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なぜ、ドリル練習時も力んじゃダメなのか?

2024.04.04
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「なぜ、ドリル練習時も力んじゃダメなのか?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

私はいろいろなドリルを紹介していますが、
ドリルをやっていただく時に一番注意して欲しいのは
「絶対に力を入れないこと」なんです。

それは一体、なぜか?

答え:感覚を身につけたいから

これについてはシンプルで、そもそもドリルというのは
ゴルファーに感覚を身につけてほしいんですね。
 

それなのに、力んでしまっていたら
感覚を身につけるどころではありません。
 

そういうことですので、ドリルやるときは
絶対に力を入れないでいただきたいということです。
 

極端な話、ゴルフというのは感覚を殺して
いわゆる力(ちから)だけでもできてしまいます。
 

そうではなくて、
 

 ・試合で使える

 ・緊張した時でもできる

 ・自然にできる
 

そういったところを目指したいわけですから
感覚を身につける時に力んで欲しくないわけです。

自然は、力んでいない

これは、私がいろいろなところで
お伝えしていることですが。。。
 

自然というのは、力んでいませんよね?
 

 「江連さん、一体何を言い出すんですか!?」
 

でも、この世で「力んでいる木」なんて
見たことないじゃないですか。

あるいは「力んだ風」とかも
ありませんよね?
 

私もたまに「自然流ゴルフ」とか
言ったりもしますが、自然にやりたいのなら
基本、力んじゃダメというわけです。
 

それこそ、高いところから低いところに
「水が流れるように」やりたい。
 

というわけで、もしあなたがドリルをすることいで
何かを改善したいと考えているなら
 

 ・力まないこと

 ・時間をかけること

 ・筋力でカバーしないこと
 

特に男性の場合はどうしても
腕などに力がガンガン入ってしまうので、
くれぐれも気をつけて下さい。

前傾角が変わらないようにするドリル

最後に一つ、力まないでやってほしい
ドリルの例をご紹介します。
 

スウィング時に前傾角が変わってしまうと
お悩みの方がよくいらっしゃいますが、
それを解決するドリルとして
 

 杖つきドリル
 

をご紹介することがあります。
 

前傾角度が浅くて飛ばないのを直したい?

https://g-live.info/click/210914_nikkan/

 

 1.球を打つためのアイアンを一本、
   それから補助に使う別のクラブを
   さらにもう一本、用意してください。

 2.前傾姿勢を取ったら、補助に使うほうのクラブを
   杖のように立てて、左手一本で上から支えます。

 3.左手で支えているクラブと自分の間を通過するように、
   右手一本でスウィング(素振り)してみましょう。

 

2024-0403_3
 

どうしても年齢を重ねると身体が固くなって
前傾角が起き上がりやすくなります。
 

もちろん、起き上がりながらでも
飛ばせてしまう人はいます。

ですがいいスイングをしている人というのは
やっぱりこの前傾角が全く変わらないか、
むしろ深くなっていたりするわけですね。
 

この杖つきドリル、昔からプロには特に
よくやらせていましたが、

力まないように気をつけて行っていただくことで
理想の前傾角を作ることができます。
 

初めは少し難しく感じるかもしれませんが
ぜひ、チャレンジしてみてください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

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【ビデオ】ミート率UPでダフリトップゼロに

2024.04.02
ishii-150x150

From:石井忍
東京のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
ミート率を上げてダフリとトップをなくす方法
についてです。

おそらく多くの方が悩んでいらっしゃる

 「ダフりが止まらない」
 「トップが連発してしまう」

といったことを解決するために
しっかりとボールをミートしていきたいわけなんですが
そのために私が意識しているのが…?

アイアンのミート率

ショット打つ時に、最近ではよくある
計測器で測ったりすると
「ミート率」が出てきますね。

ドライバーですと、一番高くて
「1.5前後」と言われています。

当然ミート率を意識すると
ドライバーしっかり飛距離が出てきます。

もちろんアイアンにおいても当然
ミート率というのは大事になってきますね。

最近の飛ぶアイアンは性能がいいので「1.45」とか
あるいはもう少し高い数値が出るかもしれません。

その性能を活かしていきたいわけなんですが、
それでも、そのミート率が下がってくると
たとえば「1.2」だとか、

本当にダフってしまうと「1.0」だとか…

「1.0」というのは、
ボールスピードがヘッドスピードと同じということですから
全然球が飛んでいかないということになります。

ということで
しっかりアイアンをミートしていきましょうね、
というところなんですが、

そのミートするために、大事なことがあります。

それは一体、何か?

