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ぎこちなさ=正解?

2014.07.25
hattori

From:服部コースケ
代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

本当に素晴らしい
ティショットを打つためには

言葉では言い表しきれない
いくつかの要素が必要になってきます。

ティショットでのスイングの工程を
確認してみましょう。

・セットアップ
・アドレス
・バックスイング
・トップスイング
・切り返し
・ダウンスイング
・フォロー
・フィニッシュ

と言った具合に
スイングのそれぞれの部分に分けることで
比較的整理して練習することができますよね。

さらに、この部分部分を
それぞれの脚・腰・腕・頭と言った具合に
細かく分けてマスター出来ると完璧ですが、

そこまで同時に意識できない
というのが正直なところだと思います。

とはいえ、確かに
スイングの大前提というものはあって、

私たちインストラクターは
そんなスイングの原理原則を
部分部分でかいつまんでお教えしているのです。

ただし、注意してくださいね。
このスイングの原理原則というのが

練習しない内から
全て完璧に出来ているだろうと
勝手に期待しては絶対にいけません。

棒などの長いものを振ることになれたスポーツマンや、
部活経験が豊富な運動神経の良い方が

ゴルフというスポーツを
30代~50代で始められて、

つまづいてしまうのが、
この”出来ているだろう”という思い込みです。

ゴルフを始めたばかりの初心者というのは
「とにかく自分が振りやすいように振る」

と言った具合に、
身体がやりやすいように振ってしまいます。

あなたも最初クラブを握った時は
自分でやりなれた形でクラブを
振り回していたと思います。

かくいう私も釣りの経験や
部活動での剣道の経験にたよった
スイングをしていたことを思い起こします。

もちろんそれでは
良いボールも良いスイングもできませんよね。

それに比べて

熟練したゴルファーや
プロのゴルファーというのは、

「最初はぎこちない形でも、
 アドレス時にしっかり身体に負荷をかけ、
 それをダウンスイングにかけて爆発させる」

イメージでスイングをしています。

これは、ある程度ゴルフがうまくなってきた方にとっては
とてもわかりやすいですよね?

最初はぎこちないと思ったスイングでも
何球か打っているうちにいい感覚が出来て、

出玉もとてもよくなったという経験が
あなたにも1度はあると思います。

もし、あなたが人並み外れた
飛ばし屋に、友人をアッと言わせる
ゴルフがしたければ、

単に身体がクラブの振りやすい形で
スイングをするのではなくて、

ヘッドが走りやすい再現性がある形で
一連の流れで、身体を使って
ダウンスイングへかけて身体でタメた力を爆発させる動きが必要なのです。

それをマスターしなければなりません。

その1つの方法のヒントになるのが
ゴルフライブ飛伝で先週紹介した

「アドレス時の肘の張り方」です。

普通に「クラブを握って」と言うと
全てゴルフ未経験の人が

ガッチリと力を込めて
クラブを握ってしまうのではないでしょうか。

この微妙にゆるめた肘の張りというのは
最初、自分ではそう気づくものではありません。

自分のスイングを改めて
スイング動画で見つめなおしても
自分では何が悪いのかわかるものでもありません。

なぜなら、スイングをしている自分でも
肘の張り具合がどうなったら理想的な形か
気づいていないことがほとんどだからです。

そうです。

何が悪くて、何が良いスイングなのかを
判断できるかどうかは、あなたの経験次第なのです。

優れたスイングとはどういうことをいうのか?
たった数回、十数回の私のアドバイスでは語り尽くせないかもしれません。

なので、あなたは日々少しずつでも
ぼんやりとしたスイングのための
理想の部分部分を覚えていただきたいのです。

優れたスイングというのは、
一人でぼんやりと練習場で
素振りをしている時に現れてくるというより、

何かしらのアイデアがあって
それをあなたのスイングに試して、
試行錯誤している内に降ってくるものです。

そんな素晴らしいスイングを
身に付けるためには、

まず基本をしっかりマスターしましょう。

あなたが参考としているプログラムや
今まで配信している動画レッスンや
あなたが持っているゴルフの教科書と言える何か、

をチェックして、
自分のスイングでできているのかを
確認すること。

その過程で、あなたは
素晴らしいスイングというのが
どういうものなのかわかるでしょう。

それが目の前に現れた時に、
あなたはそれだと気づくでしょう。

「これが良いスイングだ!」という風に。

あなたが本当に優れたスイングを身につけられれば、
あなたのゴルフのレベルというのは
ひとつもふたつも上がることでしょう。

ー服部コースケ

PS:
私の動画レッスンが見られる
ゴルフライブ飛伝はこちらから
見ることができます。

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それ、本当に羨ましい?

