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[Video] 下半身に引っ張られる感覚とは?

2017.07.31
古賀さん写真koga

From:古賀公治
尼崎テクノランドより、、、

こんにちは、ティーチングプロの古賀公治です。

今日はあなたに、

 「下半身に引っ張られる感覚とは?」

について、ビデオでお話ししたいと思います。

この引っ張られる感覚も、まずは最小形との繋がりです。

今日ここでお伝えしていること意識することで、
私がことあることにお伝えしているドリルの効果も倍増します。

ぜひ、がんばって再確認していただきたいと思います。

(続きはビデオにて)

捻り戻す感覚

下半身に引っ張られる感覚を養うためには、以前にこちらで紹介した
「スイングの軸をチェックするドリル」で紹介した
 

 「両足を閉じて軸を感じる」
 

を、ちょっと45度くらい開いてみるとよいです。
 

(参考)スイングの軸をチェックするドリル

http://g-live.info/click/170703_yuukan/

※お時間あれば後でご覧になってください。
 

この閉じたまま45度開いてゆっくり振ると、
バックスイングはちょっとシンドいのですが、
捻り戻す感覚というのが、わかってくると思います。
 

そして、ゆっくり振ったものを、今度はスピードを入れていきます。

誤解を恐れずに言うと「下半身を力む感覚」です。

そのへんのことについては、以下のビデオで紹介していますので、
まずは下記をご覧になってみてください。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。

 
 

ここでお伝えしていることは、リズムも意識するということなのですが、
そのために必要なのが、背骨を、軸を意識し、形を意識すること。

そして最後に、リズムを意識する。

繰り返しになりますが、その正しいリズムでスイングするために
まず必要なのが、スローで打った時の感覚です。

ぜひ、これらを意識するようにしてみてください。

今月のレッスン風景…

2017-0731_1
 

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2017-0731_4
 
 

先日、チェリーヒルズゴルフクラブ(兵庫県三木市)で
ゴルフライブさんのコースレッスンを行いました。

当日は、心配していた夕立雷雨もなく
充実したレッスンができて、大変よかったです!
 

現状、こうしたレッスンの予定は立っていませんが、
もし開催することになりましたら、この紙上でご案内しますので、
それまでしばらくお待ち下さい。
 
 

