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グングンとスコアをアップさせるする方法

2013.01.11
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日は、グングンスコアアップするための方法についてお話しします。
この方法は、無意識にやっている人はやっている方法なのですが、
やってみると効果はテキメンです。

■ゴルフ友達の多いSさん
私が教えている生徒さんの一人にSさんという方がいます。
40歳代後半、スコアは今ではシングルを達成されていているのですが、
この方、とにかくゴルフ関係の友達が多い。

Sさんの明るい性格も手伝って、みんなに好かれているようで、
毎週のようにゴルフの誘いが来るのだそうです。
とはいえ、ご家族の目もあるので、全てを受けるわけにはいかず、
誘いを断るのが大変なのだとか(笑)。
人気者というのもつらいのですね。

そんなSさんからとても興味深い話を聞きました。
でも、実際に聞いて「確かにそうだなあ」と思いました。
「私がシングルを達成できたのは、
もちろん小原プロの指導があったからというのはもちろんなんですが、
それ以上によかったのが、いいゴルフ仲間に恵まれたからだと思います。

いいゴルフ仲間が周りにいると、お互いにいい雰囲気で争えるし、
『次は負けないぞ!』って、ヤル気も出るから、練習にも精が出ます。

私のシングル達成は、小原プロが50%、仲間の力が40%、
あとは家族の理解が10%、ですかね。
あ、家族は理解ではなく、ガマンかもしれませんけど(笑)」
ちなみに、Sさんは某大企業にお勤めでして、
「家族の理解10%」というのは、Sさんがお仕事も順風満帆で
きちんと稼ぎがあるから、というのはかなり大きいかもしれませんね。

■仲間のスコアも暗記
確かにゴルフというのは、一人で行う孤独なスポーツであるために、
仲間の存在というのはとても大きいのかもしれません。
たとえば似たような話で、プロになる前の研修生同士というのは、
お互いにライバルですから、
「あいつには負けない!」
みたいな気持ちがヤル気になって、上達につながることが多いです。

確かにSさんのように、ゴルフ場に行ってもお互いに馴れ合いのように
ゴルフをするだけなのと、ゴルフ場でお互いに高めあえる仲間がいるのとでは、、、
その結果は雲泥の差になるはずですよね。
そして、Sさんのスゴイところは、これだけではないのです。

それは何かというと、自分のスコアだけではなく、
仲間のスコアもちゃんと記録しているんだそうです。
時にはゴルフ仲間と、
「お前、二年前の◯◯カントリーで回った時のスコア、××だったよな?」
みたいな会話をして、周りをびっくりさせることもあるのだとか。

初めは何となくノートにつけることを始めただけなのだそうですが、
こうすることで、仲間のスコアの変化もハッキリと知ることができて、
それが一層「負けられない」という気持ちにつながっているのだとか。

 

■切磋琢磨がパワーになる
先ほども書きましたが、ゴルフというのは切磋琢磨することで
本当にものすごい上達をすることができます。
言い方は悪いですが、アマチュアゴルファーというのは
プロと違って別に上達してもしなくても、究極的には何があるというわけでもないので、
一人でやっているだけだと、モチベーションを維持するのが難しいのかもしれません。

でも仲間がいることで、
「カッコ悪い姿は見せられないな」

「あいつよりもうまくなってやろう」
とか、そういう気持ちをプラスの方向に持って行くことができます。

ちょっと別の話で、ゴルフを教えている生徒さんに聞いたことがあるのですが、
大学受験で東大に合格する生徒数が多い学校というのは、
授業の内容がいいとかいうことはないそうです。
そうではなくて、周りが東大を目指していて、
切磋琢磨する環境があるからがんばれて、
それで結果として多くの生徒が東大に受かっているのだとか。

そう考えると、受験勉強もゴルフも切磋琢磨がパワーになるという点は、
同じなのかもしれませんね。
あなたの周りには、ステキなゴルフ仲間がいますか?
もしそんな、Sさんと同じようなそんな恵まれた環境にあるのだとしたら、
ゴルフ上達の半分は約束されていると思っていいかもしれません。
またメールします。
小原大二郎

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スコアがよくなりゃいい?