2014.07.24
kondo

From:近藤雅彦
千葉の喫茶店より、、、

おはようございます、近藤です。

「比べる時は、いい所といい所を比べろ。
悪い所と悪い所を比べろ。

これはプロを目指していた時に、
先輩から言われた言葉です。

よく思うのですが、
僕たちって色んなポイントを人と比べます。

人と比べるということは、
基本良いことだとは思わないですが
現実的には年がら年中比べています。

自分と他人を比べたり、
他人と他人を比べたり、
モノとモノを比べたり。
これを止めるのは難しいです。

ですが、人と比べる時、
僕らって感情だけで判断してしまって
それを確認しているだけの気がします。

例えば私の場合だと、
プロを目指していたころは
小原とモンゴと自分を比べていました(苦笑)

小原がナイスショットをした時、
自分がOBを出してしまった時などは
「なんだよちくしょうーー!」
なんてことはよく思いました。

でもこれって自分の調子が悪い時と
小原の調子がいい時を比べているだけ
なんですよね。

またゴルフとは関係ないですが、、、

彼女とケンカしてしまった後に
女友達が易しくしてきたときなんかは
『こいつは、あいつと違って優しいな』
何で考えていました。

でもこれもよくよく考えると、
友達のいい時と、自分の彼女の
悪い時を比べている事なんですよね。

これってとても不公平な比べ方だと思いません!?

本当に比べるのであれば、
彼女が優しい時と、友達が優しい時を
比べるべきだと思いました。

そうすると大抵の場合
彼女の方が自分にはいいなと
思えてくると思うんです。

こんなことっていくらでもあります。

例えば仕事なんかでもそうです。

別の仕事の方が楽そう、収入もいいし・・・
なんて思うかもしれませんが、それって、
今の仕事の辛い部分と、別の仕事の良い部分を
比べているだけかもしれません。

この比べ方がスタンダードになると
ゴルフでも悪い影響が出てしまいます。

劣等感、苛立ち、妬み・・・
あまりいい感情ではありません。
当然プレーもいい結果は出ません。

僕たちは年中いろんなものを比べてしまいますが、
ちょっと立ち止まってみてください。

隣の芝が青く見える時は
比べ方が下手なだけかもしれません。

では、また☆

PS.この比べ方は奥さんとケンカした時なんかに役立ちます。笑

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【ビデオ】コースで突然ショットが乱れる

2014.07.23
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスン動画を配信します。

コースで突然ショットが乱れて大叩きのホールを作ってしまう

それまで好調だったのに、ダフる、トップする、、、
それが交互に出て、気付いたら8や9の大叩きになってしまう。

「あれが無かったら100を切れてたのに・・・」
「90を切れてたのに・・・」
こんなことありますよね。

そうならない為に、練習場でバッチリ練習して防げるものなら
防ぎたいですよね。

何を意識して練習しておけば、コースに出た時に、
技術的な部分でカバーできるのでしょうか。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

≪本日のおすすめ≫

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ショートパットの精度が上がる100切りの
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※7月28日(月)までの限定公開

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たられば病

2014.07.22
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「俺らの安月給じゃ頑張る気もしないよな~」

先日、千葉駅近くの居酒屋で近藤プロと飲んでいたら、
隣の席の男性がこんなことを言っていました。

みたところ30代半ばのサラリーマン。

「マジでうちの会社ありえねえよな~」
「転職しようかな~」

疲れた目をしながら、
ビールをチビチビとすすっていました。

私は会社員になったことがないのですが、
偉そうなことを言えば、その仕事を選んだのはあなたでは・・・?
と思ってしまいました。

給料が安い・・・この仕事に希望が持てない・・・

こんなセリフはよく聞くのですが、
きっとその人は転職しても同じことを
言い続けるのではないかと思います。

これはゴルフでも同じこと。

飛ばせるようになったらもっと頑張れるのにな~とか、
スライスが直ればもっと頑張れるのにな~とか。。。

もしかしたらあなたの周りにも、
こんなことを話している人はいるかもしれません。

そのために魔法のような上達法を探しまわり、
また次へ、また次へ・・・と渡り歩く人を良く見ます。

最も大切な「こと」を抜きにして・・・。

その大切な「こと」とは「努力」です。

結局のところ、ゴルフは日々努力している人にはかないません。

たまたま見つけた良さそうな上達法で適当に練習して、
ゴルフが何となくうまくなればいいな~と考えている人には
上達は無理でしょう。

日々努力をし、改善しつづけていれば、
はじめはうまくいかないかもしれませんが、
やり方さえ間違っていなければ、ゴルフは必ず上達します。

「たら」「れば」を続けていてもゴルフは上達できません。

断言します。

あなたが「エンジョイゴルファー」か「ガチンコゴルファー」か
どちらかはわかりませんが、このメールを読んでくれているあなたは
後者であると思っています。

であるならば・・・。

結局のところ、努力しなければなりません。

上達できる人、出来ない人、
その違いは良い上達法に巡り合うかどうか
が一番重要なのではありません。

良い師に出逢えるかどうか
が一番重要なのでもありません。

良いクラブを手に入れられるかどうか
が一番重要なのではありません。

外的な要素よりも気持ちの部分が最も大事です。

「いや、でも小原プロ、私は頑張っているけど上手くなれなくて・・・」

はっきりと申し上げてそうおっしゃる方のほとんどは
まだ努力が足りてません(キッパリ)

