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ミート率をUPさせた意外な練習法

2019.01.15
kondo

From:近藤雅彦
ゴルフパフォーマンス神田店より

こんにちは、近藤です。

先週、ゴルフに行ってきたのですが、
後ろの組みの方(推定70代男性)に

「兄ちゃん、飛ばすねぇ〜!」

と褒めて頂きました。

私のことをプロとは知らない方なので
かなり驚かれていて恐縮でした。笑

で、

「俺も若い頃はもっと飛ばしたんだけどなぁ〜」
「今さら筋トレなんてキツいよ〜」

と、悩まれていましたので、
ひとつアドバイスをさせていただきました。

大変喜んでいただけたので
このメルマガでもシェアしますね。

力がなくても飛ばせる技術

・そもそも「力」がないと飛ばないのか?
・60歳、70歳になると飛ばすのはムリなのか?

というとそんなことはありません。

若くて筋力があるのは当然有利ですが、
「あるポイント」を重点的にやればOKです。

今より必ず飛ぶようになります。

それがミート率です。

ミート率と聞くと「芯で打てた確率」という
イメージがあるかもしれませんが、
ちゃんと計算式で数値化できる指標です。

ボール初速 ÷ ヘッドスピード = ミート率です。

つまり、ヘッドスピードに対して
効率よくボールスピードが出ている証拠なのです。

一般的なアマチュアのミート率は
平均で1.3前後と言われます。

プロでも1.5弱と言われてますが、
実はミート率には限界が設定されています。

それは、1.56!

ルール上、ボールがこの数字を超えないように
設計されているのです。(ビックリですよね)

なので、この1.56に近い数値を出せれば
自分のパワーを最大限効率化できている証拠です。

ぜひ一度、測ってみてください。
(ユピテルなどの計測器がおすすめです)

前置きが長くなりましたが、
今日のレッスンはそんなミート率をUPさせる
ある”意外な”練習法です。

私がプロを目指していた頃は
毎日50球、これを継続していました。

とても効果的です。

ぜひ実践して、下記のコメント欄に報告をください。

またメールします。

近藤雅彦

<本日のおすすめ>
松森彩夏プロも推薦するワンハンドグリップアイアンが
生産終了するそうです・・・

本当に残念です。

入手できるのは、今回が最後のチャンスです。

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ゴルフにおける最大の敵とは?

2019.01.14
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「ゴルフにおける最大の敵とは?」
 

について、お話ししたいと思います。
 

オーストラリアの名ゴルファーで
全豪オープン、全豪プロを何度も優勝している
ノーマン・フォン・ニーダの言葉。。。
 

 「ゴルフでは、○○は最大の敵である。」
 

さあ、この○○に入るのは何だと思いますか?

ゴルフでは、怒りは最大の敵である

2019-0114_1
 

オーストラリアの名手、ノーマン・フォン・ニーダ
(Norman Von Nida, 1914 – 2007)が言うまでもなく。。。

これについては、全くもってそのとおりだと思います。
 

しかし、わかっているにもかかわらず、
怒りのためスコアを大崩しにする選手は
プロ・アマを問わずたくさんいます。

ここでも何度かご紹介している「球聖」ボビー・ジョーンズ
(ロバート・タイアー・ジョーンズ・ジュニア Robert Tyre Jones, Jr.)
でさえも。。。
 

2017-1225_1
 

若い頃には怒りを爆発させてクラブを放り投げたり、
ゲームの途中でリタイアしたりしていたそうです。
 

ニックネーム「サンダー・ボルト」

ということで、プロゴルファーの中には
怒りを抑えられない選手はたくさんいるのですが。。。

その中にあっても、カンシャク持ちで特に有名なゴルファーに
トミー・ボルド(Tommy Bolt, 1916 – 2008)という人がいました。
 

2019-0114_2
 

ボルトはPGAツアーで通算15勝、
メジャーでは1958年の全米オープンで優勝しています。

そんな彼のニックネームは「サンダー・ボルト」(=稲妻)

とにかく何かにつけて、カーッとなりやすい選手だったそうです。

日本風に言えば「瞬間湯沸かし器」と言ったところでしょうか。
 

ラウンド中は、とにかく何かにつけてクラブを投げつける、
池に放り投げる、へし折る。。。を繰り返していました。
 

 「感情の発散は、沸騰するヤカンの蒸気に
  逃げ口が必要であるのと同じだ」

 

