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ナイスショットという毒

2013.09.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「今のはナイスショットでしたか?」

先日のレッスンで
ある参加者のショットに対して
こんな質問をしました。

スイングの出来も、ショットの方向性も上出来でした。
落ちた場所も大分よかったです。

そのときのレッスンでは、
大分ゴルフがお上手な方々の
指導をさせていただきましたので、

その人のさらなる上達のために
結構厳しく指導させていただきました。

ほとんどの人に対して、
「あなたのスイングのここを直したほうがいい」

とか

「コレを変えた方がいい」

とかアドバイスをさせていただいたわけです。

そんななかで、
「今のはナイスショットでしたか?」

という質問をしたのは理由がありました。

ナイスショットという毒

「ナイスショット」

「ナイスショット」この言葉を聞いてあなたはどう感じますか?

ゴルフ場に行ったら、1日に何回もこの言葉を
口にしてくださっているかと思います。
(口に出していないとしたら、その日はとんでもないかも・・・)

いいショットを打ったら「ナイスショット!」

と褒めてあげる事が常となっているゴルフですが、

ゴルフをやっている人が目指しているのはそのナイスショットを打って
一打でも少ない打数で、ゴルフをするということだと思います。

ただ・・・

上達にとって、、、
ナイスショットという言葉ほど、毒なものはありません。

同時にナイスショットという言葉ほど、便利なものはありません。

ゴルフをしていると、
「ナイスショット」という言葉で
たいていのショットが片付けられてしまいます。

とりあえず、偶然目標方向に近ければ
とりあえず偶然、ピンに入れば
それは、ナイスショットなわけです。

左に飛ばそうとショットして
右に飛んでしまっても、フェアウェイならナイスショット
と言われたりもしますよね。

本当のナイスショットとは何か

たいていの人は、本当の「ナイスショット」の定義が出来ていません。
物理的にどういうショットができれば「ナイスショット」なのか。

それが、わかっていれば
あなたが「ナイスショット」を打ったとき
本当に喜べると思いますし、

ナイスショットでないときに、
次に修正するための、材料にすることができるのです。

しかし、私もあなたも同様だと思いますが、、、

「自分はナイスショット」
できたかどうか。

の問にスグさまイエス。
あるいはノーとは答えられないんじゃないかと思います。
う~~~んと、考えこんでしまうんではないでしょうか???

それはなぜかというと、
そのときそのときで、ナイスショットは
変わるからです。

そのためにも、ナイスショットが何かを
お教えします。

ショットの軌道をイメージする

普段からやられている方もいると思いますが、
ショットを打つ前に、どういう球を打つつもりなのか
をイメージして頂くことをオススメしています。

バックスイングから、インパクト、トップスイング、
ボールの出玉の高さ、ボールの距離、ボールが落ちたところ、ボールの転がり

それらをイメージして下さい。

それらがご自身の思い通りに行ったショットこそ
最高の「ナイスショット」です。

ドライバーで言えば、なんとなく真っ直ぐ飛んで
フェアウェイに残ればいいかな
という考えも勿論いいのですが、、、

コースの形も考慮して
あの辺に落とすというイメージを持って
打てると最高ですよね。

「ナイスショット」が何なのかを考えられることで
はじめてあなたも、自分の欠点をより
意識することが出来ると思います。

それを知らないまま、ゴルフの練習をすることは
真夜中に、ゴルフ場でボールを探すようなものですよ。

勿論、はじめからご自身の思い通りのショットなど
打てるはずもありませんから

少しずつご自身のショットに対するイメージを
具体的にしていってくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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素晴らしいキャディさんの話

