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言い訳無しのゴルファー3つのポイント

2013.09.20
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「私はスコアアップには
練習はそんなに必要ないと思うんです。

地道な練習も面倒ですし、練習の効果に期待が持てません。
そもそも、ラウンドで十分練習になると思います。

新ペリアだと、ほとんど運ですし
隠しホールで叩いた方が結果が出るじゃないですか。」

私のお話を聞いてくださる方からこんな質問をいただきました。

こんなことを思ったことがあるあなたのために、
今日はゴルフの基本のおさらいです。

3つのポイントをお伝えしますね。

ポイント1)右肩上がりのスコアアップ

あなたが達成するべきなのは、たった1回限りのベストスコアではなくて、
スイング上達の結果としての右肩上がりのスコアアップです。

偶然だろうがなんだろうが、
とりあえず1度ベストスコアが出ればいい
ということではありません。

もし偶然いいスコアが出ることを願うなら
とにかくラウンドの回数をこなすことです。

もしかしたら、ゴルフの神様が1万回目の
ラウンドでホールインワンを連発させてくれるかもしれません。。。

・・・

それは、幻想です。

右肩上がりのコアアップのためには、
小手先の知識や、ノウハウでは不可能です。

スコアアップは
スイングの上達と密接な関係があります。

ピンにボールを1打でも少なく沈めるためには
毎回毎回のショットの正確性を上げるほかありません。

つまり

==========================================================
スイングの上達 →→→→ (ショットの正確性向上)→→→→→ スコアアップ
==========================================================

右肩上がりのスコアアップには、スイングの上達がかかせません。

どうすればスイングの上達につながるのか?
どうすればドライバー、アイアン、パターを正確に打てるようになるのか?

そのためには、練習あるのみです。
決して、スコアアップは偶然達成されるものではありません。

コースの状況、その日の天候、体調、運によってもスコアは確かに変わりますが
練習しない限り、右肩上がりでスコアが上がることはないでしょう。

ポイント2) ラウンドだけでは上手くならない

ラウンド ”だけ” で十分練習になると思ったら大間違い。

ラウンドが練習にもなることは否定しません。
中にはラウンドするのが楽しいから
ラウンドが練習であり、実践だよという方もおられると思います。

ただ、やはりラウンドの回数には限度がありますよね。
費用もかさみますし、時間もかかります。

ラウンドには、行けても週に1回くらいではないでしょうか。
その場合、週に1回しかクラブを握れません。

スイングの上達を目標とする場合、
週1回の練習ではちょっとさみしいです。

勿論、楽しいのはそれで結構なのですが、
スイングの上達はあまり期待できません。

ポイント3)スコアは運じゃない

スコアは「運」という考え方。

この方は、今回新ペリア方式によるスコア計算が
運に左右されるため、練習は必要ないと言っているのでしょうか。

確かに、隠しホールに依存したスコア計算方法では
正しいハンディが出るとは限りません。

人によっては10打程得する人も出てきます。

しかし、だからといって
自分のショットの結果が完全に運かというわけではありませんよね。

前にもお伝えした通り
ショットというのは、自分のスイングの結果でしかありません。

あなたが新ペリア方式で
スコアが出ないのは、、、

新ペリア方式の隠しホールに恵まれなかったわけではなく

あなたのショットの運がなかったわけではなく

あなたのスイングの実力がスコアに出たからなんですね。

言い訳ナシ、屁理屈なしです!

またメールします。

小原大二郎

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あなたの信じるものは何?

2013.09.19
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は、スイングで迷っているある生徒さんのお話から
はじめてみたいと思います。

