヘッドを加速することに集中できて、
ボールを遠くまで飛ばすことができます。

ショートゲームでも効果あり

シャットあげは
ショートゲームでも、効果があります。

私は、練習場ではよくターゲット当てをやります。

そのとき、シャット気味にあげるようにしています。

そのほうが、断然左右のブレが少なく
ターゲットに当たる確率がアップするからです。

また、フェースの向きが安定する分、
バックスピンもかけやすくなります。

ぜひ練習場でシャットあげを試してみましょう。

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スライス、フックはミスじゃない

2020.04.25
服部hattori

From:服部コースケ
東京の自宅より、、、

おはようございます。
服部コースケです。

ゴルフの世界に
足を踏み入れたなら誰しも直面する
スライスやフックの悪夢

特に、ゴルフを初めたてはスライスに、
ある程度上達してスライスを減らせたと思ったら
今度はフックに悩まされますよね。

スライスしてOBが止まらず、
あとちょっとのところで100が切れなかったり、

何打も連続でスライスしてしまい、
心身ともにズタボロになってしまったり、

いつの時代も、
スライスやフックはゴルファーの
大敵というような存在です。

最近では、インターネットで
多くのプロゴルファーがスライスやフックを
克服するためのドリルを公開しています。

なので、私たちは自然と
スライスやフックといったショットに対して
「ミス」というマイナスのイメージを持っています。

しかし、スライスやフックは
必ずしも悪いショットではないのです!

ゴルフはいかに早く
カップにボールを入れられるか
ということを競うスポーツ。

そして、ゴルフコースには
地形や障害物などが複雑に絡まった
無数のシチュエーションが存在します。

そんな時、
もしボールとグリーンを結んだターゲットライン上に
木やバンカーなどの障害物があったとしたら…

自信のない方は横に一旦出して、
刻んでグリーンを目指すのも良いでしょう。

しかし、あえて、
スライスやフックでボールを曲げて
グリーンを狙うことが出来たとしたら…

格好良いですし、
スコア短縮のチャンスが広がると思いませんか?

そう、ゴルフの上級者となると
スライスやフックは一概に「ミスショット」ではなく、
コースマネジメントとしてあえて打つ選択を
することだってあるのです。

このようにスライスやフックで、
あえてボールをまげて障害物を回避する方法を
“インテンショナルショット”と呼びますが、

これは決して
上級者専用のテクニックではなく、

今現在スライスやフックに
悩まされている方へもオススメな
テクニックなのです。

とにかくまっすぐ飛ばそうとしていませんか?

ゴルフをはじめてすぐの頃には
どうしたらまっすぐなボールが打てるのかと、
ゴルフ練習場で思考錯誤を繰り返しますよね。

つまり、ショットを打つ時は常に、
「まっすぐ飛ばしたい」と心の中で
強く考えているはず。

そんな時にスライスやフックを打ってしまうと、
自分が意識していたのとは全く違う方向に
打ち出してしまうのでミスショットと
受け取るのも無理がありません。

ですが、今現在、
スライスやフックを減らすために
練習に励んでいるゴルファーにも
ぜひインテンショナルショットの練習を
していただきたいなと私は思います。

なぜなら、

インテンショナルショットは意図的に
ボールを曲げる技術ということで、
わざとスライスやフックを打つわけです。

これは、どのような動きをしたら、
スライスやフックが打てるのかを知る
ということでもあります。

つまり、インテンショナルショットで
スライスやフックを打てるようになるということは
逆にスライスやフックを打たないスイングを
作ることにも役立つのです。

ゴルフを初めたての方は、
インテンショナルショット自体を習得するためではなく
スライスやフックになる原因を知るためにも

スライスやフックを打つ練習を
することはとても上達に役立つのです。

上級者にとってはとても重要な技術

そしてもちろん、
スコアがだんだんと良くなってきて、
上級者になればなるほど、

わざとボールを曲げる技術、
つまり「インテンショナルショット」が
いかに重要なのかがわかってきます。

ボールの曲げまでコントロールできれば、
それは攻めのゴルフも、守りのゴルフにも
使うことができるのです。

インテンショナル(intentional:意図的に)に
ボールを曲げるということは、目の前に障害物があって
まっすぐ狙えない時などに“やむを得ず”使う技術と
多くのゴルファーが考えています。

