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「技」9番アイアンハンドアップ転がし

2017.03.05
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「技・9番アイアンハンドアップ転がし」

というお話をさせていただきます。

グリーンまわりでの鉄則は、まずはパターで転がせないか、
それがだめなら、アイアンなどで転がせないかと、
とにかく転がせれば転がします。

転がしがだめなら、サンドウエッジをパター風に使って
ボールをあげられないかとなります。

そして、それでもだめなら、サンドウエッジのノーマルショット、
それでもだめならサンドウエッジでロブショットなどとなります。

そこで今回は、アイアン、特に私は9番アイアンをおすすめしますが、
この9番アイアンでの転がし方の一番簡単な方法をお伝えします。

その名も「9番アイアンハンドアップ転がし」です。

と、その話の前に。

二点ほど、業務連絡です。

一点目。3月のワンデーレッスン会、
大阪、岐阜が若干余裕があります。

よろしければ下記よりお申込みの上いらしてください。
すでに枠が埋まっているところもあるようなので、
お早めにどうそ。
 

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3/7(火)のみ募集
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大阪(大阪市東淀川区)
3/12(日)・3/13(月)・3/14(火)
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岐阜(岐阜県各務原市)
3/19(日)・3/20(月)
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そして二点目。私の開発した
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ぜひ一度、のぞいてみて下さい。
 
 

では、話を戻します。

私がお勧めするショートゲーム3点セット

以前、「パター風SWショット」について
お伝えしていますが、同じノリです。

おさらいになりますが、私のコーチングのショートゲームでは、
実際のラウンドででくわすいろいろな状況に、
うまく対応できるための技をお伝えしています。

トーナメントプレーヤーのように、
毎日芝の上でグリーンに向かって練習はできないとか。

芝にご対面するのは、月に一回ぐらいということもあるでしょう。

そんなに練習できないとしても、ご安心ください。

私のコーチングでの
「グリーンまわり楽々3点セット」
というものがあります。

今回はその3点のうちの一つ、
「9番アイアンハンドアップ転がし」をお伝えします。

ちなみに「グリーンまわり楽々3点セット」とは次の3つです。

(1)「9番アイアンハンドアップ転がし」

(2)「パター風SWショット」

(3)「魔法の距離10cmバンカーショット」

「9番アイアンハンドアップ転がし」

「9番アイアンハンドアップ転がし」は、ようするに、
短く持ってハンドアップにして、パターのつもりでヘッドのトウ寄りに
ボールをヒットさせるようにストロークするだけです。

そして、ハンドアップでフェースが右を向いた分、
フェースを左にまわして閉じます。

そうすると、フェースがターゲットを向くばかりか、
ロフトが立って、転がりやすくなります。

簡単でしょ。

そうなんです、話しているよりも、
やってみるのが一番手っ取り早いです。

お家にあるパターマットでいいので、
「9番アイアンハンドアップ転がし」をやってみましょう。

9番アイアンがまるでパターの様に使えて、
パターもいらないぐらい、
まあまあうまくボールを転がせるものです。

2017-0305_1
 
 

