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ゴルフのスコアアップの「仕掛け」

2013.02.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、
 
おはようございます、小原大二郎です。
今日は、ゴルフを上達するために最大の効果のある
「仕掛け」
についてお話したいと思います。

 
■練習から遠ざかる努力?
「仕掛け」なんて言うとものすごく難しいことのように
感じるかもしれませんが、実際はいたってシンプルです。
その仕掛けというのは、、、
 
「行動の呼びかけ」
 
です。
 
どういうことかというと、上達できない人の特徴、よくある失敗の一つは、
 
「練習から遠ざかる努力をしている」
 
ということなんですね。
言い換えれば、練習にサッと入る環境ができていないということです。
 
考えてみて下さい。もし、あなたが昼間にお仕事をしているとして、
家に帰って夜に練習をすると決めているとしましょう。
その障害を阻むものとして、どんなものがあるでしょうか?
 
・仕事の残業で帰りが遅くなったら。。。

・週の後半であれば、仕事の疲労が溜まってきます。。。

・お腹が空いて「早くなにか食べたい」かもしれません。。。

・疲れたから「酒が飲んで早く寝たい」なんて思うかも。。。

・パター練習したい。でも、マットを出すのもめんどくさい。。。
 
人によって、その障害はそれぞれ違うと思います。
ですが、私たちが何かの行動をするということは、
どんな行動であれ、これらの「障害」を何らかの形で乗り越えて
はじめてその行動に移ることができる、ということなのです。
 
■事前に障害をつぶしてしまおう
その障害というのは「疲れた」「時間がない」「お金がない」といった
物理的なことかもしれません。
(そもそもこれらを「物理的」と呼んでいいのかは微妙ですけど。。。笑)
あるいは「仕事でいやなことがあった」「家庭のことで悩んでいる」
「何となくやる気が出ない」といった心理的なことかもしれません。
 
しかしどちらにしても、練習に入る上で
「障害」になってしまっていることは変わりはありません。
生きている以上、そうした障害があることはある意味仕方がありません。
だからこそ、その自分の目の前に現れるであろう障害を、
事前につぶしておけばいいのです。
たとえば、、、
 
・夜にしていた練習を朝に切り替える

・疲れる週の後半は、簡単に終えられる練習にする

・練習を終えるまでご飯は食べないと決める

・練習をしたらお酒が飲めるというルールにする

・マットのいらないパター練習をする
 
即席で考えただけなので、いいアイディアではないですが、
「障害」を事前につぶすアイディアは必ずあるはずです。
 
■練習そのものが難しいことはあまりない
どんなことでもそうだと思うのですが、
練習そのものが難しい、簡単というのはそれほど問題ではなくて、
 
◆練習にスムーズにとりかかること

◆一度の練習であきずに数をこなすこと

◆練習を日々途切れさせずに継続すること

 
これらを実現するほうが、よっぽど難しいと感じるのではないでしょうか?
 
もちろん、アマチュアゴルファーの方であれば、
「ゴルフが好き」という気持ちだけで乗り越えていけるかもしれません。
しかし、さすがにそれだけでは限界があります。人間ですから(笑)。
生活していれば、何があるかわかりません。
 
そういうときに大切なのは、一つでもハードルは減らしておいて、
行動にいたるまでの障害を取り去っておいて、
練習しなくなる理由をなくしておくことなのです。
それが、練習の反復につながりますし、
その練習が適切なものでありさえすれば、必ず結果がついてきます。
さらには、練習ができなくなって「ああ、自分はダメだ」なんていう
罪悪感を持つことも少なくなりますから、ゴルフがますます楽しくなります。
結局はこれらも、楽しくゴルフをやるために必要なことなのです。
 
あなたも「練習から遠ざけているもの」を書き出してみて、
それを取り去るにはどんな工夫ができるのか、
この機会にちょっと考えてみることをオススメします。
 
またメールします。
小原大二郎

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ダウンスイング(腰から腰)におけるシャフトの位置

2013.02.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日はちょっと配信が遅くなってしまいました。
すみません。
さて、腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
 “腰から腰におけるシャフトの位置”
について、お話ししていきます。