2013.01.10
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
今日はちょっと残念な話があったので、
あなたにもシェアしようと思います。
もっとも、このメールを毎日読んでくださっている方には、
こういう方はいらっしゃらないとは思うのですが。。。

■スコアの差が縮まって大喜び
私が時々レッスンをさせていただく方がいらっしゃいます。
その方は平均スコアが87ぐらい。
今でも1~2ヶ月に一回ぐらいレッスンをやらせてもらっています。
ラウンドレッスンの後などでは、終わってからクラブハウスで
お茶をしたりして、1時間ぐらいゴルフの話などをしています。
そのときに聞いたお話です。
その方(Aさんとさせてください)がたまたまお仕事で
一緒に回った方がいらしたそうです。
初対面だったのですが、その方がなかなかクセのある方だったそうで、、、
年齢は聞き忘れましたが、どこかの会社の社長さんだそうです。
Aさんが80台で回るということを知ると、
とにかくラウンド中なのに、あれやこれやと聞いてきたんだそうですね。
ここはこれでいいかとか、ここではどう打ったらいいかとか、、、
とにかくいろいろ質問してきたのだとか。
(セルフなのでキャディさんに聞けなかったということはあるのでしょうが)
正直、ゴルフの方はあまりお上手ではないそうで、
聞く所によると全くの我流で、スイングもよくない。
ただ、Aさんの「指導」がよかったのか、
その日は106ぐらいで回って、本人はとても満足されていたようです。
しかし結局、その日はAさんはいろいろ聞かれたことで調子がくるって、
普段はあまり出さない90台後半の97。。。
その方、とにかく自分のスコアとAさんのスコアを気にしていて、
Aさんと自分の差が10以内だったことを何度もおっしゃって
喜んでいらしたそうで。。。
そして終わってからの懇親会か何かで、
こんなことをポロッとおっしゃっていたのだそうです。
「結局ゴルフなんてのは最後はスコアだけだよな。
スコアが良くなりゃそれでいいんだよ。
気分良く終えられるし」
うーん、こういう方って、いらっしゃるんですねえ。。。(汗)

■スコアの原因となるものは?
さて、この方の話を聞いて、あなたはどう思いましたか?
もしかして「このバカゴルファーが!」と思ったでしょうか?(笑)
でも実際、スコアのことしか興味のない方というのは、
ゴルフをやっている方には、結構いらっしゃるからです。
というのも、ゴルフというのはスコアを競う「競技スポーツ」です。
最終的にはスコアのことがフォーカスされる宿命にあります。
自分のスコアには興味がある。でも、
「そのスコアがどのように作られているのか?」

「何がそのスコアという結果を生み出しているのか?」
こうしたことに興味や関心を持たないことには、
たった一回か二回はいいスコアを出せたとしても、
次に回っていい結果を出せる保証はどこにもないでしょう。
じゃあ、あなたがゴルフで結果を出そうとするとき、
何が再現性を保証してくれるのでしょうか?

■再現性のカギは「スイング」これしかない

ゴルフの再現性を支えるもの、
やはりそれはまぎれもなく「スイング」です。
まずはこの大前提に立って、ゴルフの上達を目指すこと。
そして、それが理解できて、実践できた人だけが、
スコアという結果をつかむことができる。
これが、ゴルフを上達させる上で正しい姿勢だと、私は思います。
ゴルフをやっていて、スイングに関心がないというのは、
「お金を稼ぎたいけど働きたくない」と言っているのと同じです。

スイングの大切さは、別にプロだろうとアマチュアだろうと関係ありません。

自分のスイングを理解する。
自分が今どうなっていて、それを改善するためにはどうすればいいのか、
考えて、考えて、練習をする。練習を重ねる。
あなたがどの程度今それができているのか、
この機会にもう一度振り返ってみることをオススメします。

またメールします。
小原大二郎

追伸
ちなみに、そのAさん。
その日は社長さんのせいでゴルフも楽しめずにスコアはさんざん。。。
だったのですが、社長さんに気に入られたおかげで、
そのつてで新たな仕事がもらえたのだそうです(笑)。
「おかげでまたゴルフに連れて行かれそうなんですけどね。。。」
とおっしゃっていましたが、まさに「芸は身を助ける」ですね。

 

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ダウンスイング(肩から肩)における頭の動き(前後)

2013.01.09
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
ダウンスイングについてのお話をしていますが、
今回もその話の続きで、
“肩から肩における頭の動き(前後)”
について、お話ししていきます。

■頭が前に動いたり後ろに動いたりしないように
頭部の軸と同じように、頭が前に動いたり後ろに動いたり
しないようにも気をつける必要があります。
頭の動きが前後にずれるというのは、体の重心がずれてしまっているからです。
頭が動いてしまうのは、体重がつま先にのほうに突っ込んでいっているわけですし、
後ろにつんのめっているのなら、かかと体重になりすぎている証拠でもあります。

