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己を知ることが上達の第一歩

2024.11.13
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From:近藤雅彦
神田のカフェより、、、

おはようございます。
近藤です。

 
「結局、上達するには
 何が一番大事なんでしょうか?」

これはイベントなどでも
よく聞かれることですし、
皆さんも気になることだと思います。

 
このメルマガを長く読んでいる方なら、
最優先でやるべき練習は何か、

私の鉄板の回答が
もうわかっているのではないでしょうか?

 
・・・そう、ビジネスゾーンです。

 
ただビジネスゾーンについては
他の記事でも触れているので、

本日はテクニック的な部分ではなく、
練習への取り組み方という部分の
お話していこうと思います。

 
実は、同じビジネスゾーンの練習をしていても
コレをするか・しないかで
効率も大きく変わってくる
ので、
ぜひご一読ください。

では最初に、質問です。

最近、いつ自分のスイングを見ましたか?

練習場で撮影などによって、
スイングをチェックしたかどうか
ですね。

 
毎回の練習でちゃんとチェックしているという方は、
素晴らしいです!

 
ですが、ほとんどの方は
あまり頻繁にチェックしていないというのが
正直なところではないでしょうか?

 
自分のスイングを客観的に見るために
室内での素振りなどなら姿見でOKですが、

練習場でもぜひ、撮影しながら
自分のスイングを確認してみてください。

 
イメージの自分のスイングとは
異なる部分が必ず見つかるはずです。

 
スイングを細かいところまで
正しく分析し、最適な練習を判断するのは
経験と知識が必要になりますが、

上体の上下動、体の軸の左右へのブレや
スイングプレーンの動きなど
簡単に判断できる部分でも、
あらゆる改善点が見えて来ると思います。

 
正しいスイングの知識がついても、
それを正しく自分のスイングに
反映できなければ効果がない。

 
逆に、今まで習慣的に
スイングチェックを
していなかった方なら、

あっさりと問題に気付いて
スイングを安定させることも可能です。

 
そのために、スイング撮影の
ポイントを紹介します。

 
①手元の高さで撮影すること

スタンドなどは高さを自由に設定できますが、
出来れば高さはアドレス時の手元の高さか、
手元・腰より少し低い程度に合わせること
をオススメします。

 
低過ぎたり高かったりすると、
どうしても視点の角度のせいで
スイングの角度がチェックしづらくなるので。

 
スマホスタンドや、ゴルフバッグに装着する
クリップ型の物などもありますので、
最寄りの練習場に適した
アクセサリーを活用してみてください。

 
②グリップの真後ろから撮影すること

よく、ターゲット方向の後方から撮影するとき
自分の身体の真後ろに設置したり
ボールの真後ろに設置する方もいますが、

設置が可能であれば手首の真後ろから撮影し、
テイクバック時にクラブヘッドも
画角内に収まるくらいの距離で
撮れるように設置してください。

 
この2つのポイントで、
後方・正面の2つの方向から
スイングをチェックすると良いです。

 
後方からは上体の上下動や
スイングプレーンに
フェースの動きなどを、

正面からなら
左右への重心の動き、
軸のぶれ方やハンドファーストなど
スイングのポイントを見ることが可能です。

良い時代になったものです

昔はスイングチェックのために
何万もするようなカメラを買ったり、

お金のない学生や研修生の時は
仲間の間で貸し借りしたりしたものですが、

今ではほぼ全員が持っている
スマートフォンで、いつでも簡単に
スイングチェックができます。

 
良い時代になったものです。

 
さらに最近のスマートフォンには
<スローモーション撮影の機能
デフォルトで搭載されているものも多い
ので、
スイングの軌道確認も非常にやりやすいです。

 
スローモーション撮影機能を活かした
スイング分析のアプリなども
無料の物も含めて多数の種類がありますので、

ぜひご自分に合った撮影方法で
スイングのチェックをしてみてください!