今日はこんなところにしておきます。
 

もし疑問については、コメントいただだいたものから
お答えできる範囲で順次お返事を書いています。

画像付きでないと説明が難しいものについては
お答えできないことがあることをご承知ください。

なおお読みになった方は、そちらについても再度コメントをいただけると
「既読」かどうかが私から見てもわかるのでありがたいです。
 

それでは、今日はこのへんで。
 

<本日のオススメ>

過去に好評をいただいていた、
大森睦弘コーチのウェブセミナー

「今まで自分がいかに間違ったことを
 していたのかが、よくわかりました!」

「早速今日、練習場に行って
 教えてもらったことをやってみます!」

「これほど濃い内容が無料なんて
 大森コーチは太っ腹すぎます…」

視聴期限は8/2(水)まで。
10秒で登録完了しますので、お急ぎ下さい。

http://g-live.info/click/new_datsu_rikimi_op1707/

※期間限定の公開です

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美女ゴルファーとの会話

2017.07.31
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

2年ほど前、
私はある美女ゴルファーと知り合いました。

彼女は私よりも5つほど年下の会社員で
プライベートではゴルフを楽しんでいました。

仕事をバリバリこなす彼女は、
ゴルフの腕前もかなりのもので
会社のコンペではオーナーからも一目置かれる存在です。

男女問わず
みんな彼女の事を尊敬していました。

私も彼女もお互い結婚していて、
お互い仕ゴルフが大好きで、住んでいるところも近い、
というのもあり、彼女とはとても話が合います。

意識の高い彼女は、
会社の売上が落ち込んできている事を気にしていて、
自主的にセミナーで勉強しているそうです。

先日彼女と会ったとき、
彼女はそのセミナーで教わってきた事を、
私に教えてくれました。

彼女
「小原さん、こないだのセミナーで教わったんですけど、
プロとアマチュアの違いって何だと思いますか?」

小原
「うーん、なんだろ。」

彼女
「答えは、、、」

小原
「あ、ちょっと待って。考えるね。うーーん、、、
「プロは言い訳をしない!」ってことかな?」

彼女
「おおっ!それなんかかっこいいですね!」

小原
「いや、テレビかなんかで
誰かが言ってた言葉だと思うんだけどね。笑

でも確かに一流のプロゴルファーって
どんな状況でも言い訳しないよね~。」

彼女
「確かに。
わたしだったら絶対言い訳しちゃう!

今日は二日酔いなんだ~とかね。笑

でも残念です。違うんですよ。
漢字で2文字。ひらがなだと4文字です。」

小原「うーーん、、、」

さて、あなたは何だと思いますか?

答えは、、、

答えは、確率。

同じ結果を出せる確率の違いが、
プロとアマチュアの差、だというのです。

なるほど。。。

ビギナーズラック

ギャンブルでたまたま初心者が勝つことを
「ビギナーズ・ラック」
といいますよね。

ビギナーやアマチュアは
勝つ確率が低いのが当然。

逆にプロは勝つ確率が高いから、
勝って当然、みたいな感じです。

ゴルフのコースに初めて出たとき、
ショートホールでパーをとって嬉しかった。

でもそれだけ。

その日パーをとれたのは
その1回だけだし、

その何日か後に再びコースに出たときは、
1回もパーを取れなかった
という経験ありませんか?

それと同じように、、、

プロゴルファーは、
高い確率で確実にパーやバーディで上がります。

彼女が教えてくれたように、
確かにプロとアマの違いは、
結果を出す確率の違いにあるのかもしれません。

ゴルフは他の競技に比べ
「運」の要素も大きいです。

でも18ホールプレーすれば、
ほぼ上手い人の方がいいスコアを出してきます。

それは何故でしょうか?

「確率の高い方法を最優先し、
無謀なことはしないからです。」

具体的に言うと、
ミスが出づらいクラブを選択し、
トラブルに巻き込まれづらい場所を狙って
確率の高いゴルフをするということ。

でも、
ちょっと待ってください、小原さん。

林の中から、
常識では考えられないスーパーショットを放って、
ピンそばにピタリと寄せる。

それがプロゴルファーってもんでしょう!

そういう方も
いらっしゃるかもしれませんね。

確かに僅かな可能性にかけて
チャレンジしていくのはなんとも
カッコいいですよね。

でもひとつ間違いがあります。

彼らは決して「僅かな可能性」に
賭けてプレーしているわけではありません。

自分の技量を客観視に判断して
少なくとも70%は
イケると判断した結果のショットなんです。

確率を高めるためには
まず自分の技量を客観視することが必要不可欠です。

自分は何か得意なのか、
何が苦手なのかを理解していなければ
正しい選択も立てられません。

私達がやりたいゴルフってどんなゴルフでしょう?

私達がやりたいのは、
「ギャンブル」や「宝くじ」のようなゴルフではありません。

私達がやりたいのは、
「勝てる試合(ベストスコア達成)」です。

だから、

わたしたちは
負け試合を避けなければいけません。

あらゆる手を尽くして
スコアアップの確率を高めなければいけません。

まずは自分が何に強いのか(弱いのか)を理解して
自分の技量を客観視してみましょう。

ナイスショットした時の距離は分かっていても、
ミスショットした時の距離を言える人はそう多くありませんから
是非こういうデータも取っていただきたいです。

ラウンド中、欲がでてきても
自分の確率を守れるか。

自分の腕前やその日の調子、
そして確率と相談していくことが
スコアを崩さない条件ではないでしょうか。

またメールします。


P.S.
自分のキャディバッグをのぞいてみて下さい。
勝率9割のクラブは何本ありますか?

自分の得意なクラブ、苦手なクラブを
てっとり早く正確に知りたい?

