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体力低下に伴い適正なクラブに替えたい?

2021.11.04
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
 

今日なんですが、あなたに
 

 「体力低下に伴い適正なクラブに替えたい」
 

という話をさせていただきます。
 

このようなご質問をいただきました。
 

> 体力低下にともない適正なクラブに
> 変えたいと思っていますが
> どのような基準で選べば良いか迷っています

 

はい、ズバリこれについてですが。。。

言いたいことはお見通しかもしれませんが

自分のメールマガジンをいつも読んでくださっている
意識の高いあなたなら、この後に何を言いたいのかは
わかるかもしれませんが。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

 「体力低下、それって本当なの?」
 

冒頭のようなご質問は、
自分もフィッティングをしていて
多く聞かれることなんですが、
 

 「年をとったから体力がなくなった。。。」
 

だとか、
 

 「若い頃より振れなくなった。。。」
 

こういったお話を聞くんですけれども
 

 「じゃあ、果たして本当にそうなの?」
 

という感じで、疑問が付くんですね。

パターでやっと500グラム

あなたもご承知の通り、ゴルフクラブというのは
一番重いパターで500グラムをやっと超えるぐらいの
重さしかないわけです。

ということは、他のクラブは当然
500グラム以下になるわけですが。。。
 

 「じゃあ、その500グラムのものを
  振ると考えた時に、
  本当にそれが振れない重さなのか?」

 

と言われたら、そんなことはないはずなんですね。
 

とはいえ実際のところは、その体力とともに
 

 「体力低下=軽くする」
 

という図式が、なんとなくゴルファーのに
刷り込まれているような感じが
見受けられるわけで。。。
 

そういう図式を受け入れている人ほど、
 

 軽いクラブを使う

  ↓

 振ったら曲がるから、振らないようにする

  ↓

 距離が出なくなる

  ↓

 その距離の低下をまた
 「体力の低下」だというふうに思う。。。

 

そんな具合に、どんどん悪循環に
はまっていってしまっている可能性が
あるわけです。

歳をとったからはある意味「幻想」

この「年取ったからクラブ変える問題」については
以前から何度かこの場でもお話ししていますが
 

シニア用クラブってどんなモノ?

https://g-live.info/click/170105_nikkan/

 

実際にフィッティングやイベントでお客様にお会いして
70代、80代とけっこうな年齢の方にお会いしますが、

それでも「軽いクラブにしたほうがいい」というほどには
衰えを感じない方がほとんどです。

そして、女性ゴルファーのお客様でも
レディースではないクラブのほうが
明らかにフィットしていることのほうが多いです。
 

もちろん、若い頃と比べたら
体力の低下はしているのかもしれませんが、

年齢を重ねてもある程度は
それなりの重さのクラブを使うことで
今のゴルフを維持することは可能です。

簡単に言えば「10㎞走るよ」と言って
10㎞走れるのであれば、

わざわざ10㎞走るのを減らす必要はなくて、
10㎞走るのがしんどくなってはじめて
走る距離を減らせばいいわけですから。。。
 

ですがそのへんの基準が自分の中で
つかなくなっていると感じるのであれば、
一度フィッティングに来ていただくことをオススメします。

フィッティングのご案内

ということで、
 

 「あなたにマッチした最高の一本を提供する」
 

というコンセプトで、
あなたに最適のクラブをご提案させていただく

チーム徳嵩が提供する
「ゴルフパフォーマンスのフィッティング」…
 

引き続き、人数限定で募集をしています。

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このフィッティングでは、
 

 ・あなたのクラブに対する疑問、悩みをお聞きして

 ・あなたの現状を診断・分析して

 ・その解消する適切な方法、そしてクラブをご提案
 

完全マンツーマンのため枠数が限られているのですが、

メルマガ読者様に限り、下記にて
若干の空き枠をご用意することが可能です。
 

繰り返しになりますが、
ゴルフパフォーマンスのフィッティングは有料で、
かつ、ゴルフクラブのご提案もさせていただきますが。。。

必ず購入していただく必要は全くありませんので
どうぞご安心してご来場ください。

この機会にぜひ、下記よりお申込み下さい。

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追伸

ということで、今日の話の一部は
以下の「ラジオ」の中でお話ししています。

最近はちょっとした「ラジオ風」にしていますので、
どうぞお楽しみください。
(音が小さいと感じる方はボリュームを上げてお聞き下さい)
 


