From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
先週、千葉の方でレッスンを行いまして、
15名前後の方に来ていただきました。
僕のレッスンが初めてという方もけっこういたんですが、
喜んでくれたのならうれしいです。
またレッスンでお会いできることを、楽しみにしています。
さて、今日もアプローチの話をしようと思うんですが、
「アプローチを打つ際の武器・ウェッジ」
についての話をします。
今日はクラブの話ですね。
ちなみに、僕が使っているクラブなんですが。。。
タイトリストのボーケイデザイン
僕は、タイトリストの
「ボーケイデザイン SM5 Mグラインド 58°」
(バンス08)を使っています。
率直に言って、これは非常にいいクラブです。
(まあ、もちろん他にもいいクラブはあると思います)
以下、僕のウェッジの写真も載せますね。
このようにプロのクラブを紹介すると、
「プロと同じクラブは難しいのでは?」
といった、そんな声が聞こえてきそうです。
プロと同じようなクラブは
重いシャフトが付いている事が多いです。
重いシャフトが無理そうな方や
アイアンに軽いシャフトが付いてる方は、
軽いシャフトのSWを選んで下さい。
最近は軽いシャフトの付いたプロ仕様のウェッジも売っています。
ウェッジのどこが重要か? その1-溝-
プロ仕様のウェッジではなくても
ウェッジのどこが大事か説明します。
まずは、溝ですね。
2010年に溝のルール変更で
以前ほどスピンが効かなくなりました。
溝にRをつけなければいけなくなり、
フェースを触った時になめらかな感じがするようになりました。
以前はフェースを触るともっとザラザラした感触でした。
溝がきついとスピンは効きやすくなり、
捕まった感覚も感じやすくなります。
最近は溝をきつく出来なくなった分、フェースにミーリングをして
少しでもスピンが効くような工夫をしているSWも多いです。
(※ミーリング=フェース面を平らに加工する作業)
ウェッジのどこが重要か? その2-バンス-
次に重要なのが、バンスですね。
特にここは大事なところです。
僕のSWは「58°」と書いてある脇に
「08」と書いてあります。
最近のSWはバンス角が書いてあることが多いですが、
・数字が大きければバンス角が大きい
・数字が小さければバンス角は小さい
という事です。
バンス角は文字通りソールの角度なんですが
大きければ当然バンスが使いやすくなるものの
状況によってはバンスが邪魔になるときがあります。
小さければバンスは使いにくくなります。
バンスが使えないとリーディングエッジが刺さり
ザックリが出やすくなります。
バンスと密接に関係するのがソールの広さです。
SWは非常に多様性のあるクラブなので開いて使うことが多くなります。
開くとバンスは大きくなります。
バンス角が小さいSWでもソールが広いと開くと
バンスが邪魔になったりします。
バンス角とソールの広さのバランスは非常に重要になります。
その他僕が感じるのはソールが芝や砂に当たった時の感じです。
材質の差なんでしょうが、スッと抜けすぎずに
少しだけザラッとした感じがある方が
距離感をコントロールしやすくなります。
ここは実際に打ってみないと分かりませんね。
ということで、SWを選ぶときは
溝の強さとソール(バンスとソール幅のバランス)を
よく気にしてみて下さい。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
追伸
すでにご覧になったかもしれませんが、
僕の新しい教材が、本日リリースされました。
梶川武志の「アプローチを極める」
~30ヤード以内を2打で上がる~
まだご覧になっていない方がいましたら、
ぜひ一度ご覧になってみてください。
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