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【ビデオ】パターはPPAPで上達?

2016.11.07
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます、小原大二郎です。

みなさんは「PPAP」ってご存知ですか?

お笑い芸人、ピコ太郎が歌う
『PPAP(ペンパイナッポーアッポーペン)』
というネタです。

今やギネス世界記録にも認定されたり大ブームですよね!


最近のニュースでは

” 富士フイルム シニア チャンピオンシップでは
中嶋常幸プロがマイクを手渡されると
ポケットからペンを取り出し「I have a pen.」と発言。
会場は大爆笑に包まれた。”

というのをみてその認知度の高さに驚きました。
(中嶋プロのサービス精神もさすがです)

さて世間を賑わせているこの「PPAP」ですが
実はこれ、わたし達ゴルファーとも深い関係があるんです。

特に、最近パターが調子が悪いなと感じでいる方に
意識していただきたいのがこの「PPAP」なのですが・・・

※もちろんペンパイナッポーアッポーペンではありませんよ。

パターで大切なPPAP?

それが

P プリショットルーティン
P パッティングライン
A アライメント
P パターストローク

です。

この4つを見直すことで 自信をもってパッティングに臨むことができます。
それではひとつひとつ説明してきます。

P プリショットルーティン

このプリショット・ルーティーンとは、
ショットを打つまでの一連の動作のこと。

緊張感の高まるパットですから、
やはり精神的な安定が非常に重要になります。

しかしパターが上手くいかない人は
このプリショットルーティンをおろそかにしている人がとても多いです。

あなたは自分のルーティーンが大体何秒かわかりますか?
すぐに答えられなかった方は注意です。

私のパターのルーティーンは、大体 15 秒前後。

これまでたくさんの改良を重ねて現在のスタイルに落ち着いています。

また、これからも改良するかもしれません。

あなたも自分のルーティーンを作ってください。
自分のルーティーンが出来たら、極力同じ動作を繰り返す。

なおかつ、同じ秒数で行えるように繰り返し練習を行ってください。
そうすることで、打つ前の精神状態が非常に充実して、成功率が高まります。

P パッティングライン

パッティングラインを読むことは、
ボールをカップに沈めるために非常に重要です。

グリーンを読み間違えてしまっては、
うまくボールをカップインさせることはできません。

パッティングを成功させるための読み方には、
2つのポイントがあります。

・グリーン全体の傾斜を見る
まずは全体の傾斜をなんとなく見て、グリーンの全体像を把握しましょう。

・低いほうから傾斜を見る
人間の目の構造上、高い地点から、低い地点を見ると、
斜面の距離が短く感じる錯覚が起こります。

斜面を見るときは、低い地点からラインを読むように心がけてください。

この基本の2つを注意するだけで
ボールの転がりを予測して、カップインの可能性を高めることができます。

A アライメント

方向性を良くするために狙う方向に対して
クラブフェースを真っ直ぐに構える
ということが非常に重要です。

真っ直ぐ狙った方向に構えるための方法として、
アライメントの取り方を1つ紹介します。

それはボールに線をあらかじめ書いて
その線を狙った方向に向けるという方法。

線を引くのに手で書いてもいいんですが、
付属の線を引く器具というものもゴルフショップで売ってますので、
被せてマジックで直線を引いています。

後方からしっかりと確認して、
狙っている方向に向いていたらそのままアドレスに入って打っていきます。

そしてこの時注意点があります。

後方から見た時狙った方向を向いていても、
アドレスするとなんか向いている気がしないという 感覚にとらわれる時があります。

しかし、線を向けて打つと決めた以上、
ここでフィーリングの部分 はシャットアウト。

この線を信じて打ちましょう。

P パターストローク

最後にこのパターストローク
パターのストロークはまずは真っ直ぐ引いて、
まっすぐ出す方法が最も効率的に上達することが出来ます。

私のパターストロークを特別に公開しますので
ぜひお手本にしてみて下さい。

いかがだったでしょうか?