何も並外れた練習量や工夫が必要なのではありません。

少なくとも今より頑張ることで、
今と違う結果がついてきます。

「小原プロ、おっしゃる通りです。でもなかなかやる気が出ないんです・・・」

あなたはこんなことを思ったかもしれません。

どうすればやる気が出るのか?
結局のところ人が頑張れる時って・・・

自分が上達できると信じられるかどうか?

このことにかかっていると思います。

自分を信じることが出来なければ、
頑張れるはずがありません。

自分を信じているからこそ、
たとえ今は結果が出ていなくても、がんばれるんです。

あなたのやり方さえ間違っていなければ、
努力を続ければ、ゴルフは必ず上達します。

私を信じてくれなくてもOKです。

でも自分を信じてください。

これが何よりも大切です。

またメールします。

追伸:
飛ばしに関して頑張りたいと思うなら、このビデオが参考になるかもしれません。

http://g-live.info/click/cap0715/

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「バイエル」ってやったことありますか?

2014.07.21
koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日は祭日ですので、朝からゴルフに出かけている人も
多いのではないでしょうか?

突然ですが、、、あなたに質問です。
「バイエル」って、やったことありますか?

このバイエル、もしかしたら全く聞いたことがない
なんていう人もいるかもしれませんね。。。

(女性の方のほうが、やったことが多いかもしれません)

とはいえ、ゴルフコーチの私が話すことなので、
ゴルフの話かなと思われた方もいるかもしれませんが。。。

この「バイエル」というのは、ピアノの話です。

でもこの話、ゴルフにもとっても通じる話です。

知らない方のために「バイエル」とは?

「バイエル」というのは、ピアノを始める人が
最初に学ぶ入門書、教則本のことです。

もともとはドイツの作曲家・ピアニストである
フェルディナント・バイエルが書いた
「ピアノ奏法入門書」のことなのですが、

日本では、その入門書を作った作曲者の名前を取って
一般的に「バイエル」と呼ばれています。

このバイエルの教則本は子どもをはじめとして、
主に初めてピアノを練習する人のために作られています。

全部で106の曲と、いくつかの予備練習が入っているのですが、
番号がついているだけで、特に題名などはありません。

これを、ピアノを始めた人は練習し始めるわけですね。

「ベートーベンを弾いてください」と急に言われても…

というわけで、こうした初めての人がピアノが弾けるように
なるための入門書が「バイエル」なわけです。

でも、たとえばもしあなたがピアノを始めるとして
「では、ベートーベンを弾いてみましょう」と言われたら。。。

いきなり、弾くことができますか?

おそらく、、、ほとんどの場合
それはさすがに無理だと思います。

でもですね。

これがゴルフになると、なぜか多くの人がこの
「いきなりベートーベン」をやってしまっているわけですね。

ゴルフになると

「いきなりリズムが難しいジャズが弾ける」

「ベートーベンが弾けるようになる」

そんな「魔法のレッスン」があると
思っている人がいるわけですね。

あなたも思い当たるフシがありませんか?

魔法のレッスンでめちゃくちゃに。。。

こうなってしまう理由としては、
ゴルフというスポーツは大人になってから始めるという方が
ほとんどということも、あるのかもしれません。

「新しい●●●理論」

実際にゴルフ雑誌などでもそうした新奇なタイトルで
いろいろな理論が手を変え品を変え出てきていますね。

でも、そうした「新理論」に振り回されて
何がなんだかわからなくなって、めちゃくちゃに。。。

そうして迷ってしまった人が、私のところに
駆け込み寺のように来ていることがあります。

冒頭でお話ししたように、ピアノならまずバイエル。
ピアノの鍵盤に触れてみて、少しずついろいろなことが
できるようになっていくことが必要です。

いきなりジャズ、ベートーベンは無理です。
そこに行くまで正しい練習が必要なわけですね。

でも、こんなことを言うと、

 「そんな単調な練習ばかりしていてもつまらない」

そんな声が聞こえてきそうですね。
でも安心してください。

その練習が本当に上達というレールに乗った正しいものであれば、
練習の一つひとつを積み重ねていくだけでも
充実感や満足感を得ることができます。

これは私の経験上、間違いありません。
実際に私の生徒さんは、みなさん楽しく練習されています。

ゴルフというのは、単純な練習をしていても
魅力が減ってしまうようなヤワなスポーツではありません。

そのことは、今までゴルフを続けてきたあなたであれば、
一番よく知っているのではないでしょうか?

それでは、今日はこのへんで。

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