この方法きちんと知れば、
あなたもダフリやトップが出ることがなくなります。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。


 

ビデオでも説明した通り、
ここに気をつけていただくことで
そのアイアンのミート率が上がってきますし、

他のクラブにもとてもいい影響があります。

鏡の前などでもできますので、
ぜひ、意識してやってみて下さいね。

先輩から学んだ飛ばしのコツ

小達先輩は、56歳になった今でも
360ヤード飛ばしているそうです。

ちょっとあまりやらない動きだと思いますので
気をつけてやっていただきたいですが、
何かの参考になれば。
 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

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プロでも直すのに苦戦する「ミス」とは?

2024.04.02
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「プロでも直すのに苦戦する『ミス』とは?」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

今日お話しするミス、エラーについては
たとえそれがプロであったとしても
直すことが難しいと思っています。

それは。。。?

クラブフェースの縦にずれるミス

プロをコーチしていると、
 

 ・ヒールに当たってしまう

 ・先っぽに当たってしまう
 

といったミスは、ちょっとしたアドバイスで
いくらでも直せるんですが、
 

 クラブフェースの縦にズレるミスは、修正が難しい
 

この縦のミスというのは、注意深く行わないと
プロでもなかなか、直すことができないんですね。
 

ヒールだ、トゥだというミスは、簡単に直せます。
 

ですが、縦のミスの修正はなかなか難しく、
それを克服するために行ってほしいのが。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・

ティーアップしたボールをウェッジで打つ

以前にも紹介しましたが、
ティーアップしたボールをウェッジで打つのは
最高の練習になります。
 

なぜ、あなたの距離感は合わないのか?

https://g-live.info/click/230912_nikkan/

 

ウェッジをティーアップして打ちます。
 

 ・ウェッジを、ドライバーのように打つ

 ・スピードは半分ぐらいのゆっくりでOK

 ・楽にストレッチをするようなイメージで
  感覚やポジションを掴むように振る

 

これによって、スコアラインの
二本目、三本目ぐらいに当たる感覚を養いまます。
 

このドリルをやっておくと、
間違いなくゴルフが上手くなりますし、
ミスも減ってくるはずです。

揺れる感じの腕の使い方を

飛ばなくなってきたり、体が硬くなってきたりすると
どうしても利き腕でやりたがるようになります。
 

ですが今回ご紹介したような
ティーアップをしていると、打ち急ぐこともなくなったり
ヒットする高さが調整できるようになります。
 

先日から「クラブを2本持って素振り」
何度かご紹介していますが、
 

曲がる、ミート率が悪いなら絶対コレやって

https://g-live.info/click/240319_nikkan/

 

自分の打ちたいポジションをイメージして
始動から脱力して、しなって揺れていくことで、 

両腕のバランスが整ってくると、
スコアラインの二本目、三本目ぐらいに
当てることができるようになります。
 

結果、距離感も合ってきます。
 

そして何より、しなってくると
スウィングがかっこよく見えてきますので。。。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

