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100切りするならハンデを取れ!

2019.03.12
kondo

From:近藤雅彦
神田のドトールより

おはようございます、近藤です。

突然ですが、あなたのゴルフの目標は
スコアいくつですか??

・・・

もちろん、
パッと浮かびましたよね?

では、質問を変えましょう。

あなたのゴルフの
ハンデの目標はいくつかですか??

パッと浮かばない人は要注意です。

スコアは浮かぶけど
ハンデは浮かばないという人は

意識してこのメルマガを読んでください…

ハンディキャップはあなたのゴルフの実力そのもの

ハンディキャップといえば、
ゴルフでいう、スコアのおまけみたいなもので

ハンデを持っている人は
スコアをその分、減らして計算することができますよね。

ハンディキャップを取るというのは
その人の、ゴルフの通知簿をもらっているようなものです。

■ハンディキャップの目安

ハンデ1~5      = 片手シングル(スコア70台前半)
ハンデ9以下      = シングルゴルファー(スコア平均70台)
ハンデ10~20    = スコア平均80台
ハンデ21~30    = スコア平均90~100前後

と言えるのではないかと思います。

ハンディキャップは
公式に認めた団体で取得することが多く
計算する方法がしっかりしているので

たとえば、ハンデの質問を受けるということは
どれくらいのスコアで実際に回るのか?
という質問になってきます。

スコアよりも、ごまかしが効かないです(笑)

100切りゴルファーが目指すハンデ

正直、ハンデとかレベル高すぎる
と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、

100切りを目指す方は
まず20台のハンデを取得できるようがんばりましょう。

それは、つまりハンデ20台なら
“上位20%のゴルファー”
という明確な証明になります。

コースの難易度(コースレート)を考慮した上で
あなたのスコアがどれ程なのかを示しているのが
ハンディキャップです。

ハンデは、長期的な自分の実力の平均値をとってくれるので
自分が本当に上達に向けて進んでいるのかを
表してくれる客観的な数字にもなります。

ハンデは総合的なゴルフの実力なので、
ハンデが縮まるということは
総合的にゴルフがうまくなるということ。

飛距離だけ伸びるのではなく、
そして特定のゴルフ場だけの話ではない

これが真のあなたのゴルフの通知簿というものです。

一番簡単なハンデ取得方法

ハンディキャップといえば、
ゴルフ会員権を購入してメンバーになり

そのゴルフ場で月例に参加したり、
スコアカードを提出して

ゴルフ場から取得するイメージが
強いかもしれません。

この方法ではハンデ取得に
数十万円かかってしまいます。

しかしスマホやパソコンの性能が向上している今、
プレーしたゴルフ場と、
各ホールでのスコアを入力するだけで
あなたのハンディキャップを
簡単に計算してくれます。

さらにオフィシャルハンデである
JGAハンディキャップ取得までできてしまうので

今までよりもかなり手軽ですね。

オフィシャルハンデを持つということで
あなたのゴルフの幅が広がっていきます。

ぜひ、早いうちから
ハンデを取得して
上達を実感しましょう。

PS.
ちなみに、ハンデを取得している方に向けて
おもしろい競技イベントを考え中です。

ですので、この機会に
あなたのハンデを取得しておいていただけると嬉しいです。

近藤雅彦

<本日のオススメ>
年齢性別関係なしの飛距離アップ術

5年連続ドラコン女王のテクニックで
あなたのスイングの問題を解決します。

もしあなたが飛距離で悩みがあるなら
とっておきの機会、間違いなしです。

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バンカーショットが上達する箴言(しんげん)

2019.03.11
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。
 

突然ですが、あなたは
バンカーショットが得意ですか?