と言って開き直っていたそうです。
 

もう一つの名言(迷言?)としては
こんな言葉を残しています。
 

 「クラブを放り出すのなら、前に投げたまえ。
  そうすれば後で戻ってクラブを拾うエネルギーを
  浪費しなくて済むからだ」

 

まさにこれは、ボルトの実践から生まれた
「知恵」といったところでしょうか。
 

あまりにクラブをへし折るのが有名になっており、
1953年ラスベガスで開催された大会では
 

 「ボルトの成績に関係なく
  ラウンド終了後に何本、彼のクラブが残っているか?」

 

ということが、賭けの対象になったこともあったそうです。
(幸いこの大会では「奇跡的に」14本が無事だったとのこと)

名前がルールにもなる「名誉」

ボルトの行き過ぎた行いを重く見たPGAは、
 

 「故意にクラブを破損した場合には、罰金を課す」
 

というルールを1957年に制定。
しかもこのルールはなんと
 

 「トミー・ボルト法」
 

という名前が付けられ、
1960年まで採用されていたそうです。

このように言うと、ボルトのことを
なんて傍若無人(ぼうじゃくぶじん)なゴルファーだと
あなたは思うかもしれません。

南アフリカ出身の有名プロゴルファーで
「キャリア・グランドスラム」も達成している
ゲーリー・プレーヤー(Gary Player, 1935 – )は
 

2018-1105_2
 

ボルトのことをこのように言っていたそうです。
 

 「トミーにはよく、
  『もし怒ってクラブを投げ捨てる時は、中途半端にするな』
  って言われた。

  『投げ捨てるなら、プロらしく格好良く投げろ』ってね。

  まあ、僕はクラブを投げたりはしないけど、
  彼のスタイルは素敵だと思うよ。

  トミーの怒りは自分に向けられているもので、
  いくら彼がコースで怒っても、他のひとに当ったり
  迷惑をかけるものじゃないから、

  誰も嫌がってなんていなかったよ。」
 

1958年、ボルトの全米オープン優勝は
そのゲーリー・プレーヤーを退けての優勝でした。
 

ボルトはその後もシニアツアーで活躍し、
2002年には86歳で世界ゴルフ殿堂入り。

2008年に、92歳で亡くなりました。
 

ボルトの華麗なキャリアを思うと、
そういう怒りに満ちたゴルフも「あり」なのかなと
思ってしまいますが。。。

ですがやっぱり、
 

 「ゴルフでは、怒りは最大の敵である」
 

なのだと思います。自戒を込めて。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

公開は本日1/14(月祝)まで!

このプログラムでは…

 ・なぜ努力しているのに
  飛ばせないのか

 ・どうすれば、自分史上最高の
  飛距離を叩き出すことが出来るのか

 ・あなたの中に眠る潜在能力を
  爆発させるにはどうすれば良いのか

など、飛ばせるはずのあなたの
飛距離を邪魔する最後のフタを外し…

250ヤードを達成する秘訣を公開しています。

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本日までです。お急ぎ下さい
 

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ギア、ウェア、感情、思考、、、

2019.01.14
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

おはようございます、
小原大二郎です。

どんな感情でプレーするか
どんなクラブでプレーするか
どんな服装でプレーするか

これらが、どれくらい
ゴルフが上達するかに直結しています。

と言われて、
すんなり受け入れられるでしょうか・・・

2019年、お正月
皆さんはどのように過ごされましたか?

お正月といえば家でゆっくり過ごす、
という方も多いかと思いますが、
私は元旦から毎日筋トレに行っていました。

12月はすごく忙しく、
飛距離アップの為のトレーニングにあまり行けなかった

という理由ももちろんあるのですが、
実は「お気に入りのウェアを着たいから」
という感情もありました。

私のお気に入りのウェアはイギリスのものなのですが、
日本のウェアよりもフィット感やデザインが良く、
筋肉の動きもいい感じがします。

私は、好きなウェアを着ると、
集中力が上がったり
ゴルフへのモチベーションが上がったりします。

またお気に入りのウェアを着ている自分自身を楽しむ、
という目的もあります。

もしかしたらこういう気持ちを理解してくれる方も
いるかもしれません。

1つ1つのラウンドを良いスコアで
まわることはもちろん大事なことですが、
長い目で、ゴルフを人生として見ると、

・どんな感情でプレーするか
・どんなクラブでプレーするか
・どんな服装でプレーするか

の方が、よっぽど
大事なのではないかとも思えます。

その中でも私が大事にしているのが
『服装』です。

ウェアで上達が変わる、なんて嘘?

