最近のブログ

梅雨にオススメの室内ゴルフ習慣

2022.06.15
kondo

From:近藤雅彦
神田のカフェより

おはようございます。
近藤です。

 
本州も続々と梅雨入りしてきて、
本格的に雨季になってきましたね。

 
春から秋にかけては絶好のゴルフシーズンですが、
この時期だけは練習やラウンドの頻度が落ちる方も
多いのではないでしょうか?

しかし期間が空いてしまうと、
どうしても元の感覚を取り戻すのに時間がかかり
せっかく上達しても、またやり直しと効率が下がってしまいます。

 
理想は、感覚を忘れないように
家でも練習をすることですが、、、

周りに物が多い自宅では、なかなか周囲を気にせず
フルスイングできる空間を確保するのは難しいですよね。

 
そこで本日は、雨の日に室内でも気軽に実践できる
オススメのゴルフ練習3選
についてお話ししようと思います。

ブランクを避けるだけじゃない、自宅でゴルフ上達

この練習は、単にブランクで腕がなまるのを防ぐだけの目的の内容ではありません。

むしろ、普段の練習場ではなかなかやれないような
スイング確認の作業を自宅でじっくり行うことで、
より確実に上達するための内容となっています!

 
その練習の大きなポイントは、

その1:アドレスチェック
その2:スロースイング
その3:パター

この3つです。

室内練習その1:アドレスチェック

ブランクによって崩れてしまいがちな要素として、スイング以外にも
アドレスも注意が必要な重要ポイントです。

 
姿見などの鏡を見ながら確認を行うのがベストですが、
スマートフォンなどを使った撮影でも、
客観的に自分のスイングを見れるのでOKです。

 
ただし、アドレスだけと言えども何も握らずに行ったのでは
感覚が違ってしまうので、グリップの感覚を忘れないためにも
クラブは握って行ってください。

 
左右の肩の高さ、重心、グリッププレッシャー、脱力具合など
普段何気なく構えてるだけでは認識していない、
自分のアドレスの感覚をしっかり確認してください。

これは特に簡単に実践できる上に、クラブの感覚を忘れないためにも
毎日行うことで、ブランクによる鈍り(なまり)をかなり予防してくれます。

室内練習その2:スロースイング

続いてスイングの確認ですが、
スイングをゆっくりと、スローで行ってください。
周囲の物を壊す恐れもないので、
自宅でも最低限のスペースがあれば実践可能です。

 
目安としては、
1回のスイングを20~30秒かけて行うのがオススメです。

 
このスロースイングに関しては、有名な所では
女子プロである宮里藍選手の「太極拳スイング」などで
YouTubeなどでも動画が上がっていますね。

 
また、タイガー・ウッズ選手や石川遼選手など
名だたるツアープロも練習に取り入れていると言及しており、
プロも常日頃行っている重要な内容ということです。

 
スイングの一連の動作をゆっくり行うことで
一つ一つの動きがより細かく意識でき、

練習場で普通にスイングしただけでは気づけない
細かいスイングの改善点が浮き彫りになるので、
ぜひ練習場とも並行して行っていただきたい内容となっています。

室内練習その3:パッティング

室内練習の代表格ともいえるパッティングですが、
これは自分の好きなように、楽しんで継続できるように
実践するのが一番です。

 
ですが、その中でも意識していただきたいのが
「タッチ」の感覚です。

 
そのためには同じ距離のパットを打ち続けるのだけではなく、
近い目標、遠い目標、その中間など、
各距離のタッチの感触を体に馴染ませることで、
ブランクによって距離感がくるってしまうことを防げます。

 
以上、室内でおすすめの練習3選でした。

 
雨が続く時期はどうしても練習場からもラウンドからも
足が遠のきがちです。

 
しかし、せっかく今まで練習で磨いた実力を
ブランクでなまらせないためにも、
この内容を是非実践してみてください。

 
無理をしてガッツリと時間を取る必要はありません。

大切なのは、継続して感覚を忘れないことです。

 
私も毎日欠かさない練習なので、
是非継続してベストスコアを目指してください!

