2017.08.15
From:ツアープロ梶川武志
愛知の自宅より、、、
皆さん、こんにちは。
ツアープロ梶川武志です!
さて、今日は
「ラフでのミス…実は打つ前から決まってる!?」
について、お話をしてみたいと思います。
先週に引き続き、ラフからのショットの話ですが、
今日の話で完結している話なので、安心してお読み下さい。
さて、タイトルにも書きましたが、
「あなたのラフでのミスは、打つ前からお見通しです!」
と僕が言ったら、びっくりするでしょうか?
ライの見極め
まずはじめに、ラフからのショットで重要な
ライの見極めについてです。
ラフは基本的に大きく分けて、3段階あると思って下さい。
1.浮いている
2.中間
3.沈んでいる
この3段階のどれに当たるかを、見抜く事が大事です。
アマチュアゴルファーの方にとって、
技術的なミスは当たり前のように起こっているかもしれません。
ですがそのミスの原因というのは、この観察力がないために
「打つ前からミスが決まっている」
ということも、少なくないのです。
今のボールの状態が易しいのか、難しいのかが判断できるだけで
大きなミスを減らせるかもしれませんね。
そのように見る努力をしていると、
観察力が大幅にアップします。
ちなみに、それぞれのラフの大まかな難易度は、
以下のような感じです。
1.浮いている → やさしい
2.中間 → 普通
3.沈んでいる → 難しい
以下、順を追って見ていきましょう。
1.浮いているライ
アマチュアの方が「フェアウェーより打ち易い」
とおっしゃることが多いライですね。
ティーアップのような雰囲気は、
確かにあるかもしれませんね。
こうした浮いているライで注意するのは、
「ボールの下をくぐってしまうこと」
ですね。
フェースの上に当たってフェアウェーウッドですと、
テンプラが出たりもします。
ですので、地面をたたくイメージより、
「空中を振るイメージが大事」になります。
スピンが効くというわけではありませんが、
フライヤーは案外しません。
2.中間のライ
中間というのが、頻度としては一番多いですね。
このライでは、普通に振って大丈夫です。
ボールとしては、
・スピンは効かずに、フライヤーして飛ぶか
・ドロップしてキャリーが出ず、その後転がるか
というボールのどちらかになり易いです。
ちなみに、フライヤーするかドロップするかは、
ヘッドスピードと密接な関係があります。
ヘッドスピードが速い人は
フライヤーして飛んでしまう事が多いです。
ですので、ラフからは短い番手を持つべきですね。
ヘッドスピードの速くない人は、浮力を得られず、
すぐボールが落ちてしまうという(ドロップ)現象が起きます。
フェアウェーウッドなど、上からぶつけて
キャリーは出なくても転がって距離を稼ぐような
攻め方がいいと思います。
3.沈んでいるライ
沈んでいる場合、ボールを飛ばすのが大変です。
飛ばなそうだなと思って、番手を上げると
更にボールが上がらず飛ばないという事になったりします。
また、ヘッドに芝が絡んで、大きな引っ掛けが出たりします。
沈んでいるときは謙虚に、8番アイアン以下のクラブで
フェアウェーに出すという気持ちが大事です。
(沈み方が激しいほど短いクラブで。
場合によってはSWで出すこともあります)
さて、大まかにライの段階別の対策をご紹介しました。
この他にも順目、逆目、横目など、様々なライがあります。
どのようなライかによってボールの飛び方は変わってきますが、
まずはこの3段階のうち、どのライかを見ようとすることが大事です。
観察をすることにより観察力が上がってくれば
パターのライン読みもうまくなるかもしれませんよ。
追伸:9月のレッスンを計画中です(千葉)
ゴルフライブ事務局からの要請で、
僕の千葉でのレッスンを以下の通り計画中です。
9月2日(土)アプローチレッスン(午後)
9月9日(土)ドライバーレッスン(午前)
毎回すぐに満席になってしまいますが、準備ができ次第
あなたにもご案内する予定ですので、しばらくお待ち下さい。
それではまた、次回も楽しみにしていてください。
ーツアープロ 梶川剛奨
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