2013.09.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

これは私の生徒さんのTさんから聞いた話・・・

Tさんと奥さんが
二人でコースを回った日のことです。

すごく仲のいいご夫婦で、
以前からこの日を楽しみに待っていて、
とても清々しい気持ちで出かけたそうなんですね。

スロープレー・・・

いざゴルフ場について、
着いてすぐにプレーに入ったそうです。

すると前組に、
4人の男女が見えたそうなんですね。

男性が3人、女性が1人。

男性はみんな40代くらいで、
女性は20代くらいに見えたそうです。

それが何ともスロープレーだったようで。。。

クラブの交換もダラダラと歩いて
カートまで取りに行ったり・・・

女性が打つ時になると、
いつも同伴の男性に相談して
何度も素振りしてから打ったり・・・

自分の番にならないと
ボールの場所まで行かなかったり・・・

とにかくマナーがひどくて、
本当に遅かったそうなんですね。

しかも女性はグリーンにカバーを
3度も置き忘れていたそうです。

(Tさんが毎回届けてあげたそうです)

『クラブは常に3本くらいは持っていること』
『下手ならとにかく走ること』
『次の自分のボールの位置までいくこと』
『忘れ物がないか確認すること』

このようなゴルフの最低マナーは
守れなければいけませんよね。

そんな感情をいただきながらも、
奥さんとのせっかくのゴルフだったので、
Tさんが我慢してプレーを続けていました。

そんな折・・・

素晴らしいキャディさん

そのホールでは特に遅くて、
かなりイライラしながら待っていたそうです。

ティーグラウンドで前の組を待っていると、
ようやくカートが動き出しました。

「やっと打てるぞ~~!」と、
Tさんは意気揚々とドライバーを
手に取ったそうです。

しかしその時、
キャディさんが一言、Tさんに言いました。

「お客さん、飛び過ぎちゃうからちょっと待ってね~」

とっても明るいキャディさんで、
きっと安全に配慮して言ってくれたのでしょう。

さっさと打ちたくてたまらなかったTさんは、
しぶしぶもう少し待つことにしたそうです。

すると、、、

なんと、よく見ると窪地に
男性が一人残っているではありませんか!

もし気付かずに打ち込んでいたら
大変なことになっていたかもしれません。

・・・後々聞いた話では、
仲間が男性のひとりを取り残して、
いたずらでカートだけ進めたそうなんです。

マナーとして、ありえない話ですよね。。。

最悪のケースを回避する力

ここで私が言いたいのは、マナーを守って
早くプレーしようということだけではありません。

それは当然ですが、、、

何よりこのキャディさんが
とても素晴らしいと思ったのです。

私はこの話聞いたとき、
このキャディさんに感服しました。

あらゆるケースを想定して、
お客さんに最大限楽しんでもらう。

そういった姿勢を感じたからです。

スロープレーはマナーとしては悪いですが、
誰一人ケガをしませんよね。

ですが、打ち込みというのは
最悪の場合、命に関わるケガに繋がります。

Tさんがイライラしているのを知りながら
キャディさんは上手く抑止したわけですね。

このキャディさんのような感覚をもつこと。

つまり常に最悪のパターンを想定して、
良い手段を選択することはとても重要だと思います。

これはゴルフにおいても重要ですし、
普段の生活にも重要なことだと思います。

相手の気持ちをくみ取れること。
最悪のケースを常に回避できること。

これが出来ると色んなことが
上手くいくようになると感じます。

いわゆる「空気が読める」ということが
このことかもしれません。

空気が読める人間に、
空気が読めるゴルファーに。

またメールします。

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ハービー・ペニックに訊け「ルックアップ」

2013.09.15
omori

From:大森睦弘
六甲国際ゴルフ倶楽部より、、、

こんにちは、ETGA(江連忠ゴルフアカデミー)の大森睦弘です。

気づけば、このゴルフライブでの連載も10回を超えていました。
(今日で11回目になるそうです)

お読みいただき、いつもありがとうございます。

さて、今週も先週と先々週に引き続き、
「ハービー・ペニックとの対話」をお届けしたいと思います。

前回は多くの方から感想やご意見ををいただきました。
(今週もあなたのご意見、お待ちしています!)

