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上達アイディア

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
先日、東京でとある方と食事をしました。
Nさん、63歳。平均スコアはだいたい90ぐらいの方で、
以前、レッスンの生徒さんからのご紹介で何度か個人レッスンをさせていただきました。
最近、Nさんがお仕事を引退されて時間が出来たということで、
いっしょにお食事をさせていただくことになりました。
どうせお会いするなら、、、ということで、そのご紹介いただいた方(Kさん)と3名での食事会です。

 
食事をしているうちに、自然とゴルフの話になり、
「最近も小原プロに教えていただいた練習を続けていますよ」
みたいな話をNさんからお聞きしました。
「でも最近、90を切ることが少なくなってねえ・・・」
とこぼしていました。
Nさんはお勤めもいわゆるお堅い会社だったのでとても真面目、
ゴルフについても勉強熱心で、向上心のある方です。
しかし、Nさんのお話をうかがっているうちに、
今Nさんに必要な練習は、以前私がお教えした練習方法ではないと感じまいsた。
「Nさん、今はその練習はあまりしないほうがいいかもしれませんよ」
確かにその練習は私もいろいろな方にご紹介しているのですが、
仕事をリタイアされて家にいることが多くなったNさんには、
自分の年齢に合った無理のない身体の維持のほうが大切だと感じたのです。

 
■2つの「上達」アイディア
そこで私が提案したアイディアは2つ。
1.とにかく歩くこと。初めは10分の散歩からスタートして、
週が変わるごとに5分ずつ伸ばしていき、最終的に40~50分の散歩をしてもらう。
2.ストレッチ。一定期間身体を動かすストレッチ。
可能であれば軽いダンベル運動やリストバンド運動も。
ダンベルがなくても2Lのペットボトルに水を入れて持ち上げるだけでもOK。

 
Nさんの場合、まだまだ元気なのですが、
このまま外に出ることが少なくなって筋力が落ち気味になっていることが
スコアに影響を与えていると感じたので、このようなアドバイスをしました。
ゴルフは生涯楽しめる数少ないスポーツですが、クラブを振る動作がある以上、
筋力が完全に衰えてしまってはスコアは悪くなる一方です。
特に散歩は、最近の研究では、散歩で記憶力が上がるなんていう結果もあるそうです。
確かに外を歩いていると、頭がスッキリしてきたり、今までにないアイディアが出てきたりしますよね?
もしかしたら、認知症予防なんかにもいいのかもしれません。

 

小原「Nさんって、今、あまり外に出ることが少ないんじゃないですか?」

Nさん「はい。」

小原「だったらまずはリタイア前の身体に戻ることですよ。」

Nさん「なるほど。確かに最近、ちょっと体の衰えを感じていました。」

小原「働いていらっしゃるときには、通勤電車で足を踏ん張ることもあったでしょうし、
外を歩いたり、オフィスの中をあるいたりしていらっしゃったんですよね?
それだけでも実は、かなりの運動になっていたんですよ。」

Nさん「そうですよね。確かに! 散歩しようとは思ってたんですけど、なかなか億劫でね・・・」

小原「散歩を続けるだけでスコア上がるかもしれませんよ」

Nさん「ええ、早速明日からやってみますよ」

 
同席していたKさんも「オレもやってみようかな」なんて言い出したり、、、

 

■身体、判断力、、、
正直、ゴルフのスキルというのは、一度キチンと身につけておけば
そうそう落ちるものではありません。
しかし、身体の衰えや判断力の衰えというのは人間誰しもあります。
シニアゴルファーの方にとっては、その衰えとどう向き合っていくかが
大きなテーマになるのかもしれません。
もし今回の散歩やストレッチをすることでスコアがあがらなかったとしても、
Nさんが70歳、80歳になった時に、同じ年齢の方よりも
確実に元気にゴルフができるはずなのです。

 
次の日、Nさんからメールが届きました。
「とてもスッキリしました。散歩、続けます!」
きっと今回の行動が、これからのNさんに大きな価値を与えてくれるに違いありません。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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移動せよ。

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
先日、電車の中での話。
私は電車に乗ることは少ないのですが、
たまたま仕事で都内に行くことがあって、電車に乗って行きました。
お昼の電車って、意外とビジネスマンとかが多く乗っているんですね。
平日のお昼ごろなのですいているかなあと思ったのですが、
けっこうこんでいてビックリしました。

 
その中車両の中に、一人の腹の立つサラリーマンがいました。
その人、電車の中なのにゲーム機の大きい音を出しながらゲームをしているのです。
少し太り気味の40歳前後。
スーツにネクタイの、よくいそうなサラリーマン風です。
仕事の移動中だと思うのですが、そんなことも忘れてゲームに夢中です。

