2016.05.23
From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、
こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
今日はあなたに、
「ゴルフレッスンで上達する必須の7箇条」
について、お話ししたいと思います。
先週の話とちょっと似ているかもしれませんが、
このことを知っているかどうかが
ゴルフが上手くなることの境目になると思います。
まずはじめに、昔こんな生徒さんがいらっしゃいました。
ドリルの「宿題」を出したのに
その生徒さんは、私のところに最初に習いにいらっしゃった時
なんとかうまくなりたいということのようでした。
私としても出来る限りその方の役に立つように
いろいろなドリルをやっていただきました。
レッスンが終わったときに私は
「今日やったドリルを、家でもやってみてくださいね」
とお伝えして、その日は終わりました。
そして次のレッスンになりまして、
前回の復習で、ドリルをやってもらったんですが。。。
見た感じ、家でやって来ている雰囲気を感じませんでした。
やっているのかもしれませんが、
「うまくなりたい」というやる気を持って
やっていなかっただけなのかもしれません。
どちらにしても、このままではいけないかなと思いまして、
私はその生徒さんに「ドリルを家でやってみたか?」
と質問をしました。
そこで生徒さんからあった答えは以下の様なものでした。
・やったけれども、すぐに飽きてやめてしまった
・ボールを打たない練習は退屈
・ボールを打つ練習を教えてほしい
私のレッスンは、ドリルを中心にしていることが多いので、
ボールを打たない練習が大半になることがあります。
どうやら、それがあまりお気に召さなかったようです。
レッスンを受けるための7つのポイント
ここでちょっと話がそれるかもしれませんが、
ゴルフイラストレーテッド誌(GOLF Illustrated)に載った
リチャード・クープ博士(Dr.Richard Coop)の記事を紹介します。
1987年1月号で、ゴルフのレッスンを受ける生徒さんが
気をつけるべき「7つのポイント」というのものです。
そこには、こんなことが書いてあります。
1.プロフェッショナルと共にレッスンの目標を定める
自分の実力とかけられる時間や努力も考慮して
目標を設定し、時間組をする。
2.積極的に勉強する
質問を進んでするようにする。
学習は学習する人の責任において成り立つ。
3.自分にあった指導スタイルと学習スタイルを見つける
そのために次のようなことを自問自答してみる。
「どういうやり方だと最も学習できるだろうか」
「細かくやることが好きだろうか、
それとも大ざっぱにやることが好きだろうか」
「学習しやすいのは、言葉を通じて、絵を通じて、
それとも感覚によってだろうか」
「厳しくされても平気だろうか、
それとも誉めてほしいだろうか」
いずれにせよ自分に合う指導者を見つけるか、
指導者に自分の好むやり方を伝えるとよい。
4.うそへつらいは避け、うぬぼれとエゴに注意する
プロフェッショナルが貴方のゴルフについて質問するときは
客観的に正直に答えるようにする。
健康や身体的な問題も含め自分の苦手な部分を隠さず、
また得意な部分も誇張しずぎないようにする。
わからない点は、恐れず質問をする。
5.素直になる
ゴルフの処方を受けたら、それを信じ、従うようにする。
6.練習、練習、練習
練習しなかったり、目標や計画なしに練習したりすると、
練習時間だけでなく、レッスン時間も無駄になる。
7.我慢、我慢、我慢
奇跡的な治療を期待しない。改善するには時間がかかる。
スイングのパターンは習慣によって決まる。
習慣化されたものは、そんなに早く変えられるものではない。
指導スタイルが合っているか
冒頭の生徒さんの場合は、特に「3」の
指導スタイルの違いに引っかかってしまったわけです。
3のところで引っかかってしまうと、
素直にコーチの話も聞けないでしょうし、
積極的にもなれませんよね。
また、この記事では同時に
こんなことも言っているそうです。
「レッスンは、このように指導者と生徒の
チームワークによって成り立つ。
プロフェッショナルは分かち合い、指示し誘導する。
一方、生徒は理解し、努力し、協力することである」
コーチと生徒はチームです。
確かにそうですね。
これは26年前の記事なのですが、内容は現代にも通用するものです。
ですので、この機会にここで取り上げさせていただきました。
今日はこんなところにしておきます。
もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。
画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。
なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
それでは、今日はこのへんで。
<本日のオススメ>
事実、この方法のおかげで、大森コーチの生徒さんである
神戸在住の71歳男性ゴルファーは
飛距離が190yから210yにアップしました。
実はこれ、大森コーチに
ゴルファーがよくやるたった1つの間違いを指摘してもらい、
論理的なその説明に納得した上で、スイングを少し修正をしただけなんです。
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※本日5/23(月)まで