今回は、ゴルフのスイングでしばしば問題として取り上げられる
「ルックアップ」について、ハービーさんと話してみたいと思います。

今回でハービーさんとの対話も3回目になるわけですが、
まだハービーさんのことをご存知でない人のために、簡単な自己紹介から。。。

(すでにご存知の方は読み飛ばして下さい)


ハービー・ペニック(1904-1995)は、1923年にプロゴルファーの職を得てから
亡くなるまで、トッププロからアマチュアゴルファーまでを教えた、世界的な名コーチです。

このハービーさんは、トッププロもアマチュアも分けへだてなく
「1時間5ドル」という、あってないような報酬でレッスンをし続けました。

晩年は耳が遠くて電話では直接話せないため、
奥さんを介して電話レッスンまで行ったそうです。

そして有名な話が、ハービーさんが60年以上にもわたって、
教えるときに感じたり気づいたことが書いてきたノートがありました。

そのノートは門外不出とされ、同じくゴルフコーチをしていた息子以外には
愛弟子たちにも決して見せなかったそうです。

しかし、ハービーさんが87歳のとき、その門外不出のノートを出版しようと思い立ち、
そして出版されたのが、リトル・レッド・ブック(Little Red Book)という本です。

今では全世界で100万部以上読まれている「伝説のレッスン書」となっています。

 

この伝説の名コーチが残した「Little Red Book」という貴重なメモをもとに、

 「もし今の時代にハービーさんがいらしたら、何とおっしゃるだろう?」

という私の想像をもとに、
私、大森との「対談形式」でお届けしようと考えています。

それでは、今日もどうぞお楽しみください。。。

言われていることは本当に正しいのか?

(大)ハービーさん、私はよく「やっていい事と悪い事」ということで、
   生徒さんからよく質問を受けることがあるんです。

(ハ)ほう。その手の話は、確かにゴルフにはいろいろあるのう。
   しばしば言われていることと、実際が大きく違うことが。。。
   実はわしも、おぬしと同じように悩んだ事がいくつかあるぞ。

(大)え、ハービーさんも同じことで悩んでいらしたんですか?

(ハ)いろいろな事に遭遇して、最初に頭で考えていたこととは
   まったく別物になってしまうことはよくあることじゃ。

   おぬしだって、ゴルフの世界にどっぷり浸かる前は、
   研究開発という仕事をしていたらしいが、
   その時にも同じようなことを感じたんじゃなかろうかのう。

(大)はい。研究開発現場では、いいアイディアというものは、
   考えているだけではなかなか出ないものですね。

   ああじゃないか、こうじゃないかといろいろ思いを巡らせることは、
   単なる始まりでしかなくて、そこからが長い道のりでした。

(ハ)ほう。

(大)実際の物を使って実験したり、コンピューターでシミュレーションしたり、
   自分が考えたことが本当にそうなのか確かめることはよくしましたね。

(ハ)うむ。頭で考えただけだと、発見がないじゃろ。

(大)そうなんです。いままで遭遇しなかった状況に積極的に自分の身を置くことで、
   アイディアのヒントが見つかるんですね。

(ハ)ゴルフで言えば、おぬしが今やっている「実験」というのは、
   トッププロのスイングをじっくり観察して、
   なぜいい成績が出るんじゃろうかとか分析したりしておるんじゃろう?

   そして、実際にそのショットを試してみて、
   あるいは変えてみて、どうなるかを見る事などじゃろうな。
   実際、そんな作業を積み重ねる中で、いろいろな発見があるもんじゃ。

本当にルックアップはいけないのか?

(大)で、やっていい事なのか悪い事なのかで、
   ハービーさんが悩まれた事って、一体何なんですか?

(ハ)「ルックアップ」じゃ。

(大)え、「ルックアップ」って、ボールヒット前に
   顔をターゲット方向などに向けてボールを見ずに打つ、あれですか?

(ハ)そうじゃよ。
   他にもいろいろあるにはあるが、一番驚いたのがこれじゃな。

(大)え、驚いたというのは?