感情やクラブがゴルフ上達に大事だということは
想像つくかもしれません。

しかし服装も負けじと劣らず
ゴルフ上達には大事な要素なのです。

簡単に説明すると「プレー中に触れる時間」
クラブは1ホールで何種類も使用します。
しかしウェアは1日通して肌に触れています。

お気に入りのウェアを着れば、
1日中気分良く過ごせるかもしれません。

私はラウンド中、
仲間に対して密かな対抗心を燃やしています。

スコアではなく服装のね(笑)

ラウンドに対してスコア以外の
目標やこだわりを持つことで、
もしスコアが良くなかったときでも
気分の落ち込みを減らせます。

ゴルフって本来、楽しむためのものです。

スコアだけに囚われず、
感情や機材、服装に自分の”こだわり”を持つと
ゴルフがさらに楽しいものになり、
あなたのゴルフ人生は豊かなものになるでしょう。

あなたのゴルフを彩る ”キッカケ”

寒くてコース行くの嫌だなとか
あまり楽しめないなという気持ちがあるなら

なにかひとつ
新しいアイテムを買ってみてください。

練習しなくちゃいけないとわかっているけれども
おっくうなときあるとおもいます。

そんなときは、
新しいものを使ってみたい
他人に見せたい!という欲求をうまくつかって
ゴルフを楽しんでください。

新しいティをひとつ買ったときでさえ
そんな期待が生まれるがあります。

私だってね(笑)

そんな身近なところから
ゴルフを見つめ直してみる。

これはどんな素晴らしい上達法を探すよりも
もっともっと大事なことです。

あなたは今、ゴルフを楽しんでいますか?

またメールします。


<本日のオススメ>
「どうしたら、ゴルフを上達しつづけられるだろうか?」

一度、90台を出してしまうと
中々、次の上達が見えづらくなってしまう。

スコアは平凡、ベストスコアは衰退、飛距離はダウン。
どうしたら上達し続けることができるのか、、、

もしあなたがそう思ったことがあるなら、
練習自体を”仕組み化”して
ビジネスゾーンをより効率化する必要があると思いませんか?

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あなたの弾道を最適化する方法

2019.01.13
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

音もいい、感触もよかった!
なのに、ボールがすぐに落っこちてきてしまいます。

ナイスショットしたと思っても
決まって、ボールが飛んでいないのです。

170ヤード付近で急速に失速して落ちるボールを見て
とても弱々しい気持ちにさえなります。

一緒に打った同組のボールは
どうも、自分よりボールが高く上がり

先に進んでいっているように見えるんです。

何がいけなかったんだろう?

年のせいなのかな?

それとも
まだまだ練習不足なのかな?

今日はそんな、ボールがすぐに落ちてきてしまう理由について説明していきましょう。

その前にひとつ、、、

  

ダイソンの創業者に学ぶ失敗からの成功

数年前から
すごく人気のあるサイクロン掃除機
「ダイソン」

この掃除機「ダイソン」を開発したのが
ダイソン社の創業者
ダイソン。

ダイソンは
納得のいく掃除機を完成するまでに
なんと5,126回もの失敗をしたそうです。

ダイソンは、

「失敗を失敗とは捉えず、成功への通過点と考える。」

失敗する理由を全て潰せば
成功するしかなくなります。

だからこそ成功する確度は
失敗の数で決まるということですね。

あなたのゴルフでも
失敗する理由をつぶせれば、あとは上達するだけだと思いませんか?

「全然飛ばないじゃん」
「次は飛ばすぞ」
「今日はダメだな」

だけではなく、
何が原因で
どうしたら良いのか
考えることが必要なんです。

完璧な人、完璧なゴルフなんてないです。

だからこそ
繰り返し練習をする中
ラウンドの最中

失敗を検証して、
次のスイングに繋げてくことが大事なんです。

では、ボールがすぐ落ちてしまうドロップは
なぜ発生してしまうのでしょうか。

  

スピンの量が結果を左右していた

 

その解決の秘密になるのが
ボールの回転数である、スピン量です。

私の場合
当時、私が使っていたドライバーと

その時のスイングが
マッチしていないことが原因。

スピン量が過大だと
球が吹け上がるように減速します。

よく聞く
吹け上がりというやつです。

逆にスピン量が不足しすぎて
急激に減速してしまう。
ドロップですね。

自分が
吹け上がっているのか
(スピン量が過大)

