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上達している人しか答えられない質問

2018.06.05
近藤kondou

From:近藤雅彦
千葉の自宅より

もっといいスコアで回りたい。
誰よりも飛ばしたい。
ベストを更新したい。

『ゴルフで目標を達成したい―』

自称エンジョイゴルファーでも
心の奥底でこのような熱い思いを
持っている人はどのくらいいるでしょうか。

これからお伝えする5つの質問は、
常に高みを目指しているゴルファーにだけ
紹介したいです。

なぜなら、他の人には
響かない可能性があるからです。

すべての質問にポジティブに
答えられたならOKです。

でも、1つでもNOだとしたら
上達へ近づくチャンスです。

時には他人と比較することは
役に立ちます。

でも、満足感や達成感が
得られるかというと、そうでもないでしょう。

あなたとタイガーウッズを
比べたらどうですか?

あなたと松山英樹プロを
比べたら敵いますか?

これが比べてしまうことの
デメリットだと思います。

どれだけ上達したとしても
それ以上の人が存在します。

だからこそ、
自分にフォーカスを置くは重要です。

きっとあなたが考える以上に
上達していることに気づくと思います。

1)悩みを真摯に聞いてくれる仲間がいますか?

ゴルフ仲間がいることは意外と貴重なのです。

ある調査によればなんでも語り合える
ゴルフ仲間がいる人は3人に1人だそうです。

だから、2~3人でも大切なゴルフ仲間が
いる人は喜んでいいのかもしれません。

運動が寿命に与える効果より、
友情の効果は大きいそうです。

2)普段ラウンドする仲間に不満はありませんか?

ある一部のゴルファーは
あなたをイライラさせるかもしれません。

一緒にプレーして楽しくないかも知れません。

自己中心的な人もいれば
愚痴ばっかりの人もいると思います。

似たような性格の人は
群がる傾向がありますので注意が必要です。

でも、上達に真剣なゴルファーの周りは
全員がそうというわけでもありません。

だから、もしあなたが一緒にゴルフに行く人に
満足しているなら上達している証です。

3)ミスや失敗を上達のチャンスだと
考えられていますか?

ミスして嬉しい人はいません。

でも、よく言われるように、学ぶ機会でもあり、
上達するチャンスでもあります。

忍耐力さえあれば、
大きな問題はないかもしれません。

今は安定して70~80台で回れる人でも
数え切れないほどの失敗をした経験がある
と覚えておきましょう。

ミスショットを認め、原因を探り、
学ぶ習慣のある人は上達しています。

なぜなら、とどまることを知らないからです。

4)他人にいい影響を与えられているか?

相手が気持ちよくプレーできるように
きちんと配慮できているでしょうか?

いいアドバイスを送ることが
出来ているでしょうか?

自分が気分よくなってばかりの人は
傾向として上手くなりません。

逆に上手な人、短期間に上手くなる人は
周りへのいい影響を与える人が多いです。

この人と一緒にゴルフに行くと
いつも気分がいいな、また行きたいな、
そう思われるゴルファーは上達します。

5)目指すべき目標は明確になっているか?

どんどん上達する人は
明確な目標を持っています。

だから恐れがないように
一生懸命に努力します。

そしてその熱意は
他人にも伝わります。

たかがゴルフという人もいます。

でも、されどゴルフです。

あなたは本当に
上手くなりたいと思っていますか?