(ハ)わしも最初の頃は、ボールはよく見て打った方が、
   きちんと当てやすいと思っておったんじゃ。

(大)それはそう思いますよね。

(ハ)ところがのう。。。わしの見る限り、ボールをヒットする時に、
   本当にボールを見ているというトッププレーヤーは、
   たっった3、4人だけだったんじゃ。

(大)えっ? それはわたしも驚きです。。。
   ボールヒットでしっかりと顔がボールの方を見ていて、
   ボールを見ているように映像として写っている人がほとんどだと思いますが。

(ハ)そこが問題なんじゃ。
   形は見ていても、実際に見えているかというと、そうではないようなんじゃ。

(大)どういうことですか?

(ハ)特に驚いたのは、ベン・ホーガンじゃ。
   やつは「ダウンスイングでボールを見失う」と言っておるんじゃ。

   ボールヒットじゃなく、ダウンスイングですでに見えないというか、
   見ようとしていないというか、気にしていないというのか。。。
   とにかく「見失う」と言っとるんじゃ。

(大)それはクラブヘッドスピードが速すぎて、
   見えないということもあるのかもしれませんが。。。動態視力との関係?

(ハ)うーむ。。。どうかのう。

(大)でも、外からはある程度ボールに近づくクラブヘッドの動きは予測できますよね?

   前回のお話で出た高速度撮影カメラですが、高速度カメラで撮影しなくても、
   クラブシャフトの動きとかを見ていれば、その先のクラブヘッドの軌道はある程度わかりますね。

(ハ)ショットする本人は、トップからのクラブシャフトはほとんど見えないから、
   クラブヘッドを追うしかなんじゃろうな。そうなると「見えない」とも言える。
   じゃから、どうせ見えないんなら、見ようとしても意味がないということもある。

有効な「目つぶりショットドリル」

(大)私は、生徒さんにボールポジションが正しいかどうか確認していただく場合に、
   目をつぶってショットしてもらうことがあります。

(ハ)うむ。それは、わしもやることがある。

(大)目つぶりショットドリルは、ある程度ショットが安定して、
   ショットは結構大丈夫そうだと感じた方にだけ行っている方法なんです。

(ハ)ほほう。

(大)ボールヒットに向かって目が反応して、悪いボールポジションに対して
   体を合わせてしまって、ショットが悪くなっている場合があるんです。

   ということは、目でボールを見て、クラブヘッドを合わせることができるということですよね?
   なんだか、見える見えないで矛盾するようにも感じます。
   ひょっとして、医学的、物理的問題というよりも、何かそこにあるのかもしれませんが。

(ハ)そうなんじゃ。ボールポジションも含めて、セットアップが正しくできれば、
   ボールなんか見ていなくても、決めた所にクラブヘッドは降りてくる。

   だったら、セットアップでしっかりボールとの関係を確かな物にしておけば、
   スイングが始まったらボールなんか見なくてもいいということなんじゃ。

(大)そうですよね。目つぶりショットドリルでは、
   普通に打っているのとまったく変わらないように打てる人がいるんですから。

(ハ)そこなんじゃよ。

(大)今は引退した、世界女王のアニカ・ソレンスタムの特徴は「ルックアップ」ですが、
   彼女はスイングもセットアップも完璧だったから
   「ルックアップ」してもまったく問題なかったというか、
   むしろ体の動きとしてはスムーズに動けるために大切だったんでしょうね。

(ハ)トッププロになるようなやつらは、ターゲットをイメージすれば、
   そこに打ててしまうんじゃな。それだけ、ショットの完成度が高いんじゃな。

(大)そうなんですよね。ショットの完成度は一般の人とはまったく別次元ですからね。

   ある意味、ジム・フューリクのように、腰から上の動きはかなり修正したほうが
   いいようなものなのに、結果としては腰から下の動きをよくして、
   非常に安定したショットをしてますよね。