パターは老若男女が関係なく結果を出すことの出来る分野です。

逆にどんなにグリーンにパーオンしたとしても、
そこで3パット、4パットしているのでは、
いいスコアを作ることはできません。

今回は流行に乗っかってパターの基本をご紹介しました。

こじつけじゃないか!と言われればそうなんですが・・苦笑

最近パターが調子悪いな、
と感じでいるかたは是非この「PPAP」を実践してみてください。

またメールします。

小原大二郎


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卒業します。めんどくさがりを…

2016.11.06
服部hattori

From:服部コースケ
東京・代官山のスタジオより、、、

「あなたは学生時代、苦手な科目はありましたか?」

私は正直数学が苦手でした。

公式や方程式、頭がこんがらがりっぱなしでした、、、
ですが、今は数字が大好きです。

なぜ大の数学嫌いの私が数字を好きになったかというと、、、
メールを最後まで読んでいただければわかります(笑)

ご存知の通り、私はトレーニングが大好きです。
よくジムに行くのですが、

そこにIN BODYという高性能体重計があります。
体重、筋量、脂肪、基礎代謝などを
詳しく調べられる最新のすごい体重計です。

最近は週に3,4回トレーニングしているので、
とても良い値を出せています。

私はその計った値をスマートフォンにいつも記録していて
食べた物や歩いた歩数なども記録しています。

我ながらマメですね~(笑)

思いつきで始めたこの習慣ですが、
実はとても効果が高いことがわかりました。

数値を見たら、、、

例えば「体重」は食べたものがすぐに影響します。
昨日は焼肉を食べたので、もちろん体重は増えます。

「はあ~」
自己嫌悪です(笑)

一時期、身体を絞ること目的にトレーニングをしていました。
ですがある日、どんなにトレーニングをしても
全く体型に変化がないことに気づきました。

運動をする習慣を増やしたのに
肉体的に変化がない…

「おいおいウソでしょ?」

とてもショックで原因がどこにあるのかを知りたくなり、
徹底的に調べました。

その結果、私の食生活に原因があることがわかりました。
それからはトレーニングだけでなく
食事も見直すようになりました。

それに加え健康の情報も色々
調べるようになりました。

改善するようになったきっかけ

そのキッカケとなったのは、
数字を意識するようになったからです。

例えば、どんなにがんばっていても筋肉量や
脂肪量に変化が見られなかったら、
自分のトレーニングが本当に正しいのかを考えます。

それをしなかったら「今日もがんばったな~」
というただの「やった感」つまり満足感で終わります。

実はこの「やった感」が一番危険なのです。
数字の変化がない以上、実質上の変化はありません。

言い換えればなんとなく気分が良くなっただけです。

もちろんそれも大事なことですが、体型の変化を求めている以上
変化を求めています。
体重が減る、脂肪が減る等の数字の変化が欲しいから
このことに気づけました。

そのかげで原因探しを始められました。

答えは
摂取カロリー>基礎代謝+運動での消費カロリー

になっていたからです。

数字がわかるだけで改善のキッカケが生まれます。

家計簿をつけ始めてから無駄遣いがなくなったなど

具体的に数値や値を知ったことで、何かを改善しようと思った経験
あなたにもあるのではないでしょうか?

学生時代のテストがいい例

学生時代のテストには「いい感じでした。」
なんて抽象的なことは一切書かれていないですよね。

数学◯点 英語◯点
~が苦手で ~が得意 等
明確な数字や情報が並んでいるはずです。

数字が悪いと見えるからこそ、
改善するための行動を起こすわけで

仮に、これが「いい感じでした」としか書かれていなかったら?