それなら徳嵩プロが味方になってくれますよ。

http://g-live.info/click/tokugear1707/

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ドロップする場所そこでいいんですか?

2017.07.30
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

こんにちは、服部コースケです。

======
7月23日
メジャー全英オープン第3戦
雨が降る中迎えた13番パー4

今まさにティショットを
打とうとしているジョーダン・スピース

小雨の中放ったショットは大きく右に曲がり
深いブッシュに一直線に飛び込んでいった。

アップヒルでグリーン方向へは
スタンスもまともにとれない状態。

何しろ打った直後のスピース自身が
スイング直後に頭を抱えるほどのミスショット。 

そこでスピースが出した決断はアンプレヤブル。

ココで質問です。
この後スピースはどこからの
ショットを選択したでしょうか?

ちなみにアンプレヤブルで与えられる選択肢は3つ


・最期にプレーした所のできるだけ近く

・ホールと球があった箇所を結んだ線上でその箇所よりも後方

・球の箇所から2クラブレングス以内でしかもホールに近づかないところ


        

大事な一戦だった。

2位に3打差を付けて出た最終日。
スピースは序盤4ホールで3ボギーとし、
マット・クーチャーに並ばれてしまう。

そしてむかえるは13番パー4

スピースにとっては絶対に落とせない
勝負のホールだったのです。

ここでのミスは命取り。

だからこそスピースは
決して妥協をしませんでした。
勝負の1打になることを分かっていたから。

アンプレアブルを選択した後
スピースは頭をフル回転させました。

もちろん次の一打を
どこにドロップするかについて。

球をドロップするのに適した場所はないものか?

小高いマウンドの上、はるか遠くにグリーンを見て
思案に暮れていると、スピースはふとあることに気が付きました。
    

20分

20分にもおける中断
競技委員と相談の末に選んだのは

隣接する「練習場の中」という異例の場所でした。

この場所を選んだ理由はただひとつ

「ティの方向からは遠ざかってしまうが傾斜もなくライもいい。
ここより打ちやすい場所はない。」

スピースがそう判断したからです。

ab

つまり固定概念に縛られること無く
“自分のスイングが最もしやすい場所”
ソレだけを基準に選んだのです。

一番驚いたのは23歳という若さで
勝負場面でのミス直後にそんな冷静な
状況判断ができるということ。

絶体絶命に追い込まれても
ドロップのポイントを20分以上もかけて探し
自分にとっての最高の選択肢を見つけたのです。

     

レジェンドの過去

そういえばあの伝説のゴルファー
セベ・バレステロスも過去に
同じようなショットを打ったことがあります。

セベ・バレステロスの場合は
駐車場からのショットでしたが。

二人に共通しているのはそのリカバリーの凄さ。

技術ももちろんそうですが、
常に冷静に今の状況を見る眼と
揺るぐことのない決断力です。

調子がいい時をどれだけ伸ばせるかということも
ゴルフではもちろん大事な事なのですが

思いもよらぬ自体に陥った時
どういう選択をし、どうやってリカバリーするか

ゴルフでは後者の方が
大事なような気がしますね。

スコアメイクに直結していますから。
同じ1打でもまったく重みが違います。

型にはまらずにその状況で常に最善の選択をすること。

これぞ自然の中で戦うゴルフの醍醐味
いや~ゴルフって本当にいいものですね。
こんな楽しいスポーツは他にありません。

生涯現役を再確認した瞬間でした。


<本日のオススメ>

あなたもゴルフクラブマスターになれる
『ビジネスゾーンフィッティング』マスター講座が
8月28日(月),8月29日(火)の2日間で行われます。

小原大二郎プロの専属フィッター
徳嵩力一プロが初めてクラブ選びの極意を紐解きます。

5つの特典つきで
4名様のみの募集になります。

この講座を受講しクラブマスターになると
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「技」飛ばすためのバックスイング開始の要

2017.07.30
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・飛ばすためのバックスイング開始の要」