もし得意ではないというのなら、
今日の言葉はあなたにとって何よりの
「福音(ふくいん)」となるかもしれません。
 

これは、イギリスのプロゴルファー、
ハリー・バードンが言った言葉なんですが。。。

ハリー・バードンの言葉

 「決して欲ばってはいけない。ボールを出すだけで満足せよ」

                 -ハリー・バードン
 

2019-0311_1
 

ハリー・バードンは全英オープンを6度制覇(最多優勝回数、歴代1位)。

全米オープンでも1勝しています。
 

「近代ゴルフの父」とも呼ばれていて、いわゆる「バードン・グリップ」
すなわち「オーバーラッピング・グリップ」を広めたプロとして。。。
 

あるいは、USPGAツアー(米国ツアー)の
平均最優秀平均ストローク賞である
「バードントロフィ」に名を残すプレーヤーとして。。。
 

あなたもご存知かもしれませんね。
 

 「バンカーから人を驚かすショットを
  しようと考えるのは賢明ではない。
  最善の策は、最も容易な脱出法を取ること」

 

そうしたバードンの主張は、
確かにその通りだなと思います。

ジーン・サラゼンの言葉

 「バンカーショットで大切なことは、
  技術的な細目を覚えることよりも、
  それを実行する勇気である」

                 -ジーン・サラゼン
 

2018-1022_1

ジーン・サラゼンはアメリカ・ニューヨーク州出身のプロゴルファーで
1920年代から1930年代にかけて活躍しました。

以前に、ジーン・サラゼンのことは
キャディとの逸話をご紹介させていただいたこともありますが、

ジーン・サラゼン…キャディとの二人三脚
2018.10.22
http://g-live.info/click/181022_yuukan/

 

またこれもご存知の通り、バンカーショットの名手で
サンドウエッジの発明者として知られています。
 

 「エクスプロージョンショットは
  技術的にきわめてやさしく、
  安全なバンカーショットである。

  にもかかわらず、
  一般のゴルファーがミスを繰り返すのは、
  バンカーに対する潜在的な恐怖心のためだ。

  その恐怖心を振り払って、
  バンカーショットをどんどん打ってみたらいい」

 

このサラゼンの主張も、
先ほどのハリー・バードンと通じるものがありますね。

ボビー・ジョーンズの言葉

もっと楽天的にバンカーを考えたいのなら、
こんな言葉はいかがでしょうか?
 

 「バンカーとウォーターハザードの違いは、
  自動車事故と飛行機事故との違いだ。

  自動車事故だったら、
  助かるチャンスがあるじゃないか」

                 -ボビー・ジョーンズ
 

2017-1225_1

ボビー・ジョーンズ
(ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア Robert Tyre Jones, Jr.)
は「球聖」と呼ばれたゴルファーで。。。

終生アマチュアを貫いたことは、
以前にご紹介したとおりです。

ですがゴルフにおいては
本当に数多くの名言を残しています。
 

パター巧者は、誰とも戦える
2017.12.11
http://g-live.info/click/171211_yuukan/

【クリスマス】ボビー・ジョーンズの名言
2017.12.25
http://g-live.info/click/171225_yuukan/

ゴルフは最も人間臭いゲームだ
2018.04.23
http://g-live.info/click/180423_yuukan/

 

(上記以外にも、ご紹介したものがあるかもしれませんが。。。)
 

「だから気楽に考えよ」と言われても、
これはさすがにちょっと難しいかもしれませんね。
 
 

バンカーに対する三人の主張は
文字通り「三者三様」ではありますが。。。
 

これらの言葉が、少しでもあなたの心に
何らか変化を残せたのなら、これほど嬉しいことはありません。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

使うだけでスコアが7打縮まる秘密兵器

 「ベタピンスコープ2」

実際に、この正確な距離を測れる武器を
手に入れた100切りに悩むゴルファーは、
見事100切りを達成しました。

間違いなく、あなたのスコアアップに
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ゴルフとお寿司の関係