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

追々伸:数量限定「TKアイアン」のご案内

先日からご案内している、私が開発した
「TKアイアン」ですが。。。

「残り2セット」となっております。

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このTKアイアン、ごくごくたまにお客様から

 「このアイアン、ちょっとだけ重い気がするんですが。。。」

というお問い合わせをいただくことがあります。

ですが、本日お話ししてきたことからもわかるように
巷(ちまた)で扱っているアイアンが軽すぎるだけです。
 

実際、始めはそんなことをおっしゃっていたお客様も
 

 「始めはちょっと重いかなと感じたけれども
  だんだん馴染んできてスイングもスムーズになり、
  適正な距離が出せるようになった。」

 「距離が出ないのを年齢のせいにしていたけど
  このアイアンに変えてから、かつての距離が戻ってきた」

 「クラブが正しい打ち方を教えてくれるというのが
  まさに画期的。自然と良いアドレスに構えさせてくれる」

 

手に入れられたゴルファーの多くから
このような喜びの声を多数いただいています。
 

自分たちの工房で一本一本制作をするため
到着までには多少お時間をいただきますが、

こだわりのアイアンに少しでも興味がある方は
ぜひ、チェックしておいて下さい。

残り2セット。早いもの勝ちです。お早めに。

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それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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力がこもったトップの作り方

2021.11.03
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます、近藤です。

もし、あなたのドライバーの飛距離が
今よりも10y、20yと伸びたとしたら。。。

ゴルフが楽しくなるはずですよね?

今日は、そんな飛距離アップが実現できてしまう
取っておきの方法を、ビデオでご紹介します!

飛距離不足に並んでいる方の多くが、
クラブを振り上げて、一番深く入った
トップの位置が不安定だったりします。

それはやっぱり、
いわゆる手だけで上げてしまったりすることが
原因になっていることが多いですね。
 

飛距離が出せないゴルファーの方は、
トップの位置が不安定になることで

しっかりと力の溜まったダウンスイング、
そしてそこからのインパクトを迎えるのを
自分で難しくしてしまっています。

そうならないための3つの方法を
ビデオで撮影しました。御覧ください。


スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] をクリックします。



いかがでしょうか?

ここでご紹介した3つのポイントを
自分でチェックするには鏡を使うのが一番です。

右足は自分の感覚でチェックするとして
肩と手元については、鏡でチェックが可能です。

ゆっくり確認しながら、
自分のスイングをチェックすることを続けて

そして、チェックをしながらの
2種類の打ち方(ビデオで紹介しましたね)を
続けることで、

簡単に10yや20yは飛距離アップできます。
 

力の溜まったトップは、飛距離アップの第一歩。
ぜひ、続けてみてください!

近藤



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「ソコだけはダメ!」なミスをするあなたへ

2021.11.02
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「『ソコだけはダメ!』なミスをするあなたへ」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ズバリなぜ、ダメだとわかっているのに
打ってはいけない場所に、飛ばしてしまうのか?

そうした悩みがある方は、
今日の話を必ずお読みいただきたいです。

心当たり、身に覚えはありませんか?

たとえば。。。
 

 ・今日は絶好調のラウンド。
  ここで寄せられれば、90切り達成。

 ・なのに、最終ホールでバンカーにハマり
  バンカーショットで3打。

 ・さらに、グリーン上で3パット。。。
 

といった具合に、終わってみれば散々だった。
 

そんな経験、あなたも心当たりはないでしょうか。
 

先ほどの例に限ったことではありませんが、
「そこだけはダメ!」というところにミスするのは
特にアプローチの時に多いかもしれませんね。
 

たとえば、
 

 ・急傾斜なのに、ピンの上にオーバーして
  下りの難しいパットを残したり

 ・二段グリーンの上にピンがあるのに、
  下の段に落としてしまったり

 

あなたも身に覚えはありませんか?

なぜ、そうなってしまうのか…?

ではなぜ、わかっているのに
打ってはいけない場所に打ってしまうんでしょうか?
 