 

近藤

 


<本日のオススメ>

今年できたばかりの
ゴルフライブオリジナルレーザー距離計

PIN STRIKER (ピンストライカー)

ゴルファーにとってコース戦略のカギを握る
正確なコースの情報。
それを手に入れるために
レーザー距離計は必需品ともいうべきアイテムですが、、、

もし、あなたがまだレーザー距離計をもっていないなら、
この距離計の詳細を是非読んでみてください。

 
ラウンド本番でなかなか結果が出せない、という方は、
実は正しいコースの情報を入手できていないだけかもしれません。

 
このスコープは、そんなゴルファー方のスコアを改善するのに
十分な性能を持ちながら、低価格で要所を抑えた設計となっています。

 
何年もゴルフスコープ開発を行ってきたゴルフライブが
2022年に新たに送り出す最新モデルを、ぜひご覧ください。

ピンストライカーの詳細はこちら

https://g-live.info/click/pinstriker2206/


 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

2オン4パット→ダボ…の経験者はコレ読んで

2022.06.14
ezure

From:江連忠
宮古島の自宅より、、、

こんにちは、プロゴルファーの江連忠です。
 

さて、今回は、
 

 「2オン4パット→ダボ…の経験者はコレ読んで」
 

というテーマで、お話ししたいと思います。
 

 「パー4で見事ツーオン。バーディーチャンス!」
 

でも、そこからまさかの4パットでダブルボギー。。。

そんな悲しい経験をしたことがある方は、
今日の話はぜひ読んでいただきたいです。

ゴルフの「黒歴史」

たとえばこうした「2オン4パット」は、
高速グリーンで対処しきれないという時に
起こりやすかったりするかもしれません。
 

 ・最初のパットを大きく外して

 ・次の2パット目は慎重に行き過ぎてどショート

 ・3パット目も入れきることができなくて。。。

 ・2オンしたのに、結局4パットのダブルボギー
 

そんな感じでしょうか。
 

こういうことがあると、
ショックでどうしても引きずってしまうので、
その日一日のスコアも、散々なものに。。。
 

まさに、ゴルフの黒歴史です。
 

まさにもう、さっさと忘れてしまいたいと
思ってしまうことでしょう。
 

 「でもじゃあ江連さん。
  そんな高速グリーンの時って
  何か対策ってあるんですか?」

 

そんな質問をしたくなる方も
いらっしゃるかもしれませんが。。。
 

 ・
 

 ・
 

 ・

特別な打ち方は、無い

 「高速グリーンには、何か特別な打ち方が
  あるのではないか。。。?」

 

そんなふうに思う方もいるしれませんが、
実は、特別な打ち方などはありません。
 

パッティングは基本的には、みんな一緒です。
 

 ・グリーンが速かろうが遅かろうが

 ・常にカップを30~40センチオーバーするタッチでラインを読み

 ・一定のリズムと距離に合ったストローク幅で

 ・ただひたすら、パターの芯で打つ
 

ただ、これだけです。
 

それなのに、速いグリーンだとわかると
途端にお手上げになってしまい、
 

 「これは、何か打ち方を変えなくちゃ。。。」
 

そんなふうに焦ってしまうゴルファーが
たくさんいらっしゃいます。
 

「グリーンが速いからゆっくりストローク」
なんていうのが典型的な例ですね。

ですが、これはやってはいけません。なぜか?

速いグリーンへの対処法

そもそも、ゆっくり打とうとすると
緩みが出やすくなります。
 

緩みが出るという事は、もちろんショートもありますが
逆にパンチが入って、大オーバーも起こりえます。
 

こうした状況に対して「芯を外して打て」なんて言う人も
いるようですが、そんなのは言語道断です。
 

そもそも芯を外したら、方向性も狂いますし
どのくらい距離が落ちるかも計算できません。
 

グリーンが速ければ、それだけ動きは小さくなります。
そういう時ほど基本に忠実なストロークが求められます。
 

 「でも江連プロ、そもそも
  その小さい動きが難しいんですよ。。。」

 

はい、小さな動きをコントロールするのは
非常に難しいのも、また事実です。
 

であれば、どうするか?
そこで一番簡単な方法は。。。
 

 パターを短く持つこと
 

短く持てばクラブのエネルギーが小さくなりますし、
それだけで小さな動きに対応しやすくなります。
 

もちろん、そうした短く持つといったことは
ぶっつけ本番でやるのではなく、
普段からの練習が必要なのは言うまでもありません。
 

ぜひ、お試し下さい。
 
 