 
■あのう、音消してほしいんですけど・・・
まわりの人もそのサラリーマンのことをジロジロを見ています。
せっかく久しぶりの1時間ぐらいの電車移動なので、
この前買った本でも読もうかなと思って持ってきていたのに、それもできず・・・
短気な私はちょっとイライラしてきました。
「でも、注意してカラまれたらめんどくさいしなあ・・・」
きっと多くの人がそう思っていたと思います。
人によっては、迷惑をかけたくてわざとやっていることもありますから。
もしそうだったらものすごくめんどくさいので、、、

 
うーん。どうしたものか。
そんなことを考えていると、やっと電車は次の駅に到着。
社内にいるみんなが、ジロジロとゲーマーサラリーマンの方を見ながら
「降りて、降りて!」
と念を送っていますが、全く降りる気配もありません。
みんなが迷惑そうにしかめっ面をしています。

 
■私の「秘策」
でも、僕には駅を降りなかった場合の「秘策」がありました。
それは、何か? 簡単です。
『その駅で、自分が別の車両に移動する事。』
これです。

 
駅に着いてもサラリーマンが降りる気配がなかったので、
私は外に出て隣の車両へと移動しました。
移動した車両には、そんな非常識なサラリーマンなどいるはずもなく、
静かで快適な環境でした。
そしてそこから自分が降りる駅まで、静かに本を読む事ができたのです。

 
これはゴルフでも同じことが言えます。
. 外の環境、天候
. 自分以外の人間
. 何か自分が直接的に関与できないこと
これらのせいで、自分に不都合が起きる場合というのがあります。
この迷惑なゲーマーサラリーマンのように、
『せっかく本を読もうと思っていたのに、場所がうるさかった。』
のように、自分が予定していたことが外の原因でダメになってしまう・・・
ゴルフでも同じです。
・深いラフに入ってしまって打ちにくい。
・目の前に木があるが、風が強くて高い球が打てない。
・同じ組の同伴者の声が大きくて気が散る

 
ゴルフでは、そんなことにもしょっちゅう遭遇するでしょう。
そういう状況になったとき、
それに対して直接的な抵抗を示す人がたくさんいます。
それがなくなってくれることを祈る人がたくさんいます。
でも、もっとも確実で早く、ストレスを少なく状況を打破する方法。
それは、、、
・自分自身の行動を変えること
・自分自身が別の環境に移動すること
・自分自身で新しいルールを作ること
なのですね。

 
またメールします。
小原大二郎

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これ、どっちに見えますか?

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
以前、ツタヤにDVDを返しに行った時のこと。
みなさんも知っているかもしれませんが、
ツタヤは朝の10時までが返却期限になっています。

うちからツタヤまでは車で10分ちょっと。
その日は日曜日だったので、朝に車で行こうと思っていたのですが、
子どもが朝からバタバタ騒いでいて、気がつけば9時45分。
「あ、やばい。忘れてた」
DVDを持って急いで出て行ったのですが、
子どもが「行きたい~」と言い出しました。
仕方なく、急いで服を着せて、車に乗せました。
車に乗ったときの時間は、9時50分。
少し急がないと間に合わなくなってしまいました。

 
ツタヤというのは、返却時間を少しでも過ぎると、延滞料金がかかります。
私はノンビリした性格に見られることが多いのですが、
どちらかというともともと短気な性格ですので、
イライラしながら駐車場をあとにしました。

 
いつもなら一つか二つの信号に引っかかるのですが、
その日はラッキーなことに信号に一つもひっかかりません。
「おお、ツイてるツイてる!」
「何とかいけそうだな・・・」
そう思っていました。
子どもは隣で楽しそうに歌を歌っています。
日曜日の子どもって、なんでこんな元気なんだろう。。。

 
■もう、間に合わない・・・
でも・・・
最後の最後、あともうちょっとのところで、
踏切に引っかかってしまったんです。
ちょうどあと一台前にいれば通れるというところで、
無常にも遮断機が下りてきてしまったんです。
しかも踏切には、両方向の矢印が。
つまり、右と左の両方の電車が通り過ぎるまで、
2~3分以上待たないといけません。
「もう間に合わない・・・だから一人で来た方がよかったのに!」
「すぐに出たら間に合ったかもしれないのに!」
むなしく響く踏切の音を聞いていると、いらいらした気持ちは最高潮に・・・
そのとき、子どもがこんなことを言いました。
「わーい。電車、来るかなぁ。」
その瞬間、ハッとしました。
今までこみあげてきていた怒りの気持ちが、スッと消えていったのです。
しかも、右方向の一本目の電車が通り過ぎても、その矢印が消えることがなく
合計3本の電車を、子どもと私とで、いちばん前で見ることができました。