では、また。
 

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「ええー。大森さん! もう終わりですか!!!」
 

まあ、最後にイラストも載せましたし、
まずはここまでの内容でぜひ一度やっていただきたいですね。

とはいえ、なんで9番なのかとか、
その辺のことをもう少し詳しく知りたいという方も
いるかもしれないなと。

ですので、もう少し詳しい話を続けてみようと思います。

では、お時間がある方は、続きをどうぞ。

一般的な転がし方法の罠

ここで、一般的な転がし方法には罠があるので、
その罠とは何かについてお伝えしておきます。

よく言われるのは、ボールを転がすときは、
ボールを右足寄りに置いて、ロフトを立てて転がすとされています。

しかし、その方法では転がりが悪くなります。

なぜって、だってボールが右足寄りということは、
その分下降軌道であるダウンブローにはいるからです。

そして、ダウンブローになるほど、
バックスピンはかかりやすくなります。

ということで、よく言われるボールを右足寄りに置いて
転がそうとすることは、転がりが悪くなります。

転がりが悪いということ、すなわちタッチが合いません。

ハンドアップではどうなる

では、ハンドアップの場合はどうかというと、
これが良く転がります。

なぜかというと、ロフトを立てる動きとして、
ボールを右足寄りに置くわけではないからです。

先ほどお話ししたように、
シャフトを立ててフェースを左に回すことでロフトを立てるだけなので、
ボール位置はあまりかわらず、ダウンブローがきつくならないからです。

さらに、9番アイアンではバリエーションが広い

さらに、9番アイアンではバリエーションが広くなります。

ずばり言って、ボールに近づいてフェースが右を向いた分
フェースを閉じるほど、ロフトが立ってキャリーが減りランが増えます。

このメカニズムをもう一度確認させていただきます。

ボールに近づくほどハンドアップの度合いが多くなり、
その分シャフトが立ちます。

ボールから遠く離れてみるとわかりますが、
遠くへ後ずさりするほど、手元は高くはできません。

ボールから離れるほど、手元は低くなって、
シャフトは自分側へ倒れてきます。

ボールに近づくということは、その逆になります。

ですから、ボールに近く立つほど、
シャフトは立って、手元は高くなります。

手元が高くなった分、シャフトを短く持ってもいいです。

あまり手元が高いとストロークしずらいので、
気持ちよく楽にストロークできる高さまで、グリップを下にずらせてきます。

ようするに、クラブを短く持つことになります。

ボールに近づきながら、クラブを短く持っていくようにすればいいです。

しかし、姿勢が高いほうが腰が楽だとうことも多いので、
ハンドアップとしています。

ですから、姿勢を高くしないなら、ハンドアップではなくて、
ヒールアップ転がしと言う言い方もありです。

また、シャフトが立つということは、
シャフトがボール方向へ倒れることになるので、
フェースはロフトで右を向きます。

そのハンドアップでボールが右を向いた分、
手の中でクラブを回してフェースがターゲットを向くようにします。

これは、フェースを閉じてセットすることになるので、ロフトは立ちます。

このように、どれだけボールに近づくかによって、
キャリーとランの割合をいろいろ調整できるので、便利です。

これが、ピッチングになると、転がせる範囲は極端にせまくなります。

そして、8番アイアンより長くなると、
こんどはキャリーできる範囲が狭くなります。

9番アイアンがキャリーとランの割合を、
ボールとの距離で調整するには、一番適用範囲が広く、便利です。

いろいろなクラブで転がすことはできますが、
まずは9番アイアンでいろいろ転がしのバリエーションを会得しましょう。

それができて、さらに時間があるなら、他のクラブでの転がしも練習しましょう。

いくら転がすといってもダフりたくない

ところで、いくら転がすといってもダフりたくありません。

ですから、ダフリそうな状況である、ボールが芝に沈んでいるとか、
さらには、少し窪に入っているとか、
そして、ディボットにある場合の対処方法があります。

それは、左足に多めに体重を乗せることです。

そうすることで、ダウンブローが強めになり、
クリーンヒットさせやすくなります。

ここで、ジレンマが発生します。

そうです、転がりの良さと、クリーンヒットしやすさは、
相反することの選択となります。

しかし、いずれにしても、クリーンヒットしないことには、
タッチは合うはずはありません。

ですから、ダフリそうな状況では、その分転がりを犠牲にして、
左足に多めに体重をのせることで対処します。

ボールに近づける限界は

ボールに近寄るほど、ロフトが立つことになって、
キャリーが減ってランが多くなりますが、ボールに近づくには限界があります。

それは、両目のラインがボールの真上までということです。

これは、パターにも言えることですが、