 真剣であることが、唯一のゴルフの楽しみ方。

 ゴルフは人生を豊かにする素晴らしい方法。
 
 

江連忠でした。
 

<本日のオススメ>

2021年、突如発表された新製品…

ゴルフ業界に衝撃をもたらし、
市場の弾道測定器を凌駕する超越した性能で
発売からたった1ヶ月で世界中で姿を消した

超小型弾道測定器

 「GARMIN Approach R10」

ついに、ご案内が再開されました。

詳細はコチラをクリック

まもなく終了
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

梅雨の合間に自宅で上達!室内練習ドリル紹介

2022.06.13
img1

From:小原大二郎
千葉の自宅より、、、

おはようございます。
小原大二郎です。

さて、ついに先週から、
関東も梅雨入りとなりましたね。

梅雨入りが宣言されただけあって、
週間天気予報も見事に雨マークだらけです。

どうしても予報次第では
雨の日は中止となってしまうこともあるので、

この時期はこまめな天気予報の
チェックが欠かせませんよね。

一般的には毛嫌いされている
梅雨の時期のゴルフですが、

これから約1ヶ月前後は、
空模様が優れない日々が続きます。

しかし、そんな少し憂鬱な時期の間に、

梅雨明けや秋のベストシーズンを
楽しむための準備期間として、

ひっそりと自宅でゴルフの腕を磨きませんか?


梅雨明けに備える準備期間



そこで自宅で簡単に行える効果的な練習の中の1つとして、
本日は「片手素振り」をオススメしたいと思います。

多くのツアープロもルーティンとして、
練習に組み込んでいる、片手打ち。

なんと、渋野日向子プロはスイング作りのために、
毎日600球ぐらい片手打ちで練習をしていたそうです。

きっとあなたも、プロたちが片手打ちをしているシーンを
見たことがあるのではないでしょうか?