 
■どんなメガネで物事を見ていたか?
私は自分の心のメガネを通して、踏み切りを通る電車を
「ジャマもの」として見ていました。
行く手を阻み、自分をいらだたせる悪者。
つまり自分勝手な評価をしていたわけですね。
でも、子どもの一言で、そのメガネを一瞬でかけかえる結果になりました。
そしてその心のメガネを通して見ることで、
電車は「いつくるかと心待ちにする楽しいもの」に変わったのです。
同じものを見ているようでも、かけるメガネが違えば、
全く別のもののように見えるのです。
私は深く反省しました。
と同時に、そのことを教えてくれた子どもに感謝です。
イライラは一瞬で吹き飛びました。
そして、せっかくの子どもとのライブを楽しもう。
そう思うようになりました。
踏切が開いた後、ツタヤには安全運転で行きました。
鼻歌を歌いながら・・・

 
もちろん、到着した時は10時をとっくに過ぎていました(笑)。
よくよく考えてみれば、たとえ一人で来たとしても、
踏切にひっかからなかったとしても、結局、間に合わなかったのです。
少し損した気にはなったものの、
延滞料を1200円支払い、ツタヤを後にしました。
子どもとは帰りにコンビニでプリンを買って、車の中で二人で食べました。

 
もしも心のメガネを変えずにイライラしていれば、
「つれてけなんて言うからこんなことになったんだろ!」
「踏切が悪い!」
などといって、子どもに八つ当たりをしていたかもしれません。
せっかくの子どもの楽しい日曜日を
台無しにしてしまったかもしれないのです。
しかし、子どもの一言でココロのメガネをかけかえることができ、
心に余裕が生まれました。

 
■あなたのメガネは?
私たちはみんな例外なく、自分のかけている「メガネ」を通してものごとを見ています。
ほとんどの場合、ものごとについて「主観的」な評価をしてしまい、
ものごとを客観的に見ることができなくなってしまっているのです。
特にゴルフというのは客観的に自分のスイングの状態や自分の心を
把握できているかどうかがスコアに大きく影響します。
自分のグリップはスクエアグリップだ。
アドレスの肩のラインはちゃんとスクエアになっている。
それは本当に客観的に事実でしょうか?
それとも、自分の主観でそう思っているだけでしょうか?
あなたのグリップは、自分ではスクエアだと思っていても、
知らず知らずのうちにスクエアから外れたグリップになっていることもあります。
アドレスの肩のラインはスクエアだと思っていたのに、
気がつけばオープンに構えていたということもあります。
そのことが自分でわからなくてもいいのです。
自分自身が「心のメガネ」を通して見ているのだ、
ということに気づくことだけでも、あなたの見る世界は広がります。

 
■ゴルフは平等。でも、心のメガネは不平等
あるいは、ゴルフのラウンド中に雨が降ってきた、
アゲンストの強い風が吹いてきた。
それを心のメガネで見て、
「ああ、ツイてないなあ・・・」
と考える人もいる一方、
「お、みんな浮き足立ってきてるな。これは周りをだしぬくチャンス!」
と見る人もいます。
どちらがいいかは、言うまでもありませんよね。
ゴルフの自然の状況というのは、基本、みんなに平等なのですから。

 
ゴルフには、この「メガネ」のかけ方はとても大切です。
なぜなら、あなたは全てのことについて、
自分の「ココロのメガネ」を通じてモノを見ているからです。
・あなたはラウンド中、どんなココロのメガネをかけているでしょうか?
・なぜあなたは、そのメガネを今までかけ続けてきたのでしょうか?
・あなたはそのメガネをかけていることで、どんな感情がわいてくるのでしょうか?
・あなたが他にかけられるココロのメガネはないのでしょうか?
・あなたのスコアが上がらない原因は、スキル的な問題ではなく、
もしかしたらココロのメガネのせいかもしれません。
ちょっと考えてみてください。

 
またメールします。
小原大二郎

 

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デカイ目標。これじゃダメだ・・・

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
今日はお伝えしたい話があるのに、どうもうまい書き出しが浮かびません。
できるだけあなたに確実に読んでもらえるように、
このメールに入り込めるような文章を書きたかったんです。
ですが、しょせん私はプロゴルファー。
そんなにうまい文章を書けるわけではないので、あえてストレートに書きます。
今日の記事は短めですが、
ゴルフの成果を出すための重要なヒントが入っているので、
ぜひじっくりと読んでくださいね。