あなたもおそらく一度や二度は、

 「どんなスイングをしたらいいのか?」

 「自分の求めるスイングはどこにあるんだろう?」

そんなことを考えたことがあるのではないかと思いますが、
今日はそういう人にこそ、読んでほしい内容になります。

迷いが原因で一進一退。。。

以前に私が教えていた生徒さんで、Sさんという方がいます。

Sさんは50歳前半で、だいたい100前後で回られていて、
100を切ったり切らなかったりを解消したくて、
私のところにいらっしゃました。

Sさんが来た当初は、なかなか結果が出なかったのですが、
その後80台の後半では回るようになりました。

そんなSさんですが、先ほども申し上げたように、
はじめはまるで結果が出なかったのです。

まるで結果が出ないというのは言い過ぎかもしれません。
むしろ「一進一退」と言ったほうが正しいかもしれません。

うまくいっても、すぐにまた元に戻ってしまう。。。
そんな感じだったんですね。

そんなSさんとは、練習後にこんなやりとりがあったんです。

Sさん「小原先生、私、この前雑誌で、有名な●●コーチの
    ▲▲スイングについて読んだんですが、
    あれってどうなんですかね?」

小原 「うーん、●●コーチのことは名前だけは知っていますけど、
    ▲▲スイングって、どういうスイングのことを言っているんですか?」

Sさん「えーと、どんなスイングだったかな。。。
    でも、読んでいてなんかいいなあと思って気になっているんで、
    小原先生から見てどうかなあと。。。」

小原 「うーん、どんなスイングかがわからないと、
    いいか悪いかは、私も何も言えませんね。。。」

Sさん「そうですか。。。でも気になるんですよね」

自分で説明出来ないものを信じられる?

小原 「確かに、真新しい理論や考え方が出てくると、気になりますよね」

Sさん「ええ、特に自分が信じてやってきたことで結果が出ないと、
    今ままやってきたことと違う、新しいものが気になってしまいます」

小原 「そう考えてしまう気持ちは、とてもよくわかります。
    私も以前はそういうところがありましたし。

    でも、私がプロになれたのは、
    そういう迷いを捨てられたからだと思っています」

Sさん「プロでも迷うことってあるんですか?」

小原 「もちろんありますよ。むしろ迷ってばっかりですけどね(笑)。

    でも、その迷いを振り切って、とにかく信じて続けます。

    ただ、続けることを邪魔しようとするというか、たとえば
    『もしかして、こっちのほうがいいんじゃないか?』
    と思ってしまうようなことが、必ず起こってくるんですよね。
    たとえば、結果が出ないとか、そういうことが」

Sさん「そういう時って、どうするんですか?」

小原 「そういう時は、、、『これって試されてるな』って思いますね。
    だから、あえて信じて続けます。
    だって、そこでやめたら、またゼロから始めないといけないじゃないですか。
    信じて続けるしかないですよね」

Sさん「そこまで信じ続けられるものが、私にはないですね。。。」

小原 「うーん、でもSさん。ちょっと厳しいことを言うようですけれど。。。

    さっき、●●コーチの▲▲スイングについて私が質問しましたけれど、
    自分で説明できないようなスイングを信じてしまっていいんですか?」

Sさん「!!! うーん、、、そういえば。。。そうですね」

小原 「ええ。もちろん、Sさんが迷われる気持ちはとてもよくわかりますよ。
    でも、ちょっとやって結果が出ないからといって、
    すぐに他の方法に。。。というのでは、あまり良くないですよね」