両目のラインがボールよりも外に出てしまうと、
急激に引っ掛けやすくなります。

ですから、両目を結んだラインとボールの関係は常にチェックしながら、
ボールに近づく程度を調整するようにしましょう。

また、ゴルフはボールに近いほど簡単になります。

逆に言えば、ボールから離れるほど難しくなります。

単純に、一番短いクラブであるサンドウエッジは、
一番長いクラブであるドライバーより簡単にボールに当てることができます。

シャフトが短ければボールに近くなり、長ければボールから遠くなります。

ということは、「9番アインハンドアップ転がし」で
ボールを多めにキャリーさせなければならない場合ほど、難しくなります。

キャリーを多くさせるためには、ボールから離れることになりますから。

足踏みを忘れずに

足踏みを忘れずにやりましょう。

ボールにヘッドをセットしたら、
足踏みをして気持ちよく振れそうな足場を探します。

それが、構えたクラブの形での最適なボール位置となります。

ですから、足踏みは絶対に忘れないようにしっかりやりましょう。

その他意識する点

その他に意識すると良い点は、つぎの3つです。

(1)グリップはパッティングと同じでも、
   ショットと同じでもどちらでも良いが、
   短い転がしならパッティングと同じにしたほうが良い

(2)ボールは転がしたいほど左脚寄りだが、
   その分ダフりやすくなる

(3)ボールが沈んでいるなら左脚に多めに体重を乗せるが、
   その分バックスピンが多くなり転がりは悪くなる

グリーンを狙うショットの鉄則

グリーンを狙うショットの鉄則は、ファーストバウンドがグリーン上で、
一番長く転がるショットを打つことです。

まず、グリーン面がグリーン以外よりは安定していて、
イリーガルバウンドなどになりにくいです。

また、転がりの安定性も、グリーン上が通常は一番良い状態となっています。

ですから、まずは、グリーンに最初に落とすということが、
予測可能なショットになります。

そして、できるだけ転がせたほうが、距離感は合いやすいです。

ということは、グリーンエッジにできるだけ近いグリーン面に
キャリーさせることが狙いどころとなります。

しかし、ここで、考えておくべきことがあります。

それは、自分自身のショットでのキャリーの正確性ということです。

どれぐらいキャリーがずれそうかは予測して、
その分グリーンエッジからグリーンの中心に向かって
狙い所をずらせた狙いの定め方が重要です。

通常ショット、たとえば100y以上からのショットでは、
ハンデがゼロよりも高い場合には、
グリーンセンターにボールが止まることが狙いです。

しかし、今回のお話は、グリーン近くからのアプローチショットですので、
狙うのはピンです。

ピンは残すのか抜くのか

ピンは残すのか抜くのかの判断は重要です。

パターの場合は絶対抜かなければなりませんが。

アプローチでは、プレーヤーの判断で、
残すのか抜くのかのどっちかを選択することができます。

そこで、どんな場合にはどうしたらいいのかということになります。

ずばり、上りならピンは抜いて、
下りでは残したままが総じて有利です。

ま、これはあくまでも目安ですが。

理由は、上りでは、ホールの奥は壁が高く見えますから、
ボールはホールを飛び越えにくくなります。

そして、むしろ、ピンがあることで、
強めのボールがはじかれてホール・インできない可能性が高くなります。

しかり、下りでは、ホールの奥の壁は低く、
ボールは通り過ぎてしまいやすい状態です。

そのため、ピンを残しておくことで、
ピンに当たって弾かれるというよりも、
ピンに当ってホール・インしやすくなります。

転がしはおもしろい

いずれにしても、たかが転がすとはいえ、
簡単に転がせる方法があったり、いろいろ罠があったりと、
おもしろいものです。

ぜひ、「9番アイアンハンドアップ転がし」と仲良く付き合いましょう。

絶対、良い結果が付いてきます。

だって、私が伝授した方々は、
この「9番アイアンハンドアップ転がし」で、
笑いが止まらないらしいですから。
 
 

ちなみにこの「9番アイアンハンドアップ転がし」を
直接レッスンしてほしいという方は、下記のレッスンへどうぞ。
 

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これで、今日は本当のおしまいです。

では、また。
 

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ドライバーが安定せずに低空飛行…(泣)

2017.03.04
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「ドライバーが安定せずに低空飛行…(泣)」

についてお話しようと思います。

ドライバーの弾道が上がっていかない。低空飛行。。。
こういうお悩みで悩んでいる方、結構多いですよね~

上がらない原因は、ズバリ。。。

「カッパえびせん状態」アドレス

今日も質問が届いています!
 