どうしたらいいのか全くわからないですよね…

ゴルフも同じ

ゴルフも同じです。「いい感じに上手くなってる気がする」
というのはなんとなくの感覚でしかない。
そうではなく

①飛距離が◯ヤード伸びた
②パターが平均◯打縮まった
③スコアが◯伸びた

というように「今の数字」があるからこそ、
その数字を過去と比べることで改善のキッカケができるのです。

このように数字を見ることで、自分の長所や課題が明確に
わかります。

以前、こんなやりとりがありました

うちのある後輩スタッフから

「最近Aさんがかなり上手くなってきてるんですよ~」
という報告を受けました。

「いい感じなんだ。良かったね。
どのくらい飛距離伸びてるの?スコアは?」
と私が言うと

「こっ、今度聞いてみます」

「その数字がわかればもっと具体的に
Aさんに合った練習方法を提供できるよ。」
私はアドバイスしました。

「はい…」

その後、Aさんはものすごい早さで
上達していきました。

物事を数字にして見ることで、現在の自分の状況、
得意、不得意が明確になり、今何をするべきなのかが
わかるのです。

数字のちから

ゴルフが上手くなる人の共通点は、
必ず数字を明確に把握していることです
だからあなたにも数字を大切にして欲しいです。

私も、数字をチェックすることで
トレーニングをより頑張るようになりました。

嬉しいことに数字も上がり続けています。
数字を見ることは、間違いなく
あなたのゴルフの成長を飛躍的に早めますよ。

「ゴルフがうまくなりたい。」

ではなく

「◯ヤード飛ばせるようになりたい。」
「90で回りたい」

等、目標を数字にしてみてください。

ゴールが明確な分、やるべきことが
明確に見えてきますよ。

今日からあなたも意識してみませんか?


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最近ゴルフ上に行っても自分より年下の人
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「心」チェックポイントは1つだけ

2016.11.06
ohmori

From:大森睦弘
岐阜の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。

さて、今回は

 「心・チェックポイントは1つだけ」

というお話をさせていただきます。

ショットするときスイングをチェックするなら
チェックポイントは一つだけにしましょう。

練習場で練習するときも、一回のスイングで
二つも三つもチェックすることを同時に考えていると、
どれもうまくできません。

そして、毎回チェックポイントを意識するのではなく、
時々何も考えないでショットすることもやってみましょう。

そうすると、体の動き全体に調和がとれて、
チェックしていなくても修正しようとしていたことが
できている場合があります。

そして、ラウンドに出たら。。。

二つ以上のことを同時に考えると

ラウンドでは、ボールをターゲットに運ぶことだけを
イメージしましょう。

ターゲットのこと以外を考えていると、
体の動きがバラバラになってしまいます。

二つ以上確認しようとすると、どれもうまく行きません。

試しに数を1から順に数えながら
本などの文章を読んでみてください。

聖徳太子並みの頭の使い方ができなければ、
何を読んでいるのかわからなくなってしまいます。

1から100までの数字を順に足し算するとかになったら、
さらに他のことがわからなくなってしまいます。

数字を数えたり、足し算することは日常生活でいつもやっていることで、
そんなに難しいことではありませんね。

そんな簡単なことをやろうとするだけで、
他のことはおろそかになってしまいます。

車の運転をしていて携帯電話でしゃべっていたら、
運転に対する注意力はガクッと落ちてしまいます。

電話で話すなんていつもやっていることだし、
たいしたことないと感じる行動ですね。

しかし、そんなついでに出来そうなことであっても、
他の動きに対しての影響が思った以上に大きいのです。

運転中の携帯電話使用は交通規則違反ですから、
本当に影響が大きいことを認識したいものです。

ヒトは確かに複数のことをこなすことはできます。

歌を歌いながら踊るとかは、訓練の賜物ですね。

ところがそれぞれが簡単なことだと、
一つのことをやっているときと同じように複数のことを同時に行っても
それぞれを同じようにできるとイメージしてしまう大きな罠があります。

そんな罠にはまらないようにしたいものです。

さらに状況が悪いことに、ゴルフのショットやパッティングでは
一つ一つの修正したいことは以外と難しいことばかりです。

そこで、こんな罠に陥らないための色々な方法をお伝えしますので、
これらをヒントにあなたなりに最適なやり方を見つけてください。

チェックポイントの代わりにイメージ

あなたは何もチェクポイントがない状態でショットしていては
直したい問題は修正できないと思っていませんか。

ところが、練習でもラウンドと同じように、
どこをどう直そうとしないでターゲットを狙うことだけを意識するということでも、
実はスイングの問題を修正することができます。

