From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、
こんにちは、大森睦弘です。
さて、今回は
「脚をこの工夫で再現性&スコアUP」
というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
バックスイングを手であげないで
脚をこの動作になるように工夫するだけで、
再現性の高い大きなスイングが
誰でもできるようになります。
では、バックスイングでは
どのような動作をすれば良いのでしょうか。。。?
(続きはビデオにて)
脚をこの工夫で再現性&スコアUP
パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコン(または)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。
(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。
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※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。
バックスイングでの脚の使い方
バックスイングを開始して
左脚を重りとして使い切るまで待つイメージにすると、
しっかり脚を使い切った動きでヘッドをトップまで運ぶことができます。
バックスイングでは腰から上の体幹は硬い一枚の板にしておいて、
体幹の右下にフックが付いているイメージで
右脚と体幹以外の力を抜きます。
そして、右膝は重い体を楽に支えるためには
しっかり伸ばして地面を縦に踏みます。
そうすると、体幹の右側は上にあがり、
左脚や体幹の左側は重りとして働いて左側は下に動くことで
背骨を中心として体幹全体は右回転します。
両脚の重さの合計は標準的には体重の34%なので、
体重70kgなら左脚だけでも約12kgもの重さとなります。
足が地面に接しているとしてその半分ぐらいの5kg程度は重りとして使えます。
これほどの重さをバックスイングの力として利用してヘッドを動かすなら、
ずいぶん滑らかに深いトップに到達できることが想像できます。
捻転差の勘違い
ところで、上半身と下半身の捻転差が大きいほど飛ぶということは
大きな勘違いです。
この捻転差をつくろうとして、
バックスイングで左脚を固定して踏ん張っているケースは多いです。
ところが、そうやってバックスイングしようとすると、
途中で苦しくなって手や腕を使ってクラブを高くあげようとして
まさに手あげになります。
肩甲骨をスライドさせる
そこで、バックスイングからインパクトまで体幹を捻るのではなく、
脚の動きで体幹をターンさせます。
そして、体幹の上に浮いている肩甲骨をスライドさせて
クラブを振るパワーにします。
肩甲骨は背中側にあって体幹に対して浮いている骨で、
しかも上半身の中でも大きな筋肉によってスライドします。
そして、肩甲骨の最も可動域の大きな領域を使うコツがあります。
それは、手元とヘッドが腰の高さまできたところで
手元はそれ以上あげないつもりのまま、それまでのヘッドの勢いで引っ張られて
左脇が開くことを強く意識することです。
右腕のセットアップでの形をできるだけ変えないようにして、
右手を支点としてヘッドを動かします。
そして、左肩周りはしっかりリラックスさせて、
ヘッドの勢いをできるだけ止めないようにします。
左脇の開きで左肩甲骨は背中側で斜め上にスライドして、
最も可動域の大きな領域に突入します。
この左脇が開くということは左腕を右に回転させることになるので
ヘッドは開く方向になりますから、右手でシャフトを左に回して
ヘッドを開かないようにするとなおよいです。
体幹を捻るのではなく脚の動きで体幹をターンさせて、
肩甲骨を最適な方向へスライドさせることが
パワフルなスイングのキーです。
そして、切り返しでの下半身先行動作でトップに向かうヘッドと
体幹を左にターンさせる下半身の真逆の動きで、
肩甲骨周りのしなりを深めるようにすると最高です。
さらに、インパクトに向かって左脚の蹴りで鋭く体幹を左ターンさせることで
一気にしなりを強めてからそれがしなり戻れば、
爆発的にヘッドを走らせることができます。
そのためにも、まずはバックスイングで体幹は捻らないで脚を使って
一枚板となった体幹全体を右にターンさせるようにしましょう。