2019.03.11
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

私がゴルフを始めてからというもの
20年以上が経ちました。

最初にゴルフを始めたときには…

・100切りもままならず…

・上達しようにもインターネットはなくて…

・誰に教わればいいかもわからなくて…

・仲間もいなくて…

・ゴルフクラブも訳も分からず選んで…

・ゴルフに行くお金もなく…

なんていう
何十もの壁がありました。

当時は、ゴルフでお金を稼ぐことなんて
到底夢のまた夢
でした…。

今ではこうやってたくさんの生徒さんに囲まれて
レッスンに日々明け暮れています。

ゴルフ緑化の寄付活動を行ったり
被災地支援のラウンドレッスンをしたり
今ではジュニアゴルファーの育成のお手伝いもさせてもらい

これからのゴルフ界を
盛り上げるお手伝いをさせてもらいたいとおもっています。

「小原プロ。
 なんで、そんなに小原プロは
 有名なゴルファーになれたんですか?」

とある新人コーチに聞かれました。

その1つがビジネスゾーンです。

ビジネスゾーンで
自分の腕を磨くことができてプロになれたから。

そして、たくさんの生徒さんの
上達を実現できたからだと思います。

しかし、
しかしそれ以外にも重要な成功するための法則があったと思います、、

それは…

イマジネーションの力

この一言に尽きます!!

私、小原大二郎のイマジネーションも
昔から中々強力だったんです。

特にゴルフというスポーツでは
イマジネーションが大切です。

練習環境からして
本番とは違うので
練習しながら頭の中にゴルフ場を描くんですね。

まるで、目を開けていても
本番のゴルフ場の様子が見えるくらいに。

さらに、イマジネーションが大事なのは
ゴルフ中の自分をコントロールするためです。

ゴルフは、プレー中に
他のことから受ける影響が大きいです。

たとえば、、、

・バンカーやハザード等の罠
・ゴルフクラブの状態、フェースの状態
・ボールの状態、素材・クオリティー
・その日の自分の体調
・メンタリティー精神状態
・その日の同じ組のメンバー

といったふうに
たくさんの物事に自分のショットが影響されるので

何から手を付けたらいいかわからなくなってしまうんでsね。

なので自分で自分をコントロールすると言うことを
多くの人は忘れてしまうんです。

「あー!アドレスに入っているのに、
 後ろでブンブン素振りしてうるさい!!」

みたいな風に、
プレー中に怒りちらしてしまう人がいますが

自分のコントロールを忘れてしまっているので
次のショットで崩れてしまうかもしれませんね。

ゴルフは、周りへの対応もさることながら
自分のコントロールにしっかりと目を向けるだけで
うまく行っていきます。

あそこに打ってはいけませんよ

たまに、キャディさんで

「あっちに打ったら、OBです。
 あっちは危険です。」

と強調するキャディさんがいます。

あれは、罠です。
気をつけてください。

何が罠か?

そう言われると
そっちに打ちたくなるからです。

ゴルフで使ってはいけない言葉に

「○○に気をつけて
 ○○してはいけない」

という言葉があります。

たとえば、キャディさんのように

「右OBに気をつけて」

と言われると
なぜか、右OBに関心が行くようになります。

頭の中で
「OBはダメだ… OBはダメだ… OBはダメだ…」

取り憑かれたように
繰り返しつぶやきながら、
OBを打ちます(笑)

吸い寄せられるように
OBを打ってしまうんです。

不思議ですねぇ…
そっちに打ってはいけないって言ったのに…

わかりやすい例を紹介すると

これから、ちょっとゴルフとは関係ない写真が出ますが
絶対にそのことを考えないでください。

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これは、お寿司の写真ですが、お寿司のことは絶対に考えないでください。

とても油が乗った美味しそうなマグロですが
マグロのことは考えないでください。

絶対に考えないでくださいよ!