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江連忠でした。
 

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春のゴルフシーズン到来!爽快感溢れる飛ばしにはコレ

2024.04.01
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
さて、今日から4月。

 
新年度がスタートし、
新しい門出を迎える時期ですね。

 
これから新生活を迎える
新入生さんや新社会人の活気溢れる姿に、
私までパワーをもらえる気がします。

 
これからスタジオでも
新コーチが続々とデビューする予定ですが、

 
彼らのパワーに押し負けないように
私も新しいことにチャレンジしていきます。

 
4月を迎え世間は活気溢れていますが、
ゴルフ場も例外ではありません。

 
ゴルフシーズンを待ち望んでいたゴルファーで
ゴルフ場は満ち溢れる時期です。

 
そんな中、1ホール目のドライバーショットで
ダフリやトップは避けたいところですよね。

ゴルファーを悩ませるダフリ・トップ

ダフリトップの原因はいくつかありますが
大きな原因の1つが左右の軸ブレです。

 
右腰が上がったり、左腰が上がったり…

 
スイング中に体の軸の土台となる
下半身が不安定になることによって、

 
体全体の軸が傾いてしまい、
打点が安定せずにダフリ・トップを
引き起こす要因となります。

 
なので、スイング中の軸を固定し、
左右の軸ブレを抑えていくことで、

 
打球は安定しミスの確率が
ぐっと引き下がるのですが…

 
とはいえ、ミスの原因がわかったとて、
一筋縄では改善できないのがゴルフですよね。

そもそも軸ブレを引き起こすのは?

ダフリ・トップを引き起こすのが軸ブレですが、
その軸ブレを引き起こす原因の1つが「目線」です。

 
本番、意気込んで
ボールから目を離さないようとする意識が強すぎて、

 
普段のスイングよりも左肩が入らず、
バックスイングで頭が左側に動いてしまい、

そしてダウンスイングからフォローにかけては、
右側に頭が大きく動くように、

 
スイング中に体の軸が
左右に動きすぎてしまっているんです。

 
また、捻転が少なく、
上体がすぐに開きやすくなってしまったり、

 
右サイドが高い位置になるので、
クラブがアウトサイドから降りやすく、
 
アウトサイドイン軌道の
スイングになってしまいがちです。

腰のレベル回転を再確認

ダフリやトップを引き起こす
バックスイングで左に軸ブレしてしまう動きを
改善する練習方法として、

 
バックスイングで
腰のレベル回転を意識してください。

 
この腰のレベル回転を体感しやすくするために、

 
ベルトのバックルを意識すると
感覚が掴みやすいのでオススメです。

 
ゆっくりとしたスイングで良いので、
ベルトのバックルの動きを意識し続けてください。

正しいスイングを体感

例えば、バックスイングで左側に軸がブレると
ベルトのバックルは右上がりになりますし、

 
逆にバックスイングで左側に軸がブレると
バックルは左上がりになってしまいます。

 
バックスイングでは
地面と水平にバックルが右方向へ移動し、

 
インパクトからフォローでは
地面と水平にバックルが左方向へ移動できると、

 
軸が右へ傾いたり左へ傾いたりすることが防げて
しっかりと軸を保ったままインパクトを迎えることができます。

 
バックスイングでしっかりと腰を水平に回せると、
左肩が引っ張られる感覚が掴めると思いますので、

 
1回1回ゆっくりと確認しながら、
正しいスイングを体感していっていただき、

 
だんだんとスピード上げて、
普段のスイングのスピードまで
軸をキープできるようトレーニングしてみましょう。

 
春のゴルフシーズンで飛ばしの爽快感を味わいながら、
ゴルフを満喫してくださいね。

 

<本日のおすすめ>

同じ組のライバルに
いつも飛距離で負けている
ドライバーが苦手なゴルファーが
いつも良いスコアで上がれる秘密…

「スコアはいつも90台後半がせいぜいだったのに、
 数週間の練習であっというまに70台を出せました」

わずか “4つのステップ” を守るだけで
アプローチは一気に上手くなる。

アプローチが安定すれば、
スコアが上がる。

次のホールのドライバーも
落ち着いて打つことができる。

スコアメイクに重要な
アプローチ上達法の全てを、
あなたに公開します。

https://g-live.info/click/obaragreen_hs2403/

 
 

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【ビデオ】クラブ、どっち方向に振るのが正解?

2024.03.31
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「クラブ、どっち方向に振るのが正解?」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ボールを遠くまで飛ばしたいなら
クラブを振ることは重要ですが、
クラブのどこをどんな方向へ振っていますか?

クラブの振り方を勘違いしていると、
がんばって振っているのに飛距離につながりません。

では、クラブのどこをどんな方向へ振れば
よいのでしょうか?

(続きはビデオにて)

クラブ、どっち方向に振るのが正解?


