From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、あなたに
「関西は関東より○○な話」
という話をしたいと思います。
お盆休みに、妻の実家のある
姫路に帰省をしてきました。
で、帰省をするときに
必ず気になってしまうことがあるんです。
それは。。。
釣りをしたくなるんです!
関西に行くと、釣りに行きたくなってしまうんです。
どういうことかと言うと、
関東、関西の両方で釣りをした方なら
わかっていただけるのかもしれませんが
「関西は関東よりお魚さんたちがスレてない」
のです。
ですので、釣り糸を垂らすと、
けっこう食べてくれるという印象があります。
(これ、自分だけでしょうか?)
なので、帰省をするたびに、つい釣りに行ってしまいます。
ですが、こんなことを言うと
「簡単なところでだけで釣りをやっている」
ように聞こえてしまうかもしれません。
ゴルフで言えば、簡単なコースだけでやっているような、
そんな印象でしょうか。
そういえば、よくお客様がベストスコアを出したという報告を
自分も受けることがあります。
そんな時にお客様がおっしゃるのは、
・コースが簡単だったから
・距離が短かったから
・何度も行っているコースだから
こんな答えが帰って来るんですね。
簡単だからベストが出るほどゴルフは簡単じゃない
おそらくこのような返しをくださる方はきっと
謙遜や遠慮の気持ちで、そう言っているのだと思います。
でも、私がお伝えしたいのは、
簡単なコース、何度目かのコースだったとしても。。。
まずはそのスコアを出せたことについては
自信を持って欲しいのです。
「素直に喜びましょう!」そう言いたいのです。
ハッキリ申し上げて、コースが簡単だからといって
距離が短かったからといって、ベストスコアというのは
そんなに簡単に出るものじゃないです。
これは個々の考え方なのかもしれませんけれど、
ゴルファーの方は、簡単なコースで結果が出せたことを
変に恥ずかしがるような傾向があるように感じます。
もちろん、そういう考え方も一つの考え方でしょうが、
見方を変えれば、それはちょっと違うかなと、自分は思います。
というのも、簡単なコースで結果を出すことには
「いい面」もあるからです。
抽象的な言い方ですが、間違っていたやり方の「答え合わせ」が、
できるような、そんなイメージでしょうか。
例として、またまた釣りの話で恐縮ですが、
釣りでもルアーの色によっても食われやすい、
食われないというのがあります。
でも、釣れないところに行ってしまったら、
どれがいいのか、何がいいのかがそもそもわかりません。
でも、釣れやすいところに行けば、
・あれ、同じルアーなのに違う色だと反応が違う
・こういう地形のときは、こういうルアーがいいんだな
・こういう時には食ってくれないんだな
こうした反応がハッキリと分かるので
テストとしての成果も生みやすいんですね。
「行ける!」イメージを作る
全く反応がないければ、何がよくて何がダメだったのか、
その違いすらわかりません。
そもそも釣れなければ、結果、
知識や知恵がそこから先もなく、
自分の中で積み重なりもないということです。
釣りでも、関東であれば貴重な1回のアタリも、
釣れやすいところなら何度でも体感できます。
次に投げたら次も来やすい。それはつまり、
釣れた時の反復練習もしやすいということです。
もちろん、そういうところでばかりやるのも考えものですが、
たまにはそういう「イメージを作る」環境も大事かなと思います。
「自分はまだレッスンの成果が出ない」
そんなふうに思ったままだと、それこそ一生そのままです。
でも逆に、一回でも成果が出ていたら
「次は行けるんじゃないか?」
という気持ちにもなりやすいというものです。
自分も関西から戻ってきて、家の近くで釣りをしていると、
「もしかして、こっちでも釣れるんじゃないか?」
と思えてくるから不思議なものです。
(まあ、なかなかそうは行きませんが 笑)
ですが、ベストを出したことは変わりないですし、
まだ次のラウンドで逆戻りしても、
がっかりする必要はないと思います。
トントン拍子に上手く行く人というのは
本当に少ないわけですから。
ああ、そんなことを考えていたら、
また姫路に釣りに行きたくなってきました(笑)。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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