 ・
 

 ・
 

 ・
 

確かに、技術不足という問題はあるかもしれません。
ですが一番の問題は。。。
 

 自分のショットパターンを知らないこと
 

ここに原因があると言えるでしょう。

アマチュアゴルファーのアプローチショットの場合
 

 ・上手く打ってもショートする人

 ・ザックリが多く方向性が安定しない人

 ・ひっかけやすくオーバーが多い人
 

といった、さまざまなパターンがあると思います。
 

こうした自分のショットパターンを
見極めましょう、ということです。

とにかくデータを取ること

こうしたショットパターンを知るには、
データを取るしかありません。
 

 ・上り、下り

 ・ピンが奥の時、手前の時

 ・ラフ、傾斜

 ・ランニング、ロブショット

 ・残り10ヤード、残り40ヤード
 

などといった状況別に、10~30球打って
どんなミスが多いのかチェックして
データを取っていくのです。
 

これらのデータに加えて、さらには
 

 ・パー狙いの時

 ・ボギー以上は打ちたくない時
 

といった、心理的に圧迫されている状態でのショットが
どのような影響を受けるかまで自分を解析できたら
完璧と言えるでしょう。
 

もしあなたが、ひっかけやオーバーが多いといった、
自分のショットパターンがわかっていたら。。。
 

そのショットパターンを踏まえて、
狙いどころやタッチも変わるはずです。
 

そうすることで「やってはいけないミス」が
少しずつ減っていくはずなのです。
 

ぜひ、お試しください。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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効果絶大!理想的なスイングはスコアアップへの近道

2021.11.01
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

さて、もう2ヶ月後には年が明け、
2022年がやってきますね。

そろそろカウントダウンでしょうか?

12月に入ると年末年始に向け、
せわしなく一瞬で過ぎ去っていってしまうので、

年末に向けて、やり残したことを済ませたり、
はたまた年始に向け準備しだしたほうが良いかもしれませんね。

10月以降は、緊急事態宣言が解除され、
東京では1日の感染者数が20人を下回るなど。

感染者数が何千人もいた緊張感走る日々から一気に減少し、
あの頃と比べると嘘のようですが…

そんな落ち着いた状況下で、
先週はZOZOチャンピオンシップが
有観客で開幕されていましたね。

2019年の同大会では、
タイガー・ウッズ選手に敗れて2位。

そして、今年は松山英樹選手が見事優勝。

マスターズ以来、今年2度目の快挙でした。

オリンピックは無観客開催だっただけに、
有観客の中で優勝を果たしたこの大会について。

「マスターズが10だとしたら
2か3ぐらいだと思います。

結果としては8くらい行きましたが、
上がった5は応援してくれた方の
おかげでしかないと思います。」

とインタビューで話していましたね。

優勝したのにも関わらず謙虚で、
自分に対してストイックな姿勢が、
印象に残っています。

常に万全の体制をキープし続けるというのは
一流のプロでも難しいことですが、

ここ一番、というときにタイミングを合わせ、
最善の状態に持っていけるよう。

日々努力を積み重ねることが大切ですよね。

やりすぎて体を壊してしまっても、
ケアしすぎて準備が不十分でも。

本番で本来の実力を出すことは難しい。

継続は力なり、というように、
日々の継続がゴルフ力の底上げに繋がります。

なので、ぜひ小さなことでも、
コツコツと努力を習慣化していってほしいのですが…

今日はそこで日々のゴルフ力の底上げに繋がる
ドリルをご紹介させていただきたいと思います。

ボールを打たないドリル



今日ご紹介するのはボールを打たない練習法。

実際にボールを打ったほうが上達するのでは?

と、思われる方も多いと思いますが

スイングそのものを上達させるためには、
あえてこのボールなしでの練習が効果的なんです。

というのも。

練習場で実際にボールを打って練習する際、
多くの方は打ったボールの弾道が
気になってしまうのではないでしょうか?