というお話をさせていただきます。

バックスイングには飛ばしに直結する、
重要なテクニックが潜んでいます。

飛びに直結するためのバックスイング開始に関しては、
次の3つのことが大切です。

と、本題に入る前に

2点ほど、簡単に業務連絡です。

まず1点目。私のワンデーレッスン会、8月の募集
(千葉・大阪・岐阜)が始まっています。

千葉(千葉県茂原市)
8/6(日)・8/7(月)・8/8(火) ※8/6(日)は定員に達しました
9:00~16:00


http://g-live.info/click/ohmlg170806/
 

大阪(大阪市東淀川区)
8/13(日)・8/14(月)・8/15(火)
10:00~17:00


http://g-live.info/click/ohmlg170813/
 

岐阜(岐阜県各務原市)
8/20(日)・8/21(月)・8/22(火)
10:00~17:00


http://g-live.info/click/ohmlg170820/

よろしければぜひ、ご参加下さい。
 

2点目。私の無料ウェブセミナー
「力みを取ったら飛んじゃった!」が、期間限定で【再放送中】です。

もしご登録がまだでしたら、この機会にぜひご覧になってみてください。

http://g-live.info/click/new_datsu_rikimi_webinar1707/
 

そして3点目。
先ほどのレッスンとは別バージョンとして、
「半日レッスン」というものを神戸市で開催することになりました。

兵庫(兵庫県神戸市) ※3名限定
8/16(水)
10:00~13:00


http://g-live.info/click/ohmlg170816/

すべて室内でのレッスンですので、暑いこの時期にはぴったりかもしれません。
初の試みとなりますが、よろしければこちらもご検討下さい。
 

では、話を戻します。

飛びに直結するバックスイング・3つの要点

(1)下半身を使い切って大きなバックスイング

(2)コックを使ってヘッドを真っ直ぐに動かす

(3)左肩と手首をリラックス

下半身を使い切って大きいバックスイング

まずは、(1)の、
「下半身を使い切って大きいバックスイング」について見てみましょう。

大きなバックスイングでは、
上半身にたくさんエネルギーを蓄積できるポテンシャルがアップします。

そして、バックスイングからダウンスイングにかけで
上半身に溜められたエネルギーは、ボールヒットに向かって一気に爆発する、
これが飛びのための要です。

そこで、バックスイングを大きくするための動きについて見てみましょう。

試しに手だけでクラブを振ってバックスイングしようとしてみてください。

手が体に巻き付くようになって、手元を体から遠くに離すことはできなくなります。

それはそうです、手だけでクラブを振ったら、
手でクラブを振るための動作をしなければならないわけですから。

次に、下半身をどう動かしてもいいので、
体を背骨を中心にして右にターンさせようとしてみてください。

このとき手元は左腕の長さいっぱい迄、伸ばすことができます。

なぜって、体がターンしているのですから、腕は自由です。

ということで、バックスイングを大きくするためには、
バックスイング開始からしっかり体をターンさせることが
一つの作戦として見えてきます。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

大森睦弘コーチのウェブセミナー
「力みを取ったら飛んじゃった!」

ご要望にお応えしての再放送中です。
しかも今なら、視聴者限定の特典も手に入ります。

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※試聴時間:37分50秒
※期間限定:8/2(水)まで
※上記ページよりご登録いただければ
 公開期間内は何度でも試聴可能です。

 
 
 
 

「大森さん、
 残りの二つがまだですよ~」

 

はい。ですがこの一つ目の下半身を使い切るだけでも、
飛距離に関しては大きな効果が期待できます。

ですが、一つ目の下半身についてももうちょっと詳しく、
そして残りの二つについてもさらに知りたいという方は、
もうちょっとだけ、どうぞお付き合い下さい。
 

というわけで、続きをどうぞ。

体を背骨を中心に右ターンさせる具体的方法

では、体を背骨を中心にして
右にターンさせる動きをやってみましょう。

そのためには、まずはセットアップで、
骨盤を上半身を前傾させたい角度に従って前傾させることが大切です。

骨盤の前傾さえできていれば、適切な角度で骨盤の右サイドが斜め上にあがり、
左サイドが斜め下に落ちることで、骨盤はセットアップでの前傾角度を維持して回転できます。

そして、上半身は斜め回転する骨盤の上に、ちょこんと乗っていればいいだけです。 

あるとすれば、上半身は上半身の重さで少し体の正面方向へしなっているぐらいです。

このしなりを無理に真っ直ぐにしようとして、
背筋を緊張させて棚尻になるほどにしていては、腰への負担も大きくなりますから、
自然な重さでのしなりに任せるようにしましょう。