しかし、インテンショナルショットは
やむを得ず使う技術だけでなく、
チャンスをつかむために使う技術でもあるのです。

たとえば、右にOBのあるホールでは、
フェアウェイの右端を狙ってフックするボールを打つことで、
高確率でOBを回避することができます。

あるいは、ピンがグリーンの右端にある場合、
グリーンのセンターからスライスする球で狙えば、
安全にグリーンをとらえカップに近づけることができます。

インテンショナルショットを使いこなすことで、
時には障害物やリスクを回避して、
時には積極的に、果敢にバーディーを狙えるのです。

また、フックボールは飛距離が出やすく、
スライスボールは飛距離が落ちやすいことを利用して、

インテンショナルショットで
微妙な距離のコントロールを
することだって出来てしまうのです。

インテンショナルショットの打ち方

ちなみに、
インテンショナルショットの打ち方は
とてもシンプルです。

スタンスは打ち出したい方向に、
そして、フェースを最終的に狙いたい方向に構え、
あとは普段と同じスイングをするだけです。

インテンショナルスライスを打ちたいときは、
スタンスもフェースも、ターゲットに対してスクエアに構えてから、
スタンスだけ打ち出したい左に向けます。

この時、打ち出したい左方向より、
スタンスは若干多めに、左へ向けるのが良いです。

その状態でスイングしていくのですが、
スイングの軌道はスタンスに対していつも通りに
ボールを打っていきます。

ただインパクト時のフェースの向きは、
打ち出し方向ではなくターゲット方向へ
向いていることに注意してください。

つまり、フェースが開いて
インパクトを迎えるわけですね。

これで左に打ち出したが、
スライスがかかってターゲット方向に戻ってくる
インテンショナルスライスが打てるのです。

インテンショナルフックについては、
今とは逆のスイングで打つことができます。

インテンショナルショットを
完璧に使いこなすプレイヤーの一人に
タイガー・ウッズがいます。

タイガーは2019年のWGC Mexico Chanpionshipで
残り132ヤードのバンカーから、目の前の気を避けるように
インテンショナルスライスを打ち、ピンそばに見事寄せました。

さらっと説明してしまいましたが、
インテンショナルショットには
高い技術が要求されます。

習得しようと思ったら
かなりの練習が必要となるでしょう。

しかし、打てるようになってしまえば、
トラブル回避や攻めたゴルフではたまた
スコアが良くなることは目に見えてわかります。

また、今現在スライスやフックに悩んでいる方が、
スライスやフックの原因をしっかりと理解して、
ボールをまっすぐ飛ばすためにも効果的ですので、

ぜひ、インテンショナルショットの練習に
チャレンジしてみてくださいね。



服部コースケ




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グリーン手前の池で絶対にしてはいけないこと

2020.04.24
img1

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

おはようございます、
小原大二郎です。

今日は久しぶりに、
コースで撮影した動画レッスンをお送りします。

先日、今まで撮影していた動画を
整理していたのですが…

まだコロナが騒がれる前に、
コースで撮影した動画の中に
あなたにお送りしていない動画がありました。

今日はその動画をお送りしたいと思います。

ゴルフライブのアンケートでも、
今はゴルフをグッと我慢している方が
とても多かったと聞きました。

なので、今日の動画で少しでも
ラウンド中のような気分を感じていただけると嬉しいです。

今回は、グリーン手前で池超えをしなければいけない際に
特に注意していただきたいポイント
について
動画でお伝えさせていただきます。

それでは、どうぞ。

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

グリーン直前でトップして、
グリーン周りを行ったり来たり…

そんな体験をしたことがある方は、
特にこのような状況でもダフリを起こしやすいです。

トップしないように打った結果、
ダフって池ポチャ…

なんて結末はとても悲しいですよね笑

せっかくなら思い切って打って行くのも
大切なことです。

同じような状況に直面した際は、
ぜひ今日のレッスンを思い出してくださいね。

追伸

昨日、一部の会員様に
【緊急:新型コロナ対策自宅トレーニング配信】として、
メールをお送りさせていただきました。

メルマガでもとても効果が出るとお伝えしている
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手に入れていない人は、
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パーシモン、久々に打ってみた。その結果…

2020.04.23
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに
 

 「パーシモン、久々に打ってみた。その結果…」
 

という話をさせていただきます。
 

実はタイトルの通り、パーシモンのドライバーを
久しぶりに打ってみたところ。。。

そもそもなぜ?