この質問にNOが出たなら、
自分自身を見つめなおしてみてください。

そこがあなたの上達のボトルネックに
なっている可能性は否定できません。

またメールします。

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過去のやり方から離れられないあなたへ

2018.06.04
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、
 

 「過去のやり方から離れられないあなたへ」
 

について、お話ししたいと思います。
 

今日の話は短めです。
おそらくすぐに読み終わるので、
ほんのちょっとだけお付き合いください。

それでは初めに、こんな話から。。。

赤い竹、黒い竹…

江戸時代後期の漢詩人に
大窪詩仏(おおくぼしぶつ)という方が
いらっしゃいました。
 

2018-0604_1
 

大窪詩仏という人は、常陸国久慈郡袋田村
(現:茨城県久慈郡大子町)に生まれました。

詩を作ることの他に、墨で竹を描く
「墨竹図」が得意なことで有名だったうです。
 

大窪詩仏はある時、とある人から
 

 「竹を描いた掛物(絵)を描いてほしい」
 

という依頼がありました。
 

大窪詩仏は、自分の持つ限りの技を尽くして
「墨竹図」を描き上げました。

ですが、その絵の中の竹林はなんと。。。

赤一色の竹林…

2018-0604_2
 

出来上がったのはこのような
赤一色の、竹の「墨竹図」だったのです。

依頼主はその掛物を受け取って、
その描く技の見事さにびっくりしました。
 

そして作者の大窪詩仏の家に行って、
こう言いました。
 

依頼主 「先生、私は絵のお礼に来ました。
     ですが失礼ながら、
     あなたは竹を赤く描かれましたね」

大窪詩仏「はい、さようです。
     あなたは何色をお望みだったのですか?」

依頼主 「もちろん、黒です」
 

そのように依頼主が言うと、
画伯、大窪詩仏は一言、こう答えたそうです。
 
 

 「ところで一体誰が、
  黒い葉の竹を見たことがあるのですか?」

本当の姿は何か?

芸術家にとって、竹の本当の色は、
きっと赤でもなく、黒でもなく。。。

あるいはもしかしたら
緑でもなかったのかもしれません。

この「赤い竹」の話のように、人間というのは
一定の物の見方に慣れてしまうと、
別の見方をするのが難しくなってしまうようです。
 

こうした話はゴルフにも通じるところがあると
私は思っています。
 

 「今までこのようにやってきたから」
 

そのように考えて、
今までのやり方を変えずにいたとしたら。。。

その方法がもし、上達の道から
外れてしまっていたとしたら。。。
 

そうした「袋小路」に迷い込んだお客様に、
私が紹介するドリルを通じて
別の見方、気づきを得て欲しい。

そしてその気づきから
上達への道を開いてほしい。
 

そのような願いをもって
日々のレッスンに取り組んでいます。
 

今日はこんなところにしておきます。

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、
そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。

それでは、今日はこのへんで。
 

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一歩踏み出す勇気

2018.06.04
obara小原

From:小原大二郎
千葉のゴルフ場より、、、

こんにちは、
小原大二郎です。

ゴルフをやっていて…

「怖い」

と思うことはありますか?

ミスをするのが怖くて
練習が嫌になってしまったり
ラウンドにいかなくなってしまったことはありませんか?