片手打ちはゴルフを始めたばかりの方でも、
長年ゴルフを楽しまれている方でも、
スイング作りには非常に効果的です。

昔からプロも取り入れるようなドリルですが、
方法としては非常にシンプルですので、
ぜひ日々の練習に取り入れていただきたいと思います。

先程から片手打ちと言っていますが、
部屋で行う場合は片手素振りでも効果的です。

ではなぜ利き手ではない方の
手一本で素振りをするのか…

というのも、スイングの際には、
どうしても無意識に利き手だけを使いすぎてしまうのです。

利き手を使いすぎてしまうスイングの場合、
インパクトの前から手首を過度に使ってしまい、

ダフリやトップといった
あらゆるミスを引き起こしてしまう要因となります。

そこで、左右の手の力のバランスを整え、
確率の良いショットを打つために
片手素振りは効果的な練習方法になります。

片手素振りを行っていただくことで、
カット軌道を修正し、インサイドからクラブを下ろして、
ハンドファーストでインパクトを迎える感覚を習得できます。

しっかりと左右の手のバランスを
コントロールする練習を行うことで、

利き手の使いすぎによるアンバランスな力みを整え、
ミスショットを減らしていくことに繋がるのです。

プロも実践!効果的室内ドリル



今回、必要なのはクラブ1本です。

この片手素振りでは、
利き手ではない方の手でクラブを持ち、
素振りを行っていただきます。

右利きの方の場合、左手一本で持っていただき、
素振りを行っていただくような形ですね。

利き手ではない方の手でクラブを持ち、
最初は4時から8時程度の振り幅から、

だんだん片手でのスイングに慣れてきたら、
除々にビジネスゾーン程度の振り幅まで、
振り幅を広げていきます。

片手素振りを行う際のポイントとしましては、

アドレスでクラブと腕が一直線になるように、
構えられているという事を意識してください。

目安としましてはグリップエンドが、
クラブを持っている側の股関節に
きちんと向いているかがポイントですね。

そしてスイング中は、
手首はしっかりと固定しておきます。

手首がふらふらとするようなことがないように、
左肩を支点とするようなイメージで、スイングを行っていきます。

インパクトの注意点としては、
インパクトの瞬間に体が止まってしまいますと
手首が折れ曲がってしまいますので、

肩が止まってしまわないように、
しっかりと回転していくこと。

そうすることで綺麗なハンドファーストの形をキープしながら、
インパクトからフォローまで持っていくことが出来ます。

慣れないうちは、
まずは4時から8時程度のスイング、

慣れたら腰から腰、
そしてビジネスゾーンの振り幅まで、

除々に慣らしていきながら、
片手素振りの練習を試してみて下さい。

左右の手のバランスを整え、
ミスショットの要因となる芽を摘んで、

ぜひ梅雨明けのラウンドで
ゴルフを楽しんで頂きたいと思います。


<本日のおすすめ>

注文殺到により一時販売を停止していた
最先端弾道測定器「GARMIN Approach R10」」

ついに予約販売が再開!

ゴルファーの想像を上回る、
コンパクトな高精度弾道測定器。

手のひらサイズの弾道測定器を、
ボールの後方に設置し、ボタンを一つ押すだけで、

あなたのスイングを自動ですべて記録し、
瞬時にスイングを分析、データ化します。

さらに、練習場だけしか使用できない。と
思われる弾道測定器ですが、

この「Approach R10」には、
ゴルフシュミレータを搭載しているので、

あなたは自宅にいながら、
この「Approach R10」で世界中のゴルフ場で
ゴルフを楽しむことが出来るのです。
ゴルファー心をくすぐる一台、
あなたのゴルフの最高の相棒になるでしょう。

詳細はこちら…

https://g-live.info/click/r10_hs2206/


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

【ビデオ】250yに必要な脚の動きはコレだけ

2022.06.12
ohmori

From:大森睦弘
神戸の自宅より、、、

こんにちは、大森睦弘です。
 

さて、今回は
 

 「250yに必要な脚の動きはコレだけ」
 

というお話をさせていただきます(ビデオ&おまけあり)。
 

ドライバーで250y飛ばすまでなら、
正しく無駄なく体やシャフトを使えば
基本的には特別な体力は必要ありません。

じゃあ、必要なものは何かというと。。。

(続きはビデオにて)

250yに必要な脚の動きはコレだけ


パソコンでご覧頂いている方は、字幕を出して見られるようになりました。
動画の下部にある字幕アイコンまたは)をクリックすると表示をオンにすることができます。字幕をオフにするには、[字幕] アイコンをクリックし、[字幕をオフにする] または[なし] をクリックします。

 

(おまけ付き)
今回のメールマガジンの内容をPDFでもご覧になれます。
こちらからクリックしてダウンロードして下さい。

https://g-live.info/click/omrpdf220612/

※印刷してファイルなさる方にはこちらが便利です。

ラクに飛距離を出すために

そして、手打ちではなく脚を使いましょうと言われても、
その脚の使い方が悪いままでは飛距離は伸びません。

そこで、この楽に飛距離を出すための脚の使い方を習得する、
簡単なイメージとそれを実現するドリルがありますから
見てみましょう。

たったコレだけドリル

まずは、どんなドリルをやれば良いかをお伝えします。

それは、サンド・ウェッジで15y程度
キャリーさせるぐらいのショット(SW15yC)で、
次のことを強く意識するだけです。

バックスイングでは、右股関節に右腰を引っ掛けて
全身をぶら下げるイメージにします。

当然、左脚の股関節から先の神経をプッツンと切るようにして、
左脚などの重さを使って腰を右に回転させます。

そして、腰の高さ程度のトップに向かう切り返しを含む
ダウンスイング序盤で、右脚の地面を踏む圧力をゼロにしながら
両腿をキュっと締めます。

この2つの動きを最初はバックスイングだけ意識して、
次にダウンスイングだけ意識してSW15yCをやってみましょう。

私のコーチングで実際にこのドリルをやっていただくと、
ダフりにくくしかもインパクトでフェースにボールが乗る
驚きの効果を実感していただいています。

私も最初は半信半疑でやってみたのですが、
こんな簡単なことで劇的に
インパクトの質が変化することに驚きました。

両腿をキュッと締める理由

そして、切り返しで両腿を内側へキュッと締めることは、
多くのゴルファーの悪い脚の使い方を
劇的に改善することに貢献します。

ひとつは、股関節は骨盤に対して横からLの字の形でついているので、
脚を伸ばす力だけでは横倒れして
効率よく地面を踏めないことへの対処になります。

内転筋群を締めることで、
特に左脚の横倒れを防止してしっかり地面を踏めます。

両腿を内側へキュッと締めるもうひとつの理由は、
ダウンスイングで腰を回そうとすると右脚を自ら出そうとする力で蹴って
右膝がボール方向へ出る右膝外回りを防止することです。