そして、もしボールが自分の思い通りに飛ばなかったら、
スイングを修正し、「今回こそは!」と意気込んでしまいます。

しかし、こうなってしまいますと、
本来意識するべき「スイング」ではなく、

キレイな「ボール」の行方への意識の方が
強くなってしまいます。

ただ、ボールを打つという行為自体が目的になってしまいますと、
「理想的なスイング」が疎かになってしまうんです。

室内でもできるスイング磨き



ぜひ、これからの時期、寒くなってくるので、
ぜひご自宅でも行えるドリルを、

取り入れてただきたいのですが…

本日ご紹介するのは、
「スローモーション素振り」というものです。

このドリルは名前の通り、
スローモーション=ゆっくり、と素振りを行うというもの。

スパルタで何十回と素振りをするよりも、
ゆっくりと正確に1つ1つの動きを確認しながら、

30秒~1分程度時間をかけて、素振りを行っていただき、
理想的なスイングを作り上げていくというものです。

少ない練習量でも効率よくスイングを修正、
ゴルフ上達に繋げることができるので、
ぜひやってみてくださいね。

通常は一瞬の動きですが、

スローモーション素振りでは
スイングの1つ1つの動作チェックし、
細かな動きを実感することができます。

ゴルフスイングの完成度を高めるために、
ショットを安定させるために。

スローモーションで
正しいスイングを行えるようになることが
理想的なスイングを手に入れる最短ルートになります。

特にこのスローモーションスイングでは、
ゆっくりと素振りを行っていく中で、

普段なかなかしっかりと意識できない
フェースの向きが意識しやすくなりますね。

ゆっくりと行うことで、
自分がスイングの中で苦手としているところや、
悩んでいるところを明確化することができます。

ぜひ日々の練習の中で、
スローモーション素振りを取り入れていただき、
ゴルフ力の底上げに繋げていっていただけたらと思います。



<本日のおすすめ>

・今、世の中に出回っている
 一般的なアイアンの “弱点” を補って、

・特になにも意識しなくても
 勝手にダウンブローで打ててしまい、

・自動的にバーディーチャンスをあなたに
 もたらしてくれる

徳嵩フィッターのこだわりが詰め込まれた
独自設計で誕生した「全自動でダウンブローが打てるアイアン」

自然とダウンブロースイングでボールを芯で捉えて、
飛んで曲がらない快感を味わえる。

そんな異次元のクラブが完成しました。

今回のご案内でご用意できた
TKアイアンはわずか【30セット】限り。

次回の入荷は未定となっております。

どうか今のうちに究極にこだわり抜かれた
アイアンの正体をお確かめくださいね。

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【ビデオ】個性を生かすスイングのベース

2021.10.31
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は
 

 「個性を生かすスイングのベース」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

今回はどんな動きが、個性を生かすスイングのベースとして
ちょうど良いのかをお伝えしようと思います。

まず。。。

(続きはビデオにて)

個性を生かすスイングのベース

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf211031/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

どんな動きがちょうど良いのか

私はスイングを解説させていただくときは、動きが見えやすいように
かなり極端な動作でお話させていただいています。

トップに向かう切り返しでのアウトからインへのループだとか、
手首の滑らかな右回転やダウンスイングしてきて股関節を入れる動きなど
数えあげるときりがありません。

また、素のスイングとしてさまざまなスイングのベースとなる動きを
まずはやってみると、プラスする個性が自分にとって有効なのか
逆に悪い動きなのかを判断しやすくなります。

そこで今回は、個性を生かすスイングのベースとして
どんな動きがちょうど良いのかを、お伝えしようと思います。

洗練された最終形

ズバリ言って、個性以外の部分を抜き出したスイングの出発点は、
次のような動きになります。

まずは左手の甲側へ体重を乗せるイメージでしっかりフォワードプレスを入れて、
右手甲側へ折れるヒンジが深くなったインパクトのイメージをつくって
バックスイング開始です。