 

特に「ボールに強く当てたい」「何とか当てたい」と思っていると、
人間の心理としては、前に体重がかかってつんのめってしまう人は多いです。
一方、体重が後ろに乗ってしまって後ろに動くと、
当然頭が起き上がってしまいます。

このように、頭の動きが前後すると、当然重心のズレがおきて
前傾角度の誤差を生むことにもなりますし、頭の動きが前後することによって、
ミスヒットを生む大きな原因にもなります。

■シャンク改善の糸口にも
特にシャンクが頻発している人で、
なぜシャンクが出ているのかわからない人がいます。
その場合、このダウンスイングの初期の段階で頭が前に動いてつんのめって、
その反動で手が押し出されて、シャンクしてしまっている人が結構いらっしゃいます。

特に最近シャンクが出ていて、原因がよくわからないという人は、
このダウンスイングの頭の動きを気をつけてみることで改善することがあります。
頭の前後の動きというのは、フェースの前後の動きに影響しています。
特に頭が前後に動くとシャンクしたり、ヒールのネックのところに当たったりしますし、
前傾角度が深くなるのでダフりやすくもなります。

また、逆に後ろに行くと、ボールから離れて、フェースの先端に当たったり、
頭も起き上がってしまったりして、トップボールが出やすくなります。
特に前傾角度が頭の動きと一緒に変わるのでトップしてしまうということです。
いずれにしても、頭の位置がぶれることによって
ボールにフェースがちゃんと当たらないということです。

この肩から肩のダウンスイングは、クラブを下ろし始める瞬間のポイント、
ダウンスイングの初期の段階です。
それは同時に、力のベクトルの向きが変わるところでもあります。
そのため、力の矢印の向きが反対になりますし、身体の力の出力が変わるところ、
力の加減が変わるところでもあります。
この段階では力みすぎず丁寧に切り返すことが大切で、
急加速はしないように気をつけましょう。

次回も、ダウンスイングの話を続けます。
またメールします。
小原大二郎

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だからスイングなんだってば!

2013.01.08
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
今日は改めて、そのように思ったことがあったので、
ここで書こうと思います。

■あるラウンドレッスンにて
数か月前の話なのですが、、、
ある方のレッスンを見させていただいた時のこと。
その方はSさんという50代後半の男性。
ラウンドレッスンだったので、ラウンドの前に
ゴルフ場に併設されている練習場で軽く練習をしました。

この方は初めて私のレッスンを受ける方だったのですが、、、
ちょっとだけスイングにクセがあったんですね。
他のレッスンプロに定期的に習っているとのことでした。
「他のプロに習っているということもあったので、
最初からあんまりスイングを大きくいじるのはちょっとなあ。。。」

そんなことを考えながら、ラウンドレッスンへ。
他のプロに教わっているところを思いっきりいじるのは
正直はばかられるので、自分としては不完全燃焼の
控えめなレッスンになってしまいました。

■禁を破る。。。
ですが、ハーフを回って食事をして、午後のレッスンに入る時、、、
「いや、このままやっていても、むしろSさんによくない。
だったら思い切ってやるしかないかな。。。」
そんな決意をして、午後のレッスンを開始。

午前とはうってかわって、Sさんのスイングの問題点を指摘しながら
アグレッシブに指導することにしました。
その結果、なんと。。。
午前中のハーフは57だったスコアが、午後は49!
Sさんはハーフで50を切ることがほとんどないので、
ご本人もびっくりされていました。

朝にSさんのスイングを見た時点で、
「たぶん、Sさんの上達を妨げているのはこのスイングだ…」
ほぼそんな雰囲気は感じていたのですが、
午前中はなかなかそこに踏み込めずにいました。

「でもどうする?
このままじゃせっかく1日使ってもムダになる!」

そう思って、100%の確信はない状態から、思い切ってのスイング指導へ。
「やるしかない。。。」
正直、ちょっと不安な気持ちもありましたが、
Sさんとのマンツーマンだったからということもあって、
スイングを指導しながら、スコアをまとめて回ることができました。