Sさん「ええ、すみませんでした。
    私がなかなか上達しないのは、きっとそのせいですね。
    これからは、今小原先生に言われていることを信じて続けます」

一度や二度で結果が出なくても

このSさんの例は、、、
そもそも教える側の私が悪いと言われれば、それまでかもしれません。

しかも私も当時は若かったので(今でも若いですが 笑)、
Sさんが私の言うことを信じることができなかったのかもしれません。

当時、上達が出来ないと悩んでいたSさんにした、
「3つのポイント」があります。

1.一度スイングを身につければ、それから下手になる可能性は低くなる

⇒ これは私がよく言っていることですが、
  一度スイングを身につけてしまえば、あとで大きくスイングを崩したり、
  スコアを崩したりすることはなくなります。

2.新しくスイングを身につけるよりも、
  すでに身につけたスイングをメンテナンスするほうが、かかる時間は少ない

⇒ 自分のスイングをいったん解体して、新しいスイングを身につけるのには、
  ものすごい時間と労力がかかります。

  しかし、身につけたものを調整するだけであれば、
  時間も労力も最小限で済みます。

3.スイングに移り気になるのは、自分のスイングを身につけていない証拠

⇒ 今回のSさんの例でも言えることですが、
  自分のスイングスタイルを身に付けることが、迷いを減らします。

  コーチがいるのであれば、ひとまずその人を信じてやってみる。
  教材を買ったのなら、それを信じて繰り返してみる。

  一度や二度のラウンドで結果が出なかったとしても、
  それはよくあることです。
  あきらめずに続けてみることです。

その後、Sさんは私を信じてついてきてくださって、
その後安定して90台を出し、90を切ることもできました。

調子が悪かったり結果が出ないと、弱気になるものですが、
それはやはり「試されている」のだと、やっぱり思います。

またメールします。

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【ビデオ】インサイドアウト軌道の修正法

2013.09.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

本日はウィークリーレッスンを配信します。

今日のテーマは「インサイドアウトの修正法」です。

ボールが右に飛び出してしまうという方や
自分で認識されている方もいるかもしれません。

ぜひご参考下さい。

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ナイスショットという毒

2013.09.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

「今のはナイスショットでしたか?」

先日のレッスンで
ある参加者のショットに対して
こんな質問をしました。

スイングの出来も、ショットの方向性も上出来でした。
落ちた場所も大分よかったです。

そのときのレッスンでは、
大分ゴルフがお上手な方々の
指導をさせていただきましたので、

その人のさらなる上達のために
結構厳しく指導させていただきました。

ほとんどの人に対して、
「あなたのスイングのここを直したほうがいい」

とか

「コレを変えた方がいい」

とかアドバイスをさせていただいたわけです。

そんななかで、
「今のはナイスショットでしたか?」

という質問をしたのは理由がありました。

ナイスショットという毒

「ナイスショット」

「ナイスショット」この言葉を聞いてあなたはどう感じますか?

ゴルフ場に行ったら、1日に何回もこの言葉を
口にしてくださっているかと思います。
(口に出していないとしたら、その日はとんでもないかも・・・)

いいショットを打ったら「ナイスショット!」

と褒めてあげる事が常となっているゴルフですが、

ゴルフをやっている人が目指しているのはそのナイスショットを打って
一打でも少ない打数で、ゴルフをするということだと思います。

ただ・・・

上達にとって、、、
ナイスショットという言葉ほど、毒なものはありません。

同時にナイスショットという言葉ほど、便利なものはありません。

ゴルフをしていると、
「ナイスショット」という言葉で
たいていのショットが片付けられてしまいます。

とりあえず、偶然目標方向に近ければ
とりあえず偶然、ピンに入れば
それは、ナイスショットなわけです。

左に飛ばそうとショットして
右に飛んでしまっても、フェアウェイならナイスショット
と言われたりもしますよね。

本当のナイスショットとは何か

たいていの人は、本当の「ナイスショット」の定義が出来ていません。
物理的にどういうショットができれば「ナイスショット」なのか。

それが、わかっていれば
あなたが「ナイスショット」を打ったとき
本当に喜べると思いますし、

ナイスショットでないときに、
次に修正するための、材料にすることができるのです。

しかし、私もあなたも同様だと思いますが、、、

「自分はナイスショット」
できたかどうか。

の問にスグさまイエス。
あるいはノーとは答えられないんじゃないかと思います。
う~~~んと、考えこんでしまうんではないでしょうか???