ドロップしているのか
(スピン量が過小)

測ってみると良いです。

スピンの量が多ければ

クラブだと
・シャフトが柔らかすぎでないか
・ロフトが多すぎでないか

スイングだと
・すくい上げる傾向になっていないか
・フェースが開いていないか

スピン量が少なければ

クラブだと
・ハードになっていないか
・ロフトが少なすぎないか

スイングだと
・体が突っ込んでいないか
(逆しなりが使えていない可能性が高いため)
・フェースがかぶりすぎていないか

これらのことを
確認してみてください。

フィッティングに行けば
ゴルフに関する
あらゆる悩みに答えてくれる
フィッターさんもいます。

色々な計測器で測れるので

必ずあなたにとって
必要なことが見えくてくるはずです。

考えなしの失敗ではダメです。

ミスをミスで終わらせないでください。

失敗する原因を潰して
あなたのボールをコントロールしていきましょう。

服部コースケ


<本日のオススメ>
250y達成のための最短の道を公開

同じ年齢、ゴルフ歴の二人のゴルファーがいました。

ふたりとも、ゴルフのやる気に満ち溢れ
ゴルフを本当に愛していました。

10年後、
ふたりともゴルフを続けていました。
しかし、違いもありました。

一人はドライバーで200y
もうひとりは250yまで飛ばしていました。

なぜ、50yもの違いが生まれてしまったのでしょうか?

http://g-live.info/click/htbd_1901/

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【ビデオ】肩入れで肩甲骨を動かす

2019.01.13
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「肩入れで肩甲骨を動かす」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ウオーミングアップやラウンド中でも
ちょくちょく行うと良い体を動かしやすくする運動として、
たったひとつだけやるとしたら「肩入れ」がお勧めです。

肩入れではまさにゴルフで動かすところを、
まとめて全部活性化してくれます。

その効果的なやり方は。。。

(続きはビデオにて)

肩入れで肩甲骨を動かす

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf190113/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