それは、イメージ力による方法です。

練習に来る前とかショット直前に、
どんな風に体を動かしてショットをしたいのかイメージします。

シャドースイングまでやらなくても、
ここをこう動かすという感じだけでいいです。

ま、シャドースイングまで出来れば最高ですが。

そして、実際にボールを打つときには修正点に関しては何も考えず、
ターゲットを狙います。

ただこれだけです。

これが結構効果を発揮しますからぜひ試してみましょう。

フィニッシュが大切

そして、フィニッシュが大切です。

フィニッシュして、左脚一本に静かに立って、
今行ったショットを反省します。

パッッティングならフォローの最後でしばらく停止します。

ここで、ショットでフィニッシュがぐらついているとか
左脚一本に立てていないとかでは反省できません。

左脚一本に静かに立って、左手片手でクラブを持っていたら最高です。

ちなみに、右手でクラブを握りしめたフィニッシュだと、
スイング中に右手を使いすぎた証拠となります。

ボールヒットで右前腕を左にねじろうとすると、
フィニッシュしたら右手でがっちりグリップを握っているものです。

そして、セットアップに入る段階からフィニッシュをイメージすることで、
スイングを良くすることができます。

これは騙されたと思っていただいていいのですが、とにかくやってみましょう。

フィニッシュで左脚一本で静止。

フィニッシュで右手ではなく左手でクラブを持っている。

この二つのことをイメージするだけで、あなたのスイングはどんどん良くなります。

想起のすごさ

考えるのではなく、イメージします。

さらには、できると思い込みます。

できると思い込めば、イメージはさらにはっきりしたものになり、
脳の中では実際に体を動かしたのと同じように信号が走り回ります。

この現象は「運動想起における脳活動」ということで、
いろいろ研究されています。

イメージすれば、予行練習を行っているのと同じ事が脳の中では起きます。

想起するだけで、筋力までアップするという、
とんでもぶっ飛んだ話もあります。

さらに小脳は先を予測し、運動が起きる前に
運動するための信号を神経に伝達しています。

それによって、体全体が調和のとれた動きが実現されます。

ですから、そのような小脳の機能を最大限に活用するために、
セットアップ前にしっかりイメージして、
あとは何も考えないでショットしてみましょう。

このイメージ&無の境地のショットは本当は一番オススメですが、
なかなかうまくできないという場合、最低限次のような作戦を実行しましょう。

一回のスイングでチェックするポイントは一つだけ

一回のスイングでチェックするポイントは一つだけに絞ります。

ただし、セットアップでは
複数のチェックポイントを設定しても問題ありません。

実際にスイングを開始してからのチェックポイントは
一つだけにするということです。

ただし、30分以上練習場でボールを打つという方には、
もう一つアドバイスがあります。

練習でのチェックポイントの設定方法

15分以上同じ動きを続けていると、脳は飽きてしまいます。

ですから、15分以内ぐらいに色々動きを変えるといいです。

練習ですから何か直したいチェックポイントを設定して、
それをクリアしたいと願いながらショットしますね。

しかし、同じ修正点を30分以上も続けていては、脳が喜ばなくなります。

脳はなかなかできないと判断すると、それ以上は追い込まなくなります。

これは脳のあきらめ行為です。

その代わり、夜寝ている間に神経回路をつなぎ直して脳の中を整理整頓し、
それまでできなかった問題に対して対応できるように変化します。

そのためのあきらめなのかもしれません。

その場では脳は今の回路ではこれは無理だ、
回路をつなぎ変えてから対応しようとするという感じでしょうか。

ですから、15分ぐらいやったら別のチェックポイントに移ることで、
脳はあきらめるタイミングを逸してリフレッシュされて、
次のチェックポイントに向かってまっしぐらに走り出してくれます。