これについては、特に理由というのはなくて、
ちょっとした興味というのもあり、

ゴルフパフォーマンスの近藤プロと
「ちょっとやってみよう」ということになりました。

クラブは自分の自宅に、
パーシモンの古いクラブがあったので
それを引っ張り出して来て、持っていきました。
 

で、打ってみたんですが。。。
 

 「とにかく、飛ばない!(笑)」
 

近藤プロと二人で打ってみたんですが、
球は上がらないし、スピン量も少なくて。。。
 

とにかく、飛ばないのです。

(ちなみに、計測は千葉店のトラックマンで実施しました)
 

 「ええー、どうすりゃ飛ぶんだろう。。。」
 

と、二人で考えた結論は、

「じゃあ、昔のスイングに戻してみよう!」

パーシモン時代を知っている方なら
わかると思いますが、当時の打ち方は
 

 逆Cの字スイング
 

という、いわゆる球を上げる打ち方、
ボールに対して、スピンをかけていく打ち方だったので。。。
 

その打ち方に戻して、打ってみたんです。
 

すると。。。
 

 「あっ、これなら球、上がんじゃん!」
 

とはいえそれでも、
キャリーで200ヤード飛べば
「飛ばし屋」と呼べるか。。。
 

というレベルの飛距離でしかないのですが、
最初に打ったときよりは、明らかに飛んでいました。
 

でも、この近藤プロと「面白半分」でした実験で
改めてわかったことがあります。それは。。。

道具の進化が、スイング理論を変える

これは以前にもこのメールマガジン上で
お話ししたことがあると思いますが、

多くのゴルファーの方が
 

 「スイングが固まっていないから
  フィッティングなんて自分はまだまだ。。。」

 「クラブが悪いんじゃなくて、
  自分のスイングが悪いんですよ。。。」

 

というふうにおっしゃいます。
 

ですが、ここで改めて考えてみてください。
 

ゴルフというスポーツが
クラブというものでボールを打って
穴に入れるというスタイルは、変わっていません。

ですが、いわゆる「スイング理論」というものは
時代とともに変わっているわけです。
 

ではなぜ、スイング理論が変わっているのか?
それはまさに、
 

 道具の進化が、新しいスイング理論を作っている
 

からではないでしょうか?
 

でなければ、
冒頭のパーシモンで飛ばないという話は、
そもそも成り立たないことになりますよね?
 

もちろん、計測器とかのシステムが進化して、
感覚的だったゴルフが変わってきたという面もあります。

ですがそれよりも、
道具の進化がスイング理論を変えていった。。。
 

こちらほうが、はるかに大きいのです。
 

ということは実は、
 

 スイングとクラブは、クラブのほうが先!
 

なので「スイングが固まっていないから」
「クラブじゃなくて自分のスイングが悪い」という考えは、
だいぶ損をした考え方だ、というわけです。
 

ということでやはり、球筋がバラけるとお悩みの方は
まずはフィッティングを受けていただくのが。。。

上達の最短距離と、言えるかもしれません。

外出自粛の中で… 新メニューを設置!

とはいえ、今は外出自粛で、
今までのようなフィッティングができない状況が
続いています。

そこで。。。店舗は休業しているものの、

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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プレーは早いほうがゴルフが上達する?

2020.04.22
morisaki

From:森崎 崇
埼玉の自宅より、、、

こんにちは、
森崎 崇(もりさき たかし)です。

突然ですが、あなたは、
“スピードゴルフ”という競技をご存じですか?