   悪い動きでも、固まってしまって、自分の物にできれば、
   それはそれでいいというような典型的な例ですね。

(ハ)しかしじゃ、逆に、手で変に合わせにいかないための練習として、
   目つぶりショットドリルが使えることもあるんじゃぞ。

(大)うーん、私の経験ではかなり難しいと感じていますが。。。

(ハ)手打ちの人のセットアップをちゃんと作ってあげて、
   素振りをしてくださいと言いながら目をつぶってもらうんじゃ。

   そして、何回か素振りしてもらって、もう安定したかなという時に、
   テークバックが始まったタイミングで、最高にいいボールポジションに
   ボールを置いてあげるんじゃ。

   そうすると、意外とみんなうまくボールに当ててくれるんじゃよ。

(大)そうか、それで、ボールに合わせに行く動きがなくなって、
   気持よく振り抜ける動きの中でボールをヒットする体験ができるんですね。
   しかも、目をつぶっているのに。

(ハ)そうじゃ。前回話題に上がったクラブヘッドの向きも、手で合わせに行くというよりも、
   イメージでボールにスクエアに当てようとすることで、
   全身がうまく動いてくれて、クラブヘッドが合ってくれるんじゃ。

(大)そうなんですよね。イメージすることで、右脳が働いてくれて、
   全身がうまく調和してくれるんですよね。
   だから、手先ではなく、クラブヘッドをスクエアに当てようとするイメージが大切なんですよね。

(ハ)手で合わせにゆく事と、イメージすることはかなり違ってくるんじゃな。
   説明が足りないと勘違いされやすいので、注意しなければならんな。

(大)ソレンスタムもできるだけターゲットを見て、イメージで全身をそれに合わせたかったから、
   あんなスイングになっていたのかもしれませんね。
   ターゲットを捉える大切さは、また別の機会に話をさせてください。

(ハ)そうじゃな。ターゲットを捉えることはかなり重要じゃから、
   またの機会にじっくり話してみるとしよう。

(大)今回は「ルックアップ」に端を発して、
   結局やってはいけない動きではないという事に落ち着いた感がありますね。

   ついつい話が盛り上がりすぎて、脱線もあり、時間を忘れてしまいました。
   今日はありがとうございました。

(ハ)うむ。では、またじゃ。

いかがだったでしょうか?

今回のハービーさんのこの連載は、
私の中でもちょっとした「チャレンジ」となっています。

ですのでぜひ、このメールを読んでのあなたの感想、
ご意見などを聞かせて下さい。

さあ、これからハービーさんとの対話が軌道に乗るのか。。。(笑)
どうぞお楽しみに。

では、また。

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メールを読んでいますが、上達しません

2013.09.14
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「メールを読んでいますが、上達しません。
 小原さんの紹介する練習法や動画などが
 本当に効果があるか疑っています。」

そんなメールを頂きました。

そんな方のためにもお話します。

上達しない2つの壁

あなたがゴルフ上達の情報を最大限生かすためには2つの壁があります。

この2つの壁をまず知って下さい。

まず、多くの人が自分自身で作っているものが
「方法の良し悪しを考える」という壁です。

この世の中にはスイング理論、スイングフォーム、色々な情報があります。

例えば、私がお教えするゴルフ上達のお話以外にも
世の中には様々なゴルフ理論が存在するわけです。

たとえば、前はあの先生の話を聞いたけど
いいところだけつまみ食いをしておこう。

耳が痛いことは、耳をふさごう。

なんていう風に、この壁で脱落した方は
考えています。

まず第一にあなたは、方法論が正しいかどうかを
疑いにかかっているわけです。

こういう疑いをもって練習してもまず効果はでないでしょう。

そして、もうひとつの壁



「ゴルフに対する考え方」

私の経験上、やっているのに上手くいかない80%以上が
「ゴルフに対する考え方」が伝わっていないことにあります。

これが2つ目の壁です。

考え方が、伝わっていないというのは
どういうことかというと、

その人がゴルフで大事にしている
根幹が伝わっていないということです。

例えば、あなたが誰かを師事して、
何かを教わるとき、その人の全てを学ぼうとしませんか?