右膝外回りでは、腰を水平に回転させようとしてしまい、
それまでの上半身の前傾角度を崩されます。

そうなると、腰から上の体幹を右に曲げるなどの
前傾維持のための余計な動きが必要になって、
体への負担増のみならずスイングは難しくなります。

さらに、右脚で蹴ろうとすると、まずは右脚を地面に対して
圧力をかけられるようにしようとします。

それは、ダウンスイング序盤での、
右サイドに落下する動きを誘発します。

そうなると、左サイドに落下して、
左脚で体の落下を支えようとする体重の10倍ともなる
大きな力を利用できません。

そして、右膝外回りでは、
トップからいきなり手元がボール方向へ出ることで、
インパクトの面から手元が浮くことになります。

そうなると、インパクト近辺でのヘッドスピードが速くなってから
手元をインパクト面に乗せる難しい動きが必要で、
軌道はスライスを誘発するカット軌道になりやすくなります。

右脚の力を抜くことでダウンスイングでの軌道はインサイド寄りになって、
スライス撲滅方向になるばかりか体はしなりやすく
強いボールを打つことができるようになります。

右脚の圧は素早く抜く

特に飛ばしたいと思うなら切り返しで
右脚の力をできるだけ素早く抜こうとしてみると、
左脚はより強く地面を蹴っている自分を発見できます。

左脚は自ら出そうとする力で蹴っている感じではなく、
知らないうちに蹴らされています。

そして、バックスイングで力を抜いた左脚は、
切り返しで右脚の力を抜かれて左脚で地面を支えなければならなくなると
素早く正確に地面を捉えてくれます。

自ら意識的に入れた力は0.4秒はゼロにならないので、
左脚の余計な力を使っているほど地面を捉えるタイミングでの
正しい動作に遅れが発生します。

また、パワーの右脚としての正しい使い方は
自ら出そうとする力で蹴るのではなく、
腕とクラブが左に振られる反作用を100%受け止めることです。

そのために、切り返しで右脚の力を抜いておくことで、
右脚は押された力を無駄なく素早く素直に押し返すことができます。

バックスイング開始で左脚、切り返しで右脚の力をゼロにしてみましょう。

本気で信じて動くなら、絶対に驚きの結果がやってきます。

SW15yCで効果を実感できたら、
50yぐらい飛ばすショットでもやってみましょう。

そして、ドライバーショットでもやってみましょう。

ドライバーでそんなにがんばらなくても、
楽に強くヒットできることが実感できます。

このドリルを考えた経緯

切り返しからダウンスイング序盤で右脚の力まで抜くことを思いついたのは、
歩いたり階段をおりるときの脚への力の大きさを聞いたことがきっかけです。

階段のくだりではなんと体重の8〜10倍の力が、
ほんの一瞬とはいえ落下する体を支える姿勢制御の力として
誰にでも発生しています。

これは、短いとはいえダウンスイングの平均0.3秒の中の、
インパクト近辺の0.1秒の間の平均にしたとしても体重の数倍にはなります。

そこで、インパクトに向かって遠心力に対応するために
頭を振り出し後方へ押し込むことで体重を抜くことが、
この衝撃力を左脚の蹴りに使えると閃いたのです。

そして、遠心力に対応しながら手元とクラブが左に抜けていくスペースを
つくろうとするだけで、左脚の想像を絶する蹴りの力を
正しい方向へ導いて腰を鋭くターンさせてくれます。