また、腰は上半身の前傾角度に従った斜め回転であり、
水平回転ではありません。

右脚を長くするようにして、右足の母指球の少し後ろ辺りで地面を踏みながら、
右膝と右股関節を伸ばしてきます。

そして、右脚を伸ばす方向は、
右のお尻を右の後ろポケット方向へ押し込む方向になります。

ただし、右股関節は骨盤の前傾角度を維持できる程度には曲げたままです。

右膝は、右膝がカクっとなるぐらいまで伸ばしてしまえば、いいです。

練習では右膝がカクっとなるまで伸ばしてみましょう。
 
 

ところで、走るときに、脚はどのように使っていますか。

そうです、脚を長くしながら地面を蹴ります。

その地面を蹴るときに脚を長くするのと同じ感じを出せばいいです。

走るときは、膝が伸びながら股関節も伸ばしてきて、
足裏の母指球の少し後ろ辺りで地面を蹴ります。

ただし、走るときと違うのは、股関節は伸ばしきらないという点だけです。

セットアップして、ズボンの右後ろポケットを誰かに引っ張ってもらうと、
脚を長くしてお尻を押し込む方向がわかります。

打ち出し後方から見て、バックスイングでお尻がセットアップのときよりも
体の正面方向に出なければ、まあまあうまくできています。

そして、骨盤が前傾角度を維持しながら斜めにターンできたなら、
上半身はリラクスできたままトップに向かうことができます。

下半身は固定は勘違い

ここで、よく下半身と上半身の捻転差をつくるためには、
バックスイングで下半身を固定すれば良いと言われることがありますが、
それは勘違いです。

よほど体が柔らかければ、
それでも確かに大きな捻転差を作ることはできますが、
通常はかなり苦しくなります。

特に問題となるのは、上半身を右に捻ることになるので、
上半身の右サイドの筋肉を収縮させることになります。

そうすると、ダウンスイングしてきてボールヒットまでに、
その硬直した右サイドの筋肉を完全に緩めことはできず、
上半身の自然なリリースにブレーキをかけてしまいます。

