From:服部コースケ
代官山のスタジオより、、、
こんにちは、服部コースケです。
本当に素晴らしい
ティショットを打つためには
言葉では言い表しきれない
いくつかの要素が必要になってきます。
ティショットでのスイングの工程を
確認してみましょう。
・セットアップ
・アドレス
・バックスイング
・トップスイング
・切り返し
・ダウンスイング
・フォロー
・フィニッシュ
と言った具合に
スイングのそれぞれの部分に分けることで
比較的整理して練習することができますよね。
さらに、この部分部分を
それぞれの脚・腰・腕・頭と言った具合に
細かく分けてマスター出来ると完璧ですが、
そこまで同時に意識できない
というのが正直なところだと思います。
とはいえ、確かに
スイングの大前提というものはあって、
私たちインストラクターは
そんなスイングの原理原則を
部分部分でかいつまんでお教えしているのです。
ただし、注意してくださいね。
このスイングの原理原則というのが
練習しない内から
全て完璧に出来ているだろうと
勝手に期待しては絶対にいけません。
棒などの長いものを振ることになれたスポーツマンや、
部活経験が豊富な運動神経の良い方が
ゴルフというスポーツを
30代~50代で始められて、
つまづいてしまうのが、
この”出来ているだろう”という思い込みです。
ゴルフを始めたばかりの初心者というのは
「とにかく自分が振りやすいように振る」
と言った具合に、
身体がやりやすいように振ってしまいます。
あなたも最初クラブを握った時は
自分でやりなれた形でクラブを
振り回していたと思います。
かくいう私も釣りの経験や
部活動での剣道の経験にたよった
スイングをしていたことを思い起こします。
もちろんそれでは
良いボールも良いスイングもできませんよね。
それに比べて
熟練したゴルファーや
プロのゴルファーというのは、
「最初はぎこちない形でも、
アドレス時にしっかり身体に負荷をかけ、
それをダウンスイングにかけて爆発させる」
イメージでスイングをしています。
これは、ある程度ゴルフがうまくなってきた方にとっては
とてもわかりやすいですよね?
最初はぎこちないと思ったスイングでも
何球か打っているうちにいい感覚が出来て、
出玉もとてもよくなったという経験が
あなたにも1度はあると思います。
もし、あなたが人並み外れた
飛ばし屋に、友人をアッと言わせる
ゴルフがしたければ、
単に身体がクラブの振りやすい形で
スイングをするのではなくて、
ヘッドが走りやすい再現性がある形で
一連の流れで、身体を使って
ダウンスイングへかけて身体でタメた力を爆発させる動きが必要なのです。
それをマスターしなければなりません。
その1つの方法のヒントになるのが
ゴルフライブ飛伝で先週紹介した
「アドレス時の肘の張り方」です。
普通に「クラブを握って」と言うと
全てゴルフ未経験の人が
ガッチリと力を込めて
クラブを握ってしまうのではないでしょうか。
この微妙にゆるめた肘の張りというのは
最初、自分ではそう気づくものではありません。
自分のスイングを改めて
スイング動画で見つめなおしても
自分では何が悪いのかわかるものでもありません。
なぜなら、スイングをしている自分でも
肘の張り具合がどうなったら理想的な形か
気づいていないことがほとんどだからです。
そうです。
何が悪くて、何が良いスイングなのかを
判断できるかどうかは、あなたの経験次第なのです。
優れたスイングとはどういうことをいうのか?
たった数回、十数回の私のアドバイスでは語り尽くせないかもしれません。
なので、あなたは日々少しずつでも
ぼんやりとしたスイングのための
理想の部分部分を覚えていただきたいのです。
優れたスイングというのは、
一人でぼんやりと練習場で
素振りをしている時に現れてくるというより、
何かしらのアイデアがあって
それをあなたのスイングに試して、
試行錯誤している内に降ってくるものです。
そんな素晴らしいスイングを
身に付けるためには、
まず基本をしっかりマスターしましょう。
あなたが参考としているプログラムや
今まで配信している動画レッスンや
あなたが持っているゴルフの教科書と言える何か、
をチェックして、
自分のスイングでできているのかを
確認すること。
その過程で、あなたは
素晴らしいスイングというのが
どういうものなのかわかるでしょう。
それが目の前に現れた時に、
あなたはそれだと気づくでしょう。
「これが良いスイングだ!」という風に。
あなたが本当に優れたスイングを身につけられれば、
あなたのゴルフのレベルというのは
ひとつもふたつも上がることでしょう。
ー服部コースケ
PS:
私の動画レッスンが見られる
ゴルフライブ飛伝はこちらから
見ることができます。