まさに、左脚の重さを使い切るまで手元と体の関係を変えないようにして、
脚の動きでクラブを動かせば最高のショットの始まりとなります。
体幹を捻ることは体への負担が大きい
また、腰から上の体幹を捻ることは体にとっては不利です。
お腹の後ろ側の背骨である腰椎はロックされるような構造で、
捻ることは想定されていません。
腰椎は5本の骨でできていますが、
その全体の捻転可動域は平均たったの5度です。
腰椎一本一本は、わずか1度程度しか捻れません。
しかし、背骨を捻ろうとすると、
この可動域の少ない腰椎を捻ろうとするものです。
そうなると、捻れにくいものを捻る動きとなり、
苦しいばかりか腰椎に過度な負担がかかることで
腰痛の原因にもなります。
また、胸の後ろ側の胸椎は12本の骨でできていて、
その合計の捻転可動域は平均で35度です。
ところが、胸椎はそこそこ捻れる構造だとしても、
自然後弯で前後にカーブを描いて曲がっています。
そのため12本の胸椎のどの部分がどれだけ捻れるかで
肩の傾きは変化しますから、
精度よく肩をターンさせるには不向きです。
左肩の可動域の最大となるポジション
ところで、真っ直ぐに立ってクラブを手で振ろうとしないで
脚が先行して動く形で水平に振ってみると、
右に振ったときに左腕はどうなるでしょうか。
上半身をリラックスさせて手でクラブを振らなければ、
右に振ったときに左肩周りは
可動域が最大となるポジションに収まります。
そのときの形は、左脇が開いて
左腕は右に回転した状態になっています。
肩甲骨を動かす大きな筋肉のひとつに広背筋があり、
上腕の付け根の内側に付いていて腕を引っ張ることで
肩甲骨までもスライドさせます。
そして、この広背筋はゴルフの動きでは
肩甲骨を背中側の下方向へ引き寄せる動きに貢献し、
上半身の中でも広背筋はしなりで飛ばすための最重要な筋肉です。
構造的には体の中で最も広く上半身の中では最大で最長な筋肉で、
骨盤から背骨など広い範囲に付着しています。
しかし、上腕の付け根の内側にある
小結節稜につながっていることで主な作用を発揮します。
上腕の付け根の内側ということで、
腕を内側へ回転(内旋)させる動きにもなります。
そのため、広背筋の動きでできるだけ腕を振りたいなら
腕は内側へ回転したポジションになり、腕が内側へ回転した状態にすることで
腕と肩甲骨を一体として動かすことができます。
長い腱が腕につながっているので腕を上から下におろして
体に引きつける作用(伸展)が主体のように見えます。
しかし、上腕を引っ張ることで腕と腕の付け根である肩甲骨と肩全体を
しなり戻りで斜め下側へ引っ張り寄せる動きにとっての要です。
大きくて長く薄い形で先端は細くなって長い腱が腕につながりますから、
まさにしならせてしなり戻す動きに最適です。
そこで、この広背筋の左側をしっかり伸ばすということは、
左の肩甲骨を胸方向の斜め上にスライドさせることになります。
そして、伸ばされた広背筋のしなり戻りで
腕は内側に回転する力を受けながら胸に近づく方向へ動き、
肩甲骨は背中の上で背骨に近づきながら下にスライドします。
トップに向かって左腕がしっかり動くためには、
左腕は内側へ回転して両肩のラインに対して
斜め上にあがったポジションを目指すことになります。
これが、水平振りで右へ振り切ったときの左肩周りが
最大の可動域となるポジションです。
ところで、手首が親指側へ折れるコックが入っている状態で
左腕を右に回転させるということは、ヘッドは開く方向へ動きます。
ということは、単に楽に右に振ったトップでは
ヘッドは軌道に対して開くことになります。
しかし、トップで開いたヘッドを
ダウンスイングで閉じてくることは避けたいことです。
そこで、左肩甲骨周りの理想的な動きはやりながら、
ヘッドを軌道に対してしっかり向けるために
やっておくべきことがあります。
それは、右手でシャフトを左に回して
左手をグリップに巻き付けるようにして、
ヘッドを閉じる動きです。
バックスイングからトップまでにシャフトを軸にして
ヘッドをしっかり閉じておけば、
左腕の最適な動きでヘッドが開くことを相殺できます。
バックスイングの出だしでしっかり脚を使い、上半身の余計な動きを排除して
上半身をしならせやすいポジションに収めることに集中して
ボールを遠くまで飛ばしましょう。
では、また。
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