さらには、左サイドも力で右に動かそうとして、
左肩甲骨周りにもボールヒットでブレーキとなる方向に力が入ってしまいます。

筋肉は一旦力をいれると、力がゼロになるまでには約0.4秒かかります。

ところが、トップからボールヒットまでは平均的に約0.3秒です。

せっかく苦労して捻りあげたのに、ブレーキになるなんてもったいないです。

やはり、バックスイングでは下半身は清々と使って腰を斜めに右ターンさせます。

そして、上半身の中でも左肩甲骨まわりは、
できるだけリラックスしたままトップ近くまで動きたいものです。

リラックスできていれば、しなやかなものほど同じ力で伸ばすなら
より多くのエネルギーを溜めることができますから、楽に大きなパワーを発揮できます。

体幹をねじるマイナス効果

さらに、骨盤から首の付根にかけての体幹をねじると、
マイナス効果になります。

そもそも体幹はねじらないで、下半身の動きを体の回転に直結させます。

ゴルフのスイングは、あたかもデンデン太鼓のように、
柄の部分が脚で、太鼓が体幹で、
その先のしなる紐が肩甲骨から先の腕とクラブのイメージです。

そして、上半身のしなりの主のものは左肩甲骨です。

体幹を捻ろうとしてしまうと、体幹そのものをゆるめなければなりません。

体幹をゆるめてしまうと、体幹を一枚の固い板のように使えず、
下半身の動きで肩甲骨まわりをしならせることができなくなってしまいます。

しかも、体幹を安定させるための筋肉群は反応が遅い遅筋になりますから、
いったんゆるめてしまうと、しっかり固めるためには0.4秒の倍近くかかります。

ということは、トップに向かって体幹をゆるめてしまうと、ダウンスイングはおろか、
ボールヒットでも体幹は最大にまで固めることができなくなります。

そうなると、下半身のパワーで体幹をターンさせ、
左肩甲骨を胸の方向へスライドさせることで溜まるエネルギーは激減してしまいます。

そして、体幹のしなりよりも、肩甲骨まわりのしなりのパワーのほうが
格段に大きくてより正確にしなってしなり戻ります。

ですから、上半身をしならせると言ったら、まずは体幹を安定させ、
肩甲骨をしっかりスライドできる形で
肩甲骨周りの筋肉と腱をしならせることが第一となります。

コックを使ってヘッドを真っ直ぐに動かす

ここで、下半身を使い切ってバックスイングするときに
(2)の、「コックを使ってヘッドを真っ直ぐに動かす」ことを行います。

なぜコックを早い段階で入れるかといいますと、
それは、ヘッドの重さを感じて、ヘッドに引っ張られることで、
上半身がしなり始めたトップを作りたいからです。

そして、バックスイングしてきて下半身を使い切るまでは、
上半身の動きとしては左手親指側に折れる手首のコックを入れることだけです。

骨盤が斜め右にターンすると、骨盤の上に乗っかった体幹もターンします。

そして、体幹のターンに連動して腕も体幹の周りを回ります。

そうすると、手元は体幹の回転なりにインサイドに入ってきます。

そこで、手首のコックを少しずつ曲げて、
ヘッドが打ち出し後方へ1mぐらいはまっすぐに動くようにしてみましょう。

このヘッドが真っ直ぐに動く程度にコックを入れることが、
ちょうど良くコックを入れるコツです。

タイガー・ウッズ選手はバックスイングの出だしの1mぐらいを、
ゆっくり低くまっすぐにヘッドを動かすと調子が良いと言っています。

その方法の一つが、この下半身をしっかり使いながら、
手首のコックだけ入れていくやり方です。

そして、下半身をしっかり使ってきて下半身を使い切ったら、
ヘッドの勢いで右肘も曲げさせられて行けば、最高のトップです。

この下半身を使い切ったあたりから、右肘が曲げさせられていくことが、
上半身がしなり始めたバックスイングをつくるコツにもなります。

それはなぜかと言いますと、やってみればわかります。

試しにまっすぐに立って、グリップを作って左腕はあまり曲げないまま、
コックと右肘を曲げてみてください。

右肘の内側であるえくぼを上に向けてセットした状態から、
コックと右肘を曲げることだけ意識します。

そうすると、コックと右肘が曲がるほど、
ヘットの勢いで左腕が伸ばされてくることがわかります。

ここで、右腕が支点となり、
ヘッドが力点でグリップエンドが作用点となるテコをイメージすると、
さらに左腕はしっかり伸ばされます。

ということは、左肩甲骨は左腕に引っ張られて、
胸の方向にスライドされてくるということになります。

これが、深いトップのためのバックスイングのポイントです。

また、深いトップというのは、高いトップではありません。

飛距離のためには、高さが重要なのではなく、
上半身のしなりとしての肩甲骨のスライドがどれだけ大きくできるかが大切です。