はい。大丈夫です。

今日はゴルフで
恐怖を乗り越える方法についてお話します。

その前に
ちょっと私の昔話をしたいと思います。

昔はよく私も
学生時代、喧嘩をしていました。

学校で勉強を本気でしていたこともあって
それをきっかけにいじめられたこともありました。

私は今は鍛えていて
結構腕っぷしにも自信があるのですが
昔はヒョロヒョロでとっても体が細かったんです。

だから、喧嘩を売られると非常に怖かったです。

でも、いざ喧嘩が始まると
「怖い」というより
自分の身を守るので精一杯でした。

むしろ、防衛本能が発動して
どうやってこの場をくぐり抜けるかを
脳みそを120%使って考えていました。

そのときには、「恐怖」
なんて考えている暇はありません。

怖いと思って立ち止まっていたら
どんなことになるかわかりません。

逃げるなり身を護るなり
助けを呼ぶなりしなければなりませんでした。

最近戦争映画を何本か一気にみましたが
同じような例が出てきました。

映画の中でも出てくる場面で
戦場のど真ん中で、恐怖でうずくまってしまった兵士がでてきます。

そんな兵士は、まず生きて帰れていません。

最も危険な戦場のど真ん中で動けなくなってしまっているのです。
走ることを止めて、同じ場所でうずくまっている兵士は、狙い撃ちにされます。

非常に危険です。

もちろん、ただの戦争映画。
フィクションの知識です。

私はもちろん戦争にも行っていなければ
ただの、映画の入れ知恵です。
不謹慎でしたらすみません。

ですが、あながち間違いでもないと思います。

優秀な兵士というのは
戦場では恐怖を抑えて、
その場で適切な行動ができる兵士だとおもいます。

ですが、どんなに優秀な兵士でも
戦いに行く前は恐怖で打ちのめされていたりします。

熟練した兵士ほど
実はたくさん危ない目にあっているので
恐怖心が大きかったりします。

ですが、一番やってはいけないのは
戦場で恐怖に打ち負かされることだとも知っています。

つまりは、
恐怖に打ち勝つ方法はありませんが
一歩戦場に出てしまったら
「恐怖」を感じる選択はないということです。

だから、一歩踏み出すことが大事です。

「今」に集中するしかありません。

プロゴルファーでも、
アマチュアゴルファーでも

実は、同じミスはミスです。

プロにとってもミスショットは
アマチュアゴルファーのミスよりも
ある意味とても痛い思いをします。

予選落ち、プロテスト落ち、賞金を逃す。
いろんなリスクと天秤にかけています。

試合の前には恐怖で眠れなくなるときもあります。

ある意味それもゴルフの一部なのです。
しびれるような勝負の裏側には、恐怖も同居しているんですね。

もし、あなたが今
ゴルフに対して「怖い」、「不安だ」
と感じているとしたら

一歩踏み出す以外に道はありません。

もし、それでもゴルフに打ち込む勇気がなければ
相談に来てください。

あなたの力になれると思います。

まずは、ゴルフレッスンという場で
訓練を積んでから実戦に出るのもOKですよね。


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【ビデオ】ドライバーを飛ばすなら、小指を抜く

2018.06.03
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、
服部コースケです。

大分あたたかくなってきましたが
ゴルフの調子はいかがでしょうか?

冬よりも飛距離が出てきたと実感できてくると思います。
さあ、これから夏にかけて
トレーニングの効果が非常に高くなる時期です。

ぜひ、ゴルフの練習に集中して
飛距離アップにつなげてくださいね。

ところで、あなたはプロ野球を見たりしますか?

野球では、次の自分の打席を待つ際に
素振りをしたりして準備しています。

そのときに、よく使われるのが
「マスコットバット」という素振り専用のバットです。

なぜ、プロ野球選手は
素振りでマスコットバットを使うのでしょうか?

その理由は、実際よりも重いバットで準備をしておくことで
バットを振ったときのキレがよくなるからなんですね。

つまりは、ヘッドスピードアップだったり
柔軟に使っています。

ということは、ゴルフでも
ドライバーで飛距離を出すためにすればいいのは、、、
↓↓↓

服部コースケ

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【ビデオ】トップを手の力であげてませんか

2018.06.03
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「トップを手の力であげてませんか」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

私が長いこと勘違いしていたことがあります。

その中でも一番重大なことは、
トップに向かって手の力でクラブを上に押しあげることでした。
 

 「そんなバカな。
  トップは手で上にあげる力を入れなければ
  深い良いトップなんて作れないでしょ」

 

あなたは、今そんなふうに言ってませんか。

実は、そこが大きな勘違いです。

(続きはビデオにて)

トップを手の力であげてませんか

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

http://g-live.info/click/omrpdf180603/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ゴルフの進化への第一歩

確かに、トップはクラブを上にあげる動作です。

しかし、その動きは手でクラブを
上に押しあげることで行うのではありません。

では、どうやってトップまで
クラブを持って行くのかと思いますよね。

そう疑問に思われたなら、
あなたはゴルフの進化の第一歩を踏み出したことになります。

ちょっと大げさですが、
その一歩をどれだけ真剣に受け入れるかで、
これからのゴルフ人生は大きく変化します。

トップへ向かう動き

トップを作る動きの原動力は、脚の動きです。

手も動かなければなりませんが、
それはほんの補助的な動きです。

???