さあ、どうですか。

お寿司食べたくなりませんか。

たぶん、よだれが出た人だっていると思います。

今日のランチはお寿司で決まりですよね。

…ゴクリ。

つまりは、
言葉や景色で見ただけで
かなり引き寄せられて意識が行くんです。

それを否定の言葉で打ち消しても無駄です。

なので、
OBを打ってはいけないと考えても無駄ということ。

どうすればいいかというと

OBを打たないために
”こうしよう”ということを意識するんです。

左のラフとフェアウェイの際を狙う。
絶対に左に打つぞ。

と意識すればいいわけです。

もし、あなたがラウンド中に
どこに意識を持っていけばいいかわからない
ということであれば、

今日のことをイメージしてラウンドしてみてください。

プラス表現を使うことを意識する。

それだけで、ショットの集中力、
目標実現力が変わります。


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2019年ゴルフ新ルール対応の
裏・秘密兵器

これを手に入れたら友人には貸さないでください。
借りパクが横行しています…

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ボールが上がらない、ダフる、トップする

2019.03.10
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

今日のメルマガは

あおり打ちという
ボールを飛ばそう、上げようという気持ちが起こす
ミスショットの重要な動きについてお伝えします。

あなたのショットが簡単に上達していくカモしれませんよ。

あおり打ちとは…

基本的には、
すくい打ちと同じ言葉と捉えるとわかりやすいでしょうか。

クラブが最下点を迎えてから上がりながら当たる
ややトップしていくようなインパクトができてしまう動きです。

例えば、
ボールを上げたいと思う方に多い動きですね。

なんとなく、ボールをあげようと思うと
下からボールをすくい上げるような打ち方になってしまいます。

(野球でも、下からすくいあげる打ち方は
 日本ではやってはいけないこととして知られています)

下からすくおうとすると
必ずボールよりも最下点が手前にくるので、

ダフリ、またはトップしか出なくなってしまいます。

アイアンの場合、理想的なインパクトは
ボールの先で最下点を迎える
下降しながらのインパクトです。

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体の動きで言えば
ボールを上げて、遠くに飛ばそうと思って打つと
そんな動きになってしまいます。