それはなぜかというと、
そのときそのときで、ナイスショットは
変わるからです。

そのためにも、ナイスショットが何かを
お教えします。

ショットの軌道をイメージする

普段からやられている方もいると思いますが、
ショットを打つ前に、どういう球を打つつもりなのか
をイメージして頂くことをオススメしています。

バックスイングから、インパクト、トップスイング、
ボールの出玉の高さ、ボールの距離、ボールが落ちたところ、ボールの転がり

それらをイメージして下さい。

それらがご自身の思い通りに行ったショットこそ
最高の「ナイスショット」です。

ドライバーで言えば、なんとなく真っ直ぐ飛んで
フェアウェイに残ればいいかな
という考えも勿論いいのですが、、、

コースの形も考慮して
あの辺に落とすというイメージを持って
打てると最高ですよね。

「ナイスショット」が何なのかを考えられることで
はじめてあなたも、自分の欠点をより
意識することが出来ると思います。

それを知らないまま、ゴルフの練習をすることは
真夜中に、ゴルフ場でボールを探すようなものですよ。

勿論、はじめからご自身の思い通りのショットなど
打てるはずもありませんから

少しずつご自身のショットに対するイメージを
具体的にしていってくださいね。

またメールします。

小原大二郎

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素晴らしいキャディさんの話

2013.09.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

これは私の生徒さんのTさんから聞いた話・・・

Tさんと奥さんが
二人でコースを回った日のことです。

すごく仲のいいご夫婦で、
以前からこの日を楽しみに待っていて、
とても清々しい気持ちで出かけたそうなんですね。

スロープレー・・・

いざゴルフ場について、
着いてすぐにプレーに入ったそうです。

すると前組に、
4人の男女が見えたそうなんですね。

男性が3人、女性が1人。

男性はみんな40代くらいで、
女性は20代くらいに見えたそうです。

それが何ともスロープレーだったようで。。。

クラブの交換もダラダラと歩いて
カートまで取りに行ったり・・・

女性が打つ時になると、
いつも同伴の男性に相談して
何度も素振りしてから打ったり・・・

自分の番にならないと
ボールの場所まで行かなかったり・・・

とにかくマナーがひどくて、
本当に遅かったそうなんですね。

しかも女性はグリーンにカバーを
3度も置き忘れていたそうです。

(Tさんが毎回届けてあげたそうです)

『クラブは常に3本くらいは持っていること』
『下手ならとにかく走ること』
『次の自分のボールの位置までいくこと』
『忘れ物がないか確認すること』

このようなゴルフの最低マナーは
守れなければいけませんよね。

そんな感情をいただきながらも、
奥さんとのせっかくのゴルフだったので、
Tさんが我慢してプレーを続けていました。

そんな折・・・

素晴らしいキャディさん

そのホールでは特に遅くて、
かなりイライラしながら待っていたそうです。

ティーグラウンドで前の組を待っていると、
ようやくカートが動き出しました。

「やっと打てるぞ~~!」と、
Tさんは意気揚々とドライバーを
手に取ったそうです。

しかしその時、
キャディさんが一言、Tさんに言いました。

「お客さん、飛び過ぎちゃうからちょっと待ってね~」

とっても明るいキャディさんで、
きっと安全に配慮して言ってくれたのでしょう。

さっさと打ちたくてたまらなかったTさんは、
しぶしぶもう少し待つことにしたそうです。

すると、、、

なんと、よく見ると窪地に
男性が一人残っているではありませんか!

もし気付かずに打ち込んでいたら
大変なことになっていたかもしれません。

・・・後々聞いた話では、
仲間が男性のひとりを取り残して、
いたずらでカートだけ進めたそうなんです。

マナーとして、ありえない話ですよね。。。

最悪のケースを回避する力

ここで私が言いたいのは、マナーを守って
早くプレーしようということだけではありません。

それは当然ですが、、、

何よりこのキャディさんが
とても素晴らしいと思ったのです。

私はこの話聞いたとき、
このキャディさんに感服しました。

あらゆるケースを想定して、
お客さんに最大限楽しんでもらう。

そういった姿勢を感じたからです。

スロープレーはマナーとしては悪いですが、
誰一人ケガをしませんよね。

ですが、打ち込みというのは
最悪の場合、命に関わるケガに繋がります。

Tさんがイライラしているのを知りながら
キャディさんは上手く抑止したわけですね。

このキャディさんのような感覚をもつこと。

つまり常に最悪のパターンを想定して、
良い手段を選択することはとても重要だと思います。

これはゴルフにおいても重要ですし、
普段の生活にも重要なことだと思います。

相手の気持ちをくみ取れること。
最悪のケースを常に回避できること。

これが出来ると色んなことが
上手くいくようになると感じます。

いわゆる「空気が読める」ということが
このことかもしれません。

空気が読める人間に、
空気が読めるゴルファーに。

またメールします。

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