学生時代、大好きな異性が出来た時
あなたはその人の全てを知ろうとした経験があると思います。

どんな趣味でどんな考え方なのかは
知っておくべきですよね。

それと同様に、何かを学ぶときは
その考え方をしっかりと知っておくべきなのです。

だから、私のお話を聞いてくださって
上達したいと思っている方はしっかりと毎日メールを読んで下さい。

まずは私のゴルフに対する考え方、
つまり、このお話を日々読んでいて欲しいのです。

そうしないと、私の伝えることを
いいところだけ、断片的に得て練習に活かそうとしてしまいます。

そうではなくて、しっかりと日々学んで下さい。

たったそれだけのことで、あなたのゴルフが変わります。

実際、私のゴルフ上達の方法は地味です。
私のことを知らないお客さんに、私のゴルフ上達法を見せて
1日でスコアが20打変わった!

なんてものをご紹介することは出来ません。

私が提供しているのは、日々の努力の積み重ねに
ゴルフのスコアがあるということと、

あなたが自分のスコアに挑戦して、
もっともっとゴルフライフを充実させていくということです。

そういう想いです。

またメールします。

小原大二郎

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試打がスイングの答えを作る

2013.09.13
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

とある番組で、若者について取り上げていました。

その番組で、

「最近の若者は指示待ち!」
「言われたことしかできない!」

ということを番組のコメンテーターが
話していました。

よくある話だと思いますが、
たまにはテレビもいいかなと思って見ていたんです。

実際に、現代の若者が
私が子どものころの若者とくらべて
本当に指示待ちで、言われたことしかできない・・・

のかどうかは正直わかりませんが、
番組を珍しく、食い入るように見ていました。

その番組の結論は、何かというと

「現代の若者には
 どんどん挑戦する機会を与えるべき」

「何事もやってみないとわからないから
 若者には色々とやってみさせるべき」

ということでした。

それを聞いていて、これ私が前に教えたことと
共通点があるなぁとおもったので、その話をしたいと思います。

ゴルフにおける若者

先日、とある生徒さんとのマンツーマンレッスンで

「小原さん、左足上がりの時はどう打てばいいですか?
 ボールは普通においたほうがいいですか?右においたほうがいいですか?」

「小原さん、ここは9Iがいいですか?PWがいいですか?」

「小原さん、グリップはインターロッキングがいいですか?
 テンフィンガーがいいですか?」

「ねぇ小原さん、どっちがいいですか?」

という質問をたくさん受けてしまいました。

最初は沢山答えてあげていたのですが
私が疲れてしまったのもありますし、

生徒さんが私に聞かなくても
ご自身でそれを知ることが出来て、

より上達につながる方法がありますので
それをお教えしました。

この場でみなさんにも
シェアしようと思います。

さて、私はどう答えたと思いますか?

・・・わかりますか?

正解は、、、

「試しにやってみましょう」

ということでした。

「試しにやってみる」でスイングの答えを見つける

「試しにやってみる」

この人には、足りていなかった心がけかもしれません。

先ほどの指示待ちな現代の若者への対策、
やってみさせると共通点があると思います。

ニュアンスが違ったらごめんなさい。

でも、実際に自分でやってみるというのは
一番ご自身の結果としてわかりやすいと思います。

自分がどっちがいいか迷った時、
一番の解決策は

試しにやってみるということなんです。

例えば、ボールの位置が不安だったら
色々変えてスイングの練習をしてみて下さい。

色々試しにやってみるというのは
あなたがゴルフクラブ屋さんに行って、
クラブに迷って色々と試打をするような感覚です。

もちろん、新しいクラブを買うときは何本か試打してみて
しっくりきたクラブを選びたいですよね?

あなたにあったスイング、あなたにあったボールの位置はどこか?

というのもあなたが試打してみると、自ずと決まります。

私に質問するよりもあなたのショットが、
あなたに適切な答えを教えてくれると思いますよ。

でも、本当に答えがわからなくなる時もありますよね。
そういう時は勿論、力になりますからね。

またメールします。

小原大二郎

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