なんだか頭が混乱してきましたか。

私も、トップを作ることで何年も勘違いして来ましたが、
多分今あなたもお感じになっている困惑とも言える先入観が
邪魔をしていました。

ここにテニスボールがあります。

それを手で上にトスしてみます。

そうすると手で上に押しあげた後に、
テニスボールはまだまだ上に向かって動きます。

こんなことは日常茶飯事ですね。

そうです、慣性でテニスボールは手から離れた後も、
それまで手で押しあげられて動いた上向きの動きを続けます。

もし、重力や空気がなければテニスボールは永遠に
上に向かって突き進んで行きます。

しかし、重力や空気抵抗のために、
テニスボールは手を離れてから減速します。

実は、ゴルフのバックスイングでも
この慣性でヘッドが上にあがっています。

え、そんなこと感じたことがないと、
あなたは今、ふと思っているのではありませんか。

そうですね、慣性は惰性とも言われますが、
この慣性があることにはなかなか気づかないものです。

私も、長い間全く気づかずにいて大きな損をしてきました。

別のことに考えをめぐらせ、
無駄な動きを一生懸命あれこれ行おうとして、
間違った動きまでやっていました。

しかし、私はこの慣性にふと気づいた瞬間に、
それまでの疑問が全部吹き飛んだことを今でも覚えています。

ゴルフで慣性を利用

では、ゴルフでは慣性を使って、
どうやってトップを作ると良いのかを見てみましょう。

バックスイング開始を、脚から動き始めます。

その脚の動きを使って体幹がターンすることで、
ヘッドを体幹を中心にして回転運動させて勢いを付けます。

ドライバーショットぐらいまでスタンスの幅を広げていると、
脚をしっかり伸ばしたら脚の長さを使い切ると手元は胸の高さ辺りまできます。

そして、脚の動きに手首を親指側に折るコックを付け足してみます。

このコックだけは、手の力を意識的に入れることになります。

脚を伸ばしてコックを入れると、
脚を使い切ると手元は胸の高さあたりでシャフトは垂直になり、
ヘッドは最高地点に到達します。

ここまでしっかり脚を使えば、脚はそれほど速く動かしていなくても
ヘッドはかなりの勢いになります。

しかも、ヘッドはスイング中最も高いポジションにありますから、
そこからはヘッドが重力で下に落ちる力でトップを深くすることができます。

脚を使って体をターンさせることで、腕とシャフトの長さで回転運動だけで
ヘッドが思った以上のスピードに達します。

シャフトが長い物を回転させるほど、
その先のヘッドはより大きく動きスピードが増します。

ヘッドの勢いをできるだけ殺さなければ、
トップはどんどん深くなります。

そして、ヘッドの勢いを生かす最大のコツは、
セットアップで左肩と手首にできるだけ余計な力を入れないようにすることです。

脚の動きさえ良ければ、脚とコックだけを力で動かせば
最高のトップが完成です。

さっそくドライバーを手に、肩と手首をリラックスさせて
脚でヘッドを動かしてトップを作ってみましょう。

楽々トップが深くなるのでびっくりです。

手はそれだけで良いの?

手に自ら入れる力はコックだけです。

確かに他にも色々な力は入ります。

しかし、自ら意識的に入れようとする力は
コックを曲げる力だけです。

実際に、体がターンしてシャフトが体のターンに連動して回転するためには、
腰から首の付け根の体幹や腕に回転に追従する力が入っていなければなりません。

しかし、それは入れようとしなくても、
体の回転でクラブを動かそうと意識するだけで
勝手に必要な力が出されます。

そのため、意識するのはコックを曲げることだけで大丈夫です。

また、コックを曲げると言っても、
コックそのものを意識すると曲げすぎとか
曲げ足りない動きになります。

そこで、バックスイングを開始して
ヘッドが腰の高さ辺りに来るまで意識することで、
勝手にちょうど良い感じにコックが入るコツがあります。

それは、手元は体のターンにしたがって
円軌道を描いてインサイドに入りますが、
フェースをボールに向けておくようにすることです。

手がこれだけを行おうとしっかり意識するだけで、
一番簡単にちょうど良くコックを入れて行くことができます。

脚はどう使う?

ここまで見てくると、
じゃあバックスイングでは脚はどうやって使ったら良いのか
詳しく知りたくなったことと思います。

そこで私がいつも口を酸っぱくしてお伝えしている、
下半身の動作の登場です。

バックスイング開始は右足の母指球の少し後ろで地面を踏みながら、
右脚を長くすることで右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込みます。

ここで、脚を使い切るとは、右脚の膝が伸びきることです。

右股関節も伸ばしますが、
セットアップでの上半身の前傾角度を維持する程度には伸ばし切りません。

これを右股関節は入れたまま右脚を伸ばすと表現します。

左脚はバックスイング開始と共に、力をゼロにします。

そうすると驚いたことに、右脚は体を支えようとして
一生懸命地面を縦に踏もうとします。

これは、意識しなくても右脚が勝手にやってくれることです。

普段地面を踏んで立っているし、歩いています。

この普段の反応を、バックスイングで利用するだけです。

信じられないかもしれませんが、バックスイング開始で
左脚の力をゼロにして左脚を単なる重い鎖のイメージにしてみましょう。

そうすると、腰の右サイドは右脚で支えられることになるので、
腰の左サイドは右足つま先方向へ落ちてきます。

結果として、腰は背骨を中心にセットアップでの前傾角度なりに
斜め回転することになります。

右脚で地面を縦に支えながら右のお尻を右後ろポケット方向へ押し込み、
左脚は力をゼロにすれば良いだけです。

トップが浅いのは体が硬いから?