■シャフトの向きにも影響を及ぼす
腰から腰のダウンスイングのシャフトの位置も当然、
その前の肩から肩、トップのところがどのようになっていたかに
大きく影響を受けます。
ダウンスイングにおける、腰から腰のシャフトの位置は、
つま先とつま先のライン上後方のところに降りてくるのがノーマルの位置になります。
それよりもボール側にずれるとアップライト、
後ろ側にずれるとフラットなスイング軌道になります。
このシャフトの位置というのはシャフトの向きにも影響を及ぼしてきます。
シャフトの位置は手元の位置のことで、これがフラットに降りてくると、
インサイドアウトのスイング軌道になります。
一方、手元の位置が前に降りてくると
アウトサイドインのスイング軌道になりやすくなります。

■ダウンスイングのチェック項目をもう一度確認
シャフトの位置がつま先のラインに来ていない場合は、今まで見てきた
ダウンスイングのチェック項目がうまくいっていないことが考えられます。
ここまでのチェック項目であった「前傾角度」「切り返しの順番」
「頭部の軸(左右)」「頭の動き(前後)」「シャフトの位置」に
問題がある可能性が高いということです。
ですので、急にこのシャフトの位置がフラット、アップライトになる場合は、
今までの項目をもう一度チェックする必要があります。
シャフトの位置というのは複合的な原因が絡み合っている動きです。
ここだけを抽出して取り出すのではなく、
全体と連動したものの中のひとつのチェック項目として見ていくといいと思います。
シャフトの位置はこれ一つだけを単独で見るのではなく、
それまでの過程が大事です。
手元の位置を正しいところに下ろしてくるようにすれば、
必然的にシャフトの向きはオンプレーンのところに降りてきます。
手元がアップライトやフラットになったりしないように注意しましょう。
この腰から腰のダウンスイングでも正しいポジションを作ることが、
正しいインパクトを迎えることにつながります。

次回も、腰から腰のダウンスイングについてお話しします。

またメールします。
小原大二郎

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接客サービスとゴルフの上達の関係?

2013.02.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、あるお店での接客サービスから
ゴルフの上達について考えたいと思います。
 「ん? 何の関係があるの?」
と思った人にこそ、読んでほしい内容です。

■あるホームセンターにて
私が家の近くのホームセンターで買い物をしていた時のこと。
行ったお店は品揃えはいいのですが広すぎて、
どうしても目当ての商品が見つかりません。
実は「ドアストッパー」を探していたのですが、
見つからないので、近くにいた店員さんに聞いてみたんですね。
そこで近くにいた店員さんに声をかけました。
 「すみません、ドアストッパーはどこですか?」
ここでもし、あなたが店員だったとしたらどうしますか?
当然、ドアストッパーを売っている棚のところまで
案内するのではないでしょうか?
おそらくそれが「一般的な当たり前の接客」だと思います。
でも、その店員さんは違ったんですね。
 「ああ、そこを右に曲がったところの棚にありますよ」
 え? あれ?
 案内とかは、、、してくれないんですかね。。。?(汗)
釈然としないまま、言われるがままにその場所に行ってみたら、
実際にそこにあったので、まあ、いいといえばいいのですが。。。

■本当に当たり前?
もちろん状況によっては、
このような接客のしかたが正解の場合もあるかもしれません。
「普通は」売っている棚のところまで案内する。。。
それがまあ「当たり前」ですよね?
でも、人間というのはどうしてなのか、
その「当たり前」ができなくなることが多いんですね。
ゴルフでもそうかもしれません。
自分に合ったスイングを手に入れることが、
ゴルフ上達の近道だというのは「当たり前」なのに、
そこをすっ飛ばしてしまったとしたら。。。
それはおそらく、さっきの「そこを右に曲がったところの…」
と答えている店員さんと大差ないことをしているのかもしれません。
そして、、、結果として上達できない。
でも、こうしたことは意外と多くのところで
まかり通っているような気がします。
というのも、もしスイングを大切にしているのであれば、
アマチュアゴルファーは全員「ビジネスゾーンの大切さ」
を、ちゃんと知っているはずです。
でも実際は。。。悲しいことに、そうなってはいません。