「小原先生、ぜひまたご指導お願いします!」
帰りぎわ、Sさんは今日の結果にとても感謝してくださって、
私としても胸をなでおろしました。

■やっぱりスイングが全て
こういうふうに、自分の狙いどおりに指導がうまくいった時というのは、
なにものにも代えがたい安堵感があります。
「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
私がいじったのは、スイングのほんの一部分だけです。
しかし、それを見過ごすことは指導者としてできなかった。
だから、他の人に習っているとは知りながら、
あえて手を加えてしまいました。

他の人に教わっているからなあ、、、というような言い訳をして、
教わりに来ている人を結果のないまま帰すのは、、、
ここで言いたいのは、私の指導がいいとか悪いとか、
そういうことではありません(笑)。

私が言いたいのは、

「その人に合ったスイングが実現すれば、結果は自ずとついてくる」
ということです。

もしあなたが、
「うーん、しょせん自分はこの程度の実力なのだろうな」

「うーん、まあ、この程度でいいか」
そんなふうに思っているのなら、、、
やっぱりスイングから見直すのがいいのではないでしょうか。

「 だ か ら ス イ ン グ な ん だ っ て ば ! 」
この言葉、私も新たに心に刻みたいと思います。
またメールします。
小原大二郎

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スイングが崩れた理由

2013.01.07
obara

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。
先日、レッスンをしていた時のこと。
ちょっと「どうしようかなあ」ということがあったので、、、
シェアさせて下さい。

■崩れたスイングの理由
それは私のところに最近来始めた生徒さんの話なのですが、、、
スコアとしてはもうすぐで100を切れそうというぐらい、
40代前半の男性の方です。
だいたいスコアで103ぐらいまでは行くのですが、
その先になかなか行けないということで、
レッスンを希望されていらっしゃいました。
2ヶ月ぐらい、不定期でレッスンをさせていただき、
レッスンでそれなりの手応えもあったので、
そろそろいけるんじゃないかな、と思っていたのですが。。。
この前のレッスンにいらしたとき、
なぜかレッスンで身につけてきたスイングを、
なぜか大きく崩されていらしたんですね。
その方、仮にAさんとさせていただきますが、
小原 「Aさん、スイングを大きく崩れちゃってますけど、
何かあったんですか?」

Aさん「え、そうですか。
実はこの前、シングルの友達とラウンドした時に、
『そのスイング、もうちょっとこうしたほうがいいいんじゃないの?』
って言われて、ちょっとだけ直されたんですけど。。。

小原 「ああ、そうなんですか。。。」

Aさん「そんなにおかしくなっちゃってます?」

小原 「ええ、むしろ元のスイングよりも悪くなっちゃってますね。。。」

Aさん「そうなんですか。。。すみません」

■責任が持てないのなら
Aさんはゴルフのお仲間としょっちゅうラウンドしていらっしゃるらしくて、
その人たちからいろいろなことを教えてもらうことが多いようなんですね。
ここでは別に、Aさんを責めるつもりもありません。
また、そのシングルの友達が悪いとか、
そういうことを頭ごなしに言うつもりもありません。

でも、、、やっぱり人って、ある程度自分がうまくなったと思うと、
教えたくなっちゃうんだなあと、改めて思いました。
あなたの周りにもいませんか?
誰に対してもゴルフを教えたがるお友達が。。。
もちろん、アドバイスを求められていて、
それに対して答えるというのならいいかもしれません。

でも、別にアドバイスを求められていないのに教えるのは、、、
その人のゴルフに責任を持てない以上、避けたほうがいいと思います。
ただでさえ、ゴルフというのはちょっとしたことだけで
スイングがズレてしまうような、比較的デリケートなスポーツです。
教える側は悪気はなかったとしても、
ちょっとしたことでも、大きな変化になってしまうのですね。

■教えることがゴールではない
実際、プロが練習ラウンドを行うときなども、
お互いにアドバイスが欲しけれは
「ここどう思う?」みたいなことは少しだけ聞くこともあります。
でも、何も言われなければ、ちょっと気になることがあっても
それを自分から言うことはありません。

たしかに、ゴルフに慣れてくるといろいろなことがわかってきて、
言いたくなることができてきます。気持ちはわかります。
もちろん、他人に教えられるぐらいにゴルフのスキルを
しっかり身につけることはとても大切なことです。
しかし、アマチュアゴルファーにとって、
教える能力を身につけることがゴールではないはずです。

もし自分が「教えたい」という衝動に必要以上に駆られているのなら、、、
まずは自分のゴルフに焦点を当ててみるようにしましょう。
他人のことよりも、まずは自分のことを見つめるのが先決ですから。
またメールします。
小原大二郎

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