飛距離を出そうと思えば思うほど
良い球を打とうと思えば思うほど
ミスショットになってしまう。

これってゴルフの難しいところですよね。

そんな瞬間に出てしまうのが
あおり打ち、すくい打ちです。

ドライバーでも
急激なヘッドの上昇は逆に
ボールがドロップするような原因も作ってしまいます。

1つ目の鍵「体重移動」

右足に体重が残って
インパクトをむかえてしまう。

体重が右足に残るということは
それだけクラブヘッドの最下点も右側になります。

つまり、ダフリ・トップを生みやすい形になるんですね。

かつ、体重が後方に残ることで
スイングスピードが出づらく
飛距離もロスしてしまいます。

体重移動は、テークバックでは右
フィニッシュで左
に移動することが適切ですが

体重移動ができない方の多くは
バックスイングの時に
右足に体重が乗っていません。

左足に体重が乗ったままになっているんですね。

このような人は
切り返し以降で
左足に残っていた体重が
右足に移ってしまうのです。

理想的な体重移動とは
逆のパターンになっていますね。

まずは
バックスイングで右足に体重を乗せ
ダウンスイングで左足に体重を乗せる

ちょっとイメージしてみてください。

イメージできたら
もちろん実際に練習をしましょう。

①バックスイングの時は、左足を完全に地面から浮かせる。

②ダウンスイングに入る切り返しの時に、浮かせた左足を踏み込む。

③そしてフォロースルーで、右足を地面から再び完全に浮かせて1本足で立つ。

まずはクラブを持たなくても良いです。

それに慣れたらクラブを持ちましょう。

ドライバーでもアイアンでも
どのクラブでも構いません。

最初はビジネスゾーンの振り幅から
始めるのが良いです。

これで体重移動を意識しないでも
できるようになったら
次は肩から肩のスイング

そして最後にフルスイングと

段階的にやっていきましょう。

2つ目の鍵「前傾角度の起き上がり」

”あおり打ち”と言われる動きに
前傾角度の起き上がりもあります。

アドレスで作った
腰の角度がフィニッシュまでに
上体が起き上がってしまう動きです。

インパクトの瞬間に前傾角度が崩れて
上体が起き上がってしまうと

クラブヘッドがボールに届かないで
ボールの上辺を叩いてしまいます。

それをカバーするために
別の癖がでてしまいます。

結果、ミート率が悪くなり
これでは、高く遠くへどころ
ではなくなります。

必ず前傾角度をキープして打てるように
練習していきましょう。

前傾角度をキープするためには
おしりが前に出ないことが重要です。

スイング中に
おしりの位置は変わらないことを
意識しましょう。

あおり打ちは
ボールの飛距離や
弾道を意識するほど

強く出てしまいます。

まずはボールを打たずに
ダウンブローに当てるイメージを作っていきましょう。

服部コースケ


<本日のオススメ>
世界中のゴルファーが注目した
2019年のルール大幅改正で
距離計測器が原則的に使用が可能となりました。

飛距離アップトレーニングをしても、
目標までの距離がわからなければ
不安でスイングできないですよね。

距離計測器を使って狙いを定めてから
思いっきりスイングしましょう。

私が特におすすめするのが
こちらのレーザー式の距離計測器です。

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※入荷数に限りがあるため、今回は90個限定となります。

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【ビデオ】しならせる時間を確保

2019.03.10
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「しならせる時間を確保」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ゴルフのスイングで、
しならせる時間がゼロのゴルファーは多いものです。

そもそもしならせるということは。。。

(続きはビデオにて)

しならせる時間を確保

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190310/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