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf240331/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

グリップエンド方向へ振る

それは、ヘッドではなくグリップを意識して振ろうとすることで、
しかも、グリップエンド方向へ振りたいと強く意識することです。

特にトップから強く振りはじめることは飛距離を出すキーとなります。

トップから振ってはいけないと思って
上半身の力を抜いていては、飛距離は出ません。

トップから振ると手元やヘッドが外に出て
アウトサイド・インになるからというのが、
トップから振らないほうがよいと勘違いする最大の理由です。

ところが、トップからフルパワーでグリップを振り始めることは
飛距離アップの要で、インパクト近くでは
グリップエンド方向へしっかり振ります。

トップ近くではグリップエンドは
振り出し後方ぐらいを向いているので、
まずはグリップ全体を加速されるイメージです。

ダウンスイング開始ではグリップ全体を
下に引っ張る方向へ加速させてきて、シャフトが立ってきたぐらいからは
まさにグリップエンド方向へ引っ張るようにします。

グリップは下に向かって加速してだんだんシャフトは垂直方向に向かって動き、
ヘッドはトップに置いて行かれる状況の中でシャフトはしならせられます。

そのシャフトのしなりをどんどん強めながら
インパクトに達するイメージなら最高です。

ところが、タウンスイング序盤でグリップエンドへ引っ張る力よりも、
クラブをリリースするヘッドを振ろうとする方向への力が
大きいと問題が発生します。

それは、慣性モーメントが大きくなり
回転スピードをあげにくくなることです。

気持ちとしてはグリップ全体を下に引っ張りはじめて
だんだんグリップエンド側を引っ張ることを強く意識しましょう。

ダウンスイングしてきてシャフトが水平になってきたら
まさに振り出し方向に向かってグリップエンドを向けるイメージで
体の回転でグリップエンドを振ります。

ダウンスイング開始では体のターン力は弱い

実は、ダウンスイング開始では体のターン力は弱いです。

そして、ヘッドを体から離すほどターンする速度はあがりにくく、
脚も動きにくくなります。

まずは脚で爆発的なパワーを出せる体勢に入るまでは、
脚が動きやすいように体に対するクラブの慣性モーメントは
小さい状態で動かします。

その代わり、体重と腹筋でクラブを引っ張って
クラブ全体のスピードをアップさせておけばよいです。

左脚の地面への反動で爆発的蹴り

その後は左脚の地面への着地の反動での爆発的な蹴りで
腰を急激にターンさせることで、
まさにグリップエンド方向へ振ります。

そして、腰は左に45度程度ターンしたあたりで回転力のピークに達し、
それによって腰のターン力に対して
上半身のしなり戻りの力が上回った瞬間にリリースされます。

結果としてヘッドを振る方向へ爆発的なパワーが発揮され、
インパクト近くではグリップエンド側へ引っ張られる向心力によって
さらにヘッドは加速します。

それに、シャフトのしなり戻りも加わり、
上半身とシャフトがしなり戻りはじめた瞬間のヘッドを
最も強く押せているタイミングでインパクトです。

これが、トップからクラブを正しく振って
最大の飛距離を手にいれるために
絶対に必要なイメージになります。

腰のターンのピークで発生すること

そして、腰のターンのパワーのピークに達すると、
次の二つのことが発生します。

最初は上半身のしなり戻りの力が下半身の力を超えたことで、
一気にしないり戻りで左肩甲骨が背中の中心に向かって
スライドして左腕を引っ張りグリップエンドを引きあげます。