だいたい3?5つのチェックポイントを設定しておいて、それぞれを15分ごととか、
毎ショットごとにひとつずつぐるぐる回してチェックしていくといいです。

そうすると、脳が常にリフレッシュされながら効率よく練習することができます。

仕事でも一つのことだけをやっているよりも、幾つかの仕事を抱えていて、
それを30分?2時間ぐらいに区切って取っ替え引っ替え行うと効率が良いです。

努力していないように見えて上達する人

時々感じることですが、努力していないのに
物事をうまくこなせているように見える人がいます。

本当は影で努力しているのかもしれませんが。

でも、脳の仕組みからは努力すればいいというものではないことがわかります。

とにかく一生懸命になって同じことを
毎日1時間とか4時間とか練習しようとして、
長い時間連続して練習したとします。

しかし、それは実は最高の効率にはなりません。

実験的には、1時間同じ練習をするなら同じ時間かけるとしても
15分づつ4日に分けて練習したほうが小脳への運動の定着率が高くなります。

私もそのように実感しています。

寝ているうちに脳はそれまでできなかったことへの対応を
一生懸命に行います。

ですから、1日にまとめて行うよりも、
睡眠を挟んで複数回に分けて行った方が、素早く順応できます。

サボっているように見える人は、実は脳が飽きたらぼーっとすることで
脳神経回路の再構成を行うことの良さを本能的に知っている人かもです。

実際、脳は睡眠時以外にもぼーっとすることで脳神経回路のつなぎ変えを行います。

小脳プログラム

動きを定着させるためには、正しい動きを一定の時間、
3か月とか1万時間とか続けることで、
やろうとしている動きは小脳にプログラムされます。

「1万時間の法則」と言われることがあります。

これはフロリダ州立大学のK.アンダース・エリクソン博士が
いろいろな分野で名人と言われるまでには
どれぐらいの時間がかかっているのかを調査した結果です。

色々な分野でトップに立つ人たちは、
それまでに練習時間の合計が1万時間を費やしているという統計です。

これは毎日8時間練習したとして約3年半です。

「石の上にも3年」ということわざもありますが、
3年ぐらいそれに全てをかけて一生懸命にやれば、
何かが達成できるという経験則です。

ただし、この統計は達人の統計を見たものであり、
小脳にプログラムされるまでの時間というわけではありません。

こんな名人という統計まで行かなくても、
あなたの普段の行動は小脳にプログラムされます。

あなたも、箸を持って食事するとき
指はどう動かすとか考えたことはないですね。

歩くとか、自転車に乗るときもそうです。

車を運転するときも、加速するときはアクセルを踏んでとか、
止まるときはブレーキを踏むとか考えません。

勝手に体が動いてくれます、不思議ですね。

潜在意識は意識全体で言うと、氷山の水面下にある部分のイメージです。

氷は水面上には全体の1割程度が出ているだけです。

やり始めのころは、考えながらでなければ動かせなかった体です。

しかし、ある時から何も考えなくても何をやりたいかだけが明確なら、
後は勝手に体が動いてくれます。

これは脳科学的には「小脳プログラム」と言います。

ところで、小脳は大脳に比べて大きさは10分の1ぐらいですが、
脳細胞全体の半分ぐらいの数の脳細胞を持っています。

わたしは、その数字を聞いたときあまりにもの小脳の凄さに驚きました。

難しさのレベルや程度にも当然依存しますが、
小脳にプログラムされるためには3か月とも1000時間とも言われています。

まあまあのレベルなら24時間、
要するに毎日1時間練習すれば約1ヶ月で到達できます。

私の実感では、3か月ぐらい毎日少しでも続けると、
自動的に動けるようになると感じています。

小脳プログラムとして定着するまで練習すれば、
その練習した動きが何も考えなくてもできるようになります。

この何も考えなくてもいいという状態を作りたいのです。

そんなとき、大脳は考えないけど小脳は目一杯働いています。

考えると何が起きるのか、考えるという事は言語処理になりますが、
ほとんどの人では左脳の動きになります。

しかし、右脳に言語中枢がある人もまれにいて、
その場合は言語処理では右脳が主に働きます。

それに対して、言語中枢がない側の脳はイメージ脳とも言われ、
図形判断、空間判断、イメージ処理、動きの調整などを行います。

とはいえ、明確に右・左、言語・非言語と分けることは多少疑問もありますが。

いずれにしても、考えると体の動きはギクシャクしてしまいます。

せっかく鍛えて小脳プログラムしても、
考えるということにより大脳が邪魔して、
小脳はうまく使えなくなってしまいます。

せっかくの練習成果に封印をして、
使えなくしてしまうということですね。

小脳プログラムを最大に活用

小脳に良い運動プログラムが構築されていても、
それを動員できなければもったいないですね。

そこで、小脳プログラムを活用できるための作戦を一つお伝えしておきます。

それは鼻歌などを歌って
大脳のうちの特に言語野の中心的な働きを持つ左脳をそっちに気を取らせ、
右脳や小脳の邪魔をさせないという作戦です。

先ほどの一つのことに集中ということの真逆的発想です。

特にパッテイングでどうしても動きがぎこちないという場合は、