 
最近、100を切れないと悩んでいるお客様のレッスンをすることになりました。
その方はMさん。40代の自分で会社をやっていらっしゃる方で、
ビジネスでも成功しています。
ゴルフ歴は10年ちょっとですが、会社も軌道に乗ってきたので、
健康のためにも、本腰を入れてゴルフをやろうと一面発起されたそうです。

 
初めに、Mさんに目標をうかがいました。
「やるからには、2年以内にスクラッチになりたいです」
※注:スクラッチ=ハンディキャップゼロ
正直、今の現状からしたら、かなり高めな目標設定です。
Mさんがおっしゃるには、
「僕は会社を経営していても、できるだけストレッチした目標を立てることで
ここまでやってきたんです。だから、それぐらいの設定のほうがいいかなと。。。」
ということでした。

 
■斬新なアイディア
しかし、その高い目標のせいで、私は危険な思考に陥ってしまったのです。
というのも、Mさんの高い目標設定を聞いてから数日間、私は
「どうすれば、Mさんにこの高い目標を達成させられるだろうか?」
と、今までのやり方「じゃない」やり方やアイディアを求めていたのです。
Mさん、今は100を切れていませんが、決して筋が悪いほうじゃないです。
でも、、、今の時点で、Mさんがスクラッチになるイメージが描けず、
斬新なアイディアもありませんでした。
どれも小物というか、少しは成果につながりはするものの、
目標の100分の1くらいの成果しかもたらさないような、小さなアイディアばかりでした。

 
そこから数日、他の仕事をこなしながら、アイディアを探す「旅」を続けていました。
私は迷ったとき、過去のゴルフノートを見返すようにしています。
きっとこの中に答えがあるに違いない。
そのノートをぱらぱらとめくっていたところ、衝撃的な言葉に出会いました。
正直、なんでこんな言葉を書いたのか、全く忘れていました。
誰かに聞いた言葉なのか、自分で書いた言葉なのかすら忘れてしまいましたが、
今回のMさんのことの答えがハッキリと書いてあったのです。
「私はプロゴルファーになる方法は知らない。
しかし、18ホール中に1ストローク縮めるための1000通りの方法は知っている。
私はその1000通りの方法を全て実行しただけだ」

 
なぜこんな言葉が自分のノートに書いてあったのか、今でも全くわかりません。
しかし、私は後頭部を思いっきり殴られたような衝撃を受けました。

 
■ガツン!! やられた!!
そうです。最も基本的だけど、最も重要な事を忘れてしまっていたのです。
Mさんの大きな成果を考えるあまり、
何か一撃ヒットで状況が全く変わってしまうようなそんな「新しい方法」を
探していた自分に気づいたのです。
自分が今までやってきた「新しい方法を探すことをやめる」ことこそが、
大きな成果を出す最大の方法。そのことに改めて気づくことができました。

 
大きな成果を上げる方法は「一撃必殺ホームランを打つ」のではなく、
「小さなヒットをたくさん積み上げる」ために大量の行動をすること。
Mさんがスコアアップする可能性のあるアイディアを全て実行すること。
だったのです。

 
■アイディアを即実行に移す。
「行動」「実行」からしか結果は得られない以上、
これが最も早く、最も確実に成果を出す秘訣。
ついつい基本的なことを忘れてしまっていた僕は、
脳みそをガツンと打たれたような衝撃でした。
自分のことであれ、他人のことであれ、やることは同じ。
アイディアを即実行に移す。
アイディアを即実行に移す。
アイディアを即実行に移す。
そしてフィードバックを得て修正することによって
「成功する理由」を積み上げる。それしか方法はないのです。

 
そして、そのノートの後には、こんなことも書いてありました。
「成功したければ、成功した人の後ろに数日間ぴったりついて、
彼が何をやっているかその全てを観察してみるべし。そうすればあなたは気付くはずだ。
『なるほど彼が成功するのは当然だ。あれだけのことを全部やるのだから』 と。」

 
Mさん、一緒に地味な練習、いっぱいやりましょうね~!
またメールします。
小原大二郎

 

追伸

にしても、なんであんな言葉がノートに書いてあったんだろう。。。

 

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甘えるな!