近藤

  

<本日のオススメ>

パターによるスコア大幅改善のカギ。

それは言うまでもなく
ストロークの練度にかかっています。

 
しかし、ほとんどの方が
通常のパターマットやパター練習場で
磨くことができるのは
傾斜もない3~5m以内のみ。

 
アプローチの精度も鑑みると、
最も必要なロングパットの寄せを
どうしてもぶっつけ本番のみの
不安定なものになってしまいます。

そして、距離感の精度以前に
不慣れなストロークによって
芯を外す、引っかけるなど
ミスとなって表れてしまう。
 
 
そンな悩みを根本から解消する、
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【ビデオ】飛ばない原因…それスウェーかも

2024.11.12
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From:石井忍
千葉のゴルフスタジオより、、、

こんにちは、ゴルフインストラクターの石井忍です。

私の過去のメールマガジンの記事については
右のバックナンバーからご覧いただけます。
よろしければどうぞ。
 

さて、今日は
左足が踏ん張れずスウェーして飛ばない
という方に向けたお話です。

まず、スウェーとはどういう状態かを
あなたはきちんと説明できますか?

パワーが伝わない、再現性もなくなる…

スウェーとはどういう状態かというと
ボールに対して構えて上げて、ダウンスイングで
ターゲット方向に膝がずれてしまうこと
です。

膝が左にずれてしまいますと
ハンドファースト打てないですよね。

そうするとものすごくディロフトして(=ロフトが減って)
そのままだと球が上がらなくなります。

その突っ込みすぎたものをどうにかしようとして
右手が「猫パンチ」みたいになってしまい…

そうなると、パワーも伝わらなくなります

そしてもちろん、再現性も下がります

ですので、この左足はしっかりと蹴り上げて
使っていきたいわけなんですが、

それでもこのスウェーによって
ついつい、ズレてしまうというわけです。

では、そうならないように
どうすればよいかというと…?
 

今回はそんな話について、
ビデオでお話ししていますので
こちらをご覧になって下さい。

それでは、どうぞ。
 


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

ここでは「あるもの」をご用意いただきますが
特別なものである必要はなく、
100円ショップで簡単に手に入ります

ここでお伝えしたような感じで打っていくと
左サイドが締まって、ヘッドも走ってきます。

インパクトの再現性も上がってきますので
ぜひ意識して、スウェーを撲滅していきましょう。

桜が咲きました

今年、プロとして送り出すことができました。

見守っていただけるとうれしいです。
 

それでは、また次回お会いしましょう。

石井忍
 

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あなたが石川遼プロの優勝から学べること

2024.11.12
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From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「あなたが石川遼プロの優勝から学べること」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

ご存知の通り、石川遼プロが
おとといの三井住友VISA太平洋マスターズで勝利しました。

御殿場コースでの優勝4回目

やはりコースとの相性もあるのでしょうが
あの難しい御殿場で勝てるのであれば、

どのコースでも勝てそうな気がするのは、
私だけではないのではと思います。
 

相性が良いという点では、三日目にトップだった
金谷拓実プロも同様でしたが、
久しぶりに最後まで見応えのある、いい試合でした。
 

遼くんについては、ファンもいればアンチもいますし
率直に言って、本当に大変だと思います。

ですが今回の優勝を糧に、もっともっと活躍してもらって
日本の男子ツアーが盛り上がってくれたらと思います。
 

海外に目を向ければ、松山英樹プロはもちろんのこと
久常涼プロ、星野陸也プロ、中島啓太プロが奮闘しています。

さらに来期のツアーには新たに出場する選手もいるので
野球の日本人メジャーリーガーたちと同じぐらいに
盛り上がってほしいですね。

歴史ある大会での勝利

日本の男子ツアーの中で歴史ある大会というと
「中日クラウンズ」が春にあって、

秋になると「三井住友VISA太平洋マスターズ」
そして「ダンロップフェニックス」があがります。
 

これらの大会は海外の強豪選手たちも勝っている大会で、
石川プロはVISAマスターズで4勝、中日クラウンズでは
男子国内ツアー新記録の「58」を達成していますので、

あとは今週のダンロップフェニックスでも勝てれば。。。
なんていう期待感もあります。
 

単純に比較できませんが、
石川プロがこの3つの大会に勝つというのは
アメリカのPGAツアーで言えば
 

 ・アーノルド・パーマー招待

 ・ザ・メモリアルトーナメント(ジャック・ニクラウスが主催)