スピードゴルフとは、
1979年にアメリカで初めて試合が行われ、

本格的に認知されるようになったのは
2000年代に入ってからのゴルフから派生した
とても面白い、新しいスポーツです。

何が面白いかというと、
ゴルフなのでスコアを競うのは変わりませんが、

スピードゴルフではSGSという
スピードゴルフスコアで順位を決めており、

このSGSはラウンドスコアと、
ラウンドを回り切るためにかかったタイムの
合計で算出されるのです。

例えば18ホールのスコアが80、
18ホール回り切るのに60分かかったとしたら
SGSは80+60で140です。

1ラウンドを60分で回るなんて、
驚く方が多いかもしれませんが、
スピードゴルフの世界では60分が平均タイム

世界記録は2005年に記録された
スコア65にタイム44分06秒のSGS109.06

44分という驚異的なスピードで
スコア65を記録したなんて驚きますよね。

でもこのスピードゴルフからは、
私たちのゴルフ上達の大きなヒントを
手に入れることができるのです。

1分と1打の価値は同じ

私たちが普段やっているゴルフには
一番大事だといっても過言ではない
プレーファーストというマナーがあります。

文字通り素早くプレーをすることですが、
逆にスロープレーの一体何が悪いのかと言いますと、

一日の大半を同伴者と一緒に過ごす
ゴルフの特殊な特性上、自分がプレーに使う時間は
そのまま同伴者の時間をもらっているも同然です。

簡単に言うと、
同伴者への気遣いですよね。

また、同伴者だけでなく、
その日に同じゴルフ場で過ごす、
他のゴルファーへの気遣いにもなります。

自分のプレーが遅れてしまうと、
同伴者だけでなく、後続の組にまでも
影響が出てしまうのはあなたも
重々承知のことだと思います。

ですが、それだけではないのです。

スロープレーは、
その人自身のゴルフ上達の
妨げにもなると私は考えます。

プレーが遅い人は
ゴルフが上達しないのです。

逆にプレーが早い人は
メキメキとゴルフが上達します。

これは私のレッスンの
経験から確信をもって言えます。

そして、それを裏付けるのが、
冒頭にご紹介した「スピードゴルフ」なんですね。

スピードゴルフの世界では、
プレーにかかった時間が1分当たり、
1打と全く同じ価値で計算されます。

1分と1打は同じ価値なのです。

さすがに私たちのゴルフでも
1分を1打として計算するまでは
しなくていいと思いますが、

プレーに時間をかければかけるだけ
スコアをロスしているという認識をもちながら
早め早めにプレーすることをオススメします。

スピードゴルフから学ぶ、ゴルフの原点とは?

日本スピードゴルフ協会会長(GDO社長)の
言葉をそのまま引用してしまいますが、

「考える時間やあらゆる儀式が、
 ゴルフを複雑に難しくしている。
 
 ハーフを回ってご飯を食べたり、
 球の線をラインに合わせてパットしたり…

 そんなぜい肉をそぎ落としていくと、
 パッと見て、決断して、すぐに打つ、という
 ゴルフの原点に立ち返ったプレーができる。」

確かにその通りだなと
私は感じました。

私たちがやっているゴルフでは、
しっかりとコースマネージメントして、
毎回同じルーティンで正確にアドレスをして
ショットを打っていく必要がありますが、

それらにかける時間は
短いに越したことがありません。

どう打とうか考えても、
なにも変わらないのですから。

私がラウンドレッスンをするときには
生徒さんをかなり急かします。

仲が良い生徒さんなら
「早く早く早く」と何度も言いますし、
「考えても変わらないよ!」とキッパリ伝えます。

プレーが早いほうがゴルフが上達するのを、
この目で見てきたからです。

実際に、私に急かされて
焦って打ったショットがナイスショットだった
なんてことは意外とよくあります。

あとからご本人に聞いてみると、
急かされたショットは焦りからか
頭でパニックを起こしているそうです。

でも、それでいいんです。
何も考えずにショットを打つくらいが
とってもちょうどいいのです。

ぜひあなたも、
今日の私の話を頭の片隅に置いておいて

「1分は1打と同じ価値」

とまではいかないにしても
プレーに時間がかかればかかるほど
スコアをロスしている意識をもって
ラウンドに挑んでみてください。

プレーファーストを心がければ
その分ゴルフ上達のスピードも
早くなりますよ。

森崎崇




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