まさに、テコの作用で力点であるグリップエンドに対して
右腕が支点となってヘッドは作用点でヘッドが大きく振られます。

そうすると、手元のスピードよりもヘッドのスピードがアップすることで、
クラブとしてはグリップエンド付近を軸にしてヘッドが回転する動きになります。

インパクト近辺でのヘッドを加速する作用

そして、左肩甲骨が背中の中心に向かってしなり戻ることで
左腕を引っ張る力は、だんだんグリップエンドを引っ張って
向心力として働きヘッドの加速に貢献します。

インパクト近辺ではグリップエンドは左肩甲骨周りのしなり戻りで、
ほぼ真上に向かって引きあげられることで
ヘッドは加速中にボールを打ち抜くことができます。

向心力に対してそのルート倍のヘッドスピードになり
向心力が4倍になれば速度は2倍ですから、
向心力を大きくすればヘッドは勝手に走ってくれます。

テコの原理から手首を中心にして円運動をはじめたヘッドに対して、
向心力を強めることでヘッドは走ります。

この一連の流れでわかるように、ヘッドを振ろうとしないで
グリップエンド側を振ることを強く意識することで
ヘッドは勝手に最高にスピードアップできます。

例えば、クラブをつっておいて、
横からクラブを押しても押した分だけしかヘッドは動きません。

しかし、ヘッドが円運動をしている最中に
グリップエンド側を引っ張る力が強いほど、
グリップエンドの動きは小さくてもヘッドは大きく動きます。

向心力がどれほどヘッドを加速してくれるのか実感できます。

通常のゴルフスイングでもまさにこれと同じです。

ちなみに、片手でクラブを振るときは、
体のターンによる遠心力でヘッドが体から離れ、
クラブが飛んでいかないように支える力としての向心力だけでヘッドは走ります。

ダウンスイング序盤の右脚の使い方の勘違いは多い

ところで、手で振ってはいけないと思い
脚で動こうとして努力してきた結果、
むしろ悪い動きになっているゴルファーは多いです。

脚で力を出そうとすると、ダウンスイング序盤で
右脚で地面を蹴って腰を回そうとか
インパクトに向かっても右脚で蹴ろうとします。

その結果、脚のパワー不足や腰の回転のタイミングが早すぎるとか、
手元が浮いてインパクト近辺での余計な操作で
ボールは飛ばなく曲がりやすくなります。

ダウンスイング序盤で右脚で地面を蹴ろうとすると、
悪いことばかり起きます。

その中でも重大なのは右膝外回り問題と、手元が浮く問題です。

右膝がボール方向へ出ながら腰を水平に回そうとする右膝外回りでは、
前傾角のコントロールの複雑化や内転筋群の緩みとか
手元が浮くとか腹筋が使えない問題をも引き起こします。

右脚で腰を回そうとすると右脚を後ろに蹴る方向へ力を使うことになり、
まさに腹筋は収縮するのではなくゆるむ方向への使い方になります。

それでは、トップからグリップを腹筋で引っ張ることはできません。

下に向かって振ればよいことばかり

また、多くのゴルファーではダウンスイング序盤で
手で振りにいくことは悪いことだと思って上半身の力を抜くだけだと、
腰の左ターンに対して右肘が置いていかれています。

そうすると、右肘は体に対してセットアップのときよりも
右後ろにズレた状態になります。

これでは、手元全体も右にずれていることで、
インパクトのポジションはボールの右である
まさにダフりやすい位置になります。

そのため、インパクトに向かって右腕を伸ばして
セットアップでの体と右肘の位置関係のところへ持っていく動きが必要となり、
まさに手でクラブを横へ振ることになります。

そうすると、右肘を伸ばして手打ちになることで
ヘッドのリリースのタイミングは早くなって、
さらにダフりやすい状態になります。

グリップエンドを体重と腹筋で下に向かって目一杯振ろうとすれば、
ダウンスイングでの右肘外れも阻止できます。

ダウンスイング開始では体重と腹筋を使って、
体に対するクラブの慣性モーメントは小さいまま
クラブ全体の重心を加速しておきます。

そして、体のターン力のピークを過ぎたら、
上半身のしなり戻りと向心力をアップさせて
ヘッドを加速すれば最高に飛距離アップできます。

コースレッスンを御殿場で開催します

最後に二点ほど、業務連絡です。

私の一日コースレッスンが来週、
御殿場にて開催予定です。

まだ少しだけ枠が残っています。

ドライバー不可のショートコースでのレッスンなのですが
レンジではドライバーも指導も行う予定です。

ご希望の方は、お早めにお申込み下さい。
満席になってしまった際は、ご容赦下さい。

大森睦弘コーチの脱力み飛ばし
ワンデーコースレッスン in 御殿場

4/7(日)・4/8(月)
9:30~15:00頃まで


https://g-live.info/click/ohmlg240407/

近畿、中部地方にお住いの方は

それともう一点、
下記のお手紙もご覧になっていただければ幸いです。

https://g-live.info/click/omrjuku_gen_cn2403/
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

江連忠プロの、クラブを振らなくても
ボールを打たなくても上達できる方法…

机上の空論ではない
挫折知らずの実践法です。

ただし、この公開は
本日までの期間限定です。

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