しなるということ

しなるということは、エネルギーをじっくり溜めて
それを一気に吐き出すことができるための要です。

ゴルフは精度とパワーの両立が要求されるスポーツですが、
弓なども同じです。

弓では弦をじっくり引いて弓全体にゆっくりエネルギーを溜めます。

そして、弦を解放する動作でそれまで溜めたエネルギーを
一気にリリースして、矢を精度良く遠くまで飛ばします。

弓をしならせてそれを解放するメカニズムが、
高い精度の中で大きなパワーを発揮します。

ゴルフも弓と同じようにしならせてエネルギーを溜めて、
それをしなり戻りで出来るだけ短い時間にリリースすれば
ボールを精度良く遠くまで飛ばせます。

弱い力でも長い時間かけてエネルギーを溜めることで、
想像を絶するような大きなエネルギーを蓄積できます。

そして、同じエネルギーでもそれをできるだけ短い時間に発揮するほど、
より大きな力を出せます。

弱い力を大きな力に変換する仕組みが、
しなりでエネルギーを溜めてそれをしなり戻りで解放させる動きです。

同じようなことはまだまだあります。

例えばガスコンロで1リットルのお湯を沸かすのに使う量のガスに、
一気に火を点けたらかなりの爆発力で周りの物が吹っ飛びます。

このようなことからゴルフで飛ばしたいときも同じで、
同量のエネルギーを使うならできるだけゆっくり溜めて
一気に解放するほど有利です。

ゆっくりなほど弱い力でも大きなエネルギーを溜められます。

そして、溜めたエネルギーをできるだけ短い時間に一気に解放するほど
加えた力を何倍にも増強することができます。

スイングでしならせてますか

スイングでしならせるのは、
トップに向かう切り返しから始まります。

どこまでしならせるかとなると、意識としては
ボールヒットまでしならせ続けるイメージにしたいものです。

要するに自らはリリースさせようとしないで、
伸ばされた体が勝手に縮もうとする体の仕組みに任せます。

ところがゴルフのスイングで
しなりを使った動きができている一般ゴルファーは、
シングルプレイヤーの数よりメチャメチャ少ないのが現状です。

それではせっかくのパワー増強のシステムが
誰にでも備わっているのに、もったいないです。

しなりを使えない原因

しなりを使えないその際たる動きは、
多くのゴルファーが知っていながらなかなかその呪縛から逃れられない
トップからの打ち急ぎです。

しかも上半身から打ちにいく問題の他、
腰をいきなり回そうとする思ってもいない勘違いによる
重大な問題もあります。

スイングでは下半身を使いなさいと言われます。

それならダウンスイング開始から腰を回そうとがんばれば良いのかと思って、
一生懸命に腰を回そうとします。

ところがトップ近くではほとんど右脚に乗っているので、
両脚で出せるパワーの半分も出せません。

そんな力を発揮しにくい体勢でがんばるだけ無駄となります。

しかもなお悪いことに、腰は回そうとすると水平に回そうとします。

水平回転では、前傾している上半身の前傾角度は崩れてしまいます。

更に右脚でしか踏めていない状態で腰をまわそうとすると、
右膝を体の正面方向へ出すように地面に水平方向の力を出そうとします。

脚は骨格の方向へ向かって縦に使えるほど、
大きなパワーを精度良く出し切ることができます。

水平方向になるほど、がんばった割には結果に結びつきません。

その上更に膝が体の正面方向へ出るとなると、腿の内側は緩みます。

太腿の骨である大腿骨は骨盤に対して横から付いているので、
脚を縦に蹴ろうとするだけでは横に開いてしまいます。

そにため腿の内側の筋肉である内転筋群を
しっかり締めながら蹴らなければ、能力の限界まで力を発揮できません。

腰は回そうとするのではなく、前傾した骨盤を脚の縦蹴りで
後ろポケット方向へ押し込むことで
上半身の前傾角度を維持してターンさせましょう。

また、打ち急ぎは技術的な問題であることは明らかですが、
心の葛藤問題でもあります。

実は技術としては打ち急ぎ防止は
それほど難しいことではないですが、心の影響が大きいです。

頭では分かっているつもりでも、ついつい打ち急いでしまいます。

しかもボールを打たないシャドースイングでは打ち急いでいなくても、
実際にボールを目の前にしただけで打ち急いでしまいます。

打ち急ぎの確認

打ち急ぎの確認は、
スイングを体の正面から撮影した映像を見てみるとできます。

ダウンスイング序盤からの打ち急ぎかどうかは、
ダウンスイングで左腕が水平になったときに、
左前腕とシャフトが45度以下なら打ち急ぎではありません。

ダウンスイング中盤では、手元が胸の下に落ちたところで
シャフトが水平より上を向いているなら問題ありません。

ボールヒット近辺では、セットアップでの手元の位置よりも
手元が振り出し方向に出たハンドファーストならOKです。

これはボールを地面に置くショットはもちろん、
上昇軌道でヒットさせるドライバーショットでも同じです。

最近は動画で1秒間に120コマ以上撮影できる
スマホやタブレットもありますから、一度撮影してみると良いです。

打ち急ぎ防止としならせる技術

では打ち急いでいた場合、
どうすれば正しいしなりを使えるようになるかを見てみましょう。

バックスイングでは右脚を長く伸ばすことで、
右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