怪我の危険性を下げるためにも

ゴルフでもウオーミングアップなしでショットしていては、
本来の能力を発揮できないとともに怪我の危険性もあります。

夜長い時間寝たり車の中に長時間閉じ込められていると、
関節は動きにくくなります。

そんな動きが悪くなった関節や
その周りの筋肉とか腱を無理矢理動かしては、
良いことはひとつもありません。

そのため、朝一のショットの前やラウンド中でも
疲れを感じたときには、筋肉を少し伸ばしてあげて
動きやすくしたいものです。

色々行いたいところですが、
ラウンド中やその前は何かと忙しいものです。

そこで、たったひとつやるならやっぱり肩入れとなります。

では、肩入れはどうやると
ゴルフで一発で効果があるのか見てみましょう。

肩入れでは、まずは両足を大きく開いて腰を落とします。

そして、両膝の上に手を乗せて膝を土台にして、
左右の肩を交互に顎の下に押し込みます。

このときよくある間違いは、体幹を捻ろうとする動きです。

ゴルフのためには、体幹は硬い一枚の板として使います。

そこで、体幹を安定させるために、
腰から首の付け根まで向きが変わらないようにして
左右の肩を顎の下に滑り込ませます。

どっしりした体幹の上を、
左右の肩甲骨がスライドするように動かします。

体幹を安定化するコツは、
顔は正面を向けたままにすることと、
両膝をできるだけ動かさないことです。

そして、膝を支えに腕を使って肩甲骨を滑らせます。

片方で5回あおるように動かしたら、
入れ替えてまた5回あおります。

左右2セットずつ行えば良いです。

両手の指先を腿の内側に向けておけば、
手首も動かせます。

肩甲骨は当然としても 、肩甲骨で引っ張られた首の周辺や、
腰を落としたことで腿の後ろや股関節周りが同時に動きます。

まさにゴルフのスイングで使う部分が一度に全部動かせますから、
最高に効率良いウオーミングアップとなります。

なぜあおるのか

ここで、なぜあおると良いのかと言うと、
動的ストレッチングとして行いたいからです。

ストレッチングは色々分類できますが、
伸ばす時間によって動的と静的に分類できます。

筋肉は30秒以上連続して伸ばすと、
反射反応が鈍くなります。

筋肉には長さに反応するセンサーがあり、
伸ばされるとそのセンサーが反応して
脊髄に伸ばされたことを伝える信号が発せられます。

そうすると脊髄ではその信号を送ってきた筋肉に向かって、
縮むように信号を返します。

これを、伸張反射と呼びます。

また、同時に収縮させようとしている筋肉に対して
反対方向への運動に関連する拮抗筋肉には
緩める信号が伝達されます。

それによって、脊髄反射で縮めようとしている筋肉は
抵抗が減って、効率良く動けます。

このふたつの反射によって、関節への負担を減らしながら
素早く動くことができます。

まさに、運動のパフォーマンスをあげるためには
この伸張反射を含む、伸ばして縮む反応を利用します。

ところが、30秒以上連続して伸ばされた筋肉では
この伸張反射が一時的に弱まるため、
運動のパフォーマンスが低下してしまいます。

そんな状態で体を動かそうとすると、
無理やり意識的な力を出すことで対応しようとすることになり、
拮抗筋の弛緩も行われにくくなります。

その結果、関節への負担も大きくなり、怪我につながります。

運動前に30秒以上連続して伸ばさないことを
守るようにしましょう。

30秒以上連続して伸ばしたことでの反射系への影響は、
2時間ぐらいは残ります。

運動が終わったら静的ストレッチング

しかし、運動が終わったら、逆に30秒以上伸ばす
静的領域でのストレッチングがお勧めです。

運動を行って収縮を繰り返した筋肉では
収縮が戻りきらなくなって、本来の長さよりも
短く硬くなることがあります。

若いほどその回復は早く、
次の日には元の状態に戻ることもできます。

しかし、年齢とともに収縮が戻りにくくなるとともに
回復も遅くなり、それを放置していては
2〜3日経っても回復できないこともあります。

それが続いて1週間以上正常な状態に戻らないでいると
自然回復は不能となり、マッサージなど強制的な回復手段を
講じることが必要となります。

そこまで放置して故障につながる前に、
静的ストレッチングなどで使った筋肉を
軽く伸ばしてあげましょう。

運動が終わった後なら、反射反応が弱まったとしても
何も問題はありません。

まさに、肩入れで片方を30秒以上連続して伸ばした姿勢を
保持すれば良いです。

また、ストレッチングは1セット目よりも
2セット目のほうがより大きく伸び、
2セット以降はそれほど変わりません。

そのため、1セットよりは2セット行うようにすれば、
時間に対する効果が最も効率良く行えます。

肩甲骨でゴルフが簡単になる

肩甲骨はスライドできなくても、ゴルフはできます。

しかし、スライドできるほど
簡単にプレーできるようになります。

ショットはもちろんですが、パッティングでも
肩甲骨のスライドは大活躍します。

ショットでの上半身のしなりは、
この肩甲骨のスライドが主なものです。

最近の慣性モーメントが大きいヘッドを備えたパターで
効果を出すためには、ヘッドをできるだけ真っ直ぐに動かします。

それを体のターンや手の動きでやっていては、
かなりたくさん練習しなければなりません。

バックスイングでは右肩を真上にあげるイメージで右肩甲骨は上、
左肩甲骨は下に向かってスライドさせれば
ヘッドは真っ直ぐに動きます。

ダウンスイングでは、逆に左肩を上にあげ、
右肩を下に落とせば良いです。

さらに、ラウンドなどで前傾している時間が長いほど
腰への負担も大きくなります。

パッティングは体のターンを使うと前傾を深くするほど
ヘッドは直線的に動かせるので、
短めのシャフトで前傾を深くしたほうが有利です。

しかし、それでは腰への負担が増えて18ホール回っていると、
疲れの影響がショットにまで響いてしまいます。

ところが、肩甲骨のスライドを使うなら前傾は深くしなくても
単に肩甲骨をスライドさせる方向を調整するだけでOKですから、
腰はそれだけ楽になります。

普段から肩甲骨を意識的に動かして、
ゴルフでも肩甲骨を使えるようにしたいものです。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

このお手紙はもう、見ていただけましたか?

飛距離アップに挑戦する
ゴルファー達が知らず知らずのうちに
おかしてしまう間違い…

その間違いとは、
【飛ばそうと努力してしまうこと】

その間違いと秘密について、
3分程度で「成功の秘訣」を公開しています。

http://g-live.info/click/htbd_1901/

公開〆切は明日1/14(月)まで

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