そういえば、コーチングさせていただくときの最初の面談で
よく言われることがあります。

それは、私は体が硬いからトップが浅いことが悩みだと。

しかし、本当に体が硬くてトップが浅くなっている方は
見たことがありません。

勝手に力を入れすぎて、体が動かなくなっているだけです。

体が硬いからではなく、硬くしているから動けないだけです。

特に、トップに向かって腕でクラブを上にあげようとする力を
自ら出そうとするほど、肩に余計な力がかかることで、
左肩甲骨がうまくスライドできずトップが浅くなります。

実際、トップまで動く上半身の動きだけやってみると、誰でもできます。

試しにやってみると、そのことが理解できます。

上半身の動き

上半身の動きだけやってみるために、
まずはまっすぐに立って、普段どおりグリップを作ります。

ここで、右肘の内側であるえくぼを上に向けておきます。

この右肘のえくぼを上に向けておくことが、
良いトップを簡単に作るための味噌です。

そこから、手首のコックを曲げながら、右肘も曲げてみましょう。

そうすると、手元は右肩の右斜め上にあがり、
シャフトはほぼ水平にまで楽に到達します。

もし、そこまで動けないなら、
左肩と手首に力が入っていないか確認してみましょう。

左肩をリラックスさせて
特に左肩甲骨が胸の方向へスライドすることを邪魔しないようにすれば、
よほど左肩甲骨に病的問題がない限りシャフトは水平まで動きます。

そして、それまで体の可動域が足りない硬さのために、
トップが浅くなっていたと思い込んでいたことが
勘違いであったことにハッと気づきます。

手より脚

手は器用で、手を動かすことに関係することは
脳の中でも大きく広がっています。

しかし、脚はそれほどでもありません。

そのため、手は難しいこともできてしまいますが、
緊張すると動けなくなります。

脚は筋肉量あたりの脳神経細胞の割合が少なくて、
緊張しても手に比べるとあまり変わらず動けます。

バックスイングで手を使えば
クラブをいろいろな所にあげることができます。

しかし、脚ではそれほどとんでもない所にクラブを運べません。

ゴルフのスイングではクラブはそれほどいろいろな所に運ぶ必要はないので、
手よりも脚を使ってクラブを動かすほうが簡単です。

しかも、バックスイングではありませんがボールヒットのことも考えると、
脚のほうが手よりもパワーがありますから、
脚を使って上半身をしならせてボールを飛ばすほうが楽です。

このようなことを考えてみても、バックスイングでは脚から動いて
ヘッドを動かすことで、より再現性の高い
バックスイングからトップを作ることができることがわかります。

飛距離調整はスタンスの幅で決まり

実はアイアンショットなどでの距離調整は
セットアップでのスタンスの幅で確定させることができます。

ドライバーショットぐらいにスタンスの幅を広げると、
脚を使い切ると手元は胸の高さ辺りまできました。

これはスタンスの幅を広げるほど股関節がたくさん入るので、
脚の伸ばししろが多くなるからです。

脚がたくさん伸びれば、それだけ腰もより多く回転して
手元が高くあがります。

そして、アイアンショット、さらにはショートアイアンになるほど
スタンスの幅を狭めることで、トップが浅くなり飛距離が落ちます。

ロフトは4度刻みで、シャフトの長さは0.5インチ刻みにすることで、
10yずつ飛距離を変えることが常識となっています。

ロフト1度につき2~3ヤードとなっています。

シャフト1インチはヘッドスピードで1m/sの違いとなり、
飛距離が5〜6y変化します。

そのため、ロフト4度、シャフト0.5インチで
10.5y〜15.0yの変化となります。

そうなると、スタンスの幅を調整して
ちょうど10yの変化になるようするとプレーが楽になります。

シャフトが短くなるほどスタンスの幅も狭くすることで
脚を使い切ったときの手元の高さが低くなり、
シャフトが短いことも相まってヘッドの勢いが落ちてトップが浅くなります。

トップが浅いと振り幅が減り、
体のしなりも減るのでその分ヘッドスピードが落ちます。

ロフト、シャフトの長さ、スタンスの幅のトータルで飛距離が変化します。

スタンスの幅の変化に飛距離をきっちり連動させるコツは、
決めたスタンスの幅の中で脚をしっかり使い切って
手が余計な動きをしないことです。

そして、脚とコックの動きで自然にあがってくる
トップの位置に任せるようにします。

ここで、トップに向かって腕の力でクラブを押しあげないようにすれば、
スタンスの幅での距離調整が狂いません。

そうすれば、セットアップで飛距離を確定できて、
スイングを始めてから動きを調整することが激減するので
飛距離が安定しやすくなります。

あとは、ダウンスイング以降のスイング動作でのバラツキの問題ですので、
それはまた別の機会に見てみましょう。
 
 

では、また。
 

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もしあなたが、機械のように正確で、
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