> ドライバーが安定しません。特に低空飛行が多いです。
 

なるほどお。。。

ここまで引っ張っちゃいましたが、
この上がらない原因は
 

 「アドレス!」
 

やっぱり、モンゴたちプロから見ると
ほぼここに行き着きます。

もちろん、他の原因で上がらない人もいまけど、
大抵はアドレスに大きな問題があることが多いです。
 

もっと具体的に言うと「ボールの位置」ですね。

ドライバーの場合は、ボールの位置が左側に置きます。
左脇の下の延長線上あたりですね。
 

 「そんなことはわかってるよ!」
 

はい、そうなんです。

でも、分かっちゃいるけどやめられないの
「カッパえびせん状態」になっている人が、本当に多いんです。

おそらくですが、やっぱりボールが身体の中心にないと
何となく不安になってしまって、
ボールがセンターに来てしまっているんだと思います。

不安だから、上半身だけ、あるいは全身を左に傾けて、
知らず知らずのうちに身体の中心に持ってきてしまうんです。

そうすると、軸が左に傾きますから、
ロフト角が立ってしまって、必然的に上がらなくなります。

自分で自分に制限をかけてしまっていて、
上げられない構えになっているというわけなんですね。

ボールの右側をのぞき込むように

ですので、ボールが上がっていないなと思ったら
構えてアドレスをした後、上半身だけをちょっとだけ
右に傾けてみて下さい。

イメージとしては、構えながらボールの右側を
のぞき込むように構える感じです。

こんなことを言うと、結構極端に感じるかもしれません。

もちろん覗き込んむようにしてみて、打ちづらいなと思ったら、
ちょっとだけその傾きを緩めても大丈夫です。

目の前に鏡があれば、鏡を見ながらその傾きを確認したり、
撮影ができれば撮影をしたりしてもOKでです!
 

と、このようにやってみると、
こんな不安を感じる人もいるかもしれません。

 「えー、そんなことしたら、
  逆に打ち上げ過ぎちゃうんじゃないですか?」

 「よくある、明治の大砲になっちゃうんじゃないの?」

はい、そんな不安な気持ちがムクムクと
顔を出してくるのも、とてもよくわかります。

でも、ここは一つだまされたと思って、
まずは試しにやってみることをオススメします!

やってみて、それでもしいいアドレスで適度に傾いた状態で
ボールが上がるのであれば、それに越したことはないでしょう。

おそらくこの場合、ボールが右に曲がっている可能性もあるので、
これによって曲がりも少なくなったら、なおさらいいですよね!
 

とはいえ、このことでボールが上がりすぎてしまったら。。。
その場合は、クラブが合ってない可能性も考えられます。

それはクラブのロフト角の変更を考えましょう。
(場合によっては、シャフトの変更も必要かもしれません)

実際、球が上がらないと悩んでいる人は
クラブが原因という人も結構いらっしゃいます。

当たり前ですが、自分に合わないクラブを使っていると
上がるものも上がりません。

たとえばロフト角が「9度」とか「8.5度」とか、
後は、やたらに重たいクラブとか。

そういうクラブは、極力使わないほうがいいですね。

その他の可能性があるとすれば

他に可能性があるとすれば、あと2つぐらい。。。

一つ目は「重心の位置」
左右のどっちに重心がかかっているか?

ドライバーは、どちらかというと
右にかかっていたほうがいいです。
(いわゆるアッパーブロー気味になりますので)

重心のチェックについては、個々の感覚もあるんですが、
常に意識しておけるといいですね。

たとえば電車待ちの時に立ってみて
「重心どっちかかってるかな?」と確認してみるのもOKです。

あるいは、体重計2つを用意して確認するという方法もあります。

実はこれ、意外とバカにできない方法で、かなり有効です。

意外といい感じで立っているなと思っていたら、
右の方が体重が多い、逆に左が多い、ということはよくあります。

実際に具体的な数値としてあらわれますので、
数字の形で見てみるのは、とてもいいことです。
 
 

あともう一つの可能性としては、
いわゆる「前傾が深すぎる」という問題です。

この原因は、ドライバーは長いクラブなので
当てたいという気持ちから、そうなってしまうんですね。

ドライバーだとかがんでしまう人もいらっしゃいますが、
これだと上から潰してしまう感じのスイングになります。

そうすると、いわゆる上から打ちつけるような感じの
スイングになるので、球が上がりづらくなります。

これを避けるためには、当たり前ですが
前傾角度を起こすようにします。
 

とまあ、いろいろお伝えしてしまいましたが、
ここでお話ししたようなこといろいろ試してみることで
ボールも上に上がり、安定した弾道になるはず。。。

ぜひ、お試しください~!
 
