2017.05.31
From:宮本大輔
千葉のゴルフパフォーマンスより、、、
おはようございます、宮本大輔です!
女子ゴルフの宮里藍選手が、
今季限りで引退することになりましたね。
僕はニュースで引退会見を見たのですが
はきはきと笑顔で記者の質問に答える姿に
胸が熱くなる思いでした。
最後のあいさつで
「ありがとうございました」と述べたあと、
初めて目に涙を浮かべていたのもとても印象的でした。
この会見を見て思い出したのが
欧州ツアーでの彼女の姿。
当時はまだ19歳で
米ツアーに本格に参戦した前年のことでした。
米国進出を目指して
英語の勉強をしていると話した宮里選手は
海外メディアの質問に必死に英語で応えていました。
記者会見に通訳がついていたにも関わらず
「すいません。いけるところまで自分でやってみたいんです」
と答えた19歳の彼女を見てとても度胸があるなと思いました。
もし自分が19歳で大勢の海外記者から囲まれたら・・・
とてもじゃないけど、こんなに堂々としていられないでしょう。
英語はまだ、流ちょうとは言えない状況でした。
でも、どんなに言葉につまっても
「どう言ったらいいですか?」と通訳に聞き、
自ら英語で答えていました。
その真摯な姿に
海外記者の方々も心を打たれたのか、
時間をかけて宮里プロの答えを聞き取っていました。
父、優さんの教え…
「勉強一番、ゴルフ二番。
技術的に上り詰めたプロの世界では、
最終的には“人格勝負”になる。
人間的な幅を持ったスポーツマンになること。」
これは父親でコーチの優さんからの教えだそう。
どんなに素晴らしいプレーをしても、賞金王に輝いても
プロゴルファーである前に普通の人間であること。
そんな父の教えが宮里選手をここまで
素晴らしいプレーヤーに育てたのかもしれませんね。
実際、優さんは
ゴルフの技術的なことでは怒ることはしなかったけど
マナーや躾には厳しかったそうです。
小学生でジュニア大会に出場した宮里選手は
プレイが終わったら、帽子を脱いでスタッフ、メンバー、
会う人すべてに「ありがとうございました」挨拶をしていた。
カートを使っても、
最後は洗って返していたし、進んでゴルフ場の仕事もしていた。
こんなエピソードを聞いて
彼女の『強さ』をあらためて実感しました。
それはゴルフの技術的なことではなく、
彼女の心や感性の『強さ』です。
プロゴルファーの極意
「プロゴルファーになって、賞金王に輝いて、
ハワイで優雅にのんびりと暮らしたい・・・」
もし、プロゴルファーを目指す人がそう思っているなら
考え直したほうがいいかもしれません。
何故なら、「引退をゴールにする」
という絶対にやるべきでない事をやっているからです。
「プロゴルファーになったら
全ての問題が解決されて幸せになれる」
つまり下手くそな現状から抜け出せられたら…
という気持ちが根底にあります。
そのような状況では、
ゴルフを楽しむ事はできません。
だから、今日ゴルフを楽しむことができないなら、
プロゴルファーになっても
きっとゴルフを楽しむことはできないでしょう。
プロゴルファーになったら、(賞金が稼げたらとか、、)
全ての問題は消えてなくなる・・・
という考え方はとても危険です。
実際、問題はなくなりません。
不安も、心配もイライラもなくならないでしょう。
何故ならそれがゴルファーである前に
一人の人間だからです。
とにかく「プロゴルファーになること」を
ゴールにしてはいけない。
大切なのはプロゴルファーである前に
普通の人間であること。
そして、一歩一歩成長すること。
これは僕達ゴルフをプレーする者は
心の中に秘めておきたいですね。
それが宮里選手のような誰からも愛される
素晴らしいプレイヤーの極意だと思いました。
あなたは宮里選手の会見
どう思いましたか?
また来週もメールします(^^)
宮本
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