真っ直ぐに立って片足を浮かすと

ところで、真っ直ぐに立って右足を浮かせてくださいというと、
誰でもハイと言って簡単に右脚を地面から持ちあげることができます。

ここには、ヒトの姿勢制御のものすごい仕組みが関係しています。

このときの動きを詳しく見てみると、
ダウンスイングでの右脚の力を抜く効果が納得できます。

では、右足を浮かせるときには、
どんな動きを自動的にやっているのでしょうか。

右足を浮かそうとすると、まずは左脚で体を支えやすいポジションに
全身を持っていこうとします。

まさに、左脚一本で立てるポジションに入ることが、
自動的にはじまります。

そして、その体勢に入ってから右脚を曲げて、
右の足裏を地面から浮かせます。

ゴルフの動きでは

これをゴルフのトップの体勢からやってみると、
どんな動きになるでしょうか。

トップでは腰から上の体幹を背骨を中心にして右にターンさせているので、
背骨の前側の重い内臓や両腕などが右に向いています。

そのため、右脚に多くの重量が乗ってきています。

その状態から右脚で地面を支えないようにしようとしたら、
どうなるでしょうか。

真っ直ぐに立って右足を浮かそうとしたときと同じで、
左脚で地面を支えようとして
重さがかかっていない左脚に向かって落下しようとします。

そして、左脚一本で体を支えることができる体勢に入ろうとします。

右脚の力を抜けば左脚では落下する体を支えるための
姿勢制御システムが発動され、落下を止めるために
左脚には体重の何倍もの力が発生します。

ここで、両腿の内側をキュッと締めて
左脚が横にぐらつかないようにすれば、
さらに左脚はしっかり地面を踏んでくれます。

ゴルフの切り返しでは

そして、ゴルフのトップへ向かう切り返しでは、
グリップエンドの動きに対して下半身を真逆の方向へ動かすことで
その間に挟まれた上半身がしなりを強めてくれます。

そのため、下半身の先行動作として、
左サイドを低くする動きを意識することが有効です。

その動作を右脚の地面への圧力を抜くことで
自動的に行うことができます。

そして、左脚で体の落下を支えようとすることで、
スタンスの幅を肩幅ぐらいまで広げていたなら、
そこには体重の10倍ぐらいの力がかかります。

そのタイミングで、遠心力に耐えるように
上半身を右に倒すように落下させて重さを抜きます。

そうすると、左脚は体を支えることから少し解放されて、
体重の2倍ぐらいの力を体の回転に使うことができます。

これらのことも意識しながら切り返しで右脚の力を抜くという、
ある意味、真逆とも言える動作の驚きの効果を実感してみましょう。

「伸張短縮サイクル」を発生させる

ところで、着地で体の落下を止めようとして
脚が曲げさせられる力に耐えようとすると「伸張短縮サイクル」という
最高にパフォーマンスを出せる仕組みが発動されます。

「伸張短縮サイクル」とは誰にでも備わった
想像を絶するパワーを出す複数の仕組みが掛け合わさった
筋肉と神経と腱の仕組みです。

歩いたり階段の下りなどで落下する体を支えるなどで体重の10倍ともなる
大きな力を発揮して、姿勢制御を普段から自然におこなうのも
「伸張短縮サイクル」です。

落下によるパワーを得る仕組みをガッテンできるためにも、
「伸張短縮サイクル」を構成する仕組みをひとつずつ見てみましょう。

ここで、筋肉が力を発揮する状態は2つに分類できます。

ひとつは筋肉が伸ばされながら収縮しようとする
「伸張性収縮」です。

もうひとつは筋肉が短くなりながら収縮しようとする
「短縮性収縮」です。

そして、「伸張性収縮」では「短縮性収縮」に比べて
2倍以上の力を出せ、しかも動きの速度が速いほど
その差は大きくなります。

また、伸ばされた筋肉は脊髄反射で勝手に収縮させられ、
これを「伸張反射」と言います。

通常の意識的に体を動かす場合は脳からの指令による
「短縮性収縮」になります。

ところが、脳では限界までの力を発揮させない
リミッターがかかっています。

しかし、「伸張反射」では脳を介さない脊髄反射なので、
脳からの信号よりも反応も速くリミッターもかかりません。

そして、外からの力で伸ばされた筋肉は
「伸張反射」で収縮しようとする「伸張性収縮」となって、
まさに限界までの力を発揮できます。

また、「短縮性収縮」ではしっかり伸ばせない筋肉と
骨格を接続している硬い腱までも、
「伸張反射」での「伸張性収縮」によって大きく伸ばされます。

