
From:江連忠
宮古島の自宅より、、、
こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
さて、今回は、
「山下美夢有プロが、全英女子オープンで優勝できた理由」
というテーマで、お話ししたいと思います。
今回の山下美夢有プロの全英女子オープンでの優勝は、
女子ゴルフ界にとっても、日本ゴルフ界全体にとっても
とても大きな出来事でした。ところで…
誰が勝ってもおかしくない中で、なぜ彼女だったのか?
ご承知の通り、いまの女子ゴルフは
本当に選手層が厚くて、メジャー大会でも毎回
日本人選手が十数名が出場します。
その中には、
すでにメジャーチャンピオンの肩書を持つ選手もいて、
飛距離で勝負するアスリート型の選手もいる。
ある意味「誰が勝ってもおかしくない」状態です。
ですが―― そんな中、飛距離で勝負するタイプではない
山下美夢有プロが勝った。
それは「強さの質」が違ったからだと、私は思います。
自分のゴルフを貫ける選手
もともと山下プロは、海外に挑戦する前は
2年連続の年間国内女王。
今シーズンは序盤から調子は良かったですし、
昨年はオリンピックという大舞台での経験も積んでいる。
だからこそ、自分のゴルフを信じて
最後まで貫き通せたのだと思います。
「自分を貫く」と、口で言うのは簡単ですが
実際にやることは簡単なことではありません。
男子プロの場合は、海外に出ると
「これを身につけたい」「もっと飛ばしたい」と
いろんなことに手を出しがちです。
ですが、女子選手は違います。
「自分のスタイルで勝ち切る」
どの選手を例に取ってみても
そういう姿勢が、より強く見えるんですね。
山下さんはその典型で、
決して飛ばすタイプではないけれど、
「精密機械」のようなゴルフを、最後までやり切った。
それが今回の結果につながったんだと思います。
「絶対にボギーを打たない」威圧感
山下プロのスウィングはクセがなく
リズムもバランスもいいし、
ミート率がとにかく高い。
飛ばなくても、毎回「いい音」で打ちます。
それはショットだけではなくて
パターでも同様にいい音をさせます。
そうなると、同組でプレーしている相手は
ものすごいプレッシャーを感じるものです。
飛ばせる選手にしてみたら、
「自分のほうが飛んでいるのに、スコアで負けている」
というのは、ものすごくイヤなものです。
山下プロは、まさにそういう存在です。
ウェッジの距離感も正確。
パターもうまい。
マネジメントも徹底している。
風にも強い。
メンタルにもブレがない。
「絶対にボギーを打たない選手」に見えてきて、
そうなるとどうしても、少し無理をしなければ
勝てないのでは、と相手は思ってしまう。。。
まさに全盛期のタイガー・ウッズと同じです。
「勝ちたい」より「自分のゴルフをやり切る」
先ほども述べたように
今の海外で活躍する女子選手たちはみな
「勝ちに行く」「勝ちたい」ではなくて、
「自分のゴルフをやり切れば勝てる」
と信じているように見えます。
今回、山下さんを含めて、上位三人の日本人だけで
4億円以上の賞金を稼いだとも言われています。
昔は、日本人が海外で活躍するのは一部の例外でしたが
今は「誰でもチャンスがある」時代になってきた。
その背景には、JLPGAの小林浩美会長をはじめとする
関係者の努力――たとえば4日間大会の増加など、
地道な改革が確実に実を結び始めている、ということです。
その結果「世界で勝てる日本女子」が生まれてきた。
文字通り、誰が勝ってもおかしくないという
頼もしい時代になりました。
山下さん以外の日本人選手たちの戦いぶりも
感動を呼びましたが、山下さんの
・無駄を削ぎ落としたスイング
・一打一打に集中する姿勢
・決してブレないマネジメント
あなたもほんの少しでいいので、
参考にしてみることをオススメします。
ご承知の通り、山下プロの身長は150センチ。
今回のメジャー出場選手の飛距離ランキングでは
下から数えた方が早いという選手です。
どれもこれもきっと、あなたのスコアアップに
役立つことばかりのはずです。
真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。
ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
江連忠でした。
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