まさに鼻歌を歌いながらストロークするとぎこちなさが消えて
スムーズにストロークできます。

さらには、滑らかなイメージが出る声を出します。

例えば、スースーという声を出します。

バックスイングしながらスーと声を出し。

ダウンスイング開始からまたスーと声を出します。

恥ずかしい感じはしますが、
とにかく滑らかなストロークのために絶大な効果があります。

このスーというのがいいのかどうかは、いろいろやってみるといいです。

私はいろいろやってみて自分にはこのスースーが合っていました。

スーシュパーンというのも良かったですが。

こっちはちょっとだけしなりを多くしてボールヒットに向かって
放り投げるように直線的にヘッドを出しながら
ヘッドの加速を強めにしたいときに効果的です。

声を出すときは他には技術的なことは何も考えません。

ひたすらターゲットと声を出すことだけに意識を集中させます。

意識することについていろいろお話してきましたが、
いくつも同時にチェックしたい気持ちはなかなか抑え切れませんね。

とはいえ、それではいつまでたっても良い練習はできません。

脳が最高にうまく働いてあなたのために変貌してくれるためにも、
チェックポイントは一つだけに絞れるようにしましょう。

それによってキビキビした練習ができて、
良い動きが効率よく小脳にプログラムされ、あなたの体をより滑らかに
よりバランスよく自然に動かしてくれるようになります。

追伸

週明けの11/8(火)の千葉でワンデーレッスン会、
まだ若干の空きがあります。

ご興味のある方はまだ間に合いますので、
下記よりお申し込み下さい。

http://g-live.info/click/ohmlg161107/
 

また、大阪近辺にお住まいの方は
次週のレッスンの案内も事務局から来ていると思います。

こちらも期日が迫っていますので、お早めにどうぞ。

http://g-live.info/click/ohmlg161113/

※定員に達し次第、終了となります

追々伸

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これもロングランを続けている商品ですので、
まだご覧になっていない方は、
ぜひ一度ご覧になってみてください。
 

では、また。

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当てるを捨てたら、タメはできる

2016.11.05
mongo

From:モンゴ
千葉の自宅より、、、

お楽しみ様です、モンゴです!

ゴルフ、楽しんでますか~?^^

さて、今日は

 「当てるを捨てたら、タメはできる」

についてお話しようと思います。

おお、のっけからワケのわからないタイトルだ~
(∩´∀`)∩ワーイ

ああ、だからってここでメールを閉じないで、
くれぐれも、ちゃんとついてきて下さいね。。。(汗)

実はですね、モンゴがお客様から受ける質問で
意外と多いのがこの質問なんです。

 「タメを作るって、
  実はイマイチわからないんです。
  どうやったら、タメはできるんですか?」

はい、あなたはスイングの「タメ」って
どうやって作られると思いますか?

こんな質問をいただいています


> いわゆるタメを作って下半身から回転させる動きが
> なかなか身に付きません。
>
> また、左足に重心を移すタイミングが
> いつもバラバラになってしまいます。
> どうすればよいのでしょうか?

 

はいはい、来ましたね。。。
タメ、重心移動のタイミング。

まずですね、前提のドリルとして、
肩から肩のスイングをゆっくり、振ってみてください。

ゆっくり、これが大事です。
ゆっくりと、肩から肩のスイングを、やってみます。

ここで注意する点は、バックスイングで90度、
フォロースルーも90度、身体を回すことです。

これを、ベタ足でやります。

ベタ足ゆっくりスイング、そして身体の90度回転、
両方同時に気をつけられるのなら、
両方いっぺんにできたらベストです。

が、難しいようであれば、
まずは片方ずつ意識してやってみましょう。

まずは脚から、ベタ足ができてから、
バックとフォローの90度を作っていきます。

ちなみに、これもよく言われるんですが、

 「ベタ足はわかるんだけれど、
  身体の90度というのがわかりづらい」

これは、バックスイングでは背中が目標に向くまで。
そしてフォローでは、胸が目標に向くまで、です。

はい、ここまでができてはじめて、
タメと重心移動の下準備が完成となります!

ここまでは序章に過ぎなかった…

さて、そのゆっくり振るというのが
どれぐらいなのかということなんですが。。。

クラブを持たなくていいので、肩から肩のスイングで、
テイクバック(動き出し)からフィニッシュまでが
5秒ぐらい、でしょうか。

トップまでであれば、2秒ぐらい、です。

このとき、ボールは置かずに打ったほうがいいです。

なぜかというと、タメが出来ていない人は
たいてい、ボールを打つことに集中してしまうからです。

そうすると、当てることに意識が持って行かれてしまいます。

そうするとたいてい、手からクラブが降りてしまいますから
それでタメができないんです。

はい、これがまさに冒頭でお伝えした

 「当てるを捨てたらタメができる」

なんです!

はい、ここからまた詳しく説明しますね。

タメというのは、切り返しで(下から順番に)
下半身からねじれてくるさまのことを言います。

そうやって、フォロースルーに向かっていくわけです。

ただ、どのタイミングで、その切り返しの
下半身リードが始まるのかが、わからないという方が
多いのかもしれません。

わからないから、いろいろなタイミングで
やってしまうんですが。。。^^;

いわゆるでんでん太鼓の動き

この切り返しには、一つの目安があります。

 「バックスイングで90度回ったら、そこがスタート」

先ほどの5秒スイングをしてる時に、
バックスイングで90度回ったら、そこがスタートです。

左肩があごに来るあたりのところ、
肩の縫い目があごに来るところですね。
そこに来ると同時に下半身の動きをスタートさせます。

なので、ここで注意してほしいのは、
この時はまだ、上が回り切っていない状態です。

バックスイングで周りきってから下半身を動かすのだと、
そのタイミングでは、おそらく間に合いません。

それだと手も一緒に降りてきてしまいます。
手が降りてくる間を、与えてはいけないんですね。

「でんでん太鼓」って、わかるでしょうか。

あれって、一回どちらかが右に回って、
球が太鼓に当たる前に、左にギュンと回しますよね。

そうすると「ポン」といい音がするはずなんです。

一緒に止まっては、ダメということですね。
むしろ「常に止まるところが一つもない感じ」が理想です。

たとえば、トッププロのスイングのトップを
見てみてください(YouTubeでも何でもOKです)。

トップで止まっているように、見えるかもしれません。

ですがあれは、上半身と下半身にねじれの差があるので、
たまたま止まるように見えているだけで、
実は動きとしては継続しているんですね。

(タメが大きいために、
 それが止まっているように見えるだけなんです)

一度時間を取って、プロたちがどういうタイミングで
切り返しをしているのか、本気でよーく観察してみると、
きっと何かに気づくと思います。

この感覚、言葉で説明しにくいんです。
でも、ちょっとでも言葉で通じてくれればうれしいです!

とにかく、新しい動き、身に付けたい動きがあるときは、

・極端にスピードを落としてやること

・プロたちの動きをよーく観察してみること

この2つは必須だと思いますので、
ぜひ、気にしてみてください!

以上、少しでも参考になればうれしいです!

それでは、今日も楽しいゴルフを!
 


<本日のオススメ>

「15歳からこれしかやっていない。
 これだけやったら、他に何も練習はいらない」

「ドライバーでも全部、腰から下の動きは同じ」

「(逆に)これができない限りは
 何をやっても、絶対にうまく行かない」

あの永久シード選手、片山晋呉プロが
ゴルフライブ読者だけに明かした秘密…

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【ビデオ】私のダフリ連続記録…

2016.11.04
obara小原

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。小原大二郎です。

突然ですが、あなたは何球続けて
ダフリやトップを経験したことがありますか?

私はと言うと…

「十数回…」
多すぎてもう詳しくは覚えていません。(苦笑)
今でこそなくなったものの…

アマチュアの頃は一度ダフると次もその次も
スイングを崩して連発していました。

ダフリ→トップ→ダフリ→ダフリ…

もうこんな感じです。(苦笑)
何度クラブを叩きつけようと思ったことか…
あのもどかしさって言ったらないですよね…

実はある練習をするようになってから
ダフることはなくなりました。

その方法とは…

ダフりやトップはとても簡単な方法で防ぐことができます。
ダフりはスイング時のクラブの最下点の位置のズレが原因です。

肩から肩を意識し、肩90度、フォロースルーも90度のスイングを行う。
バックスイングで右土踏まずフォロースイングで左土踏まずを意識する。

両足の土踏まずにしっかり重心を乗せることを意識して
スイングすることで、クラブの最下点の位置が安定します。

その意識だけでスイングが激的に安定しますよ。

ぜひ、やってみてください。


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「定年後経験ゼロからゴルフを初めて、
1年目で200ヤード飛ばせるようになって
2年目には240ヤード
飛ばせるようになりました。」
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