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「無駄な練習だった。。。」と後悔しない方法2(つづき)

2013.07.18
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は前回の話の続き、

 「この感覚(=まぐれ当たり)をとぎすました先に、
  毎回、自分が思い通りにできるスイングがあるんだ!」

が間違いであり、ギャンブルに限りなく近い、、、
そんなことをお話ししました。

では、、、いったいどうすればいいのか?
そのことについて、今日は書きたいと思います。

次も同じく打てるのか?

はじめに、繰り返しになりますが、話の前提として

 「まぐれ当たりはコントロールできない」

ということを理解しておくようにしましょう。

あなたが「よし、いまの当たりはよかった!」と思ったとしても、
その次に同じように打てるかどうかは別の問題です。

なぜなら、何かを意図して打ったボールではないからです。

しかしながら、そうしたまぐれ当たりが
何の手がかりにもならないかというと、、、必ずしもそうとは限りません。

まぐれ当たりをしている時というのは、
人間は必ず何か特定の動きをしているものです。

そういうパターンを見つけて、それを再現性に生かし、
そうすることである一定の確率で「いい当たり」が生まれる。。。

しかし、その方法でも100%はあり得ません。
では、どうすれば良いのかというと、、、

わざと「曲げてみる」こと

私がよく100を切るか切らないかぐらいの人に言うのは、

 「わざとミスショットしてみましょう」

というアドバイスです。

たとえば、ボールをわざと曲げるように打つのです。
トップをわざと打ってみる、ダフリもわざと打ってみる。

しかし、この練習で気づくことはおそらく、
「あなたのミスショットは百発百中ではない」という事実です。

それはつまり、あなたは思い通りに打つことができていないということです。

でも安心して下さい。それがわかっただけでも、話は早い。
この事実を受け入れて、ミスショットをわざと打つ練習を続けて下さい。

そうしたら、普通にショットを打ってみてください。
おそらく、以前よりも方向性も球筋も違うことに気づくはずです。

この練習自体、ものすごく地味な練習ですし、
続けることはそれなりに忍耐力と勇気を必要とします。

なぜなら、ナイスショットができないわけですし、
「これで変なクセがついたらどうしよう」とか思うからです。

しかし、この練習で身につくものこそ「再現性」というものであって、
私も当初この練習をしたことで、大きくステップアップができました。

身体が研ぎ澄まされてくる

そして、もっと先に行くならば、そのミスショットを打った時、
「自分がどんな動きをしたのか」を感じてみることです。

意識的にミスショットを打っているのですから、
いつもとは違う、別の身体の感覚が出てくるはずです。

すこし大ざっぱな言い方になってしまいますが、
その逆をやってやればいいということです。

こうした「自分を感じる」練習というのは、自分のスイングのクセ、
自分の身体のパターンを知ることにもつながります。

先ほどお話しした「まぐれ当たりから知る」というやり方よりも、
より多くの身体的、感覚的情報がもたらされます。

 「曲げようとしたのに、曲がらない、、、」

 「もしかしたら、自分の感覚は間違っているのではないか?」

と、すぐにわかります。
これは、バカ正直にうまくいくほうから攻めるだけではわからないことです。

いい意味で「自分の感覚を信じないこと」が大事です。

「自分の感覚は“イカれている”んだ」ぐらいに思ったほうが
ちょうどいいのかもしれません。

特に、身体を総合して感じている感覚というものは、
間違いなくイカれています。ひどい言い方をすれば、ウソをつきます。

スイングというのは全てが集合した結果です。

再現性をつけるためには、そのうちの一つの要素のチェンジのしかた、
スイッチの切り方を学んでいくことでしか、達成できません。

もちろん、総体としてスイングをいきなり作れる人もいるかもしれません。

しかし、そういう人はごくごく一部の天才だけです。
しかもそういう人であっても、後で必ず立ち行かなくなる時が来ます。

成功はひとつかもしれませんが、ミスのパターンはたくさんあります。
だったら、一つのミスから順番に攻めていったほうがいいですよね?

そうすることで、何がうまくいって、何がうまくいっていないのかを
場合分けすることができて、結果的に上達もしていくはずですよ。

またメールします。

小原大二郎

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【ラジオ】スイングやミートの安定感が無い・・・

2013.07.17
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日はいつものウィークリーレッスンではなく、
音声によるレッスンをお送りしますね!

今日のテーマは・・・
「スイングやミートの安定感が無く、打球の方向のばらつきが激しい」

というものです。

http://g-live.info/pdf/radio130717.mp3

※右クリックで保存もできます。

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全英オープンにゴルフライブの文字が!?