そして、左脚の力を抜いて重りにすることをキッカケにして、
腰から上の体幹をそれまでの前傾角度を維持して右にターンさせます。

それに連動して腕から先は自らは動かさないつもりで、
手元は円軌道を描くようにイン寄りに動かします。

手は使わないでヘッドが置いていかれない程度の力でクラブを支えつつも、
ヘッドは1mぐらい真っ直ぐ低く動かそうとだけします。

そうすると、手首が親指側へ折れるコックは手を動かして
意識的に入れようとしていなくても、手元とヘッドの動きで自然に入ります。

まさに自分では手首などを動かしたつもりはない中で、
コックが入っている感じです。

上半身の形を変えないつもり

ヘッドが1mぐらい動いた後は、
上半身の形を自分からはできるだけ変えないつもりで
脚の動きをしっかり使い切るまで脚だけで動きます。

脚を使い切るとは、バックスイングなら右膝が伸び切るまで
しっかり伸ばすことになります。

そうすると、ドライバーショットとかで
スタンスの幅を肩幅程度まで広げているなら、
手元は胸の高さあたりまで脚の動きだけであがっています。

そして、シャフトはコックが入っているので
斜め45度ぐらいまで動いてきています。

ヘッドの勢いを利用

ここまで動いてきたヘッドは、思った以上に勢いがあります。

そこで、このヘッドの勢いを邪魔しないように
左肩から手首までをリラックスさせる中で、
右腕は自らは曲げないで形を変えないように強く意識します。

そうすると、右腕が支点となってヘッドが力点となるテコの動きで、
グリップエンドは左肩から離れる方向へ動きます。

このテコの作用で、ヘッドの大きな動きは大きな力に変換されて
左肩甲骨は胸の方向へスライドされてその周りの筋肉と
腱が引き伸ばされてしなりのエネルギーを溜めはじめます。

このとき、腕の力を使ってクラブを上向きにあげようとしたり、
右肘を自ら出そうとする力で曲げると、
このテコの働きが阻害されでしなりが発生しません。

あくまでも、それまでのヘッドの勢いを利用して、
右腕を静かに支点としてシャフトを支える意識を持つだけです。

このとき右腕はシャフトにかなり強く押されはじめるので、
曲げさせられることに耐えながらも曲がってきて
シャフトは水平ぐらいになれば十分大きなトップとなります。

下半身先行動作

そして、ヘッドがまだトップに向かっている最中に、
下半身の先行動作として左腰を低く落としながら
グリップをあたかもつり革のようにイメージします。

まさに、左手を電車のつり革に引っ掛けておいて、
左腰を低く落としてぶらさがろうとする感じです。

そうすると、トップに向かう勢いのあるヘッドと、
左斜め下へ落ちようとする左腰の間に挟まれた特に左肩甲骨周りが
どんどんしなりのエネルギーを体重で溜めることになります。