 

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!
 

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「ハッキリ言って、
 これは今までの私のスイングの「核」を
 お見せするプログラムです。

 これから紹介していくスイングとその練習法で
 スイングのチェックポイントをお見せして
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 道標ができるでしょう。

 これは、アマチュアゴルファーのあなたにも
 実践していただきたい、
 不調から好調へと導いてくれる重要なものです。」

石川遼や池田勇太と言った強豪と戦ってきたツアープロ
梶川武志が作り上げてきたスイングの秘密とは?

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実践型!レベル別トラブルショット対応マニュアル

2017.03.03
mizugaki

From:ガッツパー水柿
ゴルフパフォーマンス練馬店より、、、

こんにちは、
ガッツパー水柿です。^^

今日はあなたに、

「実践型!レベル別トラブルショット対応マニュアル」

について、お話ししたいと思います。

ゴルフをしていると、思いもよらぬ所に飛んでしまい
トラブルショットを打たなければならない場面があります。

もちろん、そういった状況に「しないこと」が理想です。

でも、、、

残念ながらトラブルショットを一度も経験しない。
なんて方が難しいですよね?

今回は、そんなトラブルショットの
対応マニュアルをレベル別にわかりやすくご紹介します。

このマニュアルはこれまで
直接レッスンをしている生徒さんにしか
お伝えしてこなかったものなのですが、、、

そもそもトラブルショットって?

一般的にはフェアウェイ以外に飛んだ時の
リカバリーショットをトラブルショットと呼んでいます。

つまり、ラフに入っても
トラブルショットと呼ぶんですね。

また、林の中やバンカーに入れてしまっても
もちろんトラブルショットです。

そうなると、、、

トラブルショット地獄からは
どうしても逃れられないことがよくわかります・・・

前置きはこれくらいにして
さっそく対応マニュアルをご紹介していきたいと思います。^^

100切り対応マニュアル

第一に優先するべきはウェアウェイに出すこと

下がったとしても自分が
「自信を持って出せること」が重要になってきます。

ここでは無理にリスクを背負って狙いません。

持つ番手で気をつけることは
ショット時のボールの高さがどの高さになるのか。

上に枝が生えている場合

IMG_5297

番手を上げて5番など角度の立っているもので低く打ち出します。

この時の打ち出し角度の確認方法を一つお教えします。

ボールがどの高さに上がるか
かんたんに確かめる方法です。

クラブを地面に置いてフェースが
上にくるように地面に置きます。

シャフトをターゲット方向に向けてフェース面を脚で踏みます。
(ちょっと行儀が悪いのですが・・・)