 ・バイロン・ネルソン選手権
 

レジェンドに関連するこれら3つの大会に全て勝つのと
同じぐらいの価値になるのではないかと思います。
 

たらればの話で恐縮ですが、
もし今週のダンロップフェニックスでも
石川選手が勝てたら。。。

「自信が確信に変わった」という松坂大輔の名言よろしく
2週連続優勝となって、今の取り組みにも
さらなる自信が付いてくるはずです。

アマチュアゴルファーも見習える点

技術的なところは、コーチも付いていて
本人が一生懸命やっているのが伝わってきます。
 

もう33歳になりましたが、今の積み重ねで
そろそろ技術的に固まってきてもおかしくありません。
 

石川プロはパターが基本的に上手いですし
ショートゲームも本当に上手です。
 

これについてはアマチュアゴルファーも
見習える点が多いと思いますし、

基本的なショットが冴えている時というのは
明らかに他の選手よりも、1枚も2枚も上手いです。
 

あとは自分が納得できるショットの精度が出せれば、
「新生・石川遼」で。。。
 

海外ツアーをもう一回頑張ってもらいたいという
そんな気持ちはあります。
 

その際には、スイングも大事ですけれども
身体面や飛距離の面では、向こうのプロたちの
平均点に追いつくことは難しいので、

その場合はやはり、並外れたメンタルの強さ、
小技の強さやマネジメント力で
乗り切っていくしかないかなと。
 

とりわけ、メンタル的なところで
「行けるぞ!」という気持ちになってくれたら、

石川選手もまだまだ世界で戦える
余地があるというふうに思います。
 

日本の年間女王は竹田麗央選手で確定し、
日本男子も「残り3試合」となりました。
 

野球の大谷翔平選手活躍のシーズンも終わってしまったので
ここから先は男子ゴルフの盛り上がりに、期待しています。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

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少ない力で最大限の力を生み出して飛距離を伸ばす

2024.11.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

 
おはようございます。
小原大二郎です。

 
どれだけ飛ばせるかというのは
ゴルフの醍醐味の1つですよね。

 
この秋のゴルフシーズンで
飛距離アップを目標にされている方も
多いと思います。

 
男性と女性とでは筋力によって
飛距離の差はありはしますが、

 
それでも女子プロの方や体格の小さなゴルファーが
圧巻の飛距離を出すことがありますよね。

 
そんなゴルフの醍醐味の一つである
飛距離を伸ばすために重要な要素が体重移動です。

少ない力で最大限の力を生み出す

体重移動によって自分の体重の何倍もの力を
効率良くボールに伝えることで飛距離アップに繋がります。

 
たとえ筋力に自信がなかったとしても
正しい体重移動がでていれば、

 
少ない力で最大限の力を生み出すことができるので
飛距離を生み出し、安定したショットになります。

 
逆に言ってしまえば
正しい体重移動ができていなければ、

 
効率良くボールに力を伝えることができないので、
効率の悪いスイングになってしまいます。

 
そのためには日々の積み重ねによって
体重移動を身に着けて理想のスイングを手に入れましょう。

 
正しく体重移動ができていないと
手や腕だけでスイングする原因にもなってしまいますので、
体重移動を意識しながら練習を重ねていきましょう。

 
体重移動を身に着けるために意識していただきたいのが
バックスイングで右足の重心を乗せる位置です。

 
アドレス時には母指球という
足の親指の付け根に重心がかかっていますが、
バックスイングでは土踏まずあたりに重心をかけます。

 
バックスイング時に足の小指側に
重心をかけてしまいますと、

 
スイングの軸が右に大きくズレてしまい正しい体重移動ができず、
またミート率の低下に繋がってしまいますのでので注意しましょう。

体重移動を習得するために

正しく体重移動ができているのかどうかを
確認する1つの方法としてフィニッシュに着目してください。

 
フィニッシュを作った時の右足がポイントです。

 
右足が地面に対して垂直になって
いるというのがとても重要です。

 
もし正しい体重移動が行われていないと、

 
打った後で左足へしっかりと体重が乗り切らず
右足に体重が残った状態になってしまうケースがあります。

 
フィニッシュでは右足を地面に対して
フィニッシュでつま先立ちになるように
垂直に立てるように意識しましょう。

 
そうすることで自然と左足に重心が乗って
地面に対して体が真っすぐな
きれいなフィニッシュの形になります。

 
しっかりと右足を地面に対して垂直に、
後方から見たときも地面に対して
右足が垂直に立っていくるといいですね。

 
正しい体重移動を身に着けていただくと
効率よく飛距離アップを達成することができます。

 
体重移動がきちんとできているかどうかの
確認の1つとしてぜひフィニッシュを確認してみてくださいね。

 