まさに、グリップエンドと左腰は真逆の方向へ動くことになります。

このトップに向かう切り返しでの下半身先行のときが
スイングの中で一番キツいと感じる瞬間で、
クラブを一番強く動かそうとしているタイミングです。

振り出し後方グリップエンドを投げる

そうすると、右腕はヘッドの動きで押されるので、
グリップエンドを振り出し後方へである右へ向かって
投げるような感じで右肘が曲げさせられることに耐えます。

あたかもグリップエンドを右斜め下に向かって振っている感じで
クラブには大きな力がかかり、このときの頑張りが飛距離に直結します。

右肘は結果的にはシャフトに強烈に押されて、曲げされられます。

そして、ダウンスイング中は上半身の形を変えないで、
脚の動きで腰から首の付け根である体幹を
左にターンさせることだけに意識を集中します。

このとき上半身はしっかりしなりはじめ、
しなるほど緩みはなくなり高い精度で動けます。

地面反力を利用

そして、まさに左脚で地面を踏んだ瞬間に、
遠心力に対応するイメージで頭を振り出し後方へ押し込み、
左サイドには大きなスペースをつくろうとすれば良いです。

この一連の流れの中で、一番大切なことは
上半身は意識的には形をまったく変えようとしていないことです。

コックも、ヘッドと手元の動きで入ってしまいます。

しなりだって、ヘッドと下半身の真逆の動きをきっかけに
入ってくるだけです。

外見にこだわりすぎないで、力のやりとりにこだわることが
個性を生かせるスイングのベース作りに大切です。

ダウンスイングでの詳しいイメージ

バックスイング開始から切り返しまでうまくできると、
後はエネルギーを逃がさないでうまく利用することで
自分に合ったスイングになります。

そこで、ダウンスイングで発生する色々なエネルギーを有効利用するために、
意識すべきイメージをまとめて詳しく見てみましょう。

切り返しでの下半身先行で左腰を低く落としてこようとして
左足が着地して地面からの圧力受け、
全身の落下を支えるように左脚は力を出しています。

驚くことに、左脚では全身の落下を支える地面からの反発力である
地面反力として、体重の8倍前後の力が0.1秒以内で発生します。

この想像を絶する大きな力が発生している最中に、
遠心力に対応しようとして頭を振り出し後方へ押し込みながら、
左サイドに大きなスペースを開けようとします。

頭の右移動で上半身は右に傾いて
左脚が上半身の重さを支えなくてもよくなった分、
その力を腰の回転に回すことができます。

もし、体重の3分の1を抜くことができるなら、
なんと体重の2倍以上の力で腰を回転させることができる可能性が発生します。

そこで、左サイドに大きなスペースを開けようとすれば、
左脚の伸びようとする強い力は左のお尻を
左後ろポケット方向へ押し込む方向へ向けられます。

これなら、体重の2倍以上の力を使って、
それまでの前傾角度を維持したまま腰を鋭く左にターンできます。

そして、ここで腰から首の付け根である体幹をしっかり固めて
一枚の板にしておけは、
その脚のパワーで左肩甲骨周りが強烈にしならせられます。

インパクトのイメージ

ダウンスイングでしなりのエネルギーを最高に溜められた上半身を、
一気に爆発させるのがインパクトです。

左脚の着地による大きな力で左肩甲骨周りの急激に伸ばされた筋肉には、
伸ばされる速さに応じて脊髄反射で収縮しようとする動きが発生します。

その結果、左肩甲骨は背中側へスライドされ、
左腕が引っ張りあげられてグリップエンドを引きあげます。

このとき、右腕を支点としてシャフトをしっかり支えているなら、
テコの動きでシャフトがしなりながらヘッドが急加速されます

右脚はこのヘッドの急加速での反作用を100%受け止めることが、
ボールを遠くまで飛ばすための要となります。

そのためにも、右脚はダウンスイングからヘッドの加速までは
静かにそっとしておいて、大きな反作用に備えましょう。

そして、ボールヒットではまさにしなり戻りはじめた瞬間ぐらいで、
通常の肩甲骨の可動域なら腰と胸は
左に45度程度向いているぐらいでボールヒットです。

脚だけセットアップの形に戻すと、
上半身のしなりがどれだけ多く残った状態で
インパクトを迎えるのか確認できます。

インパクト後は、クラブが振られることに勝手に身を委ねれば良いです。

精度重視

バックスイングで手元は体の右ターンで円軌道を描きながら
インサイド寄りに入る中で、ヘッドを真っ直ぐに動かすことで
コックが自然に入りました。

そして、ヘッドを外にあげる中で、
トップ近くではヘッドをインサイド側へループさせます。

このヘッドのアウトからインへのループで、
上半身はしなりやすい体勢となります。

ところが、その動きは大きいほどしなりをつくりやすいとしても、
大きく動くほど誤差は大きくなります。

そのため、究極的にはアウトからインへのループは
外見には見えないぐらいまで洗練されることが理想です。

その最終的なヘッドをアウトへ運ぶ動きとしては、
ヘッドは1mぐらいは真っ直ぐに動かすぐらいとなります。

バックスイングでまさに上半身の形を変えないつもりで脚だけで動き、
脚を使い切ったらそれまでのヘッドの勢いに任せて
トップまで行けば高精度なスイングとなります。

そして、気持ちだけはアウトからインへのループのイメージで
トップに向かう切り返しからダウンスイングすれば、
しなりやすい状態で落ちてくることができます。

バックスイングでは脚の動きでヘッドを動かしはじめ、
出だしの1mをヘッドが真っ直ぐで手元は体の右ターンで
インサイドでそこからは上半身の形を変えないつもり。

そして、右膝を伸ばし切ったあたりからは
ヘッドの勢いを上半身のしなりに利用するために、
右腕はしっかりシャフトを支えましょう。

さらに、ヘッドがトップに向かっている最中に
左腰を低く落としてくる下半身先行の動きでさらにしなりを深めて
パワフルなショットを手に入れましょう。

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では、また。
 

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