2013.07.16

FROM:ゴルフライブチーム木村
神田のオフィスより、、、

以前、ゴルフライブのセミナーにも来て頂いた
ツアープロキャディの佐藤賢和さんをご存知でしょうか。

佐藤さんはこれまで
有村智恵プロ、佐伯美貴プロ、また片山晋呉プロなど
錚々たるプロの方々に指名されてツアーでキャディを務めてきました。

そして今回は、
全英オープンに出場する片山晋呉プロの
公式キャディをつとめることになっています。

ぜひ上位を狙って頑張ってほしいところですね!

そしてそして!
なんとその全英オープン中に、佐藤さんが
「ゴルフライブ」のサンバイザーを被ってくれることになりました!

実物はコレ↓

全英オープン中にテレビにも
ゴルフライブの文字が映るかもしれません^^

ぜひテレビを見る際は注目してみてください。

そして今回、その記念として、
ゴルフライブのオリジナルサンバイザーを
抽選で3名の方にプレゼントしたいと思います!

しかもなんと、片山晋呉プロと佐藤キャディの
サインを入れて頂けることになりました。

はっきり言って私が欲しいくらいです笑

https://asp.jcity.co.jp/FORM/?UserID=winedge&formid=138

※応募は7/21(日)まで

片山プロと佐藤キャディを皆で応援しましょう!

ー【ゴルフライブチーム】木村

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「無駄な練習だった。。。」と後悔しない方法

2013.07.16
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

今日は私が若かった時の頃の話をしたいと思います。

どこかでも話したかもしれませんが、
私がゴルフを始めたばかりのころ、、、

うまくいかなくて、クラブを叩きつけていたこともありました。

でもその後、そういう自分ともサヨナラをして、
今ではこうして、あなたにレッスンをしているのか?

そのへんのことを、今日はお話ししたいと思います。

紳士のスポーツなのに

思えば、私がゴルフを始めたばかりの頃、こんな錯覚におちいったことがあります。

 「やればやるほど、ゴルフが下手になっているんじゃないか?」

つまり、毎日の練習が全く身になっていないように感じたんですね。

そんな人間が、あなたにこうしてエラそうなことを書いているのですから、
若かったとはいえ、恥ずかしい限りです。穴があったら入りたい(笑)。

 「練習すれば、自然とできるようになるだろう。。。」

そんなふうに思ったのに、思ったように成果が上がらない。

「練習したんだからうまくなんだろ?」と思うのに、そうならない。
そんなことが続いてしまうと、

 「チクショー!!!」

と思いながら、クラブを叩きつける。。。
ゴルフは紳士のスポーツなのに、本当にひどいものでした。^^;

無駄にした時間は何千時間。。。

そんな私が、あることをきっかけに大きく変わったのです。

そして、この意識の変化によって、上達できていないと感じていた私が、
うまくいくようになったのです。

その秘密の一つが、、、

 「スイングに対する、意識の変化」

といったものでしょうか?
スイングに対して、どのように意識が変わったのかというと。。。

自分のスイングは、自然にできてくる、と思っていたことです。

今から考えれば、その考えがどれだけアバウトな考えかということは、
とてもよくわかることなのです。

しかし当時の自分は、その練習でうまくならないことにイライラして、
どうにかスイングをこねくり回していました。

しかし、そんなことでスイングができてくるはずもありません。
そんなときに、特に勘違いを引き起こしがちなのは、

 「あ、今のスイング、すごい気持よく出来た!」

という感覚を得た時です。

こういうことは、もしかしたらあなたにもあるかもしれませんね。
でも、この感覚に対して、絶対にしてはいけないことがあります。

それは何か?

再現性が問題

そこで引き起こす間違い。それは、、、

 「この感覚をとぎすました先に、
  毎回、自分が思い通りにできるスイングがあるんだ!」

というものです。

もし今、あなたがそのように思っていたりするのなら、、、
それは無駄を生みやすい考え方かもしれません。

なぜなら、そうした感覚というのは、あくまで一回そうなっただけで、
いわゆる「まぐれ」でできたものでしかないからです。

何の意図もせずやっていないのであれば、
それを再現することはできません。

しかしながら、そのようなまぐれを待つだけでは、
再現性のあるスイングを手に入れることはできません。

あなたが欲しいのは、たまたま当たるショットではないはずです。
そうではなくて、安定したショットのはずですよね?