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【ビデオ】HS上げないで飛ばす方法はコレ

2024.11.10
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From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「ヘッドスピードを上げないで飛ばす方法はコレ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

飛距離を伸ばしたいなら
まずはヘッドスピード(HS)アップと言われます。

そして、HSアップなら体やシャフトのシナリを使って
インパクト近辺でヘッドを加速させるテクニックが必要だったり、
さらには神経系を鍛えたり筋力アップとなります。

ですがここでは、それらのことには手をつけないまま
飛距離をアップできる方法をご紹介
したいと思います。
それは。。。?

(続きはビデオにて)

ヘッドスピードを上げないで飛ばす方法はコレ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf241110/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

これだけ意識

まずは、色々難しいことは考えなくても
これからお話しすることだけを意識するとよいです。

ティーはフェース面からボール半個分出るぐらいの高さにしておいて、
ボールを左足踵のラインにセットすることに加えて
次の動きを取り入れます。

バックスイング開始でクラブを吊っていながら、
ソールした状態で動き出します。

手の中にクラブの重さを感じた状態でヘッドの下の部分を
芝やマットにそっと触れさせるという意味のソールすることが、
打点の安定性に大きく貢献します。

これらのセットアップとバックスイングの出だしを変えることで、
弾道を適正にできることで同じHSでも飛距離を伸ばすことができます。

さらに、インパクトに向かって左脚で地面を支えて
遠心力に耐えるイメージで頭を振り出し後方へ押し込む意識も
加えることができると最高です。

ティーの高さ

ティーの高さについて、高すぎるケースは多いです。

確かにティーアップは高いほどボールを
飛ばせる可能性もアップします。

それは、高打ち出しでの最適弾道に近づけるからです。

しかし、ティーが高いほど手ですくい打つ傾向になって、
逆に飛距離を落としているゴルファーは多いです。

フェース面からボール半個分出るぐらいの高さでダフりやすく感じたなら、
手でのすくい打ちになっていると思って間違いありません。

まずは、ボール半個分で練習してダフらないで打てるようになったら、
ボール1個分出るぐらいまでの間で最も飛ぶ高さを
決めるようにしましょう。

ボール位置

ここで、ボール位置は適正な上昇軌道でバックスピンを抑えて
最適な弾道を得るために重要です。

ボールを左足踵のラインにセットすることで
3~5度ぐらいの上昇中にインパクトできます。

ただし、左脚を蹴るタイミングが遅い場合も多いので、
そのケースではボールを少しだけ右に置きます。

両足をそろえて立って右足のつま先のラインにボールをセットし、
左足は横に動かさないで左足つま先を開き、
右足を右に持っていって両足の間隔が肩幅ぐらいにすればよいです。

左足踵のラインとその少し右の間で微妙に変えて試してみて、
飛距離が出せたポジションを自分のボール位置にすればよいです。

ただし、ボール位置が右にあるほど脚を使わなくなりますから、
練習ではできるだけ左足踵のラインにボールをセットして打って
脚を使えるようにしましょう。

ソールの効果

また、ソール状態でバックスイングを開始すると、
動き出しでのボールとヘッドの位置関係を毎回同じにできることで
スイングが同じなら打点は安定します。

さらに、クラブを吊ることでクラブと体の関係も一定にできます。

低バックスピンと打ち出し角度確保のために

また、高めのティーと左寄りのボール位置は、
低バックスピンと高い打ち出し角度を確保するためです。

さらに、インパクトに向かって左脚で地面を支えて
遠心力に耐えるイメージで頭を振り出し後方へ押し込む動きで、
軌道によって高い打ち出し角度を確保できます。

また、この左脚で遠心力に耐えるイメージによって
左脚で地面をしっかり踏めることができて、
まさに遠心力を100%活用してボールを飛ばすことに貢献できます。

セットアップでのボール位置やティーの高さは
飛距離アップの要
です。

まずはセットアップを疎かにしないで、
止まっていてできることはやり切って
楽々飛距離を手に入れましょう。

シミュレーションでの最適値

ダンロップなどのシミュレーションでは
一般男性のヘッドスピード40m/sの場合の最適な弾道として、
打ち出し角度25度バックスピン1500回転/分となっています。