2012.12.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
今日のメールを読んで、激怒する人がいるでしょう。
気分を害す人もいるでしょう。
でも構いません。
なぜならそれが一つの目的だからです。
激怒したとしても、あなたの行動のきっかけになれば、、、そう思っています。
しかし、もし今日のメールを読んだ後、
クレームを言いたい気持ちにしかならなければ、、、
そうする代わりにメールの受信を解除してください。
きっと私は、あなたのお役に立てないでしょうから。

 
それでは、勇気を持って行きたいと思います。
よく、こんなメールをもらいます。
「ゴルフがうまくなりたいんですが、月に2時間くらいしか
時間が取れませんがそれでもいけますか?」
「練習するのが嫌いなんですが、どうやって練習すればいいんですか?
できれば全部家の中でできればいいんですけど・・・」

 
あなたに質問です。
あなたは、ゴルフがうまくなりたいと思っているのですよね?
ベストスコアを更新したいと思っているのですよね?
・・・だったら、、、
■「お客様思考」から一刻も早く抜け出すべし!
お客様思考とは、自分が「保護」されるべきだという考え方のこと。
お客様思考とは、自分には「権利がある」という考え方のこと。
お客様思考とは、誰かがどうにかしてくれるという考え方のこと。

 
「金を払ったんだから何があろうがこっちが偉い。
結果が出ないのはお前(売り手や教え方)のせいだ」
という考え方のこと。
「自分に対して起きている不幸な出来事、自分自身の今の望まない状況は、
誰か自分以外の人や物事のせいだ」
という考え方のことです。

 
ワイドショーを見ながらソファーに寝そべり、ポテトチップスを食べながら
「このサプリ飲んでも全然痩せないわね」と言っているようなお客様思考から
一刻も早く抜け出してください。
いろいろなノウハウや理論を転々とし、
「これは知っている情報だった。これは上達しないよ・・・」
「言われたとおりにやった。でもうまくならない!」
と愚痴を言ったりするお客様思考から一刻も早く抜け出してください。

 

■甘い!
もちろん世の中の大部分が「お客様」であり、
アマチュアとして趣味でゴルフをやっているということは前提です。
しかし、、、もし本当にゴルフがうまくなりたいのなら、
100%そっち側の世界に行ってはいけません。

 
話は変わりますが、
世の中はお客様に対して過保護な状況です。
政府は国民を「保護」しようとし、「不公平」をなくそうとし、
「どうにかしてあげよう」とします。
そして多くの国民はそれを待ち、甘んじて受け入れ、
そうしてもらうものだと思っています。

 

雇用・景気を回復するのは政府の責任だとクレームを言います。
「お前たちのせいでこうなってるんだ!」
「なんとかしろよ!」
と。
こうした考え方と、100を切れないゴルファーが8割の状況は、
関係ないことであるとは言えないと思います。

 
■「お客様思考」から一刻も早く抜け出すべし!
とにかくあなたは「自分がお客様である」というアイデンティティをいち早く捨てて、
「保護されて当然」のマインドセットから脱却しなければいけません。

 
もしあなたがアマチュアであろうが、スコア100を切りたい、
90を切りたい、シングルになりたいと本気で思っているのなら、
あなたには「プロフェッショナルの心構え」が必要になります。
そうであるためには、、、
・あなたはいろんなアイディアや練習方法を試さなければいけません。

・あなたは自分の「コンフォートゾーン」を超えて、緊張する体験、嫌な体験、
恥ずかしい体験をし、成長をしなければいけません。

・あなたは時間とお金と努力を投資し、自分のスキルを高めなければいけません。
プロになるのはまた別ですが、ベストスコアを更新する、
100を切る、90を切るぐらいは、比較的短期間で達成できます。
しかし残念ですが、ソファーに寝そべり、ポテトチップスを食べながら
達成できるものではありません。
お客様思考から抜け出さなければ、いくらすばらしい理論やノウハウを学んでも
全く意味がありません。

 
だから、、、
誰かが何とかしてくれると期待するのはやめましょう
「お金を払ったんだから、何とかしてくれ!」
とか、ましてや
「無料でお願いします!」
なんてのはもうやめましょう。

 
自分のゴルフスキルを高め、目標のスコアを達成することに情熱を注ぐのです。
時間と努力を投資する覚悟を決めるのです。
OBが出ても、トップしても、ダフっても、
スライスしても、フックしても、シャンクしても、
バンカーが1打で出なくても、3パットしても、、、l
すべては実力のなかった自分のせい。
自分の身の回りに起こるすべての出来事に、責任を負うのです。

 
「お客様思考」から一刻も早く抜け出すべし!

 
今日は熱く語ってしまいました。。。
またメールします。
小原大二郎

 

 

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