肩甲骨が大きくスライドできる準備ができていれば、
ダウンスイングで肩甲骨をしっかりスライドさせて、
あなたの限界までのエネルギーを上半身に溜めることができます。

ちなみに、ヘッドをまっすぐ打ち出し後方へ動かすイメージは、
手元が腰の高さまではフェースをボールに向けたまま
バックスイングするように意識してもうまくできます。

そうすると、バックスイングで前腕の右へのローテーションによるヘッドが
インサイドに入る動きを封じることができ、よりヘッドを真っ直ぐに動かせます。

左肩と手首をリラックス

トップに向かて左腕が伸ばされてきますが、
そこで、(3)の、「左肩と手首をリラックス」を意識します。

まずは、セットアップから左肩と手首をリラックスさせることです。

そうすれば、コックと右肘を曲げることが楽になります。

そして、深いトップ、すなわちしっかり左肩甲骨を
胸の方向へスライドさせたトップを作ることができます。

左肩と手首をリラックスできていて、特に五十肩など肩に故障がなく、
通常の可動域があれば、十分深いトップを作ってボールを飛ばすことができます。

まっすぐに立ってバックスイングでの腕の動きだけやってみると、
通常の可動域だけで、シャフトが水平になるぐらいまであげることができます。

トップが浅いと言われる方のほぼ100%は、体が硬いからではなく、
バックスイングで余計な力を肩や手首に入れていて、動けなくなっているだけです。

左肩と手首をリラックスさせておくことで、トップはもちろん、
ダウンスイングで左の肩甲骨は胸の方向へ大きくスライドされ、
たくさんエネルギーを溜めることができます。

後やることと言えば、溜めたエネルギーをボールヒットで一気に爆発させるだけです。
 

こうした飛ばしについての根本的な話も、
私のワンデーレッスンではレッスンをさせていただいています。

よろしければ、下記よりお申込みの上いらしてください。
 

千葉(千葉県茂原市)
8/6(日)・8/7(月)・8/8(火) ※8/6(日)は定員に達しました
9:00~16:00


http://g-live.info/click/ohmlg170806/
 

大阪(大阪市東淀川区)
8/13(日)・8/14(月)・8/15(火)
10:00~17:00


http://g-live.info/click/ohmlg170813/
 

岐阜(岐阜県各務原市)
8/20(日)・8/21(月)・8/22(火)
10:00~17:00


http://g-live.info/click/ohmlg170820/
 

兵庫(兵庫県神戸市) ※こちらは半日レッスン。3名限定
8/16(水)
10:00~13:00


http://g-live.info/click/ohmlg170816/
 

そして、私のウェブセミナーがちょうど、飛ばしについての話題になります。

大森睦弘コーチのウェブセミナー
「力みを取ったら飛んじゃった!」

せっかくの機会ですので、ぜひ
こちらもご覧になっていただくことをオススメします。

http://g-live.info/click/new_datsu_rikimi_webinar1707/

※期間限定ですのでこの週末のうちにどうぞ
 

これで、今日は本当のおしまいです。

では、また。

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【新講師】この人を100%推薦します

2017.07.29
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From:ゴルフライブチーム

いつもゴルフライブを読んでいただき、
本当にありがとうございます。

今日はこの場を借りて、あなたに紹介したい人がいます。

もしかしたら、ツアーのテレビ中継でキャディを
している姿を見かけているかもしれませんが、もともと
本業はゴルフウェアのデザイナー兼代表取締役社長。

そのゴルフウェアは、
ゴルフライブの梶川プロにもサプライされている
ツアープレーヤー御用達のブランドです。

プロゴルファーや芸能人にも数多くのファンを持ち、
ゴルフ雑誌でバンバン特集を組まれるほどの
人気ゴルフウェアブランド。

プロキャディ、ファッションデザイナー、そしてゴルフコーチ、、、
様々な顔を持つ、この方の名前は亀子充温氏。

今日は、その亀子氏からメッセージを
預かっているので、是非ご覧になってみてくださいね。

==============================================
image1
こんにちは!!この度、ゴルフライブのメルマガに
投稿させていただく事になりました亀子充温(かめこ みつはる)です。