しかし、この25度で打ち出すことは
スイングとしてはパワーを出しにくく、
実際には15度程度が最適となります。

出球の方向はインパクトでのヘッドの向きに
ドライバーなら80%程度依存しますから、ヘッドは5度の上昇角度で
ロフト10度ならほぼ15度の打ち出し角度となります。

そして、バックスピン量も最近はヘッドの改良などで
減ってきましたが、現実的には3000回転/分前後です。

ミート率

飛距離の影響するミート率の定義はヘッドスピードに対するボール初速で、
ミート率に影響する要素としては
打点やインパクト時のヘッドの加速度になります。

飛距離アップのための打点は反発係数ができるだけ高く、
ヘッドが当たり負けでぐらつきにくいところに当てることです。

以前はトウ寄りの少し上にヒットさせることで、バックスピンを減らしながら
そこそこ反発係数の高いところでのインパクトになって
最大飛距離となっていました。

最近は低重心化などヘッドの構造やフェース面の仕組みで
バックスピンを減らしたりできるようになってきているので、
ほぼ真ん中でヒットさせるだけでよいようです。

とはいえ、ヘッドの色々な部分でヒットさせてみることで、
現状のHSなどのスイング状態での最高の飛距離をゲットできる打点を
探ることは有効です。

そのためにも、バックスイング開始でのソールは重要です。

ボール位置

ところで、ボール位置は適正な弾道のためにはもちろんですが、
スイングをよくするためにも重要です。

先ほどお伝えしたように、ボール位置が右にあるほど
脚を使いにくくなります。

そして、ボールを下に置くショットでダフりが多いと、
ボールはだんだん右寄りになって余計に脚を使わなくなり
さらにダフりやすくなる悪循環に陥ります。

バンカーショットでもダフってヘッドが砂に深く入ると
ボールを右寄りに置く傾向になり、
そうするとヘッドの下側のバウンスが当たりにくくなってしまいます。

そうなると、ヘッドは砂に刺さりやすくなって
余計に砂の爆発ができずに抜けが悪くなって
バンカーからの飛距離を落とすことにもなります。

正しく脚を使えているならインパクトでは
腰は左に45度ぐらいターンしたあたりです。

そうすると重心は左足母指球の少し後ろから右に
10cmぐらいのところになります。

ボールを下に置くならそのさらに右に10cmで
左足母指球の少し後ろからトータルで右に20cmのところにセットすれば、
適正なダウンブローでクリーンヒットできます。

バンカーなら体の真ん中から左に10cmぐらいにボールをセットします。

打ち出し角度を高くしようとしてやってはいけないこと

ここで、打ち出し角度を高くしようとして
やってはいけないことがあります。

それは、リリースのタイミングが早く、
すくい打ち状態でインパクトすることです。

打ち出し角度を高くしようとすると、
手でクラブを上向に振ろうとしてしまいます。

しかし、それではヘッドは減速状態でインパクトすることになって、
ボール初速が出なくなるばかりか打点も狂いやすくなります。

ヘッドが加速中にボールを打ち抜くことがミート率をアップさせます。

右サイドでリリースされるほど、タイミングは早すぎることになります。

左サイドでリリースされることで、加速中になります。

そのためにはクラブの遠心力に耐えるイメージで、
左脚で地面をしっかり踏むというかまさに蹴ることを
しっかり意識しましょう。

私のウェブセミナー、期間限定で無料公開中

そういえば、飛距離アップについては私のウェブセミナー

 「力みを取ったら飛んじゃった!」

期間限定で無料公開中ですが、まもなく公開を終了します。

ですのでどうぞ、この週末のうちに
ご覧になっておいてください。

本来は有料でお届けしている内容も多数、盛り込んでいますし
最後までご覧いただいた方だけに
「プラスワンレッスン」もご用意
しています。

https://g-live.info/click/datsuriki_op2411/
 

では、また。
 

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