だとしたら、まぐれ当たりを百発中百発打とうとするのは、
絶対にむりですから、やめて下さい。

それはゴルフではありません。
言い方は悪いですが、単なる「ギャンブル」です。

では、、、いったいどうすればいいのか?

それについては、長くなったので次に続けます。

またメールします。

小原大二郎

追伸:

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え!?その一打どう考えてますか?

2013.07.15
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

先日、ある生徒さんのラウンドレッスンを行ってきました。

その生徒さんはUさんといって、56歳の男性。
半年以上レッスンに来て頂いてる方です。

レッスンに来たばかりの頃は、
スコアは100がようやく切れるくらいでした。

ご本人の努力もあって、
先日ついに90を切り87というベストスコアをマークしました。

ご本人はもちろんですが、
私も本当にうれしかったですね。

ですが、、、

実はこの方に関して最近気になることがあるんです。

え!?その一打・・・

それは先日のラウンドレッスンのこと。

久しぶりのレッスンだったこともあって、
まずは最近の状態を見せてもらおうと思いました。

パー5のホールで、
まずはティーショットから見せてもらいました。

Uさんは緊張しながらも、
230yほど飛ばして、きちんとフェアウェイの真ん中につけました。

お、これは80台が出たのも頷けるなと、
安心してみていたんですね。

ですが、、、

問題は第二打目に現れました。

絶好の位置につけたので、Uさんは
バーディ狙いますよと、攻め気味のショットを打ちました。

そのショットは残念ながら、
力んでしまってかダフり気味で大きく右に飛んでしまいました。

あちゃーと思いながらも、
ここでUさんが自分でどう分析されるか、伺ったんですね。

そこでUさんがおっしゃった言葉・・・

「いやーやっちゃった・・・まあ仕方ないか」

ん!?あれ!?

どうもUさんからは悔しいとか、
どうすればよかったのかとか、そういう言葉が無かったんです。

以前は何でも聞いてきてくれたUさんだったので、
この変化には少し戸惑いました。

いくつかお話ししたいことはあったのですが、
ひとまず、そのままラウンドを続けてもらいました。

すると別の場面、、、

一つ前のホールでダボを叩いてしまったので、
今回は挽回しようと思ったのか、
すごく慎重なゴルフをしているUさんがいたんです。

そこでも、ティーショットはまずまず
いい位置につけたのですが、
二打目でまたダフりが出てしまったんですね。

するとUさんはすごく悔しそうに、
セカンドショットでダフりがよく出るんですけど、
何かいい練習法とかありますか?と聞いてくれたんです。

一打は一打

Uさんに限らず、
アマチュアの方のゴルフを見ていると
こういう場面によく出会います。

その時その時の状況や環境で、
一打の重さが変わってきてしまうんですね。

実はこの意識の持ち方は、
ゴルフのスコアアップにおいてすごく大きな問題です。

一打は一打です。
どの一打にも全く同じ価値があるはずですよね。

どういうことかというと、、、

例えば、
財布から1円玉が落ちてしまったとして、
それが自動販売機の下に転がり込んでしまったとしたら。。。

あなたは無理矢理潜って拾うでしょうか?

きっと多くの方は1円だからいいや、
とあきらめると思います。

でもそれがもし1万円札だったら?

ほとんどの方は、
きっとなんとしても拾いますよね^^;

お金はいくらだろうと等しく価値を持っています。

これがゴルフの一打にも言えると思います。

どんな場面でも、
どんな状況でも一打は一打。

一振り一振り、
すべてのスイングに意識を持つことが出来るかどうか。

これがスコアアップに大きく関係していきます。

ラウンドの後半には集中力が切れてしまったり、
すごく暑い日にはやる気が出なかったり。。。

大叩きが続いてしまうと投げやりになってしまったり、
友人に負けっ放しだとムキになってしまったり。。。

ゴルフには色々な要因が絡み合って、
あなたのスイングに見えない影響を与えてきます。

でも、どんな場面でも、
一打は一打という意識を常に持ってみてください。

意識をしないと、
一打ごとに価値を変えてしまいがちです。

コースでは、すべての一打が
平等の価値を持っていることを忘れてしまいがちです。

一打を大切にする意識が習慣になると、
あなたのゴルフは大きく成長するはずです。

これは意識をし始めないといつまでたっても変わりません。

(私がアマチュア時代も、
このことに気がつくまでは意識できませんでした。。。)

今日からでも出来る意識です。

ぜひ実践してみてくださいね。

また、メールします。

小原大二郎

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