■徹底して考えるしかない
では、上達するためにはどうすればよいのでしょうか?
そのためにはまず、月並みではありますが、
ゴルフが上達するにはどうすればいいのかを、徹底的に考えることです。
ゴルフというのはある意味つかみどころのない
とても難しいスポーツのように見えますが、スイングが安定すれば、
それが自然とスコアに反映されます。
ですから、一刻も早くスイングをとことん安定させて行けばいいのです。
「とことん」なんて言うと、難しいと思ってしまうかもしれませんが。。。
ゴルフ上達にはスイングしかないのであれば、それだけをやればいい。
他のことが何か効果があるように思ってしまうから、
集中ができていないだけなのです。
すぐには結果が出ないかもしれません。
でも、スイングをとことんやって、結果が全く出なかったという例を、
少なくとも私は知りません。

またメールします。
小原大二郎

追伸
実は、ドアストッパーはゴルフレッスンのために買ったんです。
飛距離アップの必須アイテムですよ、ドアストッパー。

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やりたい練習が多いのは危険

2013.02.06
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、練習している人でも上達できる人とできない人がある、、、
そんな話をしたいと思います。
これからお話しする二人のうち、あなたはどちらのタイプの人ですか?

■ある二人のゴルファーの物語
ある二人の男性が、ほぼ同時にゴルフを始めました。
始めた動機は、仕事で得意先とゴルフをする接待があり、
上司に言われて始めたのでした。
はじめは乗り気ではなかったものの、
やっているうちにゴルフの魅力に引き込まれて、
二人は日々コツコツと自宅で練習するようになりました。
週末はゴルフの打ちっぱなしに行き、あるいは友人とラウンドをして。。。。

そして、1年の歳月が流れました。
二人ともゴルフのことは変わらず好きだったのですが、
一点だけ、違うことがありました。それは、、、
一人はすでにスコア100を切って、次は90切りを目指して練習を続けています。
そしてもう一人は、始めた頃のスコアからほんのすこしだけよくなったものの、
110~120のあたりをウロウロしています。

一体なぜ、このようなことが起こってしまったのでしょうか?

■二人の違いを生んだ決定的なこと
上記の二人のアマチュアゴルファーのように、
 「ゴルフの上手い下手を分けるものは何だろう?」
そんなふうに、あなたは思ったことはありませんか?
この二人の違い、、、
それは別に、生まれつきの運動神経や才能ではありません。
練習する時間もほとんど変わらずに同じでした。
また、ゴルフに対する熱意でもありません。
1人は成功を望み、もう1人は成功を望まなかった、というわけでもありません。
あるいは、スコアの悪い人は朝からクラブハウスでビールを飲んでから
ラウンドをしていたからでもありません(笑)。
二人の差、、、それは、練習のしかただったのです。
スコア100を切ったゴルファーは、
練習することを極力絞って、その練習だけを続けました。
たとえば、私の紹介している練習で言えば
腰から腰のビジネスゾーンや、ティーの連続打ちなどですね。
それ以外の他のことには、一切やらなかったのです。
もう一方の、結果の出ないゴルファーは、
とにかくいろいろな方法に手を出しました。
そして、1回や2回ですぐに結果が出ないと思って、
すぐにやめてしまって、他の練習に手を出す。。。
これの繰り返しだったんですね。