そうすることで、ボールの打ち出し角度がおおよそわかるようになります。

文章だけでは伝わりづらいと思いますので、
またイラストを準備してみました。^^

ロフト角

90切り対応マニュアル

90切りの場合、まずは80台で周ること

悪くてもトラブル抜きで
ボギーペース、最悪ダボで上がる必要があります。

このレベルになるとただ出すだけではなく
出す場所の状況を意識しながら出してあげることが大事になります。

常に次のショットで
グリーンを狙える位置を意識しましょう。

その際に大事なことは

フェアウェイから周りの状況を確認しながら歩いてボールを探しに行くこと
そうすることで、出す場所の状況をイメージしやすくなります。^^

せっかくフェアウェイに出せても
次のショットで木が邪魔になってしまうと、
グリーンを狙いづらくなりますよね。

そうすると余分な一打が増えてしまいます。

80切り対応マニュアル

80切りレベルでは林に入ってしまうと最悪ボギー

林に入ってしまった瞬間1打ペナルティー状態です。

90切りではグリーンを狙う所から更にステップアップして
次の一打でピンを直接狙える状況を意識しましょう。

例えば、ピンの位置が右に切ってあったら
左からの方が狙いやすいので、フェアウェイの左側を狙います。

更にレベルが上がると
右の手前に切ってある場合はスピンをかけないといけない

ただし、グリーンにより近い方が全て有利とは限りません。

敢えて距離を残してしっかりとスピンをかけて
止めるショットも必要になってきます。

残り50yまで持って行けても
そこからの狙いが甘いと、、、
スコアにはなかなか繋がりません。

SWのフルショット80yよりも
アプローチ100yにしてあげた方が

うまく狙いやすい状況もあり
更にリカバリーできるチャンスも大きく広がってきます。

戦略を考える際にバーディーを狙っていくよりも

・ダボをどれだけボギーに抑えられるか

・ボギーをどれだけパーに抑えられるか

という考え方が大事なんですね。
抑えた分だけ1打づつセーブしている状態になります。

正直、プロでもなかなかバーディーを狙うのは難しいです。

叩いてしまう状況で
スコアをどのようにまとめられるか

TVなどでプロのバーディーにばかり
目がいきがちになりますが、

実はマネジメントこそスコアを
まとめる上で最も重要なことなんですね。
これからそういった視点でも是非観てみて下さいね。^^

レベル別の考え方は

100切りを目指していても
90切りを目指していても

クリアできるのであれば
もうワンランク上の考え方でもOKです。

ショットがいくら良くても、、、

こういったマネジメントが問題で
スコアを上手くまとめられない
生徒さんを沢山見てきました。

100切りはショットの精度次第で何とかなると思います。

しかし、

次に出てくるスコアを縮める壁はコースマネジメントです。

・ショットの精度

・コースマネジメントの考え方

双方バランス良く出来るようになることが
目標スコア達成への近道となります。^^

プロがなぜ安定したスコアを出し続けられるのか?

それは単純にショットの精度が良いだけではなく

トラブルショット時の引き出しや
マネジメントがしっかり出来ているからなんですね。

だからスコアが崩れない。

是非あなたも自分のレベルに合わせた
レベル別トラブルショット対応マニュアルを実践してみて下さい。

そして、さらに次のレベルに挑戦してみて下さい。
その積み重ねがきっとあなたのゴルフを進化させるはずです。

それではまたメールします。

ガッツパー水柿

 

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【ビデオ】完 体重移動でゴルフは変わる

2017.03.03
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

こんにちは、小原大二郎です。

ゴルフで一番大事な要素、体重移動。
今回はいよいよ”3部作”の完結編です。

体重移動ができていないと
上手くボールに力が伝わらないので
効率の悪い手打ちのスイングになってしまいます。

逆に体重移動さえしっかりできれば
少ない力で最大限の力を生み出すことができるので
飛距離を生み出し、安定したショットになります。

私は女性だから、、、
力には自信がないから、、、
ドライバーは苦手だから、、、

飛距離に関する悩みを抱えているなら
ぜひ取り組んで頂きたい内容です。

ゴルフの上手い人や上達の速い人は
ほぼ間違いなくこの体重移動を身に着けていますからね。

この練習をするときは
まずはスイングを3つの箇所にわけて取り組んで下さい。

はじめは短いクラブで確実性を身に付け
慣れてきたら徐々にクラブを長くしていき
ゆくゆくはドライバーでやってみて下さい。

毎日の積み重ねが必ずあなたの
体重移動を確かなものに変えていきます

体重移動をしっかり身に着けて
理想のスイングを手に入れましょう。

スマホの方、動画が見れない方はこちら

パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになり

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クラブの新モデルは本当に「いい」のか?

2017.03.02
tokutake

From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、

こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。

今日なんですが、あなたに

 「クラブの新モデルは本当に“いい”のか?」

という話をしたいと思います。

2017年のシーズンを前にして、
メーカーからは新商品が多数出ている時期ですね。

でも、果たして新商品が自分にとって本当にいいのかという
疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。

先日、こんな質問をいただきました。

新商品、何らかのメリットはあるの?


