「パター?そんなもん感覚でやってるよ」

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2016.12.21
morisaki_catch

From:森崎 崇
ゴルフパフォーマンス新宿店より、、、
こんにちは。森崎です。

じつは今日のメルマガが、僕の
今年最後の配信となります。

どんな話をしようかと色々考えていました。

今年1年を振り返るにしようと思っていましたが、
先日コンペに行った際に気になるワードが
聞こえてきたので、急遽その話をしたいと思います。

それは、僕がコンペの参加者の方をホールで
待っていた時のことです。

参加者の方がホールに来るまでに、
待っていたホールで渋滞が起きていたので、
他の参加者が立ち話に花を咲かせていたんですね。

中でも、先輩とおぼしき方に色々と質問をしていた、
まだゴルフを初めて間もないであろう方に目がいきました。

立場上、初めて間もない方が何で悩まれているのかという
リアルな声は非常に気になってしまうのです。

ということで、ちょっと聞き耳を立てると、
そこは丁度ショートホールだったので、
どの辺りを狙えばいいかとか、どの番手が良いかなど聞いていました。

確かに、ショートホールってパー3なだけあって、
チャンスホールであるのと同時に、ちょっとしたミスが原因で
叩く可能性がある要注意ホールなんですよね。

そんなことを考えていたら、
話が進んでいまして、その方が

「パターって今後どういう風に
上手くなっていけばいいですか?」

という質問をその先輩にしていたので、
どんな答えを返すのかと聞いていたら、
こう答えていました。

「そんなもん感覚だよ」

これ、初めて間もない方には
けっこう危険なワードです。

なぜならこの言葉の裏には、
「ただし、感覚が重要になるのは100を切ってからなんだけどね」
という部分が抜けているからです。

恐らく、ゴルフに打ち込むあなたなら、
パターは感覚という概念を持っている方も多いでしょう。

もちろんそれは正解で、
感覚力を磨くことはパッティングの上達に不可欠です。

ただ、100を切るまでは感覚よりも圧倒的に“型”が重要です。

具体的には、パッティングの一連の動作を
アドレス、テークバック、フォローのように
いくつかのパートに分けて、という流れですね。

始めの内にこれを身に着けておかないと、
後々苦しむ確率が高くなります。

というのも、、、

ある日、ポキっと折れます

じつは、これは僕の体験談です。

20,21くらいの頃でしょうか。
今まで、ポンポン入っていたパターが急に入らなくなったんですね。
本当に、ある日突然です。

体験したことが無い感覚に、僕は非常に焦りを感じました。

味わったことのある方は、今当時を思い出して嫌な気持ちに
なってしまっていたら申し訳ございません。

でもそれくらい、月日が経っても思い出すんですよね。

原因は、僕が理論的な部分をおろそかにしていたせいだと
今は思います。

それまでは、「この辺にこれ位打てば入るなー」で
なんとかなっていましたから。

幸い、周りの友人に助けてもらい、
さほど長引きませんでしたが、この経験を活かして、
これから更にパターが上手くなりたいあなたにお伝えしたいのは、

理論は重要です。
ただ、そのために感覚は殺さないで下さい。

先にも申しましたが、100を切るまでは型が重要ですが、
そこから更にシングルを目指していくには、自分だけの感覚を
磨いていく作業が必要になります。

例えば、家でゴミ箱にゴミを投げ入れる時に
「ここからゴミ箱まで何mだからどのくらいの角度で・・・」
というように考える人はほとんどいないでしょう。

大体の目星をつけて投げても入りますもんね。

言い換えれば、理論的な型を作るのに使った左脳ではなく、
感覚的な右脳を使うイメージです。

もし、型と感覚、この矛盾する2つをコントロール出来た時、
爆発的な加速力でゴルフが上達するでしょう。

すこし抽象的なことを書いてしまいましたが、
時間のある年末年始にちょっとでもいいので、
考えてみてくださいね。

それでは、今年もありがとうございました。
良いお年を。


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森崎崇

森崎崇

1981年東京都生まれ。14歳の時にスコア100を切ったことから、ゴルフの道に進むことを決意し、高校時代は団体・個人共に全国大会に出場。多くの苦難を乗り越えながらも、レッスンプロとしての活動を始め、10年間で指導したゴルファーの数は実に2,500人以上。活動の最中、小原プロを含むコーチ達と出会ったことがきっかけで、ゴルフパフォーマンスの立ち上げと共に新宿店所属のレッスンプロとなり、クールな外見とは裏腹に情熱的なレッスンを行うことで、ジュニアからシニアまで幅広い世代に絶大な支持と信頼を寄せられる。また、プロキャディとしてツアープロのスイング、トレーニングを1番間近で見てきた経験から、最前線で闘うプロならではのテクニックやコースマネジメントを、アマチュアゴルファーが実戦でも活かせる指導法を確立。その結果、片手シングルを達成するゴルファーを量産したことからついたあだ名は「片手シングル養成マシーン」。現在はゴルフパフォーマンス史上、最速でヘッドコーチに就任し、更に活動の場を広げている。
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カテゴリー: 100切り, 90切り, パター, メルマガ, 新着メルマガ | 投稿日: | 投稿者:
森崎崇

森崎崇 について

1981年東京都生まれ。14歳の時にスコア100を切ったことから、ゴルフの道に進むことを決意し、高校時代は団体・個人共に全国大会に出場。多くの苦難を乗り越えながらも、レッスンプロとしての活動を始め、10年間で指導したゴルファーの数は実に2,500人以上。活動の最中、小原プロを含むコーチ達と出会ったことがきっかけで、ゴルフパフォーマンスの立ち上げと共に新宿店所属のレッスンプロとなり、クールな外見とは裏腹に情熱的なレッスンを行うことで、ジュニアからシニアまで幅広い世代に絶大な支持と信頼を寄せられる。また、プロキャディとしてツアープロのスイング、トレーニングを1番間近で見てきた経験から、最前線で闘うプロならではのテクニックやコースマネジメントを、アマチュアゴルファーが実戦でも活かせる指導法を確立。その結果、片手シングルを達成するゴルファーを量産したことからついたあだ名は「片手シングル養成マシーン」。現在はゴルフパフォーマンス史上、最速でヘッドコーチに就任し、更に活動の場を広げている。

 

「パター?そんなもん感覚でやってるよ」」への1件のフィードバック

  1. 本当にパッティングって難しいです。一番打数を減らせるクラブなのに・・・。
    入らないと離れてしまうグリーンを経験すると 上りのラインでさえ、壁ドンができなくなります。
    真っすぐ打てるストロークを模索中です。

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