■練習の選択肢が多いことが足かせに?
たとえば、ゴルフの雑誌などを読んでいると、
今までにないやり方の練習が載っていたりして、
 「これ、ちょっと試してみたいなあ」
という誘惑にかられるかもしれません。
もちろん、そうした練習の中にも、あなたのゴルフをガラリと変えてしまうような、
そんな練習が眠っているかもしれません。
しかし、こういった「新しい練習」は、危険な側面もあります。
それはどういうことかというと、、、
新しい練習に取り組んでしまうと「継続すること」ではなく、
「練習の方法」にフォーカスしてしまうということです。
特にスイングの練習というのは、一定の「数稽古」「量稽古」をしなければ、
自分の技術として浸透し、自分のものになることはありません。
しかし「私が上達しないのは方法が悪いからだ」とだけ思っていると、、、
(この「だけ」というのは重要です。実際にやり方が悪いこともあるので)
一つのことを続けなくなってしまうのですね。
これが、同じ量の練習をしていても、
上達できる人とできない人がいることのカラクリです。
新しい練習に次から次へと飛びつくのは、
「隣の青い芝生」をうらやましいと思うのと同じこと。
まずは地味なことでもコツコツと続けることところから始めたほうが、
早く結果にたどりつけるはずです。

またメールします。
小原大二郎

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ダウンスイング(腰から腰)におけるシャフトの向き

2013.02.05
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
腰から腰のダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“腰から腰におけるシャフトの向き”
について、お話ししていきます。

■胸の向きなどがひと通りクリアされているか
腰から腰のダウンスイングにおけるシャフトの向きも、
肩から肩の時と同様、ここまでのダウンスイングの項目が
一通り整っていることを前提とした話になります。
シャフトの向きがターゲットラインの方向と平行なのが「オンプレーン」
平行よりも内側に傾いているのが「インサイド」
外側に傾いているのが「アウトサイド」です。

ダウンスイングでシャフトの向き、腰の位置まで降りてきた
シャフトの向きを正しくする前提条件として、
まず胸の向きがとても大事になってきます。
頭部の軸、頭の動きももちろん大切ですが、
胸の向きがスクエアの右斜め45度になっているかどうかを、
シャフトの向きを確認する前にしっかりおさらいしておきましょう。
胸の向きなどの項目がひと通りクリアされているという前提で、
シャフトがターゲットラインと平行であればオンプレーンと判断します。
この腰から腰のダウンスイングもバックスイングと同じで、
ターゲットラインと平行の位置に降りてくるのが基準になります。
インサイドからクラブが下りてきた場合、
当然9ボールルールの右方向にボールが飛び出して、
ドロー
プッシュアウト
プッシュスライス
これらの弾道のいずれかになります。

逆にアウトサイドから降りてくると、
9ボールルールの左方向にボールが飛び出しやすくなって、
プルフック
プル(引っ掛け)
フェード
これらのいずれかになります。

■感情が間違った動作を生みやすい
実際はトップでできた手の形を何も変えずに自然と下半身のリードで
降ろしてくれば、腰から腰のダウンスイングでは
自然とオンプレーンに降りてくるはずなのです。
しかし、必要以上に力が入りすぎたり、必要以上にボールを高く打ちたい、
遠くに飛ばしたい、低く打ちたいなどの感情が入ったりすると、
間違った動作を生み、シャフトの向きがオンプレーンから外れてくるので気を付けましょう。
練習方法としては、繰り返し素振りで腰から腰のダウンスイングの位置まで
クラブを下ろしてくる練習を繰り返ししていると、
正しいイメージを身体に覚え込ませやすいです。
素振り等で腰の位置まで下ろす練習をしていると、
正しい動きを習得しやすくなります。
シャフトの向きというのは、ボールの飛び出しの方向を決定づけます。
当然のことながらドローボールを打ちたい人は、若干インサイドから降りてきて
インサイドアウトのスイング軌道にすることで、ドローを打つことができます。
フェードボールを打ちたいなら若干アウトサイドから降りてくるような
イメージを持つことで、自分の思い描いた球筋を打てるはずです。
しかし、ノーマルな状態、すなわちストレートプレーンは
あくまでもターゲットラインと平行であるということを理解してください。
ストレートボールのスイングを目指すのであれば、
まずはターゲットラインと平行な位置にクラブシャフトを
下ろしてこられるように練習をしましょう。

次回も、腰から腰のダウンスイングについてお話しします。

またメールします。
小原大二郎

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