> クラブメーカーから次々に新しいモデルが発売されていますが、
> それぞれに何らかの進歩、改良がなされているものと思います。
>
> それは不特定多数のゴルファーにとって平均値的に必ず
> 幾ばくかのメリットがあるものなのでしょうか?
> それともケースバイケース、
> うまくフィットすればの話なのでしょうか?
 
 

ご質問、どうもありがとうございます。

まず、これは全てのクラブについて言えることなのですが、
 

 「その人にフィットしなければ、最先端がいいとは限らない」
 

結局はここに行き着きます。

もちろん当たり前ですが、新しいクラブのほうが
最先端のテクノロジーが乗っている可能性があります。

ですが、全ての人がその最先端の恩恵に浴することが
果たしてできるのかというと。。。それは全くの別問題です。
 

たとえば、球が上がらないで悩んでいる人にとっては、
球の上がりにフォーカスを当てた新商品があれば、
その人にとってはハッピーなわけです。

しかしながら「球の上がりを押さえたいんだよね」という希望を
持っている人には、球が上がるのはいいクラブじゃない、
ということになります。
 

結局のところ、どの点にフォーカスを当てて作っていて、
それが質問者様の悩みと一致した新商品が
おそらく「いい商品」ということになるでしょうか。

ゴルフクラブ新商品制作の裏側

ここでちょっと話はそれますが。。。

メーカーがクラブの新商品を作る時に、
どんな作業を行っていると思いますか?

もちろん、そうした作業はメーカーによって違いますし、
自分もかつて所属した会社の例でしか言えないのですが。。。

たとえば、何らかの悩みに対処するクラブを作る時は、
必ず、その悩みを持っている人を現場に呼びます。
 

 ・飛距離だったら「飛ばないと悩んでいる人」

 ・アプローチだったら「アプローチで悩んでいる人」
 

そのようなことで悩んでいる人を、
どこからか呼んできます。

とはいえ、呼んでくると言っても、
もちろん社外からお客様をお呼びすることもありますが、
社内スタッフを呼ぶことも少なくありませんでした。

それで、試作品を打ってもらいながら
「これだったらいいスコアにつながるな」
という判断ができた時点で商品化、という流れでした。
 

 「お客様像が明確になっているかどうか?」
 

製品を作る上で、このへんが明確にすることが、
自分の所属する会社のクラブづくりの原点だったと思います。

いくら良いと言われる最先端のテクノロジーがあっても、
お客様のニーズに合致していなければ意味がないと
分かっていたからなんですね。

どうしても顧客のターゲットからずれていると、
販売を続けることが難しくなります。

最後は結局ヒューマンテスト

とはいえ、自分が開発に携わっていたのは十何年も前の話です。
所属先の会社が今のように大きくなる前、
 

 「フォーティーンって、何?」

 「竹林って、誰?」
 

という「地クラブメーカー」の時代です。
現在どのような開発がされているのかはわかりません。

※注1:自分は株式会社フォーティーンの系列会社に所属していました

※注2:「竹林」とは、フォーティーンの創業者であり
    自分のクラブの師匠でもある
    竹林隆光(たけばやしたかみつ)のことです
 

竹林さんはクラブの数値を全面的に出したクラブづくりをする一方で、
ヒューマンテスト(人間の手によるテスト)を何より大切にしていました。

竹林さん自身も日本オープンのローアマなど、
トップアマとしても輝かしい戦績を残していた人なので、
「人間の感覚の重要性」を身にしみてわかっていたんでしょう。

ゴルフクラブも最終的には人が使うものです。
打ち手がよくないと思わないものは駄目、机上の理論だけではダメ、
といったところでしょうか。

実際、人が使う時にどう感じるかをないがしろにしていると
「なんかいまいち打ちづらいな」「結果が出ないな」
ということになってしまいがちですから。
 

 「メリットのあるなしは、最終的にゴルファーが決める」
 

その視点は自分も忘れないでおきたいと思います。
 

それでは、また次回。

徳嵩力一
 

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