右サイドは斜め上にあがり、左サイドは斜め下に落ちます。

そうすると、トップでは手元とクラブや背骨の前側の
重い内臓が右斜め上にあがっています。

ダウンスイングではその斜め上にあがってきた諸々の物を、
重力で下に落とします。

また、右膝を伸ばし切った辺りからは、
それまでのヘッドの勢いでヘッドは勝手にトップに向かいます。

ドライバーショットでスタンスの幅が広がっていたら、
右膝を伸ばし切ると手元は胸の高さ辺りまであがっています。

バックスイング開始から手首が親指側に折れるコックを入れ始めていたなら、
右膝が伸び切った辺りではシャフトは垂直ぐらいでヘッドは最高位置です。

そうすると力を出しにいかなくても、
それまでのヘッドの勢いとヘッドが重力で下に落ちる力で、
ヘッドはトップに向かって動き続けます。

このヘッドが勝手にトップに向かっている最中に、
下半身の先行動作として両脚で地面を踏もうとします。

そうすると、右斜め上にあがってきている重い内臓などが下に落ちる力で、
腰は勝手にセットアップの向きまで戻ろうとします。

この、ヘッドと腰の真逆方向の動きに挟まれた左肩甲骨は、
胸の方向へスライドする形で上半身のしなりが作られ始めます。

この上半身のしなりはまさにここをしならせるべきと言うところが
しなり始めるので、後は下半身の力を使って更にしならせれば良いです。

ちょうど両脚で地面を踏もうとして腰も左にターンしてくると、
腕とクラブも重さで下に落ちてきます。

そうすると力ではなくほぼ重力だけで、
両脚で地面を踏めた辺りで手元とヘッドを
インパクトの面に乗せることができます。

この両脚で地面に効率良くパワーを伝えることもでき、
しかもクラブは自然に振ればボールに当たる面に乗ったところが
しなりの最終段階です。

車で言うならカーブの出口に差し掛かったところです。

そにためコントロールはほとんど必要ない体勢となり、
下半身のフルパワーを使って上半身を更にしならせます。

左脚を蹴るように長く伸ばして左のお尻を
左後ろポケット方向へ押し込みながら、
両腿をキュッと締めることだけに専念すれば良いです。

そうするだけで、骨盤はそれまでの前傾角度を維持したまま
左に鋭く回転します。

骨盤から首の付け根までの体幹を硬い一枚板としておけば、
骨盤のターンに体幹も連動して左に回転することで
主に左肩甲骨周りがしなります。

左股関節はそれまでの上半身の前傾角度を維持する程度には
入れたまま左膝を伸ばして左脚を蹴るように鋭く伸ばします。

そして、骨盤から体幹の回転が急速なほど
上半身は急激にしなることで、そのしなり戻りも強くなります。

筋肉は素早く引き延ばされるほど、脊髄反射で
勝手に縮もうとする速度も速くなります。

そして、下半身の力を上半身のしなり戻りの力が超えた瞬間に
上半身は一気にしなり戻り、それまで溜めたエネルギーを一気に解放します。

これならヘッドは鋭く加速されて、ボールは爆発的に飛び出します。

単なる体の回転でクラブを振っていては、このようなエネルギーの蓄積と
瞬間的リリースでの爆発力は得られません。

大型ヘッドでもしっかり溜める

また、大型ヘッドドライバーではリリースは早めで
ダウンスイング序盤ですでにリリースを始めるとも言われたりしますが、
それはグリップが悪いからです。

セットアップして自分から見て、左手の薬指の付け根である
3つ目のナックルが見えていないとウィークすぎです。

ウィークなグリップでは遠心力で腕が引っ張られたときに、
フェースがセットアップでの向きより開いてしまいます。

左腕が引っ張られると捻る力を入れなければ、
左手の人差し指と親指でできるVの字は
首の右端と右肩の右端の中間ぐらいを向きます。

予めセットアップで腕が引っ張られた形を作っておけば、
ダウンスイングで無理やり腕を力で捻って
フェースを閉じるコントロールの必要はありません。

そのためいくらヘッドが大きくて慣性モーメントが大きくても、
リリースは早める必要はなくしなりを長く溜め続けるほどボールは飛びます。

力を集めるメリット

力を集めるメリットは、爆発的なヘッドの加速を呼び込みます。

ヘッドが加速しながらヒットするほど当たり負けが少なく、
フェースの向きも安定してヘッドスピードに対する
ボール初速であるミート率が高くなります。

更に、急加速するほどシャフトはたくさんしなって
多くのエネルギーを溜めることができて飛びます。

しならせる時間をまずは意識して確保しましょう。

そうすれば、楽に振ったのにボールが
グングン飛んでいくスイングが手に入ります。

追伸:齊藤かおりの飛ばしのメカニズム

今日の話は飛ばしの方法でしたが、
そうしたメソッドをより詳しくご紹介しているのが
この『齊藤かおりの飛ばしのメカニズム』です。

http://g-live.info/click/kao1w_1903/
 

ご存知の方も多いかと思いますが、
私もこのプログラムには、制作に深く関わっています。

今日の話で、飛ばしに改めてご興味を持たれたのなら、
ぜひチェックしてみてください。

http://g-live.info/click/kao1w_1903/
 

では、また。
 

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