先ずは、私の自己紹介から・・・
私は現在55歳、愛知県碧南市出身。

19歳からゴルフを始め23歳で上京し、
洋服のデザイン学校:文化服装学院を卒業。

卒業後、芸能人の衣装を担当したり、多くのファッションブランドを
渡り歩いた後、34歳でアパレル会社を立ち上げました。

そして会社を立ち上げたと同じ時期に、
一旦、遠のいていたゴルフに熱が入り始め、
毎日自宅で練習する様になりました。

そのお蔭でゴルフも上達しましたが、
当時のスイング連写写真を見ると、、、
『恥ずかしーッ』の一言です。

何が『恥ずかしーッ』のかと言えば、、、
スイング理論が分かっていないスイングの汚さです。

そんなゴルフに熱中していた15年前、
あるプロゴルファーと出会いました。

そのプロゴルファーが東北福祉大出身で
岩田寛プロ(寛)の先輩だった事で、、、
その2年後、プロに成り立ての寛に出会いました。

寛は当時、六甲国際GC内のETGA(江連アカデミー)で
毎日練習に励んでいたのでそこで【江連さん】と知り合いました。

その頃のゴルフウェアは、今の様にお洒落さが無く
【オヤジ臭いスポーツウェア】そのものでした。

それならと、、、自分でお洒落なオリジナルゴルフウェアを
デザインして作って着ていました。

そのゴルフウェアが私の周りのお洒落好きな人達から
好評だったのが高じて10年前にゴルフウェアブランド
BLOODSHIFTを立ち上げました。

BLOODSHIFTウェアは現在、岩田寛・清田太一郎・梅山知宏
ドラコン王 和田正義・そして江連さんなどが着てくれています。
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ゴルフウェアを作り出した頃、
よく寛を尋ねて六甲国際GCの
ETGAに行くと江連さんから、

『亀子さん 手伝ってよッ! 桃子達がショットする時にボールを置いてあげてッ』とか
『一緒に練習見てやってよッ!』とか言われる様になり、
江連さんのゴルフに対する熱い熱い気持ちを知りました。

その気持ちに感化され、そして、BLOODSHIFTウェアを
着てくれているプロ達の手助けをしたい気持ちが募り、
ツアーでのキャディーを始めました。
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初めてのキャディーは、11年前のツアー選手権(宍戸)で、
右も左も分からないまま寛のバッグを担ぎました。

『重い』『暑い』『疲れる』大変な思いでしたが、、、
なんとか予選を通過した事が懐かしい思い出です。

その後も本業のウェア作りを差し置いて
キャディーを続け、気付けばキャディー歴11年、
参戦した試合は60を超えました。

今は、清田太一郎プロを主に担いでおります。

他にも、一昨年はゴルフライブでもお馴染みの
梶川君のバッグをクラウンズで担いだり、
去年の日本女子オープンでは、瑠衣ちゃん(北田瑠衣)のバッグも担ぎました。

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ついこの前のツアー選手権(宍戸)でも、
衰えつつある体にムチを打ちながら
清田太一郎のバッグを担ぎました。

キャディは大変な仕事ですが、試合で感じる緊張感と
担いだプロが良いスコアでラウンドした時の高揚感は、
何ものにも代えがたい経験です。

色々とお話しましたが、
これからこのメルマガでは

*私がキャディーを通じてプロ達から学んだ事や江連さんから学んだ事、
 そして自ら研究したゴルフ理論

*プロ達の四方山話

*ゴルフファッションやコーディネイト

などなどをゴルフ好きの皆さんにお届けして参ります。
是非、お付き合い下さい。宜しくお願い致します。

追伸:
今後、メルマガで期待している内容などがあれば
下のコメント欄でぜひ教えてください。

メルマガで回答させていただきます。

BLOOD SHIFT代表 亀子 充温
1962年2月8日生まれ 愛知県碧南市出身
文化服装学院デザイン化卒業、芸能人の舞台衣装制作や、複数のアパレルメーカーに勤務後、独立しアパレルメーカーENTRY立ち上げ。ゴルフウェアブランド【BLOOD SHIFT】立ち上げ。ゴルフ歴は35年。ベストスコアは72。セントアンドリュースオールドコースでは、75ストロークでホールアウト。2005年よりプロキャディの活動も開始し、プロの依頼に応じて、ツアーキャディ、レッスン活動も行う。
【キャディ経験】
・男子レギュラーツアーキャディ:24試合
・男子チャレンジツアーキャディ:33試合
・女子レギュラーツアーキャディ:4試合
・その他ミニツアー:7試合

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