そうやってしっかり伸ばされた筋肉と腱には、
ゴムを伸ばすようにしなりとしてのエネルギーが溜められます。

それが一気にしなり戻ることで、まさに想像を絶する
体重の10倍ともなる爆発的な力を発揮できるのが
「伸張短縮サイクル」です。

着地で体の落下を止めようとして脚が曲げさせられる瞬間、
この「伸張短縮サイクル」で脚は想像を絶する
大きな伸ばす力を発揮しています。

股関節が曲げさせられることで、
お尻の大きな筋肉である大臀筋は伸ばされながら収縮しようとして、
そこに「伸張短縮サイクル」が発生します。

結果として、落下を止める短い時間ですが、
大臀筋は爆発的な力を発揮して脚を伸ばすことになります。

このパワーを使い切れるための脚の動きを意識的に実行して、
楽々250yをゲットしましょう。
 

では、また。
 

<本日のオススメ>

 「単なる練習だけではすぐに
  結果を出すのは厳しいと思っていました…」

しかし、この方法を知ると
実にシンプルで合理的な方法で

 「今までの迷いは一体、何だったんだろう…?」

と、目からウロコが剥がれたような感じです。

ラウンド中も迷うこと無くスイングできるようになり、
結果、2ラウンド目で90を出すことが出来ました。

その方法とは?

詳細はコチラをクリック

期間限定の特別価格&特典付き
 

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

顔の向きで体のロックを外す?!

2022.06.11
服部hattori

From:服部コースケ
沖縄の自宅より、、、

おはようございます。
服部コースケです。

「スイング中、頭を動かさない」と
聞いたことはありますか?

ゴルフをされている方は1度は
言われたことや、聞いたことがあると思います。

アマチュアゴルファーの中には
その教えを忠実に守り、

アドレスからインパクトまで
ボールを見過ぎてしまい、

スムーズなスイングの妨げに
なっていることがよくあります。

その結果、
体が回らなくなってきてしまい
飛距離を大幅にロスしてしまっている人が多くいます。

肩や胴体が右を向いていくのに
顔の向きだけを変えない。

このようなスイングをしていると、
体の硬い人ほどスムーズに体を回転させることができず、

無理に体をねじろうとするので、
トップでは起き上がった状態になってしまいます。

「頭を動かすな」の正しい意味

では、「頭を動かさない」というのは
いったいどういう意味なのか?

元々、「頭を動かさない」というのは、
地面から頭までを結ぶ垂直の軸作りという意味で、

その軸を中心にスイングする
という考えに基づいています。

それを、

「スイング中、ボールを見なければいけない」

「頭を動かしてはいけない」

と認識してしまい、
顔の向きをまったく変えずに正面からボールを見て、
バックスイングをしている人が意外と多いんです。

しかし、それでは体の柔らかい人でも肩は十分に回りません。

思い切って顔の向きを
動かしてみよう

顔の向きを固定しすぎると、
よっぽど体の可動域がある方以外は、
体の回転不足になる傾向があります。

そんな方は思い切って顔の向きを
スイング中、左右に動かしてみましょう。

目線もなんとなくボール付近を
ぼーっと見て、固定しないようにしてみてください。

首の可動域のロックによって
体の回転もロックがかかりやすく
顔の向きを変えるとスムーズに回転していきます!

体の硬い男性などには特におすすめです。

本日も最後までご購読いただきありがとうございました。

服部コースケ



<本日のオススメ>

ゴルフ場は距離を狂わせる罠だらけ?!

ゴルフ場はコース設計家と
呼ばれる方が設計していますが、

その設計には人間の錯覚を利用する
工夫が散りばめられているのです。

正確なコース情報を手に入れられるかどうかは
言うまでもなくスコアに大きく関係しますし、

「距離」というゴルフにおける最も重要な
情報を持っているかどうかで変わってきます。

そこで、十分な性能を持ったゴルフスコープが
ついに開発されました。

『PIN STRIKER – ピンストライカー – 』

100台限定でのご案内になりますので、
気になる方はお早めにチェックしてみてくださいね。

詳細はコチラ
※100台限定 特別特典付き

  • このエントリーをはてなブックマークに追加