2015.10.22
From:徳嵩力一
千葉のクラブ工房より、、、
こんにちは。プロクラブフィッターの
徳嵩力一(とくたけ・かついち)です。
今日なんですが、
「ド素人でも出来るフィッティング術」
ということで、あなたにお話ししたいと思います。
実は、これはあまりに素人でも簡単に可能なので、
今まであまり多くの方に言ってこなかったのですが。。。
実は、あなたのクラブが合っているか合っていないか、
それを一発で見分けられる方法があるんです。
これについてお話するのは正直ためらいもありました。
ですがこうしてメールを一生けんめい読んでくださっている
あなたにだけ、お知らせしたいと思います。
あなたのクラブが合ってしまう理由
その話の前に、お客さんからよく、
このような悩みを聞くことがあります。
「練習場、レッスンは打てているのに
いざコースに行くと、うまく打てない」
たとえば、練習ではストレートのボールが出ているのに
いざコースに行くと右に行ってしまう、左に曲がる。
あなたも一度は、そんなことを周囲に言ったり
心の中で思ったことはありませんか?
実は、このような結果を生んでいるのには、
ちゃーんと理由があるのです。
それはズバリ
「練習場は同じ場所から何球でも打てるから」
なんです。
自分の専門のクラブという観点でお話をするなら、
もしクラブが自分に合っていなかったとしましょう。
実は、クラブが合っていなかったとしても、
その場でたくさん打てば、自分の身体が勝手に調整をして、
なんとなーく使えているような感じになってしまうものなんです。
たとえば練習場での第一球目。
もしその最初の球がミスショットになったとしましょう。
するとたいていの場合、このように考えます。
「今のは、打ち方がよくなかったな」
そんなふうに思って、自分のことを無理やり
納得させてしまおうとするわけです。
1発目がすべて
ゴルフという競技が打ち直しが出来る競技で、
2球連続で打てるのなら、何とかやれてしまうでしょう。
ですが、ゴルフは一期一会。
その場所で打つことができるのは1回のみです。
(ペナルティを払っての打ち直しは別ですが)
いかにその1発目で、最初から成功に導けるか。
それがクラブが合っているかどうかの基準になります。
100球打てば、そのクラブに自分の身体を
自然に「寄せていく」ことになります。
それでは、クラブが合っている合っていないのかも
結局はわからなくなってしまいます。
そういう方に話を聞いていみると
「不満なんかは特にないですよ」とおっしゃいます。
でも、そのようなことを言って
合ってない人というのを一発で見分ける方法があります。
それは。。。
ラウンド中に素振りが多い
これはほぼ間違いなくそうなんですが、
合っていないクラブでゴルフをやっている人というのは、
ラウンド中に素振りが人より多いです。
なぜそうなるかというと、
そのクラブが合っていないということを
身体がなんとなく気づいているからなんですね。
なので、素振りの回数を多くして
身体に慣れさせようという動作が増える、というわけです。
これは特に、軽いクラブを使っている人に多いと思います。
軽いからトップしちゃうのが分かっているので、
芝生に当たるまで素振りをしてしまうんですね。
これは以前のことですが、
コースで素振りが多くなっていたお客さんを
見かけた時に、
「トップが多くないですか?」
と伝えたら「なんで分かるんですか!?」と
言われたことがあります。
もちろん、ゴルフバッグのクラブを見て
流れが悪いな、とかは専門的に分かります。
でもそれ以上に、素振りが多いという現象を見れば
「クラブが軽すぎて当たらないんだろうな」
というのは、素人でもわかってしまうことなんです。
とっても、単純なことだったんですね。
イメージを出す素振りを
実は、プロとアマチュアの方とでは、
素振りに対する考え方が少し違うんですね。
プロというのは、ショットのイメージを出すために
その場で素振りをしています。
ラフの抵抗をどれぐらいあるのか、
同じ密集で素振りはイメージを出すためです。
ですが一方で、アマチュアの方というのは、
身体とクラブをなじませるために素振りをしています。
クラブがきちんと合っていれば、
なじませる素振りはそもそも必要ありません。
この二つの素振りの違いは、
・「コースと向き合っている素振り」か
・「コースと向き合ってない、
ただ単にクラブと向き合っている素振り」か
このどちらか、ということです。
見た目は同じ素振りでも、質が違うんですね。
ゴルフというのは本来、
己(おのれ)の自己ベストを出すべく
コースの環境と向き合って戦うスポーツです。
クラブを向き合って、
アゲンスト、ボールのライが悪い、などの
コース攻略をしていない。
それなのに、単にゴルフクラブと向き合うだけの素振りは
本来の戦うところで戦っていないことになります。
これを読んで、もしあなたが最近
コースでの素振りが増えたように感じたら。。。
クラブが合ってないことを疑ってもいいかもしれません。
それでは、また次回。
徳嵩力一
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