From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「私の自宅部屋ショット練習環境」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
私は一戸建ての借家から集合住宅など、
色々なところに移り住むごとに部屋の中で
ゴルフのショットの練習をやってきました。
まだまだゴルフが駆け出しの最初の頃は
フルショットしなければ練習にならないと思い、
色々なものにボールをぶつけて壊してしまったものです。
しかし、本当はフルショットなんかしなくても、
良いスイングをつくる最高に効率の良い練習があります。
それは。。。
(続きはビデオにて)
私の自宅部屋ショット練習環境
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
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(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
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フルショットせずに良いスイングを作る練習法
それは、スタンスの幅である両脚の母指球の少し後ろの間隔を
腰幅程度の30cmぐらいにセットして、
そのスタンスの中で脚をしっかり使い切るショットです。
そうすると、上半身が自ら出そうとする力でクラブを振らなければ、
ロフトが58度のウェッジなら15y程度キャリーするショットになります。
私はこのショットのことを、
サンド・ウェッジ15yキャリーショット(SW15yC)と呼んでいます。
この練習のご利益は、色々なところでお話させていただいているので、
今回はこの練習ができる私が実際にやっている部屋の環境を
徹底的にご紹介しようと思います。
どなたでも一生懸命に考えれば、
案外今住んでいるところに似たような練習場を
構築することができる可能性は高いです。
ではさっそく、それをつくるための要点を見てみましょう。
私は押入れに向かってショットしています。
押入れに低反発マットをその中心が床から60cmぐらいの高さのところに
セットして、その後ろにはマットを外した場合の防御として
ビニール製のスノコを置いています。
このターゲットのマットの真下には、
やはり低反発マットを敷いています。
これは私がやっている部屋は集合住宅の2階なので、
下の部屋へボールの落下音が聞こえないための対策です。
そして、ボールは押入れから約140cm離れたところから打ちます。
また、ボールはプラスチックの脚の長いフロアーマットの上に、
特別に工夫したタイルマットの穴に置いてショットしますが、
これが重要です。
一枚のタイルマットを3等分に切って重ねますが、
その一番上のマットの端に直径12mmの穴をポンチで開けて
そこにボールを置きます。
この穴の直径が重要です。
置いても転がりにくいことが目的のように感じるかもしれませんが、
もう一つ目的があります。
それは、実はショットの難易度を
バンカーからのクリーンヒットと同じぐらいにすることです。
直径12mmだと、砂が通常の硬さのバンカーで綺麗に整地された状態で、
ボールが沈むぐらいになります。
そして、さらに大切なことがあります。
ダフりや打ち込みすぎのミスをチェックするために、
3枚重ねたタイルマットはただ置くだけで接着などしないことです。
そうすると、少しでもダフったりとか上から打ち込みすぎて
軌道が鋭角すぎていると、ショットした後にマットがずれます。
普段練習場では、5mm程度手前にダフっても気づかないで、
むしろヒールがダフってフェースが閉じることで
捕まりがよく感じるナイスショットだと勘違いします。
マットが毎回ずれると面倒なようですが、
この面倒なことをなんとか無くしたいと思いながら練習すれば
クリーンヒットの技を手に入れることができます。
そして、シャンクなどがある場合の対策として、
体の正面側には空のペットボトルを並べておきます。
私がテストした限りでは、シャンクしても
2リットルのペットボトルの高さがあれば大丈夫でした。
これだけ準備したら、いよいよショットです。
両足の母指球の少し後ろの間隔であるスタンスの幅を、
腰の幅程度にしてセットアップします。
そこから脚を使い切って手は自らは力を出そうとしなければ、
ロフトが58度のウエッジでちょうどセットした
低反発マットの真ん中にヒットします。
通常ショットで正しくヒットできていると、
ロフトの半分以下の高さでボールが飛び出しますから、
ターゲットとボール位置の関係は重要です。
これだけ準備すれば、最高の練習がお部屋の中でもできますから、
断捨離で部屋を整理してつくってみましよう。
ついでながら、私は弾道シミュレータのSKYTRAKを使っていますが、
短い距離でスピン量まで測定できるので
良い練習のために大変役立っています。
タイルマット3枚重ねの理由
また、タイルマットを3枚重ねているには、
単にダフり検知や鋭角すぎる軌道のチェック以外に
理由があります。
それは、適切な下降軌道であるダウンブローで
ヘッドがボールヒットするなら、3枚分の厚みの高さがあれば
下のマットなどにヘッドが当たらないからです。
私はプラスチックの毛長のマットを一番下に敷いていますが、
それは鋭角な軌道すぎても床にドスンと当たらないための
最終防御策です。
タイルマット3枚と毛長のプラスチックマットのダブルで、
下の階への音を防止しています。
ロフトの半分以下の高さでボールが飛び出す理由
ロフトの半分以下の高さでボールが飛び出す理由は、
3つあります。
まずは、ハンドファーストで構えるので
その分ロフトは立ちます、
そして、しなってまだしなり切らないうちにボールヒットするので、
構えたときよりもロフトが立った状態でのヒットとなります。
さらに、ボールをヘッドの重心よりも下である
フェースの溝としてのスコアラインの下から2本目辺りに
ヒットさせるので、当たり負けでフェースが被ります。
これらの3つのことがしっかりできていることを確かめるためにも、
ボールの打ち出し角度のチェックは良いショット練習のために
非常に大切です。
なぜ低反発マットをターゲットにするのか
また、低反発マットをターゲットにしているのには
面白い理由があります。
それは、ボールが当たったすぐ後に、
ボールが当たったところに凹みができるからです。
それによって、どこにヒットしたのかが分かりやすくて、
良い練習ができます。
実は、昔はゴルフ用ネットで練習していたのですが
すぐに穴が空いてしまうので、色々素材を探索していて
たまたまドンキで860円で売っていたので冗談半分で試したのでした。
私は3年以上替えないで使っていますが、
全く壊れず重宝しています。
弾道シミュレータでより厳しい練習
私は弾道シミュレータを取り入れて、
その数値が規定範囲に何発以上入れるとかをノルマとして
練習しています。
SW15yCでは、バックスピン2500回転/分以上、
サイドスピンは必ずフック回転で30~500回転/分、
打ち出し方向は0~2(右)度、高さは20~25度ならOKとしています。
また、フック回転を必ずかけるようにしているのは、
アウトサイドからボールに入るのではなく、
インサイド寄りから入っていることを確認したいからです。
手元はインサイド寄りにあるほど左肩甲骨のしなりは多くなりやすいので、
小さな振り幅のショットであっても
私はフック回転をかけるようにしています。
小さな振り幅のショットとは言っても、
インパクト面より少しインサイドからヘッドを入れて
ボールが一旦右に出てターゲットに戻るドローを打ちます。
そして、バックスピン量を見ているのは、
ヘッドが加速しながら適正な軌道でボールにアタックしているかを
確かめることができるからです。
ヘッドが加速している最中でなければ、
バックスピンは少なくなります。
また、フェースの溝の下から2本目辺りにヒットしないで
上側になるほどバックスピンは少なくなるので打点の確認にもなります。
さらに補足しておくと、ボールヒットでのヘッドの向きは
軌道の方向へ少し引っ張られます。
そのため、セットアップでヘッドをターゲット方向へ
きっちり向けていたとしても、インサイド・アウト軌道なら
ヘッドは少し右を向いてヒットします。
ボールの曲がりの方向は、
軌道に対するヘッドの向きでほぼ決まります。
これらを総合すると、余計な動きをしないで
インサイドからヘッドを入れると、
大体はボールは右に出て左に曲がります。
SW15yCでもヘッドをインサイドから入れていますので、
打ち出し方向は右方向で、フック回転で
ターゲット方向へ戻るイメージでショットします。
狙いとしては、右に1度以内で飛び出してフック回転で
ターゲットに戻します。
実際に弾道シミュレーターでの数字を見ると、
打ち出しの左右の角度やボールが止まった時の
左右の角度ミス表示はゼロのままぐらいです。
そして、多少インサイドから入れすぎることは良しとして、
その許せる範囲として打ち出し方向は0〜2(右)度としています。
また、SKYTRAKという弾道シミュレータは、
短い距離でもヘッドスピードやボール初速はもちろん、
私がチェックしたい全ての項目がしっかり測定できるので重宝しています。
ただし、ショットしてから数値が出るまでに
3秒ぐらい待たされますので、
弾道をリアルタイムで見て楽しみたい用途にはイマイチです。
他の測定器では、50y以上飛ばすぐらいでないと反応しなかったり、
スピン量が測定できなかったりするので使えませんでした。
SKYTRAKは、ハイスピードカメラを使って
ヘッドとボールの動きを測定しているので短い距離でも
スピンまで全ての情報をまあまあの精度で叩き出してくれます。
SW15yCでは腰はフルターン
SW15yCは15yしかキャリーさせませんが、
下半身は決めたスタンスの幅の中でしっかり使い切ります。
フィニッシュして、おへそがターゲット方向を向くまで
しっかり腰がフルターンしているようにします。
そうすれば、スタンスの幅を広げるフルショットでも、
同じように脚を使えば良いショットになります。
小さな振り幅のショットで可動域は小さくても動きの基本を
フルショットと同じにすることで、フルショットするよりも
効率良く理想のショットをつくることができます。
フルショットでは、問題点を直すことは非常に効率が悪いものです。
また、フルショットではついボールを遠くまで飛ばそうとすることで、
意識されない色々な複雑な動きをやってしまっているものです。
小さな振り幅なら、動きをリアルタイムで感じることもでき、
飛ばそうとしないので本来の正しい動きをやりやすくなります。
上半身はコック以外は受ける力だけ
上半身の使い方も、小さな振り幅のショットで
素早く身に付けることができます。
上半身は手首を親指側へ折るコックだけは自ら入れますが、
それ以外は下半身の動かされた腰から首の付け根である体幹のターンに
置いていかれないように耐えるだけにします。
まさに、コック以外は受ける力だけの動きです。
しかも、コックは自ら力を出すことにはなるのですが、
コックを曲げようとはしません。
手元は体幹のターンで円軌道を描く中で、
ヘッドを真っ直ぐに動かそうとするだけです。
そうすれば、最高のコックが入ってきます。
まだまだ話は尽きませんが、
部屋の中で小さなショットをすることの重要さを
感じていただければ良いです。
また、腰はフルターンですがゆっくり動くことで
5yキャリーぐらいまで落とすと、15yキャリーよりも難